JPH068185Y2 - 衛生設備室における側壁パネル - Google Patents

衛生設備室における側壁パネル

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JPH068185Y2
JPH068185Y2 JP12604486U JP12604486U JPH068185Y2 JP H068185 Y2 JPH068185 Y2 JP H068185Y2 JP 12604486 U JP12604486 U JP 12604486U JP 12604486 U JP12604486 U JP 12604486U JP H068185 Y2 JPH068185 Y2 JP H068185Y2
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JP
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side wall
wall panel
decorative board
melamine decorative
edge
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JP12604486U
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JPS6330513U (ja
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義夫 岩本
達雄 猪野
英文 竹内
真 土屋
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Takenaka Corp
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Takenaka Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は衛生設備室における側壁パネルに関するもので
ある。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、衛生設備室における側壁パネルは一般的には金属
板の表面に装飾シートを貼着したものや基台の表面にタ
イルを張設したものである。
これ等の側壁パネルは今日では旧態前とした美感を惹起
させているにすぎず商品価値の高揚をこれ以上期待し難
い。
そこで、本願出願人は質感があること、色彩や模様の種
類が多種あること、手垢や汚れの除去が容易であること
等を理由としてメラミン化粧板に着目し、このメラミン
化粧板を側壁パネルの装飾面に利用すべく検討を加え
た。
しかし乍ら、メラミン化粧板には裏面に黒色のフェノー
ル樹脂板が接着剤にて接合されており、このフェノール
樹脂板が両側から露呈しその部分で色,模様,絵柄が中
断される問題があり、メラミン化粧板がもっている特質
を有効に生かしきれない。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題はメラミン化粧板を装飾面に利用し
ながらも一体感のある側周壁を周設可能にすることにあ
る。
〔技術的課題を達成する為の手段〕
上記技術的課題を達成する為の技術的手段は基板の両側
に底目地構成用の相欠ぎ部を有する小口用縁材を固定す
ると共に基板及び小口用縁材表面にメラミン化粧板を貼
着し、該メラミン化粧板のエッジから前記相欠ぎ部に渉
ってメラミン化粧板表面と同色の被覆材で被覆したこと
である。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用はメラミン化粧板表面と
同色な被覆材でメラミン化粧板のエッジ及び底目地構成
用の相欠ぎ部が被覆されパネル表面全面が同色となる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図中(A)は側壁パネルである。この側壁パネル(A)
は基板(1)、その基板(1)両側に固定された小口用
縁材(3)、基板(1)及び、小口用縁材(3)の表面
に渉って貼着するメラミン化粧板(4)、及び被覆材
(5)、からなる。
基板(1)は硅酸カルシウム板等の所望な材料を用いて
形成した長方形状の下地材(1-1)の裏面を所望な裏打板
(1-2)(例えばメラミン樹脂)で裏打ちしたものであ
る。
小口用縁材(3)はABS樹脂材を下地材(1-1)の両端
面に固定して構成され、その側面には底目地構成用の相
欠ぎ部(2)を形成する。
相欠ぎ部(2)は第2図や第4図に示すように隣接する
側壁パネル(A)(A)の両側端に形成された同様な相
欠ぎ部(2)(2)に相互に係合して3mm程度の底目地
(100)を残して側壁パネル(A)(A)相互が横一列に
並設できるように機能するもので、側壁パネル(A)の
表面側から切欠形成した第1相欠ぎ部(2-1)と、側壁パ
ネル(A)裏面側から切欠形成した第2相欠ぎ部(2-2)
とからなり、底目地(100)空間を残して、相欠ぎ継ぎで
きるように係合する。メラミン化粧板(4)は下地材(1
-1)及び小口用縁材(3)の表面に渉って裏面にフェノ
ール樹脂板(6)を介して接着固定してなり、このメラ
ミン化粧板(4)のエッジ(4′)から前記相欠ぎ部
(2)に渉って被覆材(5)で被覆する。
被覆材(5)は上記メラミン化粧板(4)の表面と同色
のウレタン樹脂液やメラミン樹脂液であり、上記のよう
に、メラミン化粧板(4)のエッジ(4′)から相欠ぎ
部(2)に渉ってコーティングしてメラミン化粧板
(4)の端面,フェノール樹脂板(6)の露呈端面,相
欠ぎ部(2)を全てメラミン化粧板(4)表面と同色化
する。
次に、本実施例における側壁パネル(A)を用いて側周
壁(A′)を周設する場合の接続装置(B)について説
明する。
この接続装置(B)は側壁パネル(A)裏面両側端に固
定された裏打枠(b)と必要に応じてその裏打枠(b
)外面に固定されたジョイント材(b)からなる。
裏打枠(b)は内部を中空とする断面方形なもので、
一面全長に渉ってスリット(7)を開口し、このスリッ
ト(7)を側壁パネル(A)裏面に対して平行状態とな
るように同側壁パネル(A)裏面両側端に固定する。
尚、第2図に示すようにコーナーを構成する側壁パネル
(A)においてはコーナーに近接する一方の裏打枠(b
)を、スリット(7)が同側壁パネル(A)端面と直
線状となるように同側壁パネル(A)裏面両側端に固定
する。
ジョイント材(b)は、隣接する側壁パネル(A)
(A)の前記相欠ぎ部(2)(2)を係合させて横一列
に接続する第1ジョイント材(b-1)と、コーナーに
存在する側壁パネル(A)(A)相互を端面を当接させ
て接続する第2ジョイント材(b-2)とからなる。
第1ジョイント材(b-1)は前記裏打枠(b)外面
にビス(8)等を介して止着する固定片部(9)と、そ
の固定片部(9)から隣接する側壁パネル(A)裏面方
向に平行に延設された延設片部(10)と、その延設片部
(10)先端から側壁パネル(A)の裏面方向で且つ延設
片部(10)に対して鋭角に折曲された弾性係合片部(1
1)と、その弾性係合片部(11)先端に拡開するように
折曲された案内用傾斜片部(12)とで構成する。
延設片部(10)は隣接する側壁パネル(A)の他方側側
端に位置する裏打枠(b)の幅より短く側壁パネル
(A)裏面と平行に延設する。
弾性係合片部(11)は前記のように延設片部(10)先端
から隣接する側壁パネル(A)の裏面方向で且つ延設片
部(10)に対して鋭角に折曲して形成してなり、その折
曲先端に前記案内用傾斜片部(12)を側壁パネル(A)
裏面方向で且つ拡開するように折曲することによってそ
の案内用傾斜片部(12)基端に裏打枠(b)のスリッ
ト(7)縁に係合する係合部(11a)を構成する。
案内用傾斜片部(12)は上記弾性係合片部(11)の係合
部(11a)にスリット(7)縁を弾性的に係合させる為
に裏打枠(b)を案内する為のもので、上記係合部
(11a)から更に拡開するように折曲して形成する。
第2ジョイント材(b-2)は前記のようにコーナーに
存在する側壁パネル(A)(A)相互を端面前縁を近接
させて接続させた際の一方の側壁パネル(A)において
裏打枠(b)に高さ方向適宜間隔をおいて固定するも
ので、裏打枠(b)外面に固定する固定片部(13)
と、その固定片部(13)から裏打枠(b)外側面を経
由して直角に隣接する側壁パネル(A)の他方側に位置
する裏打枠(b)の外面に至る延設片部(14)と、そ
の延設片部(14)に突出形成され前記のように側壁パネ
ル(A)端面と直線状となるスリット(7)を有する前
記裏打枠(b)のそのスリット(7)の遊嵌合する突
起(15)とからなる。
側周壁(A′)を周設する場合には側壁パネル(A)両
端の相欠ぎ部(2)が第1相欠ぎ部(2-1)か,第2相欠
ぎ部(2-2)かによって第1ジョイント材(b-1),第
2ジョイント材(b-2)の有無及びその固定位置が異
なる。
第2図は側周壁(A′)を示している。この第2図にお
いて側周壁(A′)を構成するのに下記の記載する種類
の側壁パネル(A)を用いて組込形成される。両端に
第2相欠ぎ部(2-2)(2-2)を有しジョイント材(b)を
固定していない側壁パネル、両端に第1相欠ぎ部(2-
1)(2-1)を有し且つ裏打枠(b)(b)双方に第1
ジョイント材(b-1)(b-1)を固定した側壁パネ
ル、一方端を第1相欠ぎ部(2-1)、他方端を第2相欠
ぎ部(2-2)とし且つ第1相欠ぎ部(2-1)背後の裏打枠(b
)に第1ジョイント材(b-1)を固定した側壁パネ
ル、コーナーを構成し一方端を無欠部、他方端を第1
相欠ぎ部(2-1)とし且つ無欠部背後の裏打枠(b)に
第2ジョイント材(b-2)を固定し、第1相次ぎ部(2
-1)背後の裏打枠(b)に第1ジョイント材(b-
2)を固定した側壁パネル、コーナーを構成し一方端
を無欠部、他方端を第1相欠ぎ部(2-1)とし、第1ジョ
イント材(b-1)を第1相欠ぎ部(2-1)背後の裏打枠
(b)に固定した側壁パネル。
この側周壁(A′)の利点は側壁パネル(A)に切損や
亀裂が生じた場合にルーム内から側周壁(A′)を分解
できることである。この場合には前記のような側周壁
(A′)構成用の側壁パネル(A)の内、第4図に示す
ように側壁パネル(A)を、隣接する第1ジョイント
材(b-1)の弾性力に抗してルーム内へ強制的に引っ
張って取り除き、隣接する側壁パネル(A)を隣接す
る側壁パネル(A)の第1ジョイント材(b-1)か
ら、強制的に取り外し、後に側壁パネル(A)や側壁
パネル(A)を取り外す。ちなみに第4図において側
壁パネル(A)を取り除く場合には分解を対象とする
一壁面(A-1)に隣接する一壁面(A-2)において側壁
パネル(A)に隣接する側壁パネル(A)を隣接す
る側壁パネル(A)の第1ジョイント材(b-1)
の弾性力に抗して強制的に引張り取り外した後、その側
壁パネル(A)に直角に隣接する一壁面(A-1)の側
壁パネル(A)と側壁パネル(A)を取り外し、最
後に取り外せば良い。
尚、(16)は側壁パネル(A)を立設する為の床廻し縁
である。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように基板の両側に底目地構成用の相欠
ぎ部を有する小口用縁材を固定すると共に基板及び小口
用縁材表面にメラミン化粧板を貼着し、該メラミン化粧
板のエッジから前記相欠ぎ部に渉ってメラミン化粧板表
面と同色の被覆材で被覆したので下記の利点がある。
メラミン化粧板を側壁パネルの装飾面に利用しながらも
フェノール樹脂が表面から露呈せずメラミン化粧板の表
面と同色となる。故にメラミン化粧板を用いながら一体
感のある側周壁を周設できる。
依って、所期の目的を達成てぜきる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案側壁パネルの実施例を示し、第1図は拡大
横断平面図で中間省略して示す、第2図は側壁パネルを
用いて周設した側周壁の横断平面図、第3図は側壁パネ
ルの分解状態を示す拡大斜視図で一部切欠する、第4図
は同状態を示す側周壁の横断平面図で一部切欠して示
す。 尚、図中 (1):基板 (100):底目地 (2)(2-1)(2-2):相欠ぎ部 (3):小口用縁材 (4):メラミン化粧板、(5):被覆材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 竹内 英文 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 土屋 真 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の両側に底目地構成用の相欠ぎ部を有
    する小口用縁材を固定すると共に基板及び小口用縁材表
    面にメラミン化粧板を貼着し、該メラミン化粧板のエッ
    ジから前記相欠ぎ部に渉ってメラミン化粧板表面と同色
    の被覆材で被覆した衛生設備室における側壁パネル。
JP12604486U 1986-08-18 1986-08-18 衛生設備室における側壁パネル Expired - Lifetime JPH068185Y2 (ja)

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JPS6330513U JPS6330513U (ja) 1988-02-27
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JP2986164B2 (ja) * 1989-12-29 1999-12-06 積水化学工業株式会社 建物の界壁

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