JP3528508B2 - 入線用床パネル - Google Patents
入線用床パネルInfo
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Description
備えた入線用床パネルに関するものである。
アクセスフロアとして、多数のフロアパネル内に幹線パ
ネルを組み込み、分電盤からのケーブルを幹線パネルに
設けた配線溝に沿って通線するようにしたものが知られ
ている。幹線パネル42としては、例えば図17(c)
に示すように、ケーブルを一方向に通線させるための配
線溝40の両側に脚部51,51を立設し、脚部51,
51の上端部にカバー50を載置したものがあり、この
幹線パネル42を例えば図17(a)又は図17(b)
に示すように、フロアパネル41の中にケーブルの配線
経路Dに沿って組み込むようにしている。
の出口は、アクセスフロアA′の配線溝40内に収納し
たコンセント等へ電源を供給するために、ケーブル10
が集中しており、従来のような幹線パネル42にあって
はその配線断面が少ないために大量のケーブル10を収
納できず、しかもこの幹線パネル42の配線溝40には
ケーブル10を一方向にしか通すことができないために
ケーブル10を分配する機能もなく、特に、図17
(a)に示すような分電盤11から壁際へ大量のケーブ
ル10を配線する際の90°の方向変換がきわめて困難
となり、分電盤11からの大量のケーブルの配線に対応
できないという問題があった。さらに電源系と情報系の
配線を行なう場合にあっては、電源系と情報系の配線が
直接接触するという問題もあり、そのうえ従来の幹線パ
ネル42はフロアパネル41と単に並べて敷設されてい
るにすぎないので、パネル41,42間の連結強度が弱
く、パネル41,42間にがたつきや目すきが生じ易い
という問題もあった。
ので、配線スペースに大量のケーブルを四方に自由に配
線でき、分電盤から集中して出るケーブルの分配にも十
分に対応できると共に、隣接する床パネルとの連結強度
を向上させることができる入線用床パネルを提供するこ
とを課題とする。
に、本発明は、四隅に支柱4が配置され、各支柱4の上
端部に段部5が形成されると共に、各支柱4の下端部同
士が薄肉部6で相互に繋がれてなる支柱ブロック2と、
上記各支柱4の段部5に支持されるパネルカバー3とで
平面視矩形状の入線用床パネル1が構成され、パネルカ
バー3と薄肉部6との間の空間が配線スペース7とされ
ると共に、支柱ブロック2の支柱4の上端部に上方に開
口した円弧状溝からなる係合部9が形成され、支柱ブロ
ック2とこれに隣接してアクセスフロアAの床を構成す
る他の入線用床パネル1或いは通常の床パネル20とを
着脱自在に連結するための連結リング8aを上記係合部
9の上方から着脱自在に嵌め込んで成ることを特徴とし
ており、このように構成することで、パネルカバー3を
支持する支柱4相互間のスペースが配線スペース7とな
り、大量のケーブル7を入線用床パネル1の四方に自由
に配線できるようになり、従って、アクセスフロアA内
に設置される分電盤11の出口に上記入線用床パネル1
を敷設することで、分電盤11から集中したケーブル1
0の分配に十分に対応できると共に、連結リング8aに
よって支柱ブロック2と隣接する床パネルとの連結強度
を高めることができる。
1を、中央の十字状に配置される5個の溝付きパネル2
2と四隅に配置される4個の天板付きパネル23とで構
成されて溝付きパネル22により配線溝24を十字状に
備える通常の床パネル20の一辺の長さLの略1/3の
寸法とするのが好ましく、この場合、例えば入線用床パ
ネル1を縦横3個ずつ、合計9個並べて平面視矩形状の
入線用床パネルブロック15を構成した場合、この入線
用床パネルブロック15は通常の床パネル20と同じ大
きさとなり、入線用床パネルブロック15を通常の床パ
ネル20内に収まりよく敷設できるようになる。
10の分配を容易に行なうために、分電盤11が設置さ
れた壁面21と略平行な方向Bに1列乃至複数列の入線
用床パネル1を敷設するのが好ましい。また、分電盤1
1の前面と略直交する方向Cに1列乃至複数列の入線用
床パネル1を敷設するのが好ましい。
支柱4の最下端4aより僅かに上方に位置させると共
に、薄肉部6に配線スペース7内に通線されたケーブル
10等の結束手段12を支持するための結束支持部13
を設けるのが好ましく、この場合、薄肉部6に設けた結
束支持部13にケーブル10等の結束手段12を支持す
ることで薄肉部6を利用してケーブル10等の固定を容
易且つ確実に行なうことができると共に、薄肉部6が四
隅の支柱4の最下端4aより僅かに上方に位置すること
で、入線用床パネル1を床スラブ14上に敷設した後で
も、ケーブル10を結束して薄肉部6に固定し易くな
り、且つ結束手段12が薄肉部6を押し上げてがたつき
を発生させる等の不具合を防止できる。
説明する。
4上に直接敷きつめられる置き敷きタイプと称される床
パネルであって、内部に配線スペース7を備えており、
この入線用床パネル1と通常の床パネル20とでアクセ
スフロアAの床が構成されている。図1及び図2は分電
盤11の前面と略直交する方向Cに複数列の入線用床パ
ネル1を敷きつめた場合を示しており、図3は分電盤1
1が設置された壁面21と略平行な方向Bに1列の入線
用床パネル1を敷きつめた場合を示している。図中の矢
印Dはケーブル10の配線経路、20は通常の床パネル
を示している。なお、入線用床パネル1は1列乃至複数
列のいずれであってもよいものである。以下、入線用床
パネル1と通常の床パネル20とを順次説明する。
2とパネルカバー3とから成る。支柱ブロック2は、図
4及び図5(a)(b)に示すように、四隅に水平断面
が四角形状の支柱4がそれぞれ配置され、各支柱4の上
端部に段部5が形成されていると共に、各支柱4の下端
部同士がリブ状の薄肉部6で相互に繋がれており、上記
各支柱4の段部5に平面視矩形状のパネルカバー3のコ
ーナ部を載置することによって平面視矩形状の入線用床
パネル1が構成される。
横3個ずつ、計9個並べて平面視矩形状の入線用床パネ
ルブロック15を構成した場合を示している。この入線
用床パネルブロック15の大きさ、高さは通常の床パネ
ル20のモジュールの1単位と同じ大きさ、高さを有し
ている。本実施形態では、入線用床パネル1の一辺の長
さL(図4)は、[L=500mm/n](nは整数)
とされており、上記のように9個の入線用床パネル1で
入線用床パネルブロック15を構成する場合にあって
は、入線用床パネル1の一辺の長さLは通常の床パネル
20(図11)の一辺の長さL1の略1/3とされる。
この場合、入線用床パネル1の一辺の長さは[L=50
0/3≒165]mmとなり、従って、縦横3列の入線
用床パネルブロック15は1枚の通常の床パネル20と
同じ大きさとなり、入線用床パネルブロック15を通常
の床パネル20内に収まり良く敷設できるようになって
いる。尚、入線用床パネルブロック15を構成する入線
用床パネル1の数は必ずしも9個に限定されるものでは
ない。
は配線スペース7とされている。この配線スペース7内
にはケーブル10及びケーブルジョイントボックスなど
の機器(図示せず)が収納されると共に、ケーブル10
を支柱4相互間から入線用床パネル1の四方に向かって
通線可能となっている。尚、パネルカバー3は、金属製
或いは樹脂製のいずれであってもよいが、外部から配線
スペース7内の入線内容の確認ができるようにするため
には例えば透明樹脂を使用するのが望ましい。もちろ
ん、鉄などの鋼材或いは不透明なプラスチック等で構成
されてもよい。
には、図6及び図7に示すように、上方に開口した円弧
状溝からなる係合部9がそれぞれ設けられている。この
係合部9に、連結手段8を構成する円形の連結リング8
aを上方から着脱自在に嵌め込むことによって、支柱ブ
ロック2の支柱4とこれに隣接する他の入線用床パネル
1(或いは通常の床パネル20)の支柱4とを着脱自在
に連結できるようになっている。
(a)に示すように、可撓性の少ないリブ6aを交差状
に連設して構成されており、このように可撓性の少ない
リブ6aを用いることで床スラブ14に不陸があっても
パネルカバー3にがたつきが生じ難い構造となる。また
図9に示すように、薄肉部6の下面は四隅の支柱4の最
下端4aより高さHだけ僅かに上方に位置している。そ
して、薄肉部6を構成するリブ6a間の隙間を複数のケ
ーブル10を結束する結束手段12を支持するための結
束支持部13としてあり、結束手段12を構成する結束
バンド12aを結束支持部13からケーブル10に架け
回すことによって、配線スペース7内に通線されたケー
ブル10の結束やケーブルジョイントボックスなどの機
器が薄肉部6に対して固定可能となっている。尚図10
は分電盤11から入線用床パネル1の配線スペース7内
へのケーブル10の配線状況の一例を示している。
例を示している。通常の床パネル20は、図11に示す
ように、中央の十字状となった5ブロックに配置される
5個の溝付きパネル22と、四隅のブロックに配置され
る4個の天板付きパネル23とで平面視正方形状に構成
されている。図中の9は隣接する通常の床パネル20
(或いは本発明の入線用床パネル1)と連結する連結リ
ング8aが係合する係合部である。ここで、天板付きパ
ネル23は、図13に示すように、平面視正方形状に形
成された天板25の四隅下面から脚部26が垂下して構
成されている。一方、溝付きパネル22は、上方に開口
した配線溝24の周辺に複数の脚部27が立設され、配
線溝24の上部開口に溝カバー28が着脱自在に装着さ
れると共に、配線溝24の下部に設けた多数のリブ状の
底板部29を介して脚部27同士が互いに連結されて構
成されている。ここで中央の十字状となった5ブロック
のうちの交差部分の1ブロックに設置される溝付きパネ
ル22′は、十字状の配線溝24の四隅に4本の脚部2
7が夫々立設されており、ケーブルを2方向に通線でき
るようになっている。また直線部分の4ブロックに設置
される溝付きパネル22は、直線状の配線溝24の両側
に2つの脚部27が立設されており、ケーブルを1方向
に通線できるようになっている。図14は通常の床パネ
ル20上をカーペット30で被覆した場合を示してい
る。
柱4の下端部同士が薄肉部6で相互に繋がれてなる支柱
ブロック2と、支柱4の上端部に形成された段部5に載
置されるパネルカバー3とで構成された入線用床パネル
1を床スラブ14上に複数並べて敷設することによっ
て、各入線用床パネル1においてパネルカバー3を支持
する支柱4相互間のスペースが配線スペース7となり、
大量のケーブル10を図5(b)の矢印で示す四方に自
由に配線可能となる。
分電盤11の出口は、配線スペース7内に収納したコン
セント等へ電源を供給するために、ケーブル10が集中
するが、入線用床パネル1は上記のようにケーブル10
を四方に通線できるので、分電盤11の前方へ大量のケ
ーブル10を配線する際には、図1に示すように、分電
盤11の前面と直交する方向Cに配線スペース7の大き
い入線用床パネル1を複数列(或いは一列)に敷設する
ことで、分電盤11の前方へのケーブル10の配線が容
易となる。また図3に示すような分電盤11から壁際へ
大量のケーブル10を配線する際には、壁面21と平行
な方向Bに配線スペース7の大きい入線用床パネル1を
一列(或いは複数列)に敷設することで、配線の90°
の方向変換が容易となり、分電盤11から壁際へのケー
ブル10の分配にも十分に対応可能となる。そのうえ、
入線用床パネル1の支柱4相互間が配線スペース7とな
るので、入線用床パネル1の1個当たりの配線断面が広
くなり、多くのケーブル10だけでなく、ケーブルジョ
イントボックスなどの機器も余裕をもって収納でき、そ
のうえ、電源系と情報系の配線を行なう場合にあって
も、電源系と情報系の配線が直接接触するのを防止で
き、雑音等の発生防止に役立つこととなる。
を通常の床パネル20(図11)の一辺の長さL1の略
1/3の寸法としたから、図5(c)に示すように、入
線用床パネル1を縦横3個ずつ、合計9個並べて平面視
矩形状の入線用床パネルブロック15を構成する場合に
あっては、1単位の入線用床パネルブロック15と通常
の床パネル20とが同じ大きさとなり、入線用床パネル
ブロック15を通常の床パネル20内に収まりよく敷設
できるようになり、そのうえ、隣合う支柱ブロック2の
支柱4にそれぞれ設けた係合部9に上方から連結リング
8aをはめ込むだけで、入線用床パネル1同士、或いは
入線用床パネル1と通常の床パネル20とを簡単に連結
固定できるようになり、この結果、床パネル間の連結強
度を高めることができ、床パネル間のがたつきや目すき
の発生を容易に防止できるという利点もある。
3は支柱4の段部5に載置されているだけなので、パネ
ルカバー3の取外しが容易であり、従って、パネルカバ
ー3を外して入線状況を確認する作業に手間がかからな
くなる。なおパネルカバー3を透明な材質で形成すれ
ば、パネルカバー3を支柱ブロック2から取外すことな
く、配線スペース7内の入線状況を容易に確認できるの
で、入線状況の確認作業を一層楽に行なうことができ
る。
ロック2の薄肉部6は、可撓性の少ないリブ6aを交差
状に連設して構成されているから、図15に示すよう
に、床スラブ14に不陸があってもパネルカバー3にが
たつきが生じ難くすることができる。つまり、図16に
示すような従来のパネルでは、可撓性を有する薄いシー
ト31に複数の支柱4を立設し、支柱4の上端部に設け
たカバー受け部32にカバー34を支持している場合が
多く、床スラブ14の不陸によってシート31が変形し
てカバー受け部32の高さが変わり、カバー34にがた
つきが生じる。これは支柱4が不陸に対応できるように
可撓性のあるカバー34と一体化されているためであ
る。これに対して本実施形態では、支柱4相互を連結す
る薄肉部6は可撓性の少ないリブ6aで構成すると共
に、隣合う支柱4間を連結リング8aで連結してあるの
で、床スラブ14に不陸があってもパネルカバー3のが
たつきの発生を有効に防止できるという利点もある。
ロック2の薄肉部6は四隅の支柱4の最下端4aより僅
かに上方に位置すると共に、薄肉部6を構成するリブ6
a間の隙間を多数のケーブル10を結束する結束バンド
12aを支持するための結束支持部13としてあるの
で、結束バンド12aを結束支持部13からケーブル1
0に架け回すことによって、薄肉部6を利用してケーブ
ル10の結束固定や、ケーブルジョイントボックスなど
の機器の固定を容易且つ確実に行なうことができるよう
になる。しかも薄肉部6を四隅の支柱4の最下端4aよ
り僅かに上方に位置させてあるので、入線用床パネル1
を床スラブ14上に敷設した後でも、薄肉部6が床スラ
ブ14から少し浮いた状態となることによって結束バン
ド12aを結束支持部13に架け回し易くなると共に、
結束バンド12aが薄肉部6を押し上げてがたつきを発
生させるという不具合や、薄肉部6によって配線スペー
ス7が狭くなるという不具合を防止できるという利点も
ある。
項1記載の発明は、四隅に支柱が配置され、各支柱の上
端部に段部が形成されると共に、各支柱の下端部同士が
薄肉部で相互に繋がれてなる支柱ブロックと、上記各支
柱の段部に支持されるパネルカバーとで平面視矩形状の
入線用床パネルが構成され、パネルカバーと薄肉部との
間の空間が配線スペースとされると共に、支柱ブロック
の支柱の上端部に上方に開口した円弧状溝からなる係合
部が形成され、支柱ブロックとこれに隣接してアクセス
フロアの床を構成する他の入線用床パネル或いは通常の
床パネルとを着脱自在に連結するための連結リングを上
記係合部の上方から着脱自在に嵌め込んで成るから、パ
ネルカバーを支持する支柱相互間のスペースが配線スペ
ースとなり、大量のケーブルを入線用床パネルの四方に
自由に配線できるようになるので、例えばアクセスフロ
ア内に設置される分電盤の出口に上記入線用床パネルを
敷設した場合には、分電盤から集中したケーブルの分配
に十分に対応できると共に、入線用床パネルの支柱相互
間のスペースが配線スペースとなり、従って、入線用床
パネル1個当たりの配線断面が広くなり、配線スペース
内にはケーブルだけでなく、ケーブルジョイントボック
スなどの機器も余裕をもって収納でき、そのうえ電源系
と情報系の配線を行なう場合にあっても、電源系と情報
系の配線が直接接触するのを防止できるようになる。さ
らに、パネルカバーは支柱の段部に支持されているだけ
なので、支柱ブロックからパネルカバーを簡単に取外し
て、入線状況を確認できると共に、支柱ブロックの支柱
に設けた係合部に、支柱ブロックとこれに隣接する床パ
ネルとを連結する連結リングを係合させることによっ
て、入線用床パネル同士、或いは入線用床パネルと通常
の床パネルとを簡単に連結固定でき、床パネル間の連結
強度を高めることができて、床パネル間のがたつきや目
すきの発生を容易に防止でき、外観上の収まりを向上さ
せることができるという効果が得られる。
を、中央の十字状に配置される5個の溝付きパネルと四
隅に配置される4個の天板付きパネルとで構成されて溝
付きパネルにより配線溝を十字状に備える通常の床パネ
ルの一辺の長さの略1/3の寸法としたから、例えば入
線用床パネルを縦横3個ずつ、合計9個並べて平面視矩
形状の入線用床パネルブロックを構成した場合、この入
線用床パネルブロックは通常の床パネルと同じ大きさと
なり、入線用床パネルブロックを通常の床パネル内に収
まりよく敷設でき、施工性がより向上する。
の分電盤が設置された壁面と略平行な方向に1列乃至複
数列の入線用床パネルを敷設したから、請求項1記載の
効果に加えて、分電盤から壁際へ大量のケーブルを配線
する際に壁面と平行に配線スペースの大きい入線用床パ
ネルを敷設することで、配線の90°の方向変換が容易
となり、分電盤から壁際へのケーブルの分配に十分に対
応可能となる。
の分電盤の前面と略直交する方向に1列乃至複数列の入
線用床パネルを敷設したから、請求項1記載の効果に加
えて、分電盤の前方へ大量のケーブルを配線する際に、
分電盤の前面と直交する方向に配線スペースの大きい入
線用床パネルを敷設することで、分電盤の前方へのケー
ブルの配線が容易となる。
の支柱ブロックの薄肉部を四隅の支柱の最下端より僅か
に上方に位置させると共に、薄肉部に配線スペース内に
通線されたケーブル等の結束手段を支持するための結束
支持部を設けたから、請求項1記載の効果に加えて、薄
肉部に設けた結束支持部にケーブル等の結束手段を支持
することで薄肉部を利用してケーブル等の固定を容易且
つ確実に行なうことができると共に、薄肉部が四隅の支
柱の最下端より僅かに上方に位置することで、入線用床
パネルを床スラブ上に敷設した後でも、ケーブルを結束
して薄肉部に固定し易くなり、且つ結束手段が薄肉部を
押し上げてがたつきを発生させるという不具合や配線ス
ペースが薄肉部によって狭くなるという不具合を防止で
きるものである。
る。
た場合の斜視図である。
敷設した場合の概略平面図である。
(b)は組立て後の斜視図、(c)は入線用床パネルブ
ロックの分解斜視図である。
平面図、側面図及び正面図である。
び右側面図である。
面図、正面図及び左側面図である。
ある。
ルの配線状態の説明図である。
図及び側面図である。
ある。
ネルを敷設した場合の説明図である。
設した場合の説明図である。
ーンを示す概略図、(c)は幹線パネルの平面図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 四隅に支柱が配置され、各支柱の上端部
に段部が形成されると共に、各支柱の下端部同士が薄肉
部で相互に繋がれてなる支柱ブロックと、上記各支柱の
段部に支持されるパネルカバーとで平面視矩形状の入線
用床パネルが構成され、パネルカバーと薄肉部との間の
空間が配線スペースとされると共に、支柱ブロックの支
柱の上端部に上方に開口した円弧状溝からなる係合部が
形成され、支柱ブロックとこれに隣接してアクセスフロ
アの床を構成する他の入線用床パネル或いは通常の床パ
ネルとを着脱自在に連結するための連結リングを上記係
合部の上方から着脱自在に嵌め込んで成るものであり、
入線用床パネルの一辺の長さを、中央の十字状に配置さ
れる5個の溝付きパネルと四隅に配置される4個の天板
付きパネルとで構成されて溝付きパネルにより配線溝を
十字状に備える通常の床パネルの一辺の長さの略1/3
の寸法としたことを特徴とする入線用床パネル。 - 【請求項2】 分電盤が設置された壁面と略平行な方向
に1列乃至複数列の入線用床パネルを敷設したことを特
徴とする請求項1記載の入線用床パネル。 - 【請求項3】 分電盤の前面と略直交する方向に1列乃
至複数列の入線用床パネルを敷設したことを特徴とする
請求項1記載の入線用床パネル。 - 【請求項4】 支柱ブロックの薄肉部を四隅の支柱の最
下端より僅かに上方に位置させると共に、薄肉部に配線
スペース内に通線されたケーブル等の結束手段を支持す
るための結束支持部を設けたことを特徴とする請求項1
記載の入線用床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08139997A JP3528508B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 入線用床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08139997A JP3528508B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 入線用床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280655A JPH10280655A (ja) | 1998-10-20 |
JP3528508B2 true JP3528508B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=13745243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08139997A Expired - Lifetime JP3528508B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 入線用床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3528508B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP08139997A patent/JP3528508B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10280655A (ja) | 1998-10-20 |
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