JP3485907B2 - 床材および床構造 - Google Patents

床材および床構造

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JP3485907B2 JP2001161649A JP2001161649A JP3485907B2 JP 3485907 B2 JP3485907 B2 JP 3485907B2 JP 2001161649 A JP2001161649 A JP 2001161649A JP 2001161649 A JP2001161649 A JP 2001161649A JP 3485907 B2 JP3485907 B2 JP 3485907B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床材および床構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に床材の一端には雄実、他端には該
雄実に対応する雌実が形成されており、一の床材の雄実
に釘を打ち込むことにより該一の床材を床下地材に固定
した後、該一の床材の雄実に隣接施工すべき他の床材の
雌実を突き合わせて嵌合させ、該他の床材の雄実に釘を
打ち込むことにより該他の床材を床下地材に固定する、
といった一連の作業を繰り返すことによって床材を施工
している。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】ところが、釘の打ち
込み箇所となる雄実上面の領域が狭く、また雄実の斜め
上方から打ち込む必要があるため、釘打ち作業がしにく
いという問題があった。釘打ち箇所がずれると、雄実を
破損させる恐れがある。
【0004】また、何らかの理由で床材を貼り替える場
合には、雄実を壊してその内部に存在する釘を取り外さ
なければならず、作業が面倒であるだけでなく、雄実を
壊された床材を再使用することができず、大量の廃棄物
を生むことになるという大きな問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の問題点を解消することを目的とし、より具体的には、
床材施工が容易であるとともに、一旦施工された床材を
取り外す際に壊さなければならない箇所を最小限に抑え
て廃棄物の量を軽減し、しかも取り外した床材を再利用
可能とすることを目的とする。
【0006】この目的を達成するため、請求項1にかか
る本発明は、基板と、表面に化粧が施されるとともに長
手方向に延長する溝が所定間隔で刻設形成された表面板
とからなり、基板の短手方向両端部において基板表面が
長手方向全長に亘って露出しており、基板短手方向両端
部における露出部の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略
同一となるように、また、長手方向両端に相じゃくり形
状の雄実および雌実が形成されるように長手方向に若干
ずらして、表面板が基板上に積層されてなることを特徴
とする床材である。基板短手方向両端部における基板露
出部は各々が表面板の溝間隔の略1/2の幅寸法を有す
ることが好ましい。
【0007】請求項2にかかる本発明は、基板と、表面
に化粧が施されるとともに長手方向に延長する溝が所定
間隔で刻設形成された複数枚の表面板とからなり、基板
の短手方向両端部において基板表面が長手方向全長に亘
って露出しており、基板短手方向両端部における露出部
の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略同一となり且つ表
面板同士の間には表面板の溝間隔と略同一の幅寸法を有
する基板露出部が形成されるように、また、長手方向両
端に相じゃくり形状の雄実および雌実が形成されるよう
に長手方向に若干ずらして、複数枚の表面板が基板上に
積層されてなることを特徴とする床材である。基板短手
方向両端部における基板露出部は各々が表面板の溝間隔
の略1/2の幅寸法を有することが好ましい。
【0008】請求項3にかかる本発明は、基板と、表面
に化粧が施されるとともに長手方向に延長する溝が所定
間隔で刻設形成された表面板とからなり、基板の短手方
向両端部において基板表面が長手方向全長に亘って露出
しており、基板短手方向両端部における露出部の幅寸法
の合計が表面板の溝間隔と略同一となるように、また、
長手方向両端に相じゃくり形状の雄実および雌実が形成
されるように長手方向に若干ずらして、表面板が基板上
に積層されてなる床材本体を、その端部を突き合わせて
床下地上に敷設し、表面板の溝間隔と略等しい幅寸法を
有するとともに表面板と略等しい長さ寸法を有する化粧
板を、隣接する床材本体の短手方向の突き合わせ端部に
両床材本体に跨って形成されている基板露出部に載置固
定してなることを特徴とする床構造である。基板短手方
向両端部における基板露出部は各々が表面板の溝間隔の
略1/2の幅寸法を有することが好ましい。
【0009】請求項4にかかる本発明は、基板と、表面
に化粧が施されるとともに長手方向に延長する溝が所定
間隔で刻設形成された複数枚の表面板とからなり、基板
の短手方向両端部において基板表面が長手方向全長に亘
って露出しており、基板短手方向両端部における露出部
の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略同一となり且つ表
面板同士の間には表面板の溝間隔と略同一の幅寸法を有
する基板露出部が形成されるように、また、長手方向両
端に相じゃくり形状の雄実および雌実が形成されるよう
に長手方向に若干ずらして、複数枚の表面板が基板上に
積層されてなる床材本体を、その端部を突き合わせて床
下地上に敷設し、表面板の溝間隔と略等しい幅寸法を有
するとともに表面板と略等しい長さ寸法を有する化粧板
を、隣接する床材本体の短手方向の突き合わせ端部に両
床材本体に跨って形成されている基板露出部および各床
材本体の表面板同士の間に形成されている基板露出部に
各々載置固定してなることを特徴とする床構造である。
基板短手方向両端部における基板露出部は各々が表面板
の溝間隔の略1/2の幅寸法を有することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面に基づいて本発明の
実施の形態について説明する。本発明の床材は、図1な
いし図3に示す床材本体と、図4に示す化粧板とから構
成される。
【0011】床材本体1は、表面に化粧が施された表面
板3が基板2上に積層されてなる。基板2および表面板
3としては合板、木質繊維板、パーティクルボード、単
板積層材等の木質材を用いることができる。表面板3の
表面化粧は、突板、化粧紙、化粧合成樹脂シート等の化
粧シート貼りや着色塗装、柄模様印刷等によって行うこ
とができ、さらに任意で表面保護のための有色または無
色の塗装が施される。
【0012】表面板3は基板2よりも幅狭であり、床材
本体1の短手方向両端部において基板2表面が床材本体
1の長手方向全長に亘って露出するよう、表面板3を基
板2上に積層貼着して床材本体1とする。表面板3には
所定間隔で長手方向に延長する複数本の溝4,4が刻設
形成されており、基板露出部5,5は各々が該溝4,4
の間隔の略1/2の幅寸法を有するものとされている。
図示実施形態では表面板2に2本の溝4,4が表面板2
の幅を3等分する位置に形成されており、各基板露出部
5,5はその溝幅の略半分の幅寸法を有している。した
がって、基板2の幅寸法は表面板3の幅寸法の略4/3
である。
【0013】また、図示のように、表面板3の表面側四
周縁には面取りを形成することが好ましく、特に短手方
向両端縁には溝4,4の断面形状の略半分に対応する形
状の面取り8,8を形成しておくことが好ましい(図3
参照)。
【0014】なお、この実施例では基板2と表面板3が
略同一長さ寸法を有しているが、長手方向に若干ずらし
て表面板3を基板2上に積層貼着しているため、図2に
明らかなように、床材本体1の一方の長手方向端部にお
いては表面板3が基板2より突出して相じゃくり形状の
雄実部6を形成し、他方の長手方向端部においては表面
板3が基板2より後退して雌実部7を形成している。
【0015】化粧板9の長さ寸法は表面板3(および基
板2)と略等しく、その幅寸法は表面板3における溝間
隔と略等しい。また、化粧板9の特に短手方向両端縁に
は、表面板3におけると同様、溝4,4の断面形状の略
半分に対応する形状の面取り10,10を形成しておく
ことが好ましい(図4参照)。
【0016】化粧板9の裏面にはあらかじめ両面粘着テ
ープや面ファスナー等の固定手段11を貼着しておくこ
とが好ましい(図4参照)。
【0017】化粧板9の表面化粧は任意であり、突板、
化粧紙、化粧合成樹脂シート等の化粧シート貼りや着色
塗装、柄模様印刷等によって行うことができ、さらに任
意で表面保護のための有色または無色の塗装が施され
る。表面板3における表面化粧の色や柄と同一または近
似させた場合には、後述するように化粧板9を隣接する
2枚の床材本体1,1の表面露出部5,5に跨って載置
したときに表面板3との一体感が表現されて調和のとれ
たものとなり、また、化粧板9の表面化粧を表面板3の
色や柄とは異なるものとした場合には化粧板9の部分で
表面板3とは異なった意匠をアクセント的に強調してデ
ザインフロアのような斬新な意匠性を有する床材を提供
することができる。
【0018】図5は、これら床材本体1および化粧板9
を用いた床構造の一例を示すもので、合板やOSB等の
木質板を床下地12として敷設した上に、床材本体1を
その端部を突き合わせて敷設した後、隣接する床材本体
1,1の短手方向の突き合わせ端部に両床材本体に跨っ
て形成されている基板露出部5,5に化粧板9を載置固
定して床構造を得ている。
【0019】前述のように、表面板3を基板2上に貼着
する際に長手方向に若干ずらして貼着することにより、
床材本体1の長手方向両端には相じゃくり形状の雄実6
および雌実7が形成されているため、これらを嵌合させ
ることによって床材本体1を置敷施工によって敷設する
ことが容易である。床材本体1を床下地12に固定する
には、基板露出部5に固着具13を打ち込んで固定す
る。固着具13としては取り外しが可能なようにビスを
用いることが好ましく、特にその頭部上面が平面になっ
ている皿ビスを用いることが好ましい。あるいは、ビス
13を打ち込んだときにその頭部が基板露出部5に埋没
するよう、あらかじめビス頭部を嵌入させるに十分な深
さのビス穴(図示せず)を基板露出部5のビス打ち込み
箇所に形成しておくことが好ましい。これにより、ビス
13で床材本体1を床下地12に固定した状態において
ビス頭部が基板露出部5から突出していないものとなる
ため、化粧板9を載置したときの浮き上がりを防止する
ことができる。
【0020】ビス13の打ち込みに際しては、その打ち
込み部が水平な基板露出部5であり、上方から垂直に打
ち込むことができるので、その作業が容易である。特
に、後述のように床暖房パネル上に施工する場合は、床
暖房パネルの敷設を行う配管業者などの専門外の作業者
であっても床材敷設作業まで行うことができ、床材敷設
作業について別途大工を手配する必要がなくなるので、
工期短縮および工賃低減に大きく寄与する。
【0021】また、前述のように各基板露出部5は表面
板3における溝間隔の略1/2であるから、隣接して敷
設された床材本体1,1に跨って形成される基板露出部
は溝間隔と略同一の幅寸法を有しており、この部分に、
同じく表面板3における溝間隔と略同一の幅寸法を有す
る化粧板9を嵌合載置することで、本発明の床構造が得
られる(図7参照)。化粧板9は、その裏面に設けた両
面粘着テープや面ファスナー等の固定手段11によって
基板露出部5,5上に固定される。あるいは、各基板露
出部5にあらかじめ両面粘着テープや面ファスナー等の
固定手段(図示せず)を設けておいて、化粧板9を固定
するようにしてもよい。
【0022】好適な実施形態においては、前述のように
各表面板3および各化粧板9の短手方向両端に、表面板
3における溝4の断面形状の略半分に対応する形状の面
取りが形成されているため、化粧板9を基板露出部5,
5上に跨って固定したとき、該化粧板9と突き合わされ
る表面板3との間には、溝4と略同一形状の疑似溝14
が形成されることとなり、特に化粧板9の化粧を表面板
3に同調させた場合には、化粧板9が、表面板3におい
て各溝4によって視覚上区画された長尺方形状のブロッ
ク15(図1)と完全に同調したものとなり、継ぎ目が
目立たず、違和感のない床面を提供することができる。
【0023】部屋の端部においては隣接する床材本体1
が存在しないので、一つの基板露出部5上に化粧板を載
置する必要がある。この場合には化粧板9をカッター等
で半幅に切断して、該基板露出部5上に載置固定する。
【0024】図5に示す床構造では床下地12上に直接
床材本体1を敷設しているが、図6に示すように、床下
地12上に、温水パイプ、コードヒーター等の発熱体1
6が内蔵された床暖房パネル17を敷設し、その上に床
材本体1を敷設した暖房床構造としてもよい。床暖房パ
ネル17上に床材本体1を敷設するときには、ビス13
の打ち込みで温水パイプや配管、コードヒーターや配線
等を破損しないように、その打ち込み箇所を決定する。
【0025】なお、化粧板9を隣接した基板露出部5,
5上に跨って載置する際、図8に示すように化粧板9の
長手方向端部を床材本体1の長手方向端部と揃えて載置
してもよいし、あるいは、図9に示すように化粧板9と
床材本体1の長手方向端部をずらして固定してもよい。
【0026】以上のようにして得られた床構造において
は、床材本体1の固定を取り外し可能なビス13で行う
ことができるので、床材の貼り替えや、図6に示すよう
に暖房床構造として用いられた場合において床暖房パネ
ル17のメンテナンスのために床材本体1を取り外す作
業を容易に行うことができる。
【0027】すなわち、床材本体1の取り外しに際して
は、まず化粧板9を取り外して、基板露出部5を露出さ
せ、この部分に打ち込まれているビス13を取り外せば
よい。化粧板9の全体をきれいに取り外すことが困難で
あれば、ビス13の打ち込み箇所を露出させるために必
要な部分を破壊してもよい。このようにしても、床材本
体1は再使用可能であり、床材全体に示す化粧板9の割
合は比較的小さいので、比較的低コストでの作業が可能
となる。
【0028】既述の実施形態では一枚の基板2上に一枚
の表面板3を貼着して床材本体1としているが、図10
に示すように、一枚の大判状(たとえば3尺×6尺サイ
ズ)の基板2’上に複数枚の表面板3’を貼着して床材
本体1’としてもよい。表面板3’は前述の実施形態に
おける表面板3と同様の構成であってよいが、長手方向
においては突き合わせて配置し、短手方向においては基
板2’の短手方向両端部において表面板3’の溝4’間
隔の略半分の幅寸法の基板露出部5,5を形成するとと
もに、表面板3’,3’間には溝4’間隔と略同一の幅
寸法の基板露出部5’,5’を形成するように、基板
2’上に複数枚の表面板3’を貼着している。
【0029】また、既述の実施形態では、基板2,2’
の短手方向両端部における基板露出部5,5は各々が表
面板3,3’の溝4,4’の間隔の略1/2の幅寸法を
有するものとされているが、これは好ましい実施形態で
はあるものの必ずしも必須の要件ではなく、両端部の基
板露出部5,5の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略同
一となるように表面板3が基板2上に積層されていれば
よい。ただし、各基板露出部5にビス13打ち込みのた
めの十分なスペースを確保する必要があるため、極端に
幅方向にずらした状態で表面板3を基板2上に積層する
ことは好ましくない。
【0030】なお、既述の実施形態では基板2,2’と
は別に表面板3,3’を用意し、基板2,2’上に所定
の配列で表面板3,3’を貼着して床材本体1,1’と
しているが、比較的厚手の木質板の表面を化粧するとと
もに、その一部を切除し、その切除部分を基板露出部
5,5’として床材本体1,1’を構成してもよい。こ
の場合には、切除部以外の凸部が表面板3,3’とな
り、切除部を表面とする台板部分が基板2,2’とな
る。
【0031】また、既述の実施形態では合板やOSB等
の木質板を床下地12としてその上に床材本体1,1’
を敷設しているが、既存の床をそのまま残した状態で床
施工する場合は、該既存の床を床下地として、その上に
床材本体1,1’を敷設する。このような施工方法に用
いられる床材およびこのような施工方法によって構築さ
れる床構造も、本発明の範囲内である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、床材の貼り替えや床暖
房パネルのメンテナンス等のために床材を取り外す際
に、基板露出部上に貼着されている化粧板を取り外して
ビスを緩めるだけで床材全体を取り外すことができるた
め、その下の床下地や床暖房パネルの全面を露出させる
ことができ、床材貼り替えや床暖房パネルのメンテナン
ス等の作業を容易に行うことができる。また、床材取り
外しの際に床材を破損させることがなく、破損が生ずる
としても化粧板部分だけであるため、床材貼り替えや床
暖房パネルのメンテナンス等の作業時に生ずる廃棄物を
減量させ、しかも少なくとも床板本体については再利用
が可能であるため資源の無駄を省くことができる。
【0033】床下地に床材を固定する際にビスを上方か
ら打ち込むことができ、雄実の上部に斜め上方からビス
を打ち込む従来の作業と比べてビスの打ち込みが容易で
あり、作業に熟練していない者や専門外の作業者でも打
ち込みに失敗することなく施工することができる。した
がって、床暖房パネル上に施工する場合は、床暖房パネ
ルの敷設を行う配管業者などの専門外の作業者であって
も床材敷設作業まで行うことができ、床材敷設作業につ
いて別途大工を手配する必要がなくなるので、工期短縮
および工賃低減に大きく寄与する。
【0034】床材本体における基板露出部は表面板にお
ける溝間隔の略1/2とされ、化粧板の幅寸法が該溝間
隔と略同一とされているため、床材本体と化粧板とが別
部材であるにもかかわらず、化粧板を隣接する基板露出
部に跨って載置固定したときには別部材であることが看
取されず、一体感のある外観を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による床材本体の平面図で
ある。
【図2】この床材本体の拡大長手断面図である。
【図3】この床材本体の拡大短手断面図である。
【図4】この床材本体とともに用いる化粧板の短手断面
図である。
【図5】本発明の床構造の一例を示す施工図である。
【図6】本発明の床構造の他の例を示す施工図である。
【図7】本発明の床構造を得るために化粧板を基板露出
部に嵌合載置する作業工程を示す説明図である。
【図8】本発明の床構造における床材本体と化粧板の配
列関係の一例を示す説明図である。
【図9】本発明の床構造における床材本体と化粧板の配
列関係の他の例を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施形態による床材本体の斜視
図である。
【符号の説明】
1,1’ 床材本体 2,2’ 基板 3,3’ 表面板 4,4’ 溝 5,5’ 基板露出部 6 雄実 7 雌実 8 面取り 9 化粧板 10 面取り 11 固定手段 12 床下地 13 ビス 14 疑似溝 15 ブロック 16 発熱体 17 床暖房パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 - 15/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、表面に化粧が施されるとともに長
    手方向に延長する溝が所定間隔で刻設形成された表面板
    とからなり、基板の短手方向両端部において基板表面が
    長手方向全長に亘って露出しており、基板短手方向両端
    部における露出部の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略
    同一となるように、また、長手方向両端に相じゃくり形
    状の雄実および雌実が形成されるように長手方向に若干
    ずらして、表面板が基板上に積層されてなることを特徴
    とする床材。
  2. 【請求項2】基板と、表面に化粧が施されるとともに長
    手方向に延長する溝が所定間隔で刻設形成された複数枚
    の表面板とからなり、基板の短手方向両端部において基
    板表面が長手方向全長に亘って露出しており、基板短手
    方向両端部における露出部の幅寸法の合計が表面板の溝
    間隔と略同一となり且つ表面板同士の間には表面板の溝
    間隔と略同一の幅寸法を有する基板露出部が形成される
    ように、また、長手方向両端に相じゃくり形状の雄実お
    よび雌実が形成されるように長手方向に若干ずらして、
    複数枚の表面板が基板上に積層されてなることを特徴と
    する床材。
  3. 【請求項3】基板と、表面に化粧が施されるとともに長
    手方向に延長する溝が所定間隔で刻設形成された表面板
    とからなり、基板の短手方向両端部において基板表面が
    長手方向全長に亘って露出しており、基板短手方向両端
    部における露出部の幅寸法の合計が表面板の溝間隔と略
    同一となるように、また、長手方向両端に相じゃくり形
    状の雄実および雌実が形成されるように長手方向に若干
    ずらして、表面板が基板上に積層されてなる床材本体
    を、その端部を突き合わせて床下地上に敷設し、表面板
    の溝間隔と略等しい幅寸法を有するとともに表面板と略
    等しい長さ寸法を有する化粧板を、隣接する床材本体の
    短手方向の突き合わせ端部に両床材本体に跨って形成さ
    れている基板露出部に載置固定してなることを特徴とす
    る床構造。
  4. 【請求項4】基板と、表面に化粧が施されるとともに長
    手方向に延長する溝が所定間隔で刻設形成された複数枚
    の表面板とからなり、基板の短手方向両端部において基
    板表面が長手方向全長に亘って露出しており、基板短手
    方向両端部における露出部の幅寸法の合計が表面板の溝
    間隔と略同一となり且つ表面板同士の間には表面板の溝
    間隔と略同一の幅寸法を有する基板露出部が形成される
    ように、また、長手方向両端に相じゃくり形状の雄実お
    よび雌実が形成されるように長手方向に若干ずらして、
    複数枚の表面板が基板上に積層されてなる床材本体を、
    その端部を突き合わせて床下地上に敷設し、表面板の溝
    間隔と略等しい幅寸法を有するとともに表面板と略等し
    い長さ寸法を有する化粧板を、隣接する床材本体の短手
    方向の突き合わせ端部に両床材本体に跨って形成されて
    いる基板露出部および各床材本体の表面板同士の間に形
    成されている基板露出部に各々載置固定してなることを
    特徴とする床構造。
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