JP2533370Y2 - Ccdの固定構造 - Google Patents
Ccdの固定構造Info
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- JP2533370Y2 JP2533370Y2 JP1991007831U JP783191U JP2533370Y2 JP 2533370 Y2 JP2533370 Y2 JP 2533370Y2 JP 1991007831 U JP1991007831 U JP 1991007831U JP 783191 U JP783191 U JP 783191U JP 2533370 Y2 JP2533370 Y2 JP 2533370Y2
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- 239000006059 cover glass Substances 0.000 claims description 8
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 98
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、ビデオカメ
ラ,スチルビデオカメラ等に用いられるCCDの固定構
造に関する。
ラ,スチルビデオカメラ等に用いられるCCDの固定構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD固定する構造のうち、CC
Dを光軸に対して正確に配置する方法としては、下記方
法が用いられている。 CCDを各軸方向に駆動する機構を設け、モニタに絵
出しをしながら調整を行う方法。 位置決めピンを設け、位置合わせを行う方法。 CCDを組み立ての際に、基準位置に手又は治具を用
いて押えつけながら固定する方法。
Dを光軸に対して正確に配置する方法としては、下記方
法が用いられている。 CCDを各軸方向に駆動する機構を設け、モニタに絵
出しをしながら調整を行う方法。 位置決めピンを設け、位置合わせを行う方法。 CCDを組み立ての際に、基準位置に手又は治具を用
いて押えつけながら固定する方法。
【0003】次に図面を用いて上記従来例の第2の例
()を説明する。図9は従来のCCD固定構造の断面
構成図、図10は図9における左側面の部分断面図であ
る。
()を説明する。図9は従来のCCD固定構造の断面
構成図、図10は図9における左側面の部分断面図であ
る。
【0004】図において、CCD枠1には、第1の凹部
2と第2の凹部3とから構成されている段付穴4が形成
されている。このCCD枠1の内部の段部には、2つの
突起5,6が穿設されている。
2と第2の凹部3とから構成されている段付穴4が形成
されている。このCCD枠1の内部の段部には、2つの
突起5,6が穿設されている。
【0005】第2の凹部3には、CCD7が配設されて
いる。このCCD7には、CCD枠1の突起5,6が嵌
入する穴8,9が穿設されている。これら2つの穴のう
ち、穴8の径は、突起5の外径とほとんど公差がないよ
うに設定され、もう一つの穴9の形状は、CCD7の長
手方向に延出する長穴形状となっている。
いる。このCCD7には、CCD枠1の突起5,6が嵌
入する穴8,9が穿設されている。これら2つの穴のう
ち、穴8の径は、突起5の外径とほとんど公差がないよ
うに設定され、もう一つの穴9の形状は、CCD7の長
手方向に延出する長穴形状となっている。
【0006】第1の凹部2には、一方の端部側はOLP
フィルタ(光学的ローパスフィルタ)10を保持し、他
方の端部側はCCD7のカバーガラス11に当接可能な
CCD保持部材12が嵌入されている。尚、このOLP
フィルタ10は、カラー画像を取り扱う場合にモアレや
偽信号を防止するために設けられるもので、モノクロ画
像を取り扱う場合には不要となる。
フィルタ(光学的ローパスフィルタ)10を保持し、他
方の端部側はCCD7のカバーガラス11に当接可能な
CCD保持部材12が嵌入されている。尚、このOLP
フィルタ10は、カラー画像を取り扱う場合にモアレや
偽信号を防止するために設けられるもので、モノクロ画
像を取り扱う場合には不要となる。
【0007】そして、CCD7のカバーガラス11が設
けられる面と反対側の面には、中間部がCCD7に当接
し、両端部がCCD枠1にねじ13,14を用いて取り
付けられる押え板15が設けられている。
けられる面と反対側の面には、中間部がCCD7に当接
し、両端部がCCD枠1にねじ13,14を用いて取り
付けられる押え板15が設けられている。
【0008】このような構成において、CCD7の直交
する平面での位置決め(CCD7と光軸との位置合わ
せ)は、CCD7の穴8,9にCCD枠1の突起5,6
が嵌入することで行われる。
する平面での位置決め(CCD7と光軸との位置合わ
せ)は、CCD7の穴8,9にCCD枠1の突起5,6
が嵌入することで行われる。
【0009】更に、CCD7の光軸に対する直交度(傾
き)はCCD7が押え板15によりCCD保持部材12
の他方の端部に押圧されることにより行われる。
き)はCCD7が押え板15によりCCD保持部材12
の他方の端部に押圧されることにより行われる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の〜
の従来例において、下記のような問題点がある。 工数がかかる CCD7に位置決め用の穴8,9がなければならない 工数がかかる 又、OLPフィルタ10の厚さは、CCD7の画素ピッ
チ(例えば、25万画素と、38万画素)によって決定
される。又、CCDの画素ピッチを変えなくても、CC
Dのカラーフィルタ自体の種類(例えば、モザイクとス
トライプ)が異なると、OLPフィルタの厚さが異な
る。ここで、OLPフィルタの厚さが異なると、結像位
置が異なり(例えば、OLPフィルタの厚さが厚くなる
と、結像位置が後退する)、CCDの取り付け位置もそ
れに合わせて変えなければならない。少々の変更は、レ
ンズの調整で対応ができるが、大幅な変更があると、C
CD枠1を作り替えたり、OLPフィルタにダミーのガ
ラス部材を連結したりしていた。よって、部品点数が多
くなったり、コストアップの要因となったりする問題点
がある。
の従来例において、下記のような問題点がある。 工数がかかる CCD7に位置決め用の穴8,9がなければならない 工数がかかる 又、OLPフィルタ10の厚さは、CCD7の画素ピッ
チ(例えば、25万画素と、38万画素)によって決定
される。又、CCDの画素ピッチを変えなくても、CC
Dのカラーフィルタ自体の種類(例えば、モザイクとス
トライプ)が異なると、OLPフィルタの厚さが異な
る。ここで、OLPフィルタの厚さが異なると、結像位
置が異なり(例えば、OLPフィルタの厚さが厚くなる
と、結像位置が後退する)、CCDの取り付け位置もそ
れに合わせて変えなければならない。少々の変更は、レ
ンズの調整で対応ができるが、大幅な変更があると、C
CD枠1を作り替えたり、OLPフィルタにダミーのガ
ラス部材を連結したりしていた。よって、部品点数が多
くなったり、コストアップの要因となったりする問題点
がある。
【0011】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、工数がかからず、簡単な構成
でCCDの位置合わせを行うことができるCCDの固定
構造を提供することにある。
ので、その第1の目的は、工数がかからず、簡単な構成
でCCDの位置合わせを行うことができるCCDの固定
構造を提供することにある。
【0012】又、本考案の第2の目的は、結像位置の異
なる場合においても対応可能なCCD固定構造を提供す
ることにある。
なる場合においても対応可能なCCD固定構造を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は第1の考案の原理
図である。この図において、21は矩形の凹部22が形
成されたCCD枠である。このCCD枠21の凹部22
には、第1,第2,第3及び第4の壁23,24,2
5,26が形成され、これら4つの壁のうち直交する第
1及び第2の壁23,24には基準面S1,S2が形成
され、凹部22底面には穴27が形成されている。
図である。この図において、21は矩形の凹部22が形
成されたCCD枠である。このCCD枠21の凹部22
には、第1,第2,第3及び第4の壁23,24,2
5,26が形成され、これら4つの壁のうち直交する第
1及び第2の壁23,24には基準面S1,S2が形成
され、凹部22底面には穴27が形成されている。
【0014】CCD枠21の凹部22には、弾性を有す
るCCD保持部材28が嵌合する。このCCD保持部材
28には、CCD枠21の第3及び第4の壁25,26
に対向する第1の壁29及び第2の壁30が形成され、
底面にはCCD枠21の穴27に対向する穴31が形成
されている。
るCCD保持部材28が嵌合する。このCCD保持部材
28には、CCD枠21の第3及び第4の壁25,26
に対向する第1の壁29及び第2の壁30が形成され、
底面にはCCD枠21の穴27に対向する穴31が形成
されている。
【0015】32はCCD保持部材28の底面に形成さ
れた穴31にカバーガラスが対向するように載置される
CCDである。
れた穴31にカバーガラスが対向するように載置される
CCDである。
【0016】33はCCDのカバーガラスが設けられる
面と反対側の面に中間部が当接し、両端部はCCD枠2
1に取り付けられる押え板である。
面と反対側の面に中間部が当接し、両端部はCCD枠2
1に取り付けられる押え板である。
【0017】そして、CCD保持部材28の第1,第2
の壁29,30の幅と高さとのうち少なくともどちらか
一方は、自然状態において下記寸法関係にあるものであ
る。 (a) 壁29,30の幅W1,W2とCCDの縦及び横
T,Yの長さとの和(W1+T,W2+Y)が、CCD
枠21の内法寸法(t,y)よりそれぞれ長い。つま
り、W1+T>t,W2+Y>y (b) 壁29,30の高さHはCCD枠21の内法寸法h
1及びCCDの高さh2よりも高い。つまり、H>h
1,h2である。
の壁29,30の幅と高さとのうち少なくともどちらか
一方は、自然状態において下記寸法関係にあるものであ
る。 (a) 壁29,30の幅W1,W2とCCDの縦及び横
T,Yの長さとの和(W1+T,W2+Y)が、CCD
枠21の内法寸法(t,y)よりそれぞれ長い。つま
り、W1+T>t,W2+Y>y (b) 壁29,30の高さHはCCD枠21の内法寸法h
1及びCCDの高さh2よりも高い。つまり、H>h
1,h2である。
【0018】尚、上記原理図は基準面をCCD枠21に
設けたが、押え板33に設けてもよい。
設けたが、押え板33に設けてもよい。
【0019】第2の考案は、矩形の第1の凹部及び該第
1の凹部よりも大きな第2の凹部より構成される段付凹
部が形成されたCCD枠と、前記第1の凹部に嵌合する
OLPフィルタ保持部材と、該OLPフィルタ保持部材
に保持されるOLPフィルタと、前記第2の凹部に嵌合
するCCD保持部材と、該CCD保持部材に保持される
CCDと、中間部が前記CCDに当接し、両端部が前記
CCD枠に取り付けられる押え板とを有し、少なくとも
前記押え板の一方の面の中間部は、両端部に対して段が
形成されているものである。
1の凹部よりも大きな第2の凹部より構成される段付凹
部が形成されたCCD枠と、前記第1の凹部に嵌合する
OLPフィルタ保持部材と、該OLPフィルタ保持部材
に保持されるOLPフィルタと、前記第2の凹部に嵌合
するCCD保持部材と、該CCD保持部材に保持される
CCDと、中間部が前記CCDに当接し、両端部が前記
CCD枠に取り付けられる押え板とを有し、少なくとも
前記押え板の一方の面の中間部は、両端部に対して段が
形成されているものである。
【0020】
【作用】第1の考案のCCD固定構造において、組み付
けると、CCD保持部材28の第1及び第2の壁29,
30が弾性変形し、CCD32をCCD枠21の基準面
S1,S2に当接させ、CCD32の光軸に直交する平
面上での位置決めが行われる。
けると、CCD保持部材28の第1及び第2の壁29,
30が弾性変形し、CCD32をCCD枠21の基準面
S1,S2に当接させ、CCD32の光軸に直交する平
面上での位置決めが行われる。
【0021】第2の考案のCCD固定構造においては、
押え板の中間部は少なくとも一方の面は両端部に対して
段が形成されているので、押え板の裏表を使い分けるこ
とにより、CCDの光軸に対する位置が変わり、異なる
結像位置に対して対応する。
押え板の中間部は少なくとも一方の面は両端部に対して
段が形成されているので、押え板の裏表を使い分けるこ
とにより、CCDの光軸に対する位置が変わり、異なる
結像位置に対して対応する。
【0022】
【実施例】次に図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図2は本考案の第1の実施例を説明する断面構成
図、図3は図2における底面図、図4は図2におけるC
CD保持部材の平面図、図5は図4におけるA−A断面
図、図6は本考案の第2の実施例を説明する断面構成図
であり、左半分と右半分とはCCDの画素数が異なって
いる図、図7は図6における押え板の平面図、図8は図
7におけるB−B断面図である。
る。図2は本考案の第1の実施例を説明する断面構成
図、図3は図2における底面図、図4は図2におけるC
CD保持部材の平面図、図5は図4におけるA−A断面
図、図6は本考案の第2の実施例を説明する断面構成図
であり、左半分と右半分とはCCDの画素数が異なって
いる図、図7は図6における押え板の平面図、図8は図
7におけるB−B断面図である。
【0023】先ず、図2乃至図5を用いて本考案の第1
の実施例を説明する。51は矩形の凹部52が形成され
たCCD枠である。このCCD枠51の凹部52には、
第1,第2,第3及び第4の壁53,54,55,56
が形成され、これら4つの壁のうち直交する第1及び第
2の壁53,54には凹部52内に突出する基準面S
1,S2が形成され、更に、凹部52底面には穴57が
形成されている。
の実施例を説明する。51は矩形の凹部52が形成され
たCCD枠である。このCCD枠51の凹部52には、
第1,第2,第3及び第4の壁53,54,55,56
が形成され、これら4つの壁のうち直交する第1及び第
2の壁53,54には凹部52内に突出する基準面S
1,S2が形成され、更に、凹部52底面には穴57が
形成されている。
【0024】CCD枠51の凹部52には、弾性を有す
るCCD保持部材58が嵌合する。(本実施例では、シ
リコンゴムを用いている。)このCCD保持部材58に
は、CCD枠51の第3及び第4の壁55,56に対向
する第1の壁59及び第2の壁60が形成され、底面に
はCCD枠51の穴57に対向する穴61が形成されて
いる。
るCCD保持部材58が嵌合する。(本実施例では、シ
リコンゴムを用いている。)このCCD保持部材58に
は、CCD枠51の第3及び第4の壁55,56に対向
する第1の壁59及び第2の壁60が形成され、底面に
はCCD枠51の穴57に対向する穴61が形成されて
いる。
【0025】62はCCD保持部材58の底面に形成さ
れた穴61にカバーガラス63が対向するように載置さ
れるCCDである。
れた穴61にカバーガラス63が対向するように載置さ
れるCCDである。
【0026】64はCCD62のカバーガラス63が設
けられる面と反対側の面に中間部が当接し、両端部はC
CD枠51にねじ65,66を用いて取り付けられる押
え板である。
けられる面と反対側の面に中間部が当接し、両端部はC
CD枠51にねじ65,66を用いて取り付けられる押
え板である。
【0027】CCD枠51には、ねじ67,68を用い
てレンズ鏡胴69が取り付けられている。このレンズ鏡
胴69内には、レンズ70が配設されている。
てレンズ鏡胴69が取り付けられている。このレンズ鏡
胴69内には、レンズ70が配設されている。
【0028】そして、本実施例では、CCD保持部材5
8の第1,第2の壁59,60は自然状態において下記
寸法関係にあるように設定されている。
8の第1,第2の壁59,60は自然状態において下記
寸法関係にあるように設定されている。
【0029】第1及び第2の壁59,60の高さHはC
CD枠21の内法寸法h1及びCCDの高さh2よりも
高い。つまり、H>h1,h2上記構成によれば、CC
D62をCCD保持部材58にセットし、このCCD保
持部材58をCCD枠51に嵌合させると、CCD保持
部材58の第1及び第2の壁59,60の壁の高さが高
いので、これらの壁59,60は高さ方向に圧縮力を受
け、幅方向に湾曲し、この湾曲した部分が、CCD62
を基準面S1,S2へ押圧し、位置合わせを行うことが
できる。
CD枠21の内法寸法h1及びCCDの高さh2よりも
高い。つまり、H>h1,h2上記構成によれば、CC
D62をCCD保持部材58にセットし、このCCD保
持部材58をCCD枠51に嵌合させると、CCD保持
部材58の第1及び第2の壁59,60の壁の高さが高
いので、これらの壁59,60は高さ方向に圧縮力を受
け、幅方向に湾曲し、この湾曲した部分が、CCD62
を基準面S1,S2へ押圧し、位置合わせを行うことが
できる。
【0030】よって、従来に比べると、工数が減り、C
CD62に位置合わせ用の穴が不要となる。
CD62に位置合わせ用の穴が不要となる。
【0031】尚、本考案は上記実施例に限るものではな
い。例えば、上記実施例ではCCD保持部材58の第1
及び第2の壁59,60の高さを大きくした例で説明を
行ったが、下記寸法関係であってもよい。
い。例えば、上記実施例ではCCD保持部材58の第1
及び第2の壁59,60の高さを大きくした例で説明を
行ったが、下記寸法関係であってもよい。
【0032】第1及び第2の壁59,60の幅W1,W
2とCCD62の縦及び横T,Yの長さとの和(W1+
T,W2+Y)が、CCD枠51の内法寸法(t,y)
よりそれぞれ長い。つまり、W1+T>t,W2+Y>
yとなるようする。このような寸法にすることでも、上
記実施例と同様に第1及び第2の壁59,60の弾性変
形し、この復元力でもって、CCD62の位置合わせを
行うことができる。
2とCCD62の縦及び横T,Yの長さとの和(W1+
T,W2+Y)が、CCD枠51の内法寸法(t,y)
よりそれぞれ長い。つまり、W1+T>t,W2+Y>
yとなるようする。このような寸法にすることでも、上
記実施例と同様に第1及び第2の壁59,60の弾性変
形し、この復元力でもって、CCD62の位置合わせを
行うことができる。
【0033】更に、CCD保持部材58の第1及び第2
の壁59,60の厚さ及び高さのどちらも大きくしても
よい。
の壁59,60の厚さ及び高さのどちらも大きくしても
よい。
【0034】そして、基準面S1,S2をCCD枠51
に設けたが、押え板64に設けてもよい。
に設けたが、押え板64に設けてもよい。
【0035】又、上記実施例では、CCD62の位置合
わせの場合で説明を行ったが、OLPフィルタの位置合
わせににも適用できることはいうまでもない。
わせの場合で説明を行ったが、OLPフィルタの位置合
わせににも適用できることはいうまでもない。
【0036】次に、図6乃至図8を用いて本考案の第2
の実施例を説明する。尚、図において、第1の実施例と
同一部分には、同一符号を付し、それらの説明は省略す
る。これらの図において、71は厚さが異なるOLPフ
ィルタ72,72′を保持するOLPフィルタ保持部材
である。更に、CCD保持部材58に保持されるCCD
62,62′も画素数が異なっている。
の実施例を説明する。尚、図において、第1の実施例と
同一部分には、同一符号を付し、それらの説明は省略す
る。これらの図において、71は厚さが異なるOLPフ
ィルタ72,72′を保持するOLPフィルタ保持部材
である。更に、CCD保持部材58に保持されるCCD
62,62′も画素数が異なっている。
【0037】そして、CCD62,62′に当接する押
え板73の一方の面の中間部には、両端部に対して段部
74が形成されている。
え板73の一方の面の中間部には、両端部に対して段部
74が形成されている。
【0038】又、75はOLPフィルタ保持部材71で
は、保持できない厚さのOLPフィルタ72′を安定に
保持するためのスペーサである。
は、保持できない厚さのOLPフィルタ72′を安定に
保持するためのスペーサである。
【0039】上記構成によれば、押え板73の表裏を使
い分けることで、CCD62の光軸方向の位置を変える
ことができる。つまり、OLPフィルタの厚さが変わ
り、異なる結像位置に対して対応することができる。
い分けることで、CCD62の光軸方向の位置を変える
ことができる。つまり、OLPフィルタの厚さが変わ
り、異なる結像位置に対して対応することができる。
【0040】尚、本考案は上記実施例に限るものではな
い。上記実施例では、押え板73の一方の面にのみ段部
74を形成した例で説明を行ったが、両面に段部を形成
してもよい。
い。上記実施例では、押え板73の一方の面にのみ段部
74を形成した例で説明を行ったが、両面に段部を形成
してもよい。
【0041】
【考案の効果】以上述べたように請求項1の考案によれ
ば、簡単な構成でCCDの位置合わせを行うことができ
るCCDの固定構造を、請求項2の考案においては、結
像位置の異なる場合においても対応可能なCCD固定構
造をそれぞれ実現することができる。
ば、簡単な構成でCCDの位置合わせを行うことができ
るCCDの固定構造を、請求項2の考案においては、結
像位置の異なる場合においても対応可能なCCD固定構
造をそれぞれ実現することができる。
【図1】第1の考案の原理図である。
【図2】本考案の第1の実施例を説明する断面構成図で
ある。
ある。
【図3】図2における底面図である。
【図4】図2におけるCCD保持部材の平面図である。
【図5】図4におけるA−A断面図である。
【図6】本考案の第2の実施例を説明する断面構成図で
あり、左半分と右半分とはCCDの画素数が異なってい
る図である。
あり、左半分と右半分とはCCDの画素数が異なってい
る図である。
【図7】図6における押え板の平面図である。
【図8】図7におけるB−B断面図である。
【図9】従来のCCD固定構造の断面構成図である。
【図10】図9における左側面の部分断面図である。
21 CCD枠 22 凹部 23 第1の壁 24 第2の壁 25 第3の壁 26 第4の壁 27 穴 28 CCD保持部材 29 第1の壁 30 第2の壁 31 穴 32 CCD 33 押え板 S1,S2 基準面
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形の凹部が形成され、該凹部底面には
穴が形成されたCCD枠と、 該CCD枠の凹部に嵌合し、前記CCD枠の凹部に形成
された第1,第2,第3及び第4の壁のうち直交する第
3及び第4の壁に対向する第1の壁及び第2の壁が形成
され、底面には前記CCD枠の穴に対向する穴が形成さ
れた弾性を有するCCD保持部材と、 該CCD保持部材の底面に形成された穴にカバーガラス
が対向するように載置されたCCDと、 該CCDのカバーガラスが設けられる面と反対側の面に
中間部が当接し、両端部は前記CCD枠に取り付けられ
る押え板とを有し、 前記CCDの基準面を前記CCD枠の第1及び第2の面
及び前記押え板の前記CCD枠の第1及び第2の面近傍
のどちらか一方に設け、 前記CCD保持部材の第1,第2の壁の幅と高さとのう
ち少なくともどちらか一方は、自然状態において下記寸
法関係にあることを特徴とするCCD固定構造。 (a) 壁の幅とCCDの縦及び横の長さとの和が、前記C
CD枠の内法寸法よりそれぞれ長い。 (b) 壁の高さは前記CCD枠の内法寸法及び前記CCD
の高さよりも高い。 - 【請求項2】 矩形の第1の凹部及び該第1の凹部より
も大きな第2の凹部より構成される段付凹部が形成され
たCCD枠と、 前記第1の凹部に嵌合するOLPフィルタ保持部材と、 該OLPフィルタ保持部材に保持されるOLPフィルタ
と、 前記第2の凹部に嵌合するCCD保持部材と、 該CCD保持部材に保持されるCCDと、 中間部が前記CCDに当接し、両端部が前記CCD枠に
取り付けられる押え板とを有し、 少なくとも前記押え板の一方の面の中間部は、両端部に
対して段が形成されていることを特徴とするCCD固定
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007831U JP2533370Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | Ccdの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007831U JP2533370Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | Ccdの固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0574077U JPH0574077U (ja) | 1993-10-08 |
JP2533370Y2 true JP2533370Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=11676546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991007831U Expired - Lifetime JP2533370Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | Ccdの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533370Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP1991007831U patent/JP2533370Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0574077U (ja) | 1993-10-08 |
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