JP2532741Y2 - 輪転印刷機の折機における折線付け工具 - Google Patents

輪転印刷機の折機における折線付け工具

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JP2532741Y2
JP2532741Y2 JP4397191U JP4397191U JP2532741Y2 JP 2532741 Y2 JP2532741 Y2 JP 2532741Y2 JP 4397191 U JP4397191 U JP 4397191U JP 4397191 U JP4397191 U JP 4397191U JP 2532741 Y2 JP2532741 Y2 JP 2532741Y2
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JP
Japan
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folding
folding tool
tool
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rotary press
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JP4397191U
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Inventor
功 小原
益夫 山内
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日立精工株式会社
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、輪転印刷機の折機にお
ける折線付け工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機の折機において、チョッッパ
折を高精度に行なうため、咥折された折丁が咥胴から排
出された後、ミシン目、筋目などのチョッパ折用の折線
を形成するようにした、例えば、特開平2−19897
8号公報に開示された輪転印刷機の折機が提案されてい
る。この輪転印刷機の折機においては、図3の(a)に
示すように2分割された工具1a、1bを組み合わせて
折線付け工具1として使用する構成になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような折線付け工
具においては、2分割された工具1a、1bを組み合わ
せて環状の折線付け工具1を形成している。このため、
個々の工具1a、1bは、それぞれ個別に粗加工し、突
合せ面の仕上げ加工をした後、専用の取り付け治具に固
定し、内径および外径の加工を行なっており、加工に手
間がかかるだけでなく、その厚さを1、5mm以下に薄
くすることができない。
【0004】また、突合せ面に隙間があると折線付け工
具1が真円にならず、回転時に振れが発生して切れ味が
悪くなるため、折線付け工具1を折機のローラ軸に取付
ける際、工具1a、1bの突合せ面を密着させて取付け
なければならない。このため、刃が形成された折線付け
工具1の外周部を保持して作業することになり、危険で
あるだけでなく、作業性を低下させている。
【0005】さらに、折線付け工具1では、図3の
(b)に示すように、折丁2にミシン目を入れる場合、
折丁2に食い込む折線付け工具1の厚さが厚くなるた
め、折丁2に返りが発生してチョッパ折の折目が膨ら
み、紙取り作業の邪魔になる。
【0006】本考案に目的は、上記の事情に鑑み、製作
や取り扱いが容易な折線付け工具を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、折線付け工具を、板厚が0.5
mm以下で、1ヵ所がスリットにより切り離された環状
に形成し、その外周に、折線用の刃を形成した。
【0008】
【作用】そして、折機のローラ軸に、この折線付け工具
を着脱する際には、折線付け工具を撚ってスリット部を
広げることにより、容易に着脱することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を、図1および図2
に基づいて説明する。
【0010】同図において、折線付け工具1は、板厚が
0.5mm以下で、スリット1cによって1ヵ所が切断
された環状に形成され、その外周には、折線付け用の刃
1dが形成されている。このように、折線付け工具1を
一体にすることにより、製作を容易にすることができ
る。
【0011】折線付け工具1を折機のローラ軸(図示せ
ず)に取付ける際には、図2に示すように、折線付け工
具1を撚ってスリット1c部を広げることにより、折線
付け工具1を折機のローラ軸に容易に取付けることがで
きる。
【0012】また、折線付け工具1を薄くしたので、折
線付け時には図1の(b)に示すように、折丁2に食い
込む折線付け工具1厚さを薄くすることができ、折丁2
の返りの発生を小さくすることができる。
【0013】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案によれば、折線
付け工具を、板厚が0.5mm以下で、1ヵ所がスリッ
トにより切り離された環状に形成し、その外周に、折線
用の刃を形成したので、折線付け工具の製作や取り扱い
を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による折線付け工具の一例を示し、aは
正面図、bは使用状態を示す側面図である。
【図2】図1の折線付け工具の着脱時の状態を示し、a
は正面図、bは側面図である。
【図3】従来の折線付け工具をしめし、aは正面図、b
は使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 折線付け工具、 1c スリット、 1d 刃。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】咥胴から排出された折丁に、チョッパ折用
    の折線を形成するようにした輪転印刷機の折機における
    折線付け工具において、板厚が0.5mm以下で、1ヵ
    所がスリットにより切り離された環状に形成され、その
    外周に、折線用の刃が形成されたことを特徴とする輪転
    印刷機の折機における折線付け工具。
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