JP2532747Y2 - 遮断弁内蔵型ガスメータ - Google Patents

遮断弁内蔵型ガスメータ

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JP2532747Y2
JP2532747Y2 JP8460791U JP8460791U JP2532747Y2 JP 2532747 Y2 JP2532747 Y2 JP 2532747Y2 JP 8460791 U JP8460791 U JP 8460791U JP 8460791 U JP8460791 U JP 8460791U JP 2532747 Y2 JP2532747 Y2 JP 2532747Y2
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valve
shut
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power
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克郎 藤本
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は遮断弁内蔵型ガスメータ
に関し、特に、遮断弁の作動電圧が製品寿命まで確保で
きる遮断弁内蔵型ガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスメータには、その内部に遮断
弁を内蔵し、地震や災害時のガス漏れ時にはガスの供給
を遮断するセキュリティ用のものがある。
【0003】図3は従来の遮断弁内蔵型のガスメータの
構成を示すものである。図3において、1はソレノイド
2への通電電流の方向に応じてガス入口ポートを開閉し
てその状態を保持する双方向ソレノイド式の遮断弁、3
はこのソレノイド2に通電を行う遮断弁駆動回路、4は
この遮断弁駆動回路3に通電信号を出力する中央処理ユ
ニット(CPU)、5はこれら遮断弁駆動回路3および
中央処理ユニット(CPU)4に電力を供給する直流電
源(この例では3Vの電池)を示している。
【0004】そして、このような構成の遮断弁内蔵型の
ガスメータでは、図示しない流量検出手段、または外部
のガス洩れ警報器等の信号が中央処理ユニット(CP
U)4に入力されると、中央処理ユニット(CPU)4
が遮断弁1の遮断指令信号を遮断弁駆動回路3に出力
し、遮断弁駆動回路3から遮断弁1のソレノイド2に遮
断パルスが出力されて遮断弁が閉じられ、この状態が保
持されるようになっている。なお、これと同時にガスの
使用者(ユーザ)にガスメータの異常が表示されたり、
あるいは電話回線等を通じて異常が管理センタ等に通知
されるようになっている遮断弁内蔵型ガスメータもあ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ように構成された遮断弁内蔵型ガスメータでは、コント
ロール機能を備えた中央処理ユニット(CPU)4と、
遮断弁1を作動させるための遮断弁駆動回路3とは同一
の電池5によって電力が供給されていたため、経時的に
電池5の容量が減った時は遮断弁1の機能が停止してし
まうという問題点があった。すなわち、電力消費量は中
央処理ユニット(CPU)4が遮断弁駆動回路3より圧
倒的に大きく、一方、遮断弁1は電圧依存度が大きいた
め、経時的に電池5の容量が減った場合、先に機能を停
止してしまうのは遮断弁1であった。
【0006】図2は従来の遮断弁内蔵型ガスメータにお
ける電池消費時間と電源電圧の関係を示すものである。
図において、Aは遮断弁1の作動最低電圧、Bは中央処
理ユニット(CPU)4の最低作動電圧であって、A>
>Bである。この図から分かるように、電池5の電源電
圧は、かなりの時間高い電圧を保持しているが、ある時
点から急激に電圧が低下している。この結果、時間Cに
おいて、電源電圧が電圧Aを下回ると、遮断弁1が機能
を先に停止し、この時間Cから暫く経過した時間Dにお
いて中央処理ユニット(CPU)4が機能を停止する。
従って、時間Cから時間Dの間は、中央処理ユニット
(CPU)4が機能しているにもかかわらず、遮断弁1
が動作しないという問題があった。
【0007】また、特に、電池5は消耗、および経時と
共に、内部インピーダンスが大きくなる特性があり、前
述の問題点を助長させていた。
【0008】そこで、本考案は、遮断弁を内蔵したセキ
ュリティ用の遮断弁内蔵型ガスメータにおいて、電源電
池の利用効率を図り、遮断弁の作動電圧が製品寿命時ま
で確保できる遮断弁内蔵型ガスメータを提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本考
案の遮断弁内蔵型ガスメータは、ソレノイドに流れる通
電電流に応じてガス入口ポートを開閉してその状態を保
持する遮断弁と、このソレノイドに通電する制御弁駆動
回路と、ガス漏れ等の異常時にこの制御弁駆動回路に通
電信号を出力する遮断弁制御回路と、この遮断弁制御回
路に電力を供給する第1の直流電源と、前記制御弁駆動
回路に電力を供給する第2の直流電源と、前記第1の直
流電源の電源電圧が所定値より低下した場合に、前記第
2の直流電源から前記第1の直流電源側に電力が供給さ
れるように回路を接続する電力中継手段とを備えること
を特徴としている。
【0010】
【作用】本考案の遮断弁内蔵型ガスメータのによれば、
通常は遮断弁制御回路には第1の直流電源から電力が供
給され、制御弁駆動回路には第2の直流電源から電力が
供給されている。そして、経時変化によって第1の直流
電源の電圧が所定値未満にまで低下すると、電力中継手
段が作用して第2の直流電源から第1の直流電源側に電
力が供給される。この結果、遮断弁制御回路側に供給す
る電力は、第1の直流電源だけでなく、第2の直流電源
との容量の合計値を用いることができ、遮断弁の作動電
圧が製品寿命まで確保できる。
【0011】
【実施例】以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1は本考案の遮断弁内蔵型ガスメータの
一実施例の構成を示すものであり、図3に示した従来の
遮断弁内蔵型ガスメータと同じ構成部材については同じ
符号が付されている。
【0013】図1において、1はソレノイド2への通電
電流の方向に応じてガス入口ポートを開閉してその状態
を保持する双方向ソレノイド式の遮断弁、3はこのソレ
ノイド2に通電を行う遮断弁駆動回路、4はこの遮断弁
駆動回路3に通電信号を出力する中央処理ユニット(C
PU)、5は中央処理ユニット(CPU)4のみに電力
を供給する直流電源(この例では3Vの電池)である。
本考案では遮断弁駆動回路3に電力を供給するために、
新たに直流電源(この例では3Vの電池)10を設け、中
央処理ユニット(CPU)4への電源回路と遮断弁駆動
回路3への電源回路とは、図1に示すように、遮断弁駆
動回路3の電源回路側にアノードが接続されたダイオー
ド11で接続しておく。
【0014】以上のように構成された遮断弁内蔵型ガス
メータでは、中央処理ユニット(CPU)4は電池5か
らの電力によって独立に作動し、遮断弁駆動回路3は電
池10からの電力によって独立に作動可能な状態にある。
そして、電力消費量の大きな中央処理ユニット(CP
U)4側の電池5の電圧が、遮断弁駆動回路3側の電池
10の電圧よりも低下し、ダイオード11のフォワード電圧
よりも低下すると、この時点から電池10からダイオード
11を通じて電力が中央処理ユニット(CPU)4側に供
給される。
【0015】つまり、電池5が消耗し、容量の大部分を
消費した後に、中央処理ユニット(CPU)4は電池10
からの電力の供給を受けることになる。電池10の消耗は
低く抑えられているので、電池5が消耗した後も、中央
処理ユニット(CPU)4には電池10から安定して電力
が供給される。
【0016】一般に、電池容量は全消費量に余裕度を以
て設計されているので、中央処理ユニット(CPU)4
が電池10からの電源供給を受け始める時点は、製品寿命
に誓い時点である。よって、この後は中央処理ユニット
(CPU)4は製品の寿命まで、電池10からの安定した
電力の供給を受けることができ、電池の利用効率が向上
する。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の遮断弁内
蔵型ガスメータによれば、遮断弁を内蔵したセキュリテ
ィ用の遮断弁内蔵型ガスメータにおいて、電源電池の利
用効率が図られるので、遮断弁の作動電圧が製品寿命時
まで確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の遮断弁内蔵型ガスメータの一実施例の
構成を示す回路図である。
【図2】従来の遮断弁内蔵型ガスメータにおける電池消
費時間と電源電圧の関係を示す線図である。
【図3】従来の遮断弁内蔵型ガスメータの構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 遮断弁 2 ソレノイド 3 遮断弁駆動回路 4 中央処理ユニット(CPU) 5 電池

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドに流れる通電電流に応じてガ
    ス入口ポートを開閉してその状態を保持する遮断弁と、 このソレノイドに通電する制御弁駆動回路と、 ガス漏れ等の異常時にこの制御弁駆動回路に通電信号を
    出力する遮断弁制御回路と、 この遮断弁制御回路に電力を供給する第1の直流電源
    と、 前記制御弁駆動回路に電力を供給する第2の直流電源
    と、 前記第1の直流電源の電源電圧が所定値より低下した場
    合に、前記第2の直流電源から前記第1の直流電源側に
    電力が供給されるように回路を接続する電力中継手段
    と、 を備えることを特徴とする遮断弁内蔵型ガスメータ。
JP8460791U 1991-10-17 1991-10-17 遮断弁内蔵型ガスメータ Expired - Lifetime JP2532747Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0536178U JPH0536178U (ja) 1993-05-18
JP2532747Y2 true JP2532747Y2 (ja) 1997-04-16

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