JP2532770Y2 - 農用トラクタにおけるサイドパネル - Google Patents
農用トラクタにおけるサイドパネルInfo
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Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、農用トラクタにおけるサイドパネルに関す
るものである。
るものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 一般に、農用トラクタのなかには、運転座席の外側方
に配されるサイドパネルに作業部姿勢の制御をする姿勢
操作具を配設したものがある。そしてこの様な姿勢操作
具として、作業部高さを必要高さにセツトすると共に耕
深自動制御等の作業自動状態にセツトするための昇降制
御レバー(ポジシヨンレバー)があるが、近時、この昇
降制御レバーの他に、昇降制御レバーが作業自動位置に
セツトされている状態で、この自動制御に優先して作業
部の昇降ができる昇降制御スイツチを設けることが試み
られている。
に配されるサイドパネルに作業部姿勢の制御をする姿勢
操作具を配設したものがある。そしてこの様な姿勢操作
具として、作業部高さを必要高さにセツトすると共に耕
深自動制御等の作業自動状態にセツトするための昇降制
御レバー(ポジシヨンレバー)があるが、近時、この昇
降制御レバーの他に、昇降制御レバーが作業自動位置に
セツトされている状態で、この自動制御に優先して作業
部の昇降ができる昇降制御スイツチを設けることが試み
られている。
しかしながら従来、この昇降制御スイツチは、サイド
パネルの略水平な面上に突出するようにして設けられて
いたので、作業者の手が不用意に接触してスイツチON状
態に切換わる不具合を生じる惧れが有つて信頼性に欠け
る。
パネルの略水平な面上に突出するようにして設けられて
いたので、作業者の手が不用意に接触してスイツチON状
態に切換わる不具合を生じる惧れが有つて信頼性に欠け
る。
そこで、サイドパネルに凹状部を形成し、この凹状部
にはみ出ないよう昇降制御スイツチを配設することが提
唱される。ところが凹状部は、手が入るような広いスペ
ースとしたものでは不用意な接触を回避する観点から好
ましいものではなく、指が漸く入る程度の大きさにする
ことが好ましく、そうすると、昇降制御スイツチを指で
触る場合に、運転席に座するオペレータは凹状部に指を
突つ込むようにしなければならならずどうしても違和感
が有るうえ、狭いスペースでスイツチ操作をしなければ
ならないことになつて操作性が劣るという問題がある。
にはみ出ないよう昇降制御スイツチを配設することが提
唱される。ところが凹状部は、手が入るような広いスペ
ースとしたものでは不用意な接触を回避する観点から好
ましいものではなく、指が漸く入る程度の大きさにする
ことが好ましく、そうすると、昇降制御スイツチを指で
触る場合に、運転席に座するオペレータは凹状部に指を
突つ込むようにしなければならならずどうしても違和感
が有るうえ、狭いスペースでスイツチ操作をしなければ
ならないことになつて操作性が劣るという問題がある。
[課題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一
掃することができる農用トラクタにおけるサイドパネル
を提供することを目的として創案されたものであつて、
運転席外側方に配設されるサイドパネルに、作業部昇降
をするための昇降制御レバーと昇降制御スイツチとを前
後並列状に取付けてなる農用トラクタにおいて、前記サ
イドパネルに、左右方向を向く横リブと、該横リブの外
側端から前方に前後方向に向く前後リブとを突設して、
これら両リブに後方および外側方が囲繞され、内側方に
はリブがない開放状態で、かつ横リブから前方に向けて
前低後高状に傾斜した傾斜面を有する凹状部を形成し、
該傾斜面に、上記昇降制御スイツチを両リブの上面と同
等かこれより低くなるようにして設けたことを特徴とす
るものである。
掃することができる農用トラクタにおけるサイドパネル
を提供することを目的として創案されたものであつて、
運転席外側方に配設されるサイドパネルに、作業部昇降
をするための昇降制御レバーと昇降制御スイツチとを前
後並列状に取付けてなる農用トラクタにおいて、前記サ
イドパネルに、左右方向を向く横リブと、該横リブの外
側端から前方に前後方向に向く前後リブとを突設して、
これら両リブに後方および外側方が囲繞され、内側方に
はリブがない開放状態で、かつ横リブから前方に向けて
前低後高状に傾斜した傾斜面を有する凹状部を形成し、
該傾斜面に、上記昇降制御スイツチを両リブの上面と同
等かこれより低くなるようにして設けたことを特徴とす
るものである。
そして本考案は、この構成によつて、昇降制御スイツ
チの誤作動防止が計れながら、操作性を損なうことがな
いようにしたものである。
チの誤作動防止が計れながら、操作性を損なうことがな
いようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は農用トラクタの走行機体であつて、
該走行機体1における運転席2の一側方(実施例では右
側方)に配設されるフエンダー3に本考案が実施された
サイドパネル6がレバーガイド5と共にパネルアツシー
4として組付けられている。つまり前記フエンダー3は
水平上面部3aから前方下方に円弧状に湾曲して下方が垂
直状になつていて後輪を覆う構成になつているが、その
湾曲部運転席側部が凹溝状段差となつていて、ここにパ
ネル取付け部3bが形成されている。
図面において、1は農用トラクタの走行機体であつて、
該走行機体1における運転席2の一側方(実施例では右
側方)に配設されるフエンダー3に本考案が実施された
サイドパネル6がレバーガイド5と共にパネルアツシー
4として組付けられている。つまり前記フエンダー3は
水平上面部3aから前方下方に円弧状に湾曲して下方が垂
直状になつていて後輪を覆う構成になつているが、その
湾曲部運転席側部が凹溝状段差となつていて、ここにパ
ネル取付け部3bが形成されている。
一方、前記パネルアツシー4を構成しているレバーガ
イド5の前部には動力取出し変速用レバー7の略H型を
したレバーガイド5aが開設され、また後部にはサイドパ
ネル6を取り付けるための開口5bが開設されている。サ
イドパネル6の上面は、前後方向略中央部に左右方向に
向いて横リブ6aが突出形成されていて前後に区画されて
いる。そして横リブ6aの後半部は段差状に低くなつてい
て、各種切換えスイツチや設定器等の設定器類を取付け
る設定器類取付け部6bが形成されている。つまり設定器
類取付け部6bの前半部には、耕耘深さの設定をする耕深
設定器7が左側に、自動制御状態を、切り(OFF)、傾
斜自動、耕深自動、耕深および傾斜自動状態に切換える
ための自動制御切換えスイツチ8が右側にそれぞれ配さ
れている。また設定器類取付け部6bの前後方向中央部に
は、制御モードをロータリ作業機モード、ハロー作業機
モード、その他の作業機モード、さらにチエツクモード
に切換えるためのモード切換えスイツチ9が左側に、作
業機の左右傾斜状態を設定する傾斜設定器10が中央部
に、そして作業機上昇位置を規制する上げ規制設定器11
が右側にそれぞれ配設されている。
イド5の前部には動力取出し変速用レバー7の略H型を
したレバーガイド5aが開設され、また後部にはサイドパ
ネル6を取り付けるための開口5bが開設されている。サ
イドパネル6の上面は、前後方向略中央部に左右方向に
向いて横リブ6aが突出形成されていて前後に区画されて
いる。そして横リブ6aの後半部は段差状に低くなつてい
て、各種切換えスイツチや設定器等の設定器類を取付け
る設定器類取付け部6bが形成されている。つまり設定器
類取付け部6bの前半部には、耕耘深さの設定をする耕深
設定器7が左側に、自動制御状態を、切り(OFF)、傾
斜自動、耕深自動、耕深および傾斜自動状態に切換える
ための自動制御切換えスイツチ8が右側にそれぞれ配さ
れている。また設定器類取付け部6bの前後方向中央部に
は、制御モードをロータリ作業機モード、ハロー作業機
モード、その他の作業機モード、さらにチエツクモード
に切換えるためのモード切換えスイツチ9が左側に、作
業機の左右傾斜状態を設定する傾斜設定器10が中央部
に、そして作業機上昇位置を規制する上げ規制設定器11
が右側にそれぞれ配設されている。
一方、設定器類取付け部6bの後半部には、耕深感度お
よび傾斜感度の各切換えスイツチ12、13、耕深手動の深
浅切換えスイツチ14、リフトアーム手動の上下切換えス
イツチ15がそれぞれ左側から配設されている。そして設
定器類取付け部6bにはこれら設定器類を覆うためのカバ
ーが取り付けられるが、このものでは、前記中央部およ
び後半部に、調整頻度の少ない設定器類の集中配置を
し、そしてこれら設定器類を第一のカバー16で覆う構成
になつている。この第一カバー16は、略形状をしてお
り、そしてその前後両脚部に形成された係止爪16aをサ
イドパネル6に形成した係止爪孔6cに着脱自在に嵌入係
止することで取り付けられるようになつている。一方、
17は第二カバーであつて、該第二カバー17は、上記第一
カバー16と共に、さらに前半部に集中配置した調整頻度
の高い設定器類を覆うものであるが、外側(左側)一側
縁は支軸17aによつてサイドパネル6に開閉揺動自在に
軸着され、内側一側縁に形成した係止爪17bをサイドパ
ネル6に形成した係止爪孔6dに着脱自在に嵌入係止する
ことで開閉自在に取り付けられるようになつている。因
みに実施例では、第一カバー16および第二カバー17は内
部を透視できない樹脂材によつて構成されているが、着
色を変えて区別されている。
よび傾斜感度の各切換えスイツチ12、13、耕深手動の深
浅切換えスイツチ14、リフトアーム手動の上下切換えス
イツチ15がそれぞれ左側から配設されている。そして設
定器類取付け部6bにはこれら設定器類を覆うためのカバ
ーが取り付けられるが、このものでは、前記中央部およ
び後半部に、調整頻度の少ない設定器類の集中配置を
し、そしてこれら設定器類を第一のカバー16で覆う構成
になつている。この第一カバー16は、略形状をしてお
り、そしてその前後両脚部に形成された係止爪16aをサ
イドパネル6に形成した係止爪孔6cに着脱自在に嵌入係
止することで取り付けられるようになつている。一方、
17は第二カバーであつて、該第二カバー17は、上記第一
カバー16と共に、さらに前半部に集中配置した調整頻度
の高い設定器類を覆うものであるが、外側(左側)一側
縁は支軸17aによつてサイドパネル6に開閉揺動自在に
軸着され、内側一側縁に形成した係止爪17bをサイドパ
ネル6に形成した係止爪孔6dに着脱自在に嵌入係止する
ことで開閉自在に取り付けられるようになつている。因
みに実施例では、第一カバー16および第二カバー17は内
部を透視できない樹脂材によつて構成されているが、着
色を変えて区別されている。
一方、サイドパネル6における横リブ6aよりも前半部
については、外側(左側)が横リブ6aから前方に続くよ
うにして前後方向に突出した前後リブ6eが略パネル前端
縁に至るまで形成されているが、この前後リブ6eの内側
(右側)に位置して、横リブ6aの前端縁から前側ほど漸
次低くなる前低後高状の傾斜面6fが形成されているが、
この傾斜面6fは、内側(右側)にはリブのない開放状態
になつており、そして傾斜面6fの前端から水平面6gを経
た前方に、円弧山形状になつたレバーガイド6hが形成さ
れており、このレバーガイド6hに昇降制御レバー(ポジ
シヨンレバー)18が貫通配設されている。この昇降制御
レバー18の基端部は、レバー角の検知をする検知器19に
支持されているが、上記検知器19はサイドパネル6の底
面にボルト19aを介して一体取付けされている。
については、外側(左側)が横リブ6aから前方に続くよ
うにして前後方向に突出した前後リブ6eが略パネル前端
縁に至るまで形成されているが、この前後リブ6eの内側
(右側)に位置して、横リブ6aの前端縁から前側ほど漸
次低くなる前低後高状の傾斜面6fが形成されているが、
この傾斜面6fは、内側(右側)にはリブのない開放状態
になつており、そして傾斜面6fの前端から水平面6gを経
た前方に、円弧山形状になつたレバーガイド6hが形成さ
れており、このレバーガイド6hに昇降制御レバー(ポジ
シヨンレバー)18が貫通配設されている。この昇降制御
レバー18の基端部は、レバー角の検知をする検知器19に
支持されているが、上記検知器19はサイドパネル6の底
面にボルト19aを介して一体取付けされている。
また20は昇降制御スイツチであつて、該昇降制御スイ
ツチ20は、耕深自動制御になつている状態でスイツチ操
作をした場合に、耕深自動制御に優先して作業機の昇降
(例えば機体回行のための上昇、作業再開のための下
降、作業の必要上から任意高さまでの上昇、下降等の昇
降)を行うことができるように設定されたものである
が、この昇降制御スイツチ20は前記傾斜面6fに取り付け
られている。つまり昇降制御スイツチ20は、中立(OF
F)位置に自動復帰する双方向型の自動復帰スイツチが
実施例においては用いられていて、前後方向に傾倒する
スイツチ操作ができる構成になつており、そして前下方
にスイツチ操作した場合には作業機の下降指令が出力さ
れ、後上方にスイツチ操作した場合には作業機の上昇指
令が出力されるようになつているが、昇降制御スイツチ
20は前記中立位置で、操作摘み20aの上端部が前記前後
リブ6eの上縁位置と略同等か僅かに低い位置となるよう
設定されていて、外側方が前後リブ6eに、後方が横リブ
6a、そして前方がレバーガイド6hによつて囲繞される状
態で上方に突出しないよう配されている。
ツチ20は、耕深自動制御になつている状態でスイツチ操
作をした場合に、耕深自動制御に優先して作業機の昇降
(例えば機体回行のための上昇、作業再開のための下
降、作業の必要上から任意高さまでの上昇、下降等の昇
降)を行うことができるように設定されたものである
が、この昇降制御スイツチ20は前記傾斜面6fに取り付け
られている。つまり昇降制御スイツチ20は、中立(OF
F)位置に自動復帰する双方向型の自動復帰スイツチが
実施例においては用いられていて、前後方向に傾倒する
スイツチ操作ができる構成になつており、そして前下方
にスイツチ操作した場合には作業機の下降指令が出力さ
れ、後上方にスイツチ操作した場合には作業機の上昇指
令が出力されるようになつているが、昇降制御スイツチ
20は前記中立位置で、操作摘み20aの上端部が前記前後
リブ6eの上縁位置と略同等か僅かに低い位置となるよう
設定されていて、外側方が前後リブ6eに、後方が横リブ
6a、そして前方がレバーガイド6hによつて囲繞される状
態で上方に突出しないよう配されている。
21はマイクロコンピュータを用いて構成される制御部
組込み用の基板であつて、該基板21は、サイドパネル6
の底面に一体的に取り付けられる制御ボツクス22に内装
されている。つまり制御ボツクス22は、前記設定器類取
付け部6bおよび昇降制御スイツチ20に対応する部分の上
面が開口し、サイドバネル6の底面に筒状に突設された
底筒部6iの下縁部が嵌合するようになつていて、設定器
類や昇降制御スイツチ20からのリード線25がボツクス内
に引き込まれるよう配線されており、そして制御ボツク
ス22の前後側板に突設したブラケツト22a,22dをサイド
パネル6にボルト固定することによつて取り付けられる
ものであるが、制御ボツクス22の全開している下面に
は、底蓋23が、ビスによつて一体的に取り付けられる構
成になつている。そしてこの底板23の上面に前記基板21
が一体取付けされると共に、底板23と制御ボツクス22と
に形成される係止部23a、22b間にコネクター24aが取り
付けられた基板24が止着される構成になつている。尚、
制御ボツクス22の前板には、リード線25を引出すための
引出し溝22cが切欠き形成されている。
組込み用の基板であつて、該基板21は、サイドパネル6
の底面に一体的に取り付けられる制御ボツクス22に内装
されている。つまり制御ボツクス22は、前記設定器類取
付け部6bおよび昇降制御スイツチ20に対応する部分の上
面が開口し、サイドバネル6の底面に筒状に突設された
底筒部6iの下縁部が嵌合するようになつていて、設定器
類や昇降制御スイツチ20からのリード線25がボツクス内
に引き込まれるよう配線されており、そして制御ボツク
ス22の前後側板に突設したブラケツト22a,22dをサイド
パネル6にボルト固定することによつて取り付けられる
ものであるが、制御ボツクス22の全開している下面に
は、底蓋23が、ビスによつて一体的に取り付けられる構
成になつている。そしてこの底板23の上面に前記基板21
が一体取付けされると共に、底板23と制御ボツクス22と
に形成される係止部23a、22b間にコネクター24aが取り
付けられた基板24が止着される構成になつている。尚、
制御ボツクス22の前板には、リード線25を引出すための
引出し溝22cが切欠き形成されている。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、制
御モードをロータリ作業機モードとし、かつ自動制御切
換えスイツチ8を耕深自動(あるいは耕深、傾斜自動)
位置にセツトした状態で昇降制御レバー18を自動位置
(最下降位置)にセツトすることによつて耕深自動制御
状態での作業が行われることになるが、この様な耕深自
動制御状態において、機体回行する場合に、昇降制御ス
イツチ20を上昇側に操作すれば、昇降制御レバー18をい
ちいち上昇位置に操作することなく作業機が上昇するこ
とになる。
御モードをロータリ作業機モードとし、かつ自動制御切
換えスイツチ8を耕深自動(あるいは耕深、傾斜自動)
位置にセツトした状態で昇降制御レバー18を自動位置
(最下降位置)にセツトすることによつて耕深自動制御
状態での作業が行われることになるが、この様な耕深自
動制御状態において、機体回行する場合に、昇降制御ス
イツチ20を上昇側に操作すれば、昇降制御レバー18をい
ちいち上昇位置に操作することなく作業機が上昇するこ
とになる。
この様に、本考案が実施されたものにおいては、昇降
制御スイツチ20のスイツチ操作により、作業機は昇降制
御レバー18のレバー制御に優先して昇降することになる
が、この昇降制御スイツチ20は、後方が横リブ6aによつ
て、外側方が前後リブ6eによつて囲繞されるが、内側方
はリブのない開放状の凹状領域に、これらリブ上面から
大きく突出することのない、上面と略同等が、これより
も低くなる状態で取付けられており、従つて、昇降制御
レバー18を操作すべく手をやつたとき等に、昇降制御ス
イツチ20に誤つて手が触れてしまうことを回避できて不
用意なスイツチ切換え作動を防止できる。
制御スイツチ20のスイツチ操作により、作業機は昇降制
御レバー18のレバー制御に優先して昇降することになる
が、この昇降制御スイツチ20は、後方が横リブ6aによつ
て、外側方が前後リブ6eによつて囲繞されるが、内側方
はリブのない開放状の凹状領域に、これらリブ上面から
大きく突出することのない、上面と略同等が、これより
も低くなる状態で取付けられており、従つて、昇降制御
レバー18を操作すべく手をやつたとき等に、昇降制御ス
イツチ20に誤つて手が触れてしまうことを回避できて不
用意なスイツチ切換え作動を防止できる。
そして、昇降制御スイツチ20のスイツチ操作をする場
合に、オペレータは指を凹状領域にやることになるが、
それには指が凹状領域のリブのない開放したところを通
るよう手を横移動させればよく、内側にリブがある場合
のように該リブを越えるような手の動きをしないでよい
こととなつて、違和感のない自然な手の動きで昇降制御
スイツチ20に触れると共に、手の平を横リブ6aにおいて
の安定したスイツチ操作ができる。
合に、オペレータは指を凹状領域にやることになるが、
それには指が凹状領域のリブのない開放したところを通
るよう手を横移動させればよく、内側にリブがある場合
のように該リブを越えるような手の動きをしないでよい
こととなつて、違和感のない自然な手の動きで昇降制御
スイツチ20に触れると共に、手の平を横リブ6aにおいて
の安定したスイツチ操作ができる。
そのうちサイドパネル6の外枠を形成する前後リブ6e
の内側に位置して横リブ6aから前側ほど低位となるよう
形成される傾斜面に6fに配設されているため、その分、
水平なものに比してスイツチの実質的な操作スペースが
広くなるうえ、傾斜上方へ向けてのスイツチ引越し操作
で作業部が上昇し、傾斜下方に向けてのスイツチ押し倒
し装置で作業部が下降する結果、昇降制御スイツチ20
を、作業機の昇降方向に対応したごく自然の操作感覚で
スイツチ操作をすることができ、誤操作のない作業部昇
降ができる。
の内側に位置して横リブ6aから前側ほど低位となるよう
形成される傾斜面に6fに配設されているため、その分、
水平なものに比してスイツチの実質的な操作スペースが
広くなるうえ、傾斜上方へ向けてのスイツチ引越し操作
で作業部が上昇し、傾斜下方に向けてのスイツチ押し倒
し装置で作業部が下降する結果、昇降制御スイツチ20
を、作業機の昇降方向に対応したごく自然の操作感覚で
スイツチ操作をすることができ、誤操作のない作業部昇
降ができる。
しかも前記前後リブ6eは前後方向に形成されるもので
あつても、その上面はフエンダー3上面形状と略平行状
態で湾曲しているため、何ら違和感を生じることがな
い。
あつても、その上面はフエンダー3上面形状と略平行状
態で湾曲しているため、何ら違和感を生じることがな
い。
そのうえ昇降制御スイツチ20の摘み20aは、左右方向
に幅広くなつていて、摘み易い配慮がなされているが、
さらに実施例ではその扁平状になつた摘み20aの周縁部
を縁取りするよう肉厚にしているので、より一層摘みや
すいものとして、操作性の改善を計つている。このよう
に構成するには摘み自体を予めそのように構成しても良
いが、そうすることなくピン状のスイツチ摘みに対応し
た形状に成形されたキヤツプを嵌着して構成することが
でき、こうすることで汎用のスイツチを使用できる利点
が有る。
に幅広くなつていて、摘み易い配慮がなされているが、
さらに実施例ではその扁平状になつた摘み20aの周縁部
を縁取りするよう肉厚にしているので、より一層摘みや
すいものとして、操作性の改善を計つている。このよう
に構成するには摘み自体を予めそのように構成しても良
いが、そうすることなくピン状のスイツチ摘みに対応し
た形状に成形されたキヤツプを嵌着して構成することが
でき、こうすることで汎用のスイツチを使用できる利点
が有る。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、昇降制御レバーに優先して作業部昇降ができ
る昇降制御スイツチは、後方が横リブによつて、外側方
が前後リブによつて囲繞される凹状部に、これらリブ上
面から大きく突出することのない状態で取付けられてい
て、これらリブに保護される状態になつている。従つ
て、昇降制御レバーを操作するようなとき、昇降制御ス
イツチに誤つて手が触れてしまうことを回避できる。
あるから、昇降制御レバーに優先して作業部昇降ができ
る昇降制御スイツチは、後方が横リブによつて、外側方
が前後リブによつて囲繞される凹状部に、これらリブ上
面から大きく突出することのない状態で取付けられてい
て、これらリブに保護される状態になつている。従つ
て、昇降制御レバーを操作するようなとき、昇降制御ス
イツチに誤つて手が触れてしまうことを回避できる。
しかも前記凹状部は、運転席側である内側方にはリブ
がなく開放しているため、昇降制御スイツチを指で触る
場合に、運転席に座するオペレータはリブを乗り越える
ような指の動きが不要になつて、違和感のない自然な動
きで昇降制御スイツチを触ることができ、そうして横リ
ブに手のひら部分を置いた安定状態で、昇降制御スイツ
チの前低後高状の自然なスイツチ操作ができることとな
る。
がなく開放しているため、昇降制御スイツチを指で触る
場合に、運転席に座するオペレータはリブを乗り越える
ような指の動きが不要になつて、違和感のない自然な動
きで昇降制御スイツチを触ることができ、そうして横リ
ブに手のひら部分を置いた安定状態で、昇降制御スイツ
チの前低後高状の自然なスイツチ操作ができることとな
る。
図面は、本考案に係る農用トラクタにおけるサイドパネ
ルの実施例を示したものであつて、第1図は農用トラク
タの平面図、第2図はパネルアツシーの平面図、第3図
はパネルアツシーの断面側面図、第4図はパネルアツシ
ー部の斜視図、第5図はフエンダーの内側面図、第6図
はフエンダーの平面図、第7図はフエンダーの正面図、
第8図はレバーガイドの平面図、第9図はレバーガイド
の側面図、第10図はサイドパネルの平面図、第11図はサ
イドパネルの内側面図、第12図はサイドパネルの正面
図、第13図はサイドパネルの外側面図、第14図はサイド
パネルのレバーガイド部の断面図、第15図は第二カバー
部の断面図、第16図、第17図は第一カバーの正面図、側
面図、第18図は制御ボツクスの平面図、第19図は制御ボ
ツクスの一部切欠き側面図、第20図は制御ボツクスの正
面図、第21図は制御ボツクスの背面図、第22図は制御ボ
ツクスの断面図、第23図は底蓋の平面図、第24図は底蓋
の側面図、第25図は底蓋の正面図、第26図A,Bは昇降制
御スイツチにおける摘み部の正面図、側面図である。 図中、1は走行機体、3はフエンダー、6はサイドパネ
ル、6aは横リブ、6eは前後リブ、6fは傾斜面、18は昇降
制御レバー、20は昇降制御スイツチである。
ルの実施例を示したものであつて、第1図は農用トラク
タの平面図、第2図はパネルアツシーの平面図、第3図
はパネルアツシーの断面側面図、第4図はパネルアツシ
ー部の斜視図、第5図はフエンダーの内側面図、第6図
はフエンダーの平面図、第7図はフエンダーの正面図、
第8図はレバーガイドの平面図、第9図はレバーガイド
の側面図、第10図はサイドパネルの平面図、第11図はサ
イドパネルの内側面図、第12図はサイドパネルの正面
図、第13図はサイドパネルの外側面図、第14図はサイド
パネルのレバーガイド部の断面図、第15図は第二カバー
部の断面図、第16図、第17図は第一カバーの正面図、側
面図、第18図は制御ボツクスの平面図、第19図は制御ボ
ツクスの一部切欠き側面図、第20図は制御ボツクスの正
面図、第21図は制御ボツクスの背面図、第22図は制御ボ
ツクスの断面図、第23図は底蓋の平面図、第24図は底蓋
の側面図、第25図は底蓋の正面図、第26図A,Bは昇降制
御スイツチにおける摘み部の正面図、側面図である。 図中、1は走行機体、3はフエンダー、6はサイドパネ
ル、6aは横リブ、6eは前後リブ、6fは傾斜面、18は昇降
制御レバー、20は昇降制御スイツチである。
Claims (1)
- 【請求項1】運転席外側方に配設されるサイドパネル
に、作業部昇降をするための昇降制御レバーと昇降制御
スイツチとを前後並列状に取付けてなる農用トラクタに
おいて、前記サイドパネルに、左右方向を向く横リブ
と、該横リブの外側端から前方に前後方向に向く前後リ
ブとを突設して、これら両リブに後方および外側方が囲
繞され、内側方にはリブがない開放状態で、かつ横リブ
から前方に向けて前低後高状に傾斜した傾斜面を有する
凹状部を形成し、該傾斜面に、上記昇降制御スイツチを
両リブの上面と同等かこれより低くなるようにして設け
たことを特徴とする農用トラクタにおけるサイドパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990021330U JP2532770Y2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 農用トラクタにおけるサイドパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990021330U JP2532770Y2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 農用トラクタにおけるサイドパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112428U JPH03112428U (ja) | 1991-11-18 |
JP2532770Y2 true JP2532770Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31524379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990021330U Expired - Lifetime JP2532770Y2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 農用トラクタにおけるサイドパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532770Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842198Y2 (ja) * | 1978-06-13 | 1983-09-24 | 株式会社クボタ | トラクタ−の運転部構造 |
JPS55102626U (ja) * | 1979-01-12 | 1980-07-17 | ||
JPS5753934U (ja) * | 1980-09-16 | 1982-03-29 |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP1990021330U patent/JP2532770Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03112428U (ja) | 1991-11-18 |
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