JP2532585Y2 - タイルカーペット構造体 - Google Patents

タイルカーペット構造体

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JP2532585Y2
JP2532585Y2 JP1992081006U JP8100692U JP2532585Y2 JP 2532585 Y2 JP2532585 Y2 JP 2532585Y2 JP 1992081006 U JP1992081006 U JP 1992081006U JP 8100692 U JP8100692 U JP 8100692U JP 2532585 Y2 JP2532585 Y2 JP 2532585Y2
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carpet
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修一 源中
利政 横田
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Suminoe Textile Co Ltd
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Suminoe Textile Co Ltd
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  • Carpets (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タイルカーペット構造
体に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスコ,スナック,キャバレー,飲み
屋,パーティー会場等に於て、光を利用して演出効果や
装飾効果を得るものとして、従来、カーペットの基布部
分に光ファイバを埋め込んで表面を発光させるようにし
たカーペット構造体が知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、基布部分の厚
み寸法が小さいため、光ファイバの先端部を急角度で上
方に折曲げて光ファイバを配線する必要があった。この
ため、カーペット上を人が歩行して、光ファイバの先端
部に荷重がかかると、1点に応力が集中して破損する虞
れがあった。
【0004】また、上述のカーペット構造体を建物の床
面等に敷設した場合、カーペット構造体の下に通信線や
OA機器用配線等を配設する場合、あるいは、床面全体
に複数枚のカーペット構造体を敷設する場合は、通信
線,OA機器用配線,光ファイバの結束等を通すための
スペースをカーペット構造体と床面との間に形成しなけ
ればならず、施工が困難であった。
【0005】そこで、本考案は、上述の問題を解決し
て、光ファイバを無理に弯曲させることなく配線できる
と共に破損を防止でき、かつ、床面に容易に敷設するこ
とができるタイルカーペット構造体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係るタイルカー
ペット構造体は、下面側に配線スペースを有するフリー
アクセス用床部材と、その水平壁部に敷設一体化される
カーペットと、を備え、上記フリーアクセス用床部材と
カーペットに、該フリーアクセス用床部材の水平壁部と
カーペットを貫通する孔部を貫設し、そのフリーアクセ
ス用床部材の水平壁部の下方から上記孔部に光ファイバ
を挿入して、該光ファイバの発光端面が上記カーペット
のパイル糸の基部乃至該パイル糸の上端よりもやや下方
に位置するように、該光ファイバの端部を、上記フリー
アクセス用床部材の水平壁部とカーペットに起立状に保
持させたものである。
【0007】
【作用】フリーアクセス用床部材の配線スペース内に
は、光ファイバを無理に弯曲させることなくフリーアク
セス用床部材の水平壁部とカーペットを貫通する孔部に
挿入させることができる。また、光ファイバの発光端面
がカーペットのパイル糸の基部乃至パイル糸の上端より
もやや下方に位置するので、本考案のタイルカーペット
構造体のカーペット上に人等が載った場合でも、光ファ
イバがカーペットのパイル糸により保護されて靴底等が
直接当たらず、破損を防止できる。
【0008】また、配線スペースを有しているため、床
面に容易に敷設できる。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳
説する。
【0010】図1は本考案に係るタイルカーペット構造
体の一実施例を示し、このタイルカーペット構造体1
は、ディスコ,スナック,キャバレー,飲み屋,パーテ
ィー会場等の床面に敷設して使用するものであり、フリ
ーアクセス用床部材2…と、その上面に敷設一体化され
るカーペット3と、フリーアクセス用床部材2…内に複
数本配線される光ファイバ4…と、を備えている。
【0011】フリーアクセス用床部材2は、図1と図2
に示す如く、平面視略正方形の水平壁部5と、その水平
壁部5の四隅から垂下される脚部6…と、からなる。
【0012】具体的には、カーペット3は、平面視正方
形状とされており、このカーペット3の下面側に4個の
フリーアクセス用床部材2…が配設されている。
【0013】なお、フリーアクセス用床部材2の材質
は、樹脂やゴム等の弾性変形可能な部材とされ、望まし
くは、樹脂を使用する。
【0014】フリーアクセス用床部材2…の水平壁部6
…の下面側には、脚部6…によって配線スペース9が形
成される。
【0015】光ファイバ4…は、この配線スペース9内
に複数本配線される。具体的には、夫々の光ファイバ4
…の先端部が、床部材2…の水平壁部5の所定箇所に配
置され、かつ、基端部が結束されて1本の幹線部15が形
成される。
【0016】そして、図2に示すように、幹線部15の基
端部には、接続端子16を介して、光源ボックス17が接続
される。この光源ボックス17まで(図2の仮想線を含む
全体)が一ユニットである。
【0017】また、図3に示すように、カーペット3
は、基布10と、この基布10から上方へ突出する多数のパ
イル糸11…と、からなる。
【0018】このカーペット3の基布10の裏面にはPV
C等のバッキング層12が一体に積層されており、このバ
ッキング層12が直接的に床部材2の水平壁部5に接着又
は溶着される。
【0019】そして、フリーアクセス用床部材2の水平
壁部5と、バッキング層12と、カーペット3の基布1
0と、を貫通する孔部13が穿設される。つまり、フリ
ーアクセス用床部材2とカーペット3に、そのフリーア
クセス用床部材2の水平壁部5とカーペット3を貫通す
る孔部13…を貫設する。
【0020】そのフリーアクセス用床部材2の水平壁部
5の下方から孔部13…に光ファイバ4…を挿入して、
光ファイバ4の発光端面14と基布10の上面とを略一
致させて接着剤等にて固着する。こうして、光ファイバ
4の先端部がカーペット3の面に直交状に配設される。
【0021】なお、光ファイバ4の端面14を基布10の上
面よりもやや下方に位置させるも(光ファイバ4の保護
の上から)好ましい。
【0022】このようにして、光ファイバ4の先端部を
固定することにより、光ファイバ4の先端部を垂直に保
持してぐらつかないようにできる。
【0023】上記孔部13及び光ファイバ4の先端部の発
光端面14は、カーペット3の上面側から見て種々の図柄
や模様等を呈するように複数箇所に配置される。
【0024】なお、床面に図1に示した大きさのタイル
カーペットを敷く場合に、一床面に一個の本考案のタイ
ルカーペット構造体を配設して、他は、光ファイバ4…
等を有さない標準カーペットを使用して、1個のタイル
カーペット構造体1のみで所望の図柄や模様等を呈する
ようにするも自由であり、また、複数個の本考案に係る
タイルカーペット構造体1…を使用して1つの図柄等を
呈するようにするも好ましい。さらに、発光端面14…が
呈する光る模様とカーペット3のパイル自体の模様と
は、一致させても、させなくても良い。
【0025】また、光を見易くするために、光ファイバ
4の発光端面14を、図4に示すように、基布10の上面よ
りも僅かに上方に突出させ、かつ、パイル糸11の上端よ
りもやや下方に位置させるも自由である。
【0026】この場合、光ファイバ4は、カーペット3
上を人が歩行して発光端面14が踏みつけられたときで
も、先端部が折れない程度の径寸法としておく。
【0027】上述のようにして、このタイルカーペット
構造体1は、全体が平面視に於て正方形のユニット状に
構成される(図1参照)。
【0028】なお、図例では、一枚のカーペット3に対
応するフリーアクセス用床部材2…は、4個配設されて
いるが、カーペット3と同一面積の平面視正方形のフリ
ーアクセス用床部材2を1個のみ使用するも自由であ
る。
【0029】また、タイルカーペット構造体1は、平面
視に於て長方形となるように形成するも自由である。そ
の場合はフリーアクセス用床部材2も平面視に於て長方
形とする。
【0030】しかして、図5では、上記タイルカーペッ
ト構造体1…と、光ファイバ4を有していない標準のタ
イルカーペット19…とを、適当な枚数づつ、床面18上に
配置しつつ敷き詰めている。
【0031】そして、光源ボックス17を作動させて各光
ファイバ4…に光を送れば、カーペット3に配設された
発光端面14が発光してカーペット3の面に美しい図柄等
が浮き出ることとなる。
【0032】なお、光源ボックス17としては、光ファイ
バ4…に送る光を各光ファイバ4…毎に異色配分する機
能や、色配分を経時的に変化させる機能、あるいは、光
を点滅させる機能等をもたせるも望ましく、このように
すれば、色彩感による演出性の向上を図ることができ
る。
【0033】また、図5に於てタイルカーペット構造体
1…の個数とタイルカーペット19…の個数との割合は自
由に設定でき、タイルカーペット構造体1…のみを全体
に敷設するも自由である。そして、図1と図2の実施例
のように、全体がユニット状に構成すれば、標準のタイ
ルカーペットと混ぜて床面全体に、自由な意匠で配置す
ることもできて、意匠的効果に変化をつけ易い。
【0034】また、複数個のタイルカーペット構造体1
…の光ファイバ4…を一つに結束して1個の光源ボック
ス17に接続するように構成するも望ましい。
【0035】なお、タイルカーペット構造体1内やタイ
ルカーペット19内に、光源ボックス17を収納するスペー
スを形成して、そのスペースに光源ボックス17を収納す
るも好ましい(図5参照)。あるいは、(図示省略した
が)光ファイバ4…を結束した幹線部15をカーペットの
上面側に引出して光源ボックス17を家具や壁部等に隠蔽
するようにしても良い。
【0036】
【考案の効果】本考案は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0037】光ファイバ4を無理に弯曲させることなく
配線することができるため、光ファイバ4の破損を防止
できる。
【0038】また、光ファイバ4の配線を楽に行うこと
ができ、製造が容易となる。
【0039】カーペット3上を人が歩行した場合に、カ
ーペット3のパイル糸11にて光ファイバ4を靴底等が
直接当たらないように保護することができるため、光フ
ァイバ4の端部の破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】断面底面図である。
【図3】要部断面図である。
【図4】変形例を示す要部断面図である。
【図5】使用状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
2 フリーアクセス用床部材 3 カーペット 4 光ファイバ 9 配線スペース

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面側に配線スペース9を有するフリー
    アクセス用床部材2と、その水平壁部5に敷設一体化さ
    れるカーペット3と、を備え、上記フリーアクセス用床
    部材2とカーペット3に、該フリーアクセス用床部材2
    の水平壁部5とカーペット3を貫通する孔部13…を貫
    設し、そのフリーアクセス用床部材2の水平壁部5の下
    方から上記孔部13…に光ファイバ4…を挿入して、該
    光ファイバ4…の発光端面14が上記カーペット3のパ
    イル糸11の基部乃至該パイル糸11の上端よりもやや
    下方に位置するように、該光ファイバ4の端部を、上記
    フリーアクセス用床部材2の水平壁部5とカーペット3
    に起立状に保持させたことを特徴とするタイルカーペッ
    ト構造体。
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