JPS592992Y2 - ライセンスリフレクタの取付構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両等のライセンスプレートランプのりフ
レフタ取付構造に関する。

一般に、リフレクタを備えたライセンスプレートランプ
においては、リフレクタはランプハウジングにビスで１
定されている。

本考案は、ライセンスプレートランプのりフレフタの取
付けを簡略化し、ビス等の部品その他取付用付属部品を
不用としたものであり、以下図示の実施例により詳しく
説明する。

図において、１はライセンスリフレクタであり、帯状に
形成されており、両端部にほぼ半筒状の取付部２がそれ
ぞれ形成されている。

取付部２は、−４面に円板２ａが設けられ、その中央に
通孔２ｂが形成され、また取付部の側壁に抜止用の爪片
２Ｃがそれぞれ内側に切り起して形成されている。

ミはハウジング４の内側に突設されたボスであり、中央
部にネジ孔３ａが形成され、レンズ５のボス６を対応さ
せてボスの孔６ａにスクリュー７を挿通し、これをネジ
孔３ａに螺着してレンズ５を取付けられるようにしであ
る。

前記ライセンスリフレクタ１の取付部２は、ハウジング
４のボス３より若干小形に形成され、この取付部２を押
圧してボス３に嵌められるようにしてあり、このとき前
記爪片２Ｃはボス３の側面に少々食い込んで取付部２が
抜けるのを防止できるようになっている。

このようにして、取付部２をボス３に嵌めて前記円板２
ａをボス３の上端面に当接させ、この後、前記レンズ５
のボス６を円板２ａ上に合せてボス６の孔６ａにスクリ
ュー７を差し込み、円板２ａの通孔２ｂからハウジング
４のボス３のネジ孔３ａに螺着すれば、ボス３とボス６
との間に円板２ａを挟着した状態でライセンスプレート
１を固定することかで゛きる。

そして、ライセンスリフレクタ１は電球８の上に位置し
て取付けられ、このリフレクタでの反射光が下方に照射
されてライセンスプレート（図示せず）を照明するよう
になっている。

以上説明したように、この考案はハウジングとレンズと
を一体化する際にリフレクタを組込んで取付けられるよ
うにしたので、従来のようにリフレクタを取付けるため
のボスをハウジングに形成したり、或いは取付用のネジ
、ステー等の付属部品が一切不要となり、コストダウン
が図れると共に組付作業能率を向上させることができ、
その効果はきわめて顕著である。

また、リフレクタの取付部はハウジングのボスに嵌着し
、しかも爪片により抜けが防止される構造となっている
ので、取付状態が堅固であり、電球交換時にレンズを外
しても容易に脱落することがなく、リフレクタの反射面
を十分保護することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例を示す要部破断の分解斜視
図、第２図は取付状態を示す要部の断面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ライセンスリフレクタの両端部にほは゛半筒状の取付部
   を形成し、この取付部の上面に通孔を有する円板を設け
   ると共に、取付部の側壁に抜止用の爪片を設け、ハウジ
   ングの固定用ボスに前記取付部を押圧して嵌め、前記円
   板をボスの上端面に当接させ、かつレンズに形成された
   ボスを円板に合せてこのボスの孔に挿通したスクリュー
   を円板の通孔から前記ハウジングのボスのネジ孔に螺合
   し、このスクリューを締付けて円板を挟着したことを特
   徴とするライセンスリフレクタの取付構造。