JP2533494Y2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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JP2533494Y2
JP2533494Y2 JP1990078785U JP7878590U JP2533494Y2 JP 2533494 Y2 JP2533494 Y2 JP 2533494Y2 JP 1990078785 U JP1990078785 U JP 1990078785U JP 7878590 U JP7878590 U JP 7878590U JP 2533494 Y2 JP2533494 Y2 JP 2533494Y2
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JP
Japan
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carpet
recess
floor
wooden
floor material
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JP1990078785U
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JPH0436041U (ja
Inventor
守男 林
成人 川畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、室内の床面を形成するための床材に関する
ものである。
【従来の技術】
床材としては、木質板で形成されるものが一般的であ
り、またこの上にカーペットを敷くこともなされてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、木質板で形成した床材で床面を形成した場
合、冬場は寒い感じがすると共に表面が硬く滑り易くて
危険であるという問題がある。またカーペットを敷いて
床面を形成した場合には、夏場は暑苦しい感じがすると
共にカーペットはダニが発生し易くまた汚れ易いという
問題がある。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、冬場
に寒い感じがしたり夏場に暑苦しい感じがすることを低
減することができ、しかも滑りにくくできると共にカー
ペットの洗浄が容易な床材を提供することを目的とする
ものである。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る床材は、木質の床板1の表面に複数箇所
において落とし込み凹部2を形成し、この落とし込み凹
部2に落とし込み凹部2の平面寸法とほぼ同寸法に形成
したカーペット3を脱着自在にはめ込んで取り付けて成
ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、床材Aの表面は床板1の木質面と
カーペット3とで形成されることになり、カーペット3
によって冬場に寒い感じがすることを低減できると共に
木質面で夏場に暑苦しい感じがすることを低減できる。
また床材Aの表面にカーペット3が部分的に存在するた
めに滑ることを防ぐことができると共に、カーペット3
は脱着自在であるために容易に洗浄することができ、ダ
ニが発生したり汚れたりすることを防ぐことができる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 床板1は厚み6.0mm〜15.0mm(通常は12.0mm)の厚み
の合板等を基板6として作成されるものであり、第2図
の実施例では基板6の表面に表面板7を貼り付けて床板
1を形成するようにしてある。表面板7は合板等の厚み
2.5mm〜6.0mmの基材8の表面に厚み0.25mm〜3.0mmの木
質単板9を加熱接着すると共に端縁の表面部に45°以上
の角度で面取り10を加工することによって一辺が1尺〜
1.5尺の大きさの正方形に作成されるものであり、そし
て基板6の表面にこの表面板7を第1図に示すように一
松模様状に配置してホットプレスあるいはコールドプレ
スで接着し、さらにアミノアルキッド系塗料やウレタン
系塗料などでカラーリング塗装を施すことによって、床
板1を作成するようにしてある。このように基板6に表
面板7を貼り付けることによって、床板1の表面には表
面板7間において落とし込み凹部2が形成されることに
なる。図の実施例では落とし込み凹部2は一辺が1尺〜
1.5尺の大きさの正方形に形成されるものである。 そしてこの落とし込み凹部2にカーペット3を落とし
込んではめることによって、本考案に係る床材Aを得る
ことができるものである。カーペット3はその平面の形
状寸法を落とし込み凹部2の平面形状寸法とほぼ等しく
形成されるものである。またカーペット3の厚み寸法は
落とし込み凹部2の深さ寸法より2〜3mm程度大きくな
るように設定してあり、床板1の表面よりカーペット3
の表面が若干高くなるようにして、歩行等の際にカーペ
ット3が圧縮されたときに、カーペット3の表面と床板
1の表面とが面一になるようにしてある。またカーペッ
ト3は落とし込み凹部2に単に載置するだけでもよい
が、粘着テープや面状ファスナー(いわゆるベルクロフ
ァスナーやマジックテープ等と通称されているもの)な
どで仮固定して、カーペット3が容易に落とし込み凹部
2内から剥がれないようにしてもよい。いずれにしても
カーペット3は落とし込み凹部2から容易に取り外すこ
とができるようにしてある。 上記のようにして、床板1の表面板7からなる木質面
11とカーペット3とで表面が構成される床材Aを得るこ
とができ、この床材Aを根太等の床下地の上に並べて敷
設することによって、室内の床面を形成することができ
る。そしてこの床材Aにあって、表面は木質面11とカー
ペット3とで形成されているために、従来にはない新し
いデザインの床面を構成できるのは勿論、カーペット3
によって冬場に寒い感じがすることを低減することがで
きると共に木質面11で夏場に暑苦しい感じがすることを
低減することができる。また床材Aの表面にカーペット
3が部分的に存在するために、歩行する際に滑ることを
防ぐことができ、カーペット3のクッション性で転んで
も怪我をすることがない。さらにカーペット3は落とし
込み凹部2から脱着自在であるために、カーペット3の
洗濯など洗浄を容易にすることができ、ダニがカーペッ
ト3に発生したりカーペットが汚れたりすることを防ぐ
ことができる。尚、床材Aを作成する際に使用する接着
剤にダニ用の殺虫剤を混入しておけば、ダニの対策は一
層確実になる。 第3図は本考案の他の実施例を示すものであり、この
ものでは床板1を基板6の表面に木質単板9を貼って形
成してあり、落とし込み凹部2は基板6の表面部を座ぐ
り加工等して掘ることによって形成してある。その他の
構成は第2図のものと同じである。また、落とし込み凹
部2の形状や配置は上記実施例に限定されるものではな
く、一松模様タイプの他に乱張りタイプのものなど任意
である。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、木質の床板の表面に
複数箇所において落とし込み凹部を形成し、この落とし
込み凹部に落とし込み凹部の平面寸法とほぼ同寸法に形
成したカーペットを脱着自在にはめ込んで取り付けるよ
うにしたので、床材の表面は床板の木質面とカーペット
とで形成されることになり、カーペットによって冬場に
寒い感じがすることを低減できると共に木質面で夏場に
暑苦しい感じがすることを低減でき、また床材の表面に
部分的に存在するカーペットで歩行時に滑ることを防ぐ
ことができると共に、脱着自在なカーペットは容易に洗
浄することができ、ダニが発生したり汚れたりすること
を防ぐことができるものである。しかも床板の表面に落
とし込み凹部を形成することによって、床材へのカーペ
ットの取り付け位置を容易に認識することができ、床材
へのカーペットの取り付けを簡単におこなうことができ
るものである。加えて落とし込み凹部に落とし込み凹部
の平面寸法とほぼ同寸法に形成したカーペットをはめ込
んで取り付けることによって、落とし込み凹部の内周面
にカーペットの外周面を当接させてカーペットを落とし
込み凹部に係止させ易くすることができ、接着剤を用い
てカーペットを落とし込み凹部に固定しなくても歩行に
よるカーペットの位置ずれを防止することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図の
X−X線箇所の拡大断面図、第3図は同上の他の実施例
の拡大断面図である。 1は床板、2は落とし込み凹部、3はカーペットであ
る。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】木質の床板の表面に複数箇所において落と
    し込み凹部を形成し、この落とし込み凹部に落とし込み
    凹部の平面寸法とほぼ同寸法に形成したカーペットを脱
    着自在にはめ込んで取り付けて成る床材。
JP1990078785U 1990-07-25 1990-07-25 床 材 Expired - Lifetime JP2533494Y2 (ja)

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JPH0436041U JPH0436041U (ja) 1992-03-26
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JPS60177242U (ja) * 1984-05-02 1985-11-25 大建工業株式会社

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