JP2532914Y2 - 冷蔵庫の照明装置 - Google Patents
冷蔵庫の照明装置Info
- Publication number
- JP2532914Y2 JP2532914Y2 JP8929292U JP8929292U JP2532914Y2 JP 2532914 Y2 JP2532914 Y2 JP 2532914Y2 JP 8929292 U JP8929292 U JP 8929292U JP 8929292 U JP8929292 U JP 8929292U JP 2532914 Y2 JP2532914 Y2 JP 2532914Y2
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- Japan
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- refrigerator
- compartment
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫の照明装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に冷蔵室の天井面の近傍
に照明室を配した冷蔵庫の照明装置として下記のような
ものを提案した(実願平4−28476号)。
に照明室を配した冷蔵庫の照明装置として下記のような
ものを提案した(実願平4−28476号)。
【0003】すなわち、図4に示すように庫内灯118
のソケット136は、L字状の本体より突出した嵌合用
突部140と、嵌合用突部140の側部より突出した一
対の抜止め部142とを有している。また、照明室11
6は、相対向する左右両側板126,128と天井板1
50とよりなる。この右側板126には、ソケット13
6の嵌合用突部140が嵌合する円形の取付け口130
と、一対の抜止め部142が嵌合する一対の切欠き部1
32と、回り止め突部134が設けられている。天井板
150は、左右両側板126,128に載置される金属
製の防熱板よりなり、この右側部からは回り止め突片1
52が突出している。また、照明室116の前面は、透
明なカバ―122で覆う。
のソケット136は、L字状の本体より突出した嵌合用
突部140と、嵌合用突部140の側部より突出した一
対の抜止め部142とを有している。また、照明室11
6は、相対向する左右両側板126,128と天井板1
50とよりなる。この右側板126には、ソケット13
6の嵌合用突部140が嵌合する円形の取付け口130
と、一対の抜止め部142が嵌合する一対の切欠き部1
32と、回り止め突部134が設けられている。天井板
150は、左右両側板126,128に載置される金属
製の防熱板よりなり、この右側部からは回り止め突片1
52が突出している。また、照明室116の前面は、透
明なカバ―122で覆う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の照明装置におい
ては、防熱板150を左右両側板126,128に固定
するために、図5に示すように、接着テープ154を使
用している。ところが、布テープ154の接着剤は熱に
弱いため、経時的に接着力が弱るので、防熱板150の
固定信頼性がよくなかった。
ては、防熱板150を左右両側板126,128に固定
するために、図5に示すように、接着テープ154を使
用している。ところが、布テープ154の接着剤は熱に
弱いため、経時的に接着力が弱るので、防熱板150の
固定信頼性がよくなかった。
【0005】また、ソケット136の取付け口130
は、庫内ダクトと一体に成形している。そのため、庫内
ダクトを金型で形成する場合には、型の抜き方向が異な
るのでスライド型の製造方法をとらなければならない。
したがって、金型の費用が高くなった。
は、庫内ダクトと一体に成形している。そのため、庫内
ダクトを金型で形成する場合には、型の抜き方向が異な
るのでスライド型の製造方法をとらなければならない。
したがって、金型の費用が高くなった。
【0006】さらに、ソケット136の取付け部分であ
る右側板126およびその周辺は、合成樹脂よりなるた
め、半扉等で連続通電となった場合に、庫内灯18から
の熱によって変形する恐れがあった。
る右側板126およびその周辺は、合成樹脂よりなるた
め、半扉等で連続通電となった場合に、庫内灯18から
の熱によって変形する恐れがあった。
【0007】そこで本考案は上記問題点に鑑み、庫内灯
からの熱を遮断し、また、その製造が容易な冷蔵庫の照
明装置を提供するものである。
からの熱を遮断し、また、その製造が容易な冷蔵庫の照
明装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1の冷蔵
庫の照明装置は、冷蔵室や冷凍室等の区画室の天井面の
近傍に設けられたものであって、前記区画室の背面に固
定される金属製の固定板と、前記固定板の上端部から前
方へ延設された防熱板と、前記固定板から前方へ設けら
れた取付け板と、前記取付け板に開口した取付け口と、
前記取付け口と係合する係合部を有する庫内灯ソケット
とよりなるものである。
庫の照明装置は、冷蔵室や冷凍室等の区画室の天井面の
近傍に設けられたものであって、前記区画室の背面に固
定される金属製の固定板と、前記固定板の上端部から前
方へ延設された防熱板と、前記固定板から前方へ設けら
れた取付け板と、前記取付け板に開口した取付け口と、
前記取付け口と係合する係合部を有する庫内灯ソケット
とよりなるものである。
【0009】請求項2の冷蔵庫の照明装置は、請求項1
のものにおいて、取付け板が固定板から切起こされたも
のである。
のものにおいて、取付け板が固定板から切起こされたも
のである。
【0010】
【作 用】請求項1の冷蔵庫の照明装置であると、庫内
灯からの熱は、金属製の防熱板によって遮られて、区画
室の天井面に伝わることはない。また、庫内灯のソケッ
トの取付け部分である取付け板も金属製であるため、熱
変形を起こさない。
灯からの熱は、金属製の防熱板によって遮られて、区画
室の天井面に伝わることはない。また、庫内灯のソケッ
トの取付け部分である取付け板も金属製であるため、熱
変形を起こさない。
【0011】さらに、この照明装置を組立てる場合に
は、固定板を区画室の背面に取付けるだけでよいため、
その製造が容易である。
は、固定板を区画室の背面に取付けるだけでよいため、
その製造が容易である。
【0012】請求項2の冷蔵庫の照明装置であると、取
付け板が固定板から切起しによって形成されているた
め、その製造が簡単である。
付け板が固定板から切起しによって形成されているた
め、その製造が簡単である。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1から図3に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0014】符号10は、冷蔵庫のキャビネットであっ
て、内箱と外箱とより形成されている。そしてキャビネ
ット10の最上段は、冷蔵室12となっている。
て、内箱と外箱とより形成されている。そしてキャビネ
ット10の最上段は、冷蔵室12となっている。
【0015】符号14は、冷蔵室12の背面12aの中
央部に設けられたダクトであって、これに設けられた吹
出し口16から冷気が吹き出す。
央部に設けられたダクトであって、これに設けられた吹
出し口16から冷気が吹き出す。
【0016】符号18は、ダクト14の上端部すなわち
冷蔵室12の天井面12b近傍に設けられた照明室であ
る。照明室18には、庫内灯20を支持する支持部材2
2が設けられている。以下、この支持部材22の構造に
ついて説明する。
冷蔵室12の天井面12b近傍に設けられた照明室であ
る。照明室18には、庫内灯20を支持する支持部材2
2が設けられている。以下、この支持部材22の構造に
ついて説明する。
【0017】支持部材22は、アルミ板よりなり、固定
板24と、この上端部より上方に延設された防熱板26
と、固定板24より切起された取付け板28と、防熱板
26の左側部より下方に延設された反射板30とよりな
る。固定板24の右端部には孔32が設けられ、左端部
には切欠部34が設けられている。
板24と、この上端部より上方に延設された防熱板26
と、固定板24より切起された取付け板28と、防熱板
26の左側部より下方に延設された反射板30とよりな
る。固定板24の右端部には孔32が設けられ、左端部
には切欠部34が設けられている。
【0018】取付け板28の中央部には、円形の取付け
口38が開口し、これと連続して一対の切欠部40,4
2が前後に設けられている。また、後方の切欠部42の
上端部には突片44が突出している。前方の切欠部40
の上方には、突起46が設けられている。
口38が開口し、これと連続して一対の切欠部40,4
2が前後に設けられている。また、後方の切欠部42の
上端部には突片44が突出している。前方の切欠部40
の上方には、突起46が設けられている。
【0019】庫内灯20は、L字型のソケット48に固
定されている。ソケット48は、庫内灯20を螺合する
ソケット部48aと、これの側部より突出した横部材4
8bとよりなり、全体としてL字状に屈曲している。ソ
ケット48の横部材48bの右端部には、フランジ部5
0が設けられ、また、横部材48bより嵌合用突部52
が軸方向に突出している。嵌合用突部52の側部より一
対の抜け止め部54,54が突出し、抜け止め部54,
54とフランジ部50との間に空隙が形成される。
定されている。ソケット48は、庫内灯20を螺合する
ソケット部48aと、これの側部より突出した横部材4
8bとよりなり、全体としてL字状に屈曲している。ソ
ケット48の横部材48bの右端部には、フランジ部5
0が設けられ、また、横部材48bより嵌合用突部52
が軸方向に突出している。嵌合用突部52の側部より一
対の抜け止め部54,54が突出し、抜け止め部54,
54とフランジ部50との間に空隙が形成される。
【0020】上記構成の照明室18において、支持部材
22を照明室16に取付け、ソケット48を支持部材2
2へ取付ける場合について説明する。
22を照明室16に取付け、ソケット48を支持部材2
2へ取付ける場合について説明する。
【0021】 支持部材22の固定板24を照明室1
8の背面12aに合わせて、ファスナ36,36をそれ
ぞれ孔32と切欠部34に嵌め込み取付ける。
8の背面12aに合わせて、ファスナ36,36をそれ
ぞれ孔32と切欠部34に嵌め込み取付ける。
【0022】 ソケット48の一対の抜け止め部54
を、一対の切欠部40,42に合わせ、嵌合用突部52
を取付け口38に挿入する。
を、一対の切欠部40,42に合わせ、嵌合用突部52
を取付け口38に挿入する。
【0023】 ソケット48を上方に回動させて、抜
け止め部54が突片44に当たるまで回動させる。抜け
止め部54が突起46を越えるように回動させる。この
場合に、ソケット48は、突片44と突起46とによっ
て挟まれているため、ソケット48の先端部が下方に回
動しない。
け止め部54が突片44に当たるまで回動させる。抜け
止め部54が突起46を越えるように回動させる。この
場合に、ソケット48は、突片44と突起46とによっ
て挟まれているため、ソケット48の先端部が下方に回
動しない。
【0024】 透明なカバー56を照明室18の前面
に被せる。
に被せる。
【0025】上記構成の照明装置であると、庫内灯20
の周辺が合成樹脂でなくアルミ板であるため、半扉等で
庫内灯20が連続通電となっても、熱変形をすることが
なく安全性が保たれる。
の周辺が合成樹脂でなくアルミ板であるため、半扉等で
庫内灯20が連続通電となっても、熱変形をすることが
なく安全性が保たれる。
【0026】ダクト14の上部の構成が簡単なため、コ
ストを低く押えることができ、スライド型の工程も廃止
でき金型の費用の削減となる。
ストを低く押えることができ、スライド型の工程も廃止
でき金型の費用の削減となる。
【0027】従来のように防熱板を布テープで取付ける
ことがないため経時変化がない。
ことがないため経時変化がない。
【0028】ソケット48は、突片44と突起46とに
よって挟まれているため、先端部が下方に回動してカバ
ー56に接触することがない。そのため、カバー56が
庫内灯20の熱によって変形しない。
よって挟まれているため、先端部が下方に回動してカバ
ー56に接触することがない。そのため、カバー56が
庫内灯20の熱によって変形しない。
【0029】庫内灯20は、取付け板28と反射板30
とに挟まれているため、前方のみに光が出て、その照明
効率がよい。
とに挟まれているため、前方のみに光が出て、その照明
効率がよい。
【0030】
【考案の効果】以上により本考案の請求項1の冷蔵庫の
照明装置であると、固定板を区画室の背面に固定すると
ともに、取付け板に庫内灯ソケットを取付けるだけでよ
いので、その製造方法が容易である。また、庫内灯周辺
は全て金属製の板によって覆われているため、熱変形す
ることがなく安全である。
照明装置であると、固定板を区画室の背面に固定すると
ともに、取付け板に庫内灯ソケットを取付けるだけでよ
いので、その製造方法が容易である。また、庫内灯周辺
は全て金属製の板によって覆われているため、熱変形す
ることがなく安全である。
【0031】請求項2の冷蔵庫の照明装置であると取付
け板を固定板から切起しによって形成するため、その製
造方法が容易である。
け板を固定板から切起しによって形成するため、その製
造方法が容易である。
【図1】本考案の一実施例を示す冷蔵室の斜視図であ
る。
る。
【図2】支持部材の分解斜視図である。
【図3】照明装置の縦断面図である。
【図4】従来の照明装置の分解斜視図である。
【図5】同じく照明装置の斜視図である。
10……キャビネット 12……冷蔵室 18……照明室 20……庫内灯 22……支持部材 24……固定板 26……防熱板 28……取付け板 30……反射板 48……ソケット
Claims (2)
- 【請求項1】冷蔵室や冷凍室等の区画室の天井面の近傍
に設けられた冷蔵庫の照明装置であって、 前記区画室の背面に固定される金属製の固定板と、 前記固定板の上端部から前方へ延設された防熱板と、 前記固定板から前方へ設けられた取付け板と、 前記取付け板に開口した取付け口と、 前記取付け口と係合する係合部を有する庫内灯ソケット
とよりなることを特徴とする冷蔵庫の照明装置。 - 【請求項2】取付け板が固定板から切起こされたことを
特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8929292U JP2532914Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 冷蔵庫の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8929292U JP2532914Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 冷蔵庫の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656681U JPH0656681U (ja) | 1994-08-05 |
JP2532914Y2 true JP2532914Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13966618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8929292U Expired - Lifetime JP2532914Y2 (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 冷蔵庫の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532914Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172634B2 (ja) * | 2008-12-09 | 2013-03-27 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP8929292U patent/JP2532914Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656681U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |