JPH0728070Y2 - 自動二輪車の照明器具取付け構造 - Google Patents
自動二輪車の照明器具取付け構造Info
- Publication number
- JPH0728070Y2 JPH0728070Y2 JP7016888U JP7016888U JPH0728070Y2 JP H0728070 Y2 JPH0728070 Y2 JP H0728070Y2 JP 7016888 U JP7016888 U JP 7016888U JP 7016888 U JP7016888 U JP 7016888U JP H0728070 Y2 JPH0728070 Y2 JP H0728070Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting fixture
- mounting structure
- recess
- motorcycle
- lighting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は自動二輪車にヘッドライトやリヤリフレクタ等
の照明器具を取付ける取付け構造に関する。
の照明器具を取付ける取付け構造に関する。
（従来技術） ランプハウジングの開口部を透明なレンズ体で覆った自
動二輪車用のヘッドライト、ウインカー、あるいはリヤ
リフレクタといった照明器具は、通常、レンズ面がフェ
アリングあるいはフェンダーの前面と同一面になるよう
取付け凹部や段部に嵌込まれた上、ネジを用いて取付け
るように構成されている。
動二輪車用のヘッドライト、ウインカー、あるいはリヤ
リフレクタといった照明器具は、通常、レンズ面がフェ
アリングあるいはフェンダーの前面と同一面になるよう
取付け凹部や段部に嵌込まれた上、ネジを用いて取付け
るように構成されている。
ところで、これらのヘッドライト、リヤリフレクタとい
った照明器具は走行上不可欠な機能部品であると同時
に、自動二輪車の外観を決定づける装飾部品としての性
格をも備えているため、これらをネジによって取付ける
と締付けトルクを受けて傾き、取付け凹部の前縁との間
の隙間が巾方向に不揃いになって外観を著しく損なうと
いった不具合が生じる。
った照明器具は走行上不可欠な機能部品であると同時
に、自動二輪車の外観を決定づける装飾部品としての性
格をも備えているため、これらをネジによって取付ける
と締付けトルクを受けて傾き、取付け凹部の前縁との間
の隙間が巾方向に不揃いになって外観を著しく損なうと
いった不具合が生じる。
（考案が解決しようとする課題） 本考案はこのような不具合に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、締付けトルクに影響されること
なく常に正しく装着することのできる新たな照明器具の
取付け構造を提供するものである。
の目的とするところは、締付けトルクに影響されること
なく常に正しく装着することのできる新たな照明器具の
取付け構造を提供するものである。
（課題を解決するための手段） すなわち本考案はこのような課題を解決するための照明
器具取付け構造として、自動二輪車用照明器具の外側面
のうち少なくとも下面に間隙設定用の複数の小凸起を突
設するとともに、この照明器具を車体の風防カバーに凹
設した照明器具取付け凹部に嵌合し、小突起を凹部の該
当面に当接させた状態でネジ止め固定するようにしたも
のである。
器具取付け構造として、自動二輪車用照明器具の外側面
のうち少なくとも下面に間隙設定用の複数の小凸起を突
設するとともに、この照明器具を車体の風防カバーに凹
設した照明器具取付け凹部に嵌合し、小突起を凹部の該
当面に当接させた状態でネジ止め固定するようにしたも
のである。
（実施例） そこで以下に図示した実施例について説明する。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例をなす自動二輪車
用ヘッドライトの取付け構造を示したものであって、図
中符号１は内部をランプ２の取付け空間となした樹脂性
のランプハウジングで、このハウジング１の上下の側面
には、数個の取付けブラケット３、３が一体的に突出形
成されていて、フェアリング10の凹部内方に設けたブラ
ケット11、11にボルト14、14を介して取付けられるよう
に構成されている。
用ヘッドライトの取付け構造を示したものであって、図
中符号１は内部をランプ２の取付け空間となした樹脂性
のランプハウジングで、このハウジング１の上下の側面
には、数個の取付けブラケット３、３が一体的に突出形
成されていて、フェアリング10の凹部内方に設けたブラ
ケット11、11にボルト14、14を介して取付けられるよう
に構成されている。
５、５はガラス等の透明材をもって蓋状に形成されたポ
シションレンズで、この実施例においてはランプハウジ
ング１の前面開口部中央を覆うヘッドライト６とともに
共通のランプハウジング１の前面両側に接着剤をもって
一体的に固着されている。このポジションレンズ５には
また、その下面に複数の小さな間隙設定用凸起７‥‥が
一体的に形成されていて、これらの凸起７‥‥をフェア
リング10の凹部底面12に当接することにより、ヘッドラ
イト６とともにこれらのポジションレンズ５、５の下縁
８とフェアリング10の凹部前縁13との間に均一な間隙が
形成されるように構成されている。
シションレンズで、この実施例においてはランプハウジ
ング１の前面開口部中央を覆うヘッドライト６とともに
共通のランプハウジング１の前面両側に接着剤をもって
一体的に固着されている。このポジションレンズ５には
また、その下面に複数の小さな間隙設定用凸起７‥‥が
一体的に形成されていて、これらの凸起７‥‥をフェア
リング10の凹部底面12に当接することにより、ヘッドラ
イト６とともにこれらのポジションレンズ５、５の下縁
８とフェアリング10の凹部前縁13との間に均一な間隙が
形成されるように構成されている。
なお、図中符号15はハウジング固定用のボルト14と螺合
し合うクリップナットを示しており、また16はフロント
アッパールーバ、17はフロントグリル、18はウインカー
をそれぞれ示している。
し合うクリップナットを示しており、また16はフロント
アッパールーバ、17はフロントグリル、18はウインカー
をそれぞれ示している。
したがって、このように構成された照明器具、つまりレ
ンズ５と一体のハウジング１をフェアリング10の取付け
凹部内に設けたブラケット11にボルト14をもって取付け
ると、照明器具にはボルト14の締付けトルクが作用して
傾むこうとするが、さきにも述べたように、ポジション
レンズ５の下面に設けた複数の間隙設定用凸起７‥‥が
フェアリング10の凹部底面12に当接しているため、照明
器具は傾くことなくその下縁８とフェアリング10の凹部
前縁13との間に一定の間隙を保って正しく取付けられ
る。
ンズ５と一体のハウジング１をフェアリング10の取付け
凹部内に設けたブラケット11にボルト14をもって取付け
ると、照明器具にはボルト14の締付けトルクが作用して
傾むこうとするが、さきにも述べたように、ポジション
レンズ５の下面に設けた複数の間隙設定用凸起７‥‥が
フェアリング10の凹部底面12に当接しているため、照明
器具は傾くことなくその下縁８とフェアリング10の凹部
前縁13との間に一定の間隙を保って正しく取付けられ
る。
第４図乃至第６図はリヤリフレクタに適用した本考案の
他の実施例を示したものであって、図中符号25はリヤリ
フレクタ用ランプハウジング21の前面開口部を覆うよう
に取付けたリフレクタレンズで、この上下の外側面に
は、フェンダー30に設けた取付け凹部の内部上下面32、
32に当接する複数の間隙設定用凸起27‥‥が一体的に突
出形成されている。
他の実施例を示したものであって、図中符号25はリヤリ
フレクタ用ランプハウジング21の前面開口部を覆うよう
に取付けたリフレクタレンズで、この上下の外側面に
は、フェンダー30に設けた取付け凹部の内部上下面32、
32に当接する複数の間隙設定用凸起27‥‥が一体的に突
出形成されている。
この実施例では、ハウジング21とリフレクタレンズ25を
結合一体としたリヤリフレクタをフェンダ30の中央に設
けたテーパー付きの取付け凹部に嵌込んで、ハウジング
21の後方に突設したボス23を凹部後面35に当接させた
上、後方よりボルト34により締付ける。これによりリヤ
リフレクタは締付けトルクを受けて回動しようとする
が、嵌込みの際に凹部の上下面32、32に当接した凸起27
‥‥がリヤリフレクタの回動を抑えてこれを凹部内に正
しく位置させる。
結合一体としたリヤリフレクタをフェンダ30の中央に設
けたテーパー付きの取付け凹部に嵌込んで、ハウジング
21の後方に突設したボス23を凹部後面35に当接させた
上、後方よりボルト34により締付ける。これによりリヤ
リフレクタは締付けトルクを受けて回動しようとする
が、嵌込みの際に凹部の上下面32、32に当接した凸起27
‥‥がリヤリフレクタの回動を抑えてこれを凹部内に正
しく位置させる。
なお以上の実施例では照明器具の間隙設定用凸起７、27
をいずれもレンズ５、25に設けたものであるが、これら
をハウジング１、21に突設するようにしてもよく、ま
た、側面に凸起を設けて隣接する他の照明器具もしくは
カバー部材との間の間隙を一定に保つようにすることも
できる。
をいずれもレンズ５、25に設けたものであるが、これら
をハウジング１、21に突設するようにしてもよく、ま
た、側面に凸起を設けて隣接する他の照明器具もしくは
カバー部材との間の間隙を一定に保つようにすることも
できる。
（効果） 以上述べたように本考案によれば、照明器具本体の側面
のうち少なくとも下面に複数の間隙設定用の小凸起を設
けて、これらを風防カバーに設けた取付け凹部の内面に
当接させるようにしたので、照明器具本体をボルトによ
って取付ける場合に、さほどの注意を払わなくとも凹部
内面に当接する小凸起が器具の回動を抑えて、これらを
隣接する部材との間の間隙を一定に保ち、外観を損なう
ことなく正しく取付けることができる。
のうち少なくとも下面に複数の間隙設定用の小凸起を設
けて、これらを風防カバーに設けた取付け凹部の内面に
当接させるようにしたので、照明器具本体をボルトによ
って取付ける場合に、さほどの注意を払わなくとも凹部
内面に当接する小凸起が器具の回動を抑えて、これらを
隣接する部材との間の間隙を一定に保ち、外観を損なう
ことなく正しく取付けることができる。
第１図は本考案の一実施例をなすヘッドライトの取付け
構造を示す側面図、第２図は同上正面図、第３図は自動
二輪車の前面を示した図、第４図は本考案の他の実施例
をなすリヤリフレクタ取付け構造を示す側面図、第５図
は同上正面図、第６図は自動二輪車の後面を示した図で
ある。 １、21……ランプハウジング ５、25……レンズ ７、27……間隙設定用小凸起 10……フェアリング 10′……フェンダー 11、31……取付け凹部の内面
構造を示す側面図、第２図は同上正面図、第３図は自動
二輪車の前面を示した図、第４図は本考案の他の実施例
をなすリヤリフレクタ取付け構造を示す側面図、第５図
は同上正面図、第６図は自動二輪車の後面を示した図で
ある。 １、21……ランプハウジング ５、25……レンズ ７、27……間隙設定用小凸起 10……フェアリング 10′……フェンダー 11、31……取付け凹部の内面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６２Ｊ 6/04
Claims (5)
- 【請求項１】自動二輪車用照明器具の外側面のうち少な
くとも下面に間隙設定用の複数の小凸起を突設するとと
もに、上記照明器具を車体の風防カバーに凹設した照明
器具取付け凹部に嵌合し、上記小突起を該凹部の該当面
に当接させた状態でネジ止め固定したことを特徴とする
自動二輪車の照明器具取付け構造。 - 【請求項２】上記小凸起を上記照明器具のレンズ体外側
面に突設した請求項１記載の自動二輪車の照明器具取付
け構造。 - 【請求項３】上記小凸起を上記照明器具のハウジング外
側面に突設した請求項１記載の自動二輪車の照明器具取
付け構造。 - 【請求項４】上記照明器具本体がヘッドライトである請
求項１記載の自動二輪車の照明器具取付け構造。 - 【請求項５】上記照明器具本体がリヤリフレクタである
請求項１記載の自動二輪車の照明器具取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7016888U JPH0728070Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 自動二輪車の照明器具取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7016888U JPH0728070Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 自動二輪車の照明器具取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01175981U JPH01175981U (ja) | 1989-12-14 |
| JPH0728070Y2 true JPH0728070Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31295428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7016888U Expired - Lifetime JPH0728070Y2 (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 自動二輪車の照明器具取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728070Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP7016888U patent/JPH0728070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01175981U (ja) | 1989-12-14 |
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