JP2532734B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2532734B2 JP2229393A JP22939390A JP2532734B2 JP 2532734 B2 JP2532734 B2 JP 2532734B2 JP 2229393 A JP2229393 A JP 2229393A JP 22939390 A JP22939390 A JP 22939390A JP 2532734 B2 JP2532734 B2 JP 2532734B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 輝度信号と色差信号を記録再生するコンポーネント方
式の記録再生装置に関するものである。
従来の技術 業務用などで用いられている高品位テレビジョンの映
像の記録再生装置は一般的なNTSC方式のコンポーネント
記録方式とは異なったマトリックス定数を用いている。
すなわち、 (例えば、NHK放送技術研究所編「ハイビジョン技術」p
p.43−44、日本放送出版協会発行) 発明が解決しようとする課題 高品位テレビジョン信号が記録できるようにしたVTR
は、三原色信号R,G,Bを輝度信号Y、色差信号B−Y,R−
Yに変換するマトリックス定数がNTSC方式とは異なって
いるため、記録再生系で発生する雑音の視覚的な妨害が
従来のものと違い、雑音が多く知覚されていた。
すなわち、VTRから再生される輝度信号、色差信号は
モニタに接続された場合、モニタ内のマトリックス回路
にてG,B,R信号に変換され、G,B,Rの各カソードをドライ
ブして各色の明るさに変換される。
マトリックスはYを輝度、P,Q2色差として Y=Kg*G+Kb×B+Kr×R P=B−Y Q=R−Y で与えられるとすると各G,B,Rは G=Y−P*Kb/Kg−Q*Kr/Kg B=Y+P R=Y+Q ところでG,B,R各色に対し人の目は明るさyを y=0.59G+0.11B+0.30R の比率で処理することが知られているためyを求めると y=Y+KP*P+KQ*Q ここでKP=0.11−0.59×Kb/Kg, KQ=0.30−0.59×Kr/Kg で表される。前述のハイビジョン(第(1)式参照)で
用いられるKg=0.701,Kb=0.087,Kr=0.212のときは y=Y+0.037*P+0.122*Q (KP=0.037,KQ=0.122) となる。これは明るさyが輝度Yだけでなく色差P,Qに
よっても構成されていることを示し、P及びQが雑音N
p,Nqを持っている場合、 y=Y+0.037*P+0.122*Q+0.037Np+0.122Nq となり色差の雑音だけでなく明るさの変化(雑音)にな
ってより大きな視覚的な妨害となってしまう。
本発明は上記課題を解決するもので、三原色の形成マ
トリックスが記録信号と記録再生手段とで異なっていて
も色差信号雑音に起因する輝度変化による視覚的妨害の
ない記録再生装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の記録再生装置は、
通常のコンポーネント記録再生装置で規定されているマ
トリックス定数とは異なったマトリックス定数を用いた
輝度信号、色差信号での入出力が規定されたテレビジョ
ン信号の記録再生装置において、輝度信号に、所定比率
を乗じた色差信号を加算して補正輝度信号を生成する加
算器と、前記補正輝度信号と前記色差信号をコンポーネ
ント記録再生する記録再生手段と、前記記録再生手段に
よって再生された前記補正輝度信号から前記所定比率を
乗じた再生色差信号を減算する減算器とを備えたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成により、補正輝度信号を記録再
生手段に記録し再生するように配してあるから、三原色
の形成マトリックスが記録信号と記録再生手段とで異な
っていても再生色差信号雑音に起因する輝度変化は生じ
ない。
実施例 実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の記録再生装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。第1図において入力端子1より入
力された輝度信号に入力端子2,3より入力された色差信
号が加算器4により加算される。このときの加算比率を
KP,KQとする。
Y1=Y+KP*P+KQ*Q このように色差信号が加算された新しい補正輝度信号
Y1は色差信号とともにコンポーネント記録再生装置5の
入力端子6,7,8に入力され、記録再生される。
コンポーネント記録再生装置5の出力端子9から再生
される補正輝度信号は加算器10により出力端子12,13か
ら再生された色差信号に比率−KP,−KQを掛けた量だけ
減算され、元の輝度信号Yとして出力端子11に現れる。
ところで、記録再生装置5は補正輝度信号Y1、色差信
号P,Qを記録再生するが再生時P,Qに雑音Np,Nqが付加さ
れて出力された場合を考える。記録再生装置5の出力は 補正輝度信号 Y1 色差信号 P+Np Q+Nq であるため、出力端子11〜13の出力は Y=Y1−KP*(P+Np)−KQ*(Q+Nq) P+Np Q+Nq となるがこれがモニタに接続された場合、モニタ内のマ
トリックス回路にてG,B,R信号に変換され、G,B,Rの各カ
ソードをドライブして各色の明るさに変換されるのは前
述の通りである。
すなわち視覚的な明るさyは前記のように y=Y+KP*P+KQ*Q であるためY,P+Np,Q+Nqを代入すると y=Y1−KP*(P+Np)−KQ*(Q+Nq) +KP*(P+Np)+KQ*(Q+Nq) となり結果 y=Y1 となる。
すなわち、加算器の加算比率KP,KQを KP=0.11−0.59×Kb/Kg KQ=0.30−0.59×Kr/Kg としておくと色差信号中にある雑音は視覚的な輝度に対
し影響を与えないことを示している。
Kg=0.701,Kb=0.087,Kr=0.212, (第1式参照) のときは、 KP=0.037,KQ=0.122である。
このように本発明の実施例の記録再生装置によれば、
記録時、所定比率の色差信号を輝度信号に加算し、再生
時、加算信号を減算するように配してあるから、異なる
マトリックス定数の記録再生装置においても色差信号中
の雑音は輝度に影響を与えない。
また、色信号成分が視覚的に輝度信号に影響しないた
め、アナログ記録方式のVTR等色差信号が輝度信号に比
較して帯域が狭かったり、SN比が悪い記録再生装置にお
いて画質改善の効果があり、しかも加算器を付加するだ
けで構成することができるため極めて簡単に実現できる
ものである。
発明の効果 以上のように実施例から明らかなように、本発明によ
れば通常のコンポーネント記録再生装置で規定されてい
るマトリックス定数とは異なったマトリックス定数を用
いた輝度信号、色差信号での入出力が規定されたテレビ
ジョン信号の記録再生装置において、三原色の形成マト
リクスが記録信号と記録再生手段とで異なっていても、
加算器、減算器による輝度信号の補正処理によって、通
常のコンポーネント記録再生装置と同じ雑音特性を得る
ため、色のある部分のSN比が視覚的に改善される記録再
生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。 4,10……加算器、5……コンポーネント記録再生装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常のコンポーネント記録再生装置で規定
    されているマトリックス定数とは異なったマトリックス
    定数を用いた輝度信号、色差信号での入出力が規定され
    たテレビジョン信号の記録再生装置において、 輝度信号に、所定比率を乗じた色差信号を加算して補正
    輝度信号を生成する加算器と、前記補正輝度信号と前記
    色差信号をコンポーネント記録再生する記録再生手段
    と、前記記録再生手段によって再生された前記補正輝度
    信号から前記所定比率を乗じた再生色差信号を減算する
    減算器とを備えた記録再生装置。
  2. 【請求項2】輝度信号をY、緑信号をG、青信号をB、
    赤信号をR、各色差信号をP,Qとして前記記録再生手段
    の信号形成マトリックスを Y=Kg×G+Kb×B+Kr×R P=B−Y Q=R−Y と表現したとき、色差信号Pに生じる所定比率KP、色差
    信号Qに生じる所定比率KQを KP=0.11−0.59×Kb/Kg KQ=0.30−0.59×Kr/Kg とする請求項(1)記載の記録再生装置。
JP2229393A 1990-08-29 1990-08-29 記録再生装置 Expired - Fee Related JP2532734B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63232786A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Sony Corp カラ−映像信号の記録方法及びその再生方法

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JPS63232786A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Sony Corp カラ−映像信号の記録方法及びその再生方法

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JPH04109790A (ja) 1992-04-10

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