JP2000501465A - タイル式パネルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 オフィス内の作業スペースのような領域を分割するためのパネル又はパーティションであって、該パネル又はパーティションは、複数個のポスト（４）と、該ポスト間に連結される連結レール（５）を有する。レールは、ポストへ締め付けられた締付ブロック（６）上に支持され、該レールは、ブロックの表面の差込栓（１７）又はホール（１９）によりブロックに連結される。パネル又はパーティションは、支持レールに留められるタイル（２）により覆われ、該タイルは如何なる所望の形状、質感、及び色とすることが可能である。レールはタイルをポストから間隔を置いて配置することになり、パネル又はパーティションに沿ってケーブルを敷設するための通路がそこに提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 タイル式パネルシステム技術分野 本発明は、オフィス用のパネルシステム、ワークステーション、パーティショ ン、仕切り壁などに関する。背景技術 仕事・作業領域のためのオープンスペースの概念は、調節可能で且つ移動可能 なパネルを用いて、そのオープンスペースを個々の仕事領域に分割してレイアウ トできる点において融通性及び多目的性を提供するものである。一般的にこれら のパネルは、通常幾つかの標準寸法のモジュール式構造のものであって、各パネ ルは、設置領域の装飾に合致し、且つある程度音響的に遮音性を有する適当な表 面材料によって被覆されている。これらのパネルは通常、表面材料を支持するた めの外側フレーム構造体を備えており、そこに隣り合うパネル同士を結合するた めのクリップ又はその他の結合装置が設けられている。パネル同士を相互に結合 することによってパーティション又はスクリーンが構成されたとき、個々のパネ ルは、隣り合うパネルの露出したフレームによって明確に一つづつ識別される。 したがって、パーティションの外観は、パネルの材料によって決まることになる 。 従来、パーティションの外観を改善するための努力として、各パネルにフレー ムを設け、そこにフレームに対してクリップ留めすることができる個々の表面部 材（ここでは便宜上、タイルと言う）を取り付けることが行われてきた。この構 造によれば、タイルがフレームに覆い被さることになるため、パネルを垂直に据 え付けたとき、フレームそのものは見えなくなる。しかしながら、フレームが個 々に構成されるため、融通性はフレームのサイズの範囲内に制限されてしまうも のである。 また、各ワークステーションには電力の供給口、通信用及びコンピュータ用ケ ーブルの設置が必要であるため、そのケーブルをパネル又はパーティションの内 部に収容するための手段が要求される。 フレーム構造体に対してタイルを取り付けるようになった、また、パーティシ ョン内にケーブルが収容されるようになったオフィス用パーティションの例は、 米国特許第５,２１９,４０６号明細書に開示されている。しかしながら、このパ ネルは、パネルを構成するに際してその長さは変えることができても、垂直フレ ームの寸法によってやはり制限を受けるため、予めパネルを構成し、その後それ を設置場所に搬入するものである。ケーブルは、パネルを支持する垂直部材に人 の手によって挿通されなければならない。発明の開示 本発明の目的は、如何なる広さや形状の場所へも適応可能なパーティションを 提供することである。 本発明の他の目的は、仕切られる場所の寸法に完全一致させるために、現場で 組み立て且つ設置されるパーティション又はパネルを提供することである。 本発明の他の目的は、タイルが、モジュール式構造のものであることに制限さ れず、垂直部材の水平方向の間隔以上の部分までも覆うことができるパーティシ ョン又は仕切り壁を提供することである。 本発明の他の目的は、被覆即ち表面タイルがパネルのフレームに対してクリッ プ留めされるようになったパネル又はパーティションを提供することである。 本発明の更に他の目的は、ケーブルを簡単にパネルやパーティション内に収納 することができるように、パネル又はパーティションの対向する二つの面が互い に間隔を置いて設けられる構成のパーティション又はパネルを提供することであ る。 本発明の更に他の目的は、パネルが所定の場所にクリップ留めされる前にケー ブルを収納することができ、そして、ケーブルを露出させるために選択されたパ ネルを外すことによりケーブルの変更やメンテナンスを簡単に行なうことができ るように構成されたパーティション又はパネルを提供することである。 したがって、本発明によれば、複数個の間隔を置いて設けられた垂直部材と、 該垂直部材に沿って垂直方向に間隔を置いて設けられた連結ブロックであって、 該ブロックはそれぞれ隣り合った垂直部材間を対をなす平行に設けられた水平部 材で連結する連結ブロックと、垂直方向に間隔を置いて設けられた上下水平部材 に対してクリップ留めされる覆いタイルであり、その大きさが垂直部材の水平方 向の間隔に制限されるものでないタイルと、を具備したパネル又はパーティショ ンが提供される。 したがって、本発明は、垂直方向及び水平方向の各構成要素を支持するための 交差又は直交するレールを具えた簡単な垂直ポストを有するパーティションを提 供するものである。 タイルは、相補形状を有する隣接するタイルに対して、種々の形状、色及び／ 又は質感を有するものとすることが好ましく、そうすることにより、所望の視覚 効果を得ることができる。図面の簡単な説明 図１は、本発明によるパネル又はパーティションの一外観図。 図２は、パネルの更に他の外観図。 図３は、パネルを構成する種々の部材の分解図。 図４は、構造部材の更に他の外観図。 図５は、本発明による他の実施例の外観図。 図６は、パネル上に用いられる付属品を示す図。 図７（ａ）及び図７（ｂ）は、付属品の他の特徴を示す図。 図８は、パネルの断面図。 図９は、連続状のクリップを有するパネルを示す図。発明を実施するための好適実施例 添付図面を参照すると、図１及び図２には、パネル２を備えた二つのパーティ ション１が示されている。各パネル２は、形状を異にする種々のタイル３を有し 、これらは、後述するように、パーティションの構造体をなすフレームに取り付 けられる。 図３は、本発明の一実施例の分解図である。パーティションの各パネルは、パ ーティションのフレームを形成するために、対をなすレール５によって結合され る複数個の柱又はポスト４を備える。二つの半部材７，８から成る連結ブロック ６は、ポスト４上にそれに沿って所望の間隔で設けられると共に、ポスト４に対 して植込ボルト９によって締め付けられる。各半部材７及び８には、ポスト４を 包囲するための半円部分がそれぞれ設けられている。 また、各半部材は、半部材の対向面１２及び１３からそれぞれ延びる一対のス ロット１０を有し、このスロットはテーパ状のホール１１へ連通している。ホー ル１１は、それぞれの面１２及び面１３から中に入るに従って、次第に細く又は 狭くなっている。また、各半部材は対応する半部材に衝合する面上に、対応する 半スロット及び半テーパ状ホールを有するため、二つの半部材が合体されること により、これらの半スロット及び半テーパホールは完全なスロットと完全なテー パ状ホールを形成する。 図には、レール５を連結ブロックへ連結するための二つの方法が示されている 。図の左上に示すように、チルの一方の面にウェブ１６によってチル１４へ繋が れるテーパプラグ１５を有する鋳造チル１４がある。チルの反対側の面上には、 中 空円形レールが差し込まれる少なくとも二本、好ましくは四本の円形差込栓１７ が設けられる。 図の右側には、テーパプラグ１５と接続ウェブ１６を一方の面に有するチル１ ８が示されている。しかしながら、このチル１８の反対側の面には、レール５を そのホールの中に差し込むようになった二つ、好ましくは四つのホール１９があ る。 また、図の右には、タイル２の内側面にネジ２１によって固定されるクリップ ２０を有するタイル２の一部分が示されている。クリップは、レール５をクリッ プ留めするようになった凹部２２と、誘導弾性部２３とを有する。タイル２の下 方部には、同様のクリップ２０を有するが、そのクリップは反対方向を向いてお り、二つのクリップが対向することにより、タイルの下側のクリップはレールを 下側でクリップ留めすることになる。その結果、タイルは各レールに対して確実 に固定されることになる。種々の形状のタイルをレールにクリップ留めできるよ うに、各タイルを横切って水平方向に間隔を置いて複数個のクリップを配置する ことが好ましい。 他の方法として、また最も好ましくは、各タイルのクリップは、タイルを横切 る連続状のものである。そうすることにより、タイルの形状とは関係なく、タイ ルをレールに留めることができ、更に、一つ又はそれ以上の垂直ポストを超えて 延在することができる。 パネル又はパーティションを実際に組み立てるに際しては、ポストは所定の間 隔を置いて配置され、ブロックはポストに沿って所定の間隔で締め付けられ、レ ールはレールの各端でチルに接続され、そのようにして一体化されたレールとチ ルは次に、ブロックのテーパホールへテーパプラグを差し込むことで連結ブロッ クに接続される。 図４は、本発明の更に他の実施例を示す。この実施例では、連結ブロック３０ は、ネジ３３によりポスト４に締め付けられるようになった二つの半部材３１及 び半部材３２から成る。また、この図は、レール５に連結するための二つの異な る方法を示す。半部材自身に、レールに連結する差込栓３４又はホール３５の何 れかが設けられている。本実施例では、ブロックの半部材自身がホール又は差込 栓を有するので、前述した実施例では必要であったチルは、本実施例では不要で ある。 しかしながら、本発明によるパネルを立てるには、所定の間隔を置いてその上 に連結ブロックが設けられた最初のポストを位置決めし、更にもう一本のポスト をその上に所定の間隔をおいて連結ブロックが設けられた状態で用意し、対をな すレールを最初に位置決めしたポストに先ず接続し、次に、二番目のポストがそ のポストの所定位置において前記対をなすレールに接続される。 したがって、フレーム構造体が完成すると、あとはタイルを所定の位置に単に クリップ留めするだけて良いことが分かる。既に分かっている通り、隣り合うタ イルが相補形状を有するものであれば、タイルは矩形形状、四角形状、三角形状 、円形状又はその他の好きな形状とすることができる。また、タイルは同一の色 、質感、又は同一材料で形成される必要はないので、いろいろな種類の模様、色 彩、仕上げが如何なる組み合わせでも可能である。連結ブロックは標準４００ミ リ間隔であるが、如何なる他の間隔とすることもできる。しかしながら、パーテ ィションを既存の領域に設置しようとするのであれば、ポストとレールを所望の 長さに切断すればよく、そうすることにより設置希望場所で容易に組み立てるこ とができる。 ポストの下端部には、床面上に載置される適当なパッド又はフット部を設けれ ば良い。パネル又はパーティションは、好ましくは据付場所に次のような手順で 立てられる。先ず、連結ブロックを管材の所定位置にクランプ留めし、次にポス トを位置決めし、最後にレールによってポストの間が連結されるのである。 本発明は、工場内で生産されそして据付場所に搬入されるフレーム構造体にも 適用することができる。図５には更に他の実施例が示されており、そこに示され ているフレームは、ポスト４０と中空レール４１を備えている。この実施例にお けるレールは、ポストに対して溶接付け、リベット留め、またはネジ又はボルト 留めされている。フレームが溶接付け構造のものである場合、据付場所に持ち込 まれるより前に、フレームを完成済みの状態にしておくことが好ましい。各種パ ネルのフレームは、隣り合うフレームの中空レールの端部に設けられる連結ペグ ４２によって互いに結合することができる。 棚を設けるために、ポスト上の好きな位置にブラケットをクランプ留めするこ とができ、そのブラケットは、隣り合ったタイルの間に延在することになる。 各種ブラケット、棚等をパネルのフレームに対して取り付けることができ、そ のような付属品の一例が図６に示されている。図６の例では、パネルは、ポスト ５０と、対をなすレール５２によって結合された連結ブロック５１を有する。搭 載管又はレール５３は、各ブロック内の追加的差込栓又はソケットホールに挿入 されることにより、連結ブロック間に設けられる。搭載レール５３を所定位置に 配置する前に、その搭載レールは、搭載バー５４の端部の孔に挿通される。搭載 バー５４は、次の下側レール対５２まで達する長さを有しており、その最下端に は、下側レール５２に嵌合する円弧状の切り欠き部を有する。したがって、棚な どの付属品は、水平状のレールに取り付けられ、ポストに取り付けることが必要 ないことが分かる。 搭載バー同士は、付属品を取り付け又は付加することができる如何なる所望の 被覆体、材料、又はシート部材によって連結することができる。本実施例では、 搭載バーを連結するものとして、連結バーにネジ留めされた金属パネル５５が設 けられている。パネルには、パネル５５から外側に押し出された、上向きの突出 片５６が複数個、間隔を置いて設けられている。この突出片５６に、付属品又は 装飾タイルを取り付けることができる。こうすることにより、パーティションを 通した開口部を提供するハッチの片側開放蓋を形成することができる。同様の蓋 がパーティションの反対側の面にもある。したがって、金属パネルは、図６に示 すように、ポストの間に設けることができ、また、図７ｂに示すように、一つ又 はそれ以上の数のポストに跨って延在することもできる。 本発明によれば、このようにしてフレーム構造体を立ち上げることができ、ケ ーブルをポストに沿わせて通過させ、フレーム構造体上に載置することができる 。タイルはその後、所定の位置に設けることができ、一部のタイルには、ケーブ ルを通すための開口が設けられており、または、電力、通信ケーブル及びコンピ ュータケーブルのためのソケット又はその他の接続ユニットが設けられている。 ケーブルは、ポスト又はレールに接続された適当な連接装置によって設けられる ことが好ましい。器具又はケーブルの再配置又は変更の必要が生じたときは、適 当なタイルを単に取り外すだけで良い。 如何なる付属品も、ポスト即ち垂直部材に装着する必要がなく、それらをレー ル上に搭載することができることが理解されよう。したがって、作業台を水平レ ール上に搭載することができる。本実施例の場合、適当なブロック又はチルに接 続される所望の高さのところに四つのレールを設けることができ、そして作業台 をそのレールに片持ち状態で取り付けることができる。 したがって、タイルが如何なるモジュール構造にも制限されないことが分かる であろう。ポストは、如何なる所望の間隔でも配置することができる。ポストが たとえ少し間隔が離れて設けられていても、タイルでそのポストを被覆すること ができる。また、たとえ一枚のタイルであっても、一つのパーティションのため に、上部から下部にそしてパーティションの一端から他端にわたって、全ての中 間に存在するポストを被服して全体を覆うことができる。 更に他の例として、クリップ手段を、フックとループの連続する列とすること もできる。 連続ブロックを正方形にすることで、必要により、パーティションパネルを直 角状に設置することができる。しかしながら、幾つかのブロックは、その形状を 三角形状、六角形状、八角形状のうちの何れかの形状とすることができ、その結 果、パネルは、オフィスの設置条件に従って、種々の角度をもって延設させるこ とができる。 また、カバー片（図示せず）が、パネル又はパーティションの上部及び端部を 覆うために設けられる。これらのカバー片は、パネル同士が互いに合わされない ところ、又は壁等に突き当たらないところの、パーティションの露出している上 部及端部の所定位置にクリップ留めされれば良い。 上述したように、パネル又はパーティションは据付現場で簡単に組み立て上げ られ、タイルは、如何なる所望の美的効果を持つようにデザインすることができ 、また、ケーブルは、簡単に収容でき、そして必要により容易に変更又は除去す ることが可能であることが分かるであろう。 本発明の種々の実施態様をある程度詳細に説明したが、本発明はそれらの実施 例に限定されるものではなく、発明の趣旨と範囲内に入るものであれば、いろい ろな変形及び改変が本発明に含まれるものである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９７年８月２０日（１９９７．８．２０） 【補正内容】発明の開示 本発明の目的は、如何なる広さや形状の場所へも適応可能なパーティションを 提供することである。 本発明の他の目的は、仕切られる場所の寸法に完全一致させるために、現場で 組み立て且つ設置されるパーティション又はパネルを提供することである。 本発明の他の目的は、タイルが、モジュール式構造のものであることに制限さ れず、垂直部材の水平方向の間隔以上の部分までも覆うことができるパーティシ ョン又は仕切り壁を提供することである。 本発明の他の目的は、被覆即ち表面タイルがパネルのフレームに対してクリッ プ留めされるようになったパネル又はパーティションを提供することである。 本発明の更に他の目的は、ケーブルを簡単にパネルやパーティション内に収納 することができるように、パネル又はパーティションの対向する二つの面が互い に間隔を置いて設けられる構成のパーティション又はパネルを提供することであ る。 本発明の更に他の目的は、パネルが所定の場所にクリップ留めされる前にケー ブルを収納することができ、そして、ケーブルを露出させるために選択されたパ ネルを外すことによりケーブルの変更やメンテナンスを簡単に行なうことができ るように構成されたパーティション又はパネルを提供することである。 したがって、本発明によれば、間隔を置いて設けられた複数個の垂直部材と、 該垂直部材に沿って垂直方向に間隔を置いて設けられた連結ブロックであって、 該連結ブロックは前記垂直部材の幅より大きい横幅を有しており、且つ該連結ブ ロックはそれぞれ隣り合った前記垂直部材の間で、水平に間隔を置いて設けられ た一対の平行水平部材を接続する連結ブロックと、垂直方向に間隔を置いて設け られた前記水平部材に対して取付手段によって取り付けられた被覆タイルとを具 備し、前記タイルが前記垂直部材から間隔を置いて設けられることによりスペー スが提供され、そのスペースにケーブルが敷設されることを特徴とするパネル又 はパーティションが提供される。 したがって、本発明は、垂直方向及び水平方向の各構成要素を支持するための 交差又は直交するレールを具えた簡単な垂直ポストを有するパーティションを提 供するものである。請求の範囲 １．間隔を置いて設けられた複数個のポスト又は垂直部材と、該垂直部材に沿っ て垂直方向に間隔を置いて設けられた連結ブロックであって、該連結ブロックは 前記垂直部材の幅より大きい横幅を有しており、且つ該連結ブロックはそれぞれ 隣り合った前記垂直部材の間で、水平に間隔を置いて設けられた一対の平行水平 部材を接続する連結ブロックと、垂直方向に間隔を置いて設けられた前記水平部 材に対して取付手段によって取り付けられた被覆タイルとを具備し、前記タイル が前記垂直部材から間隔を置いて設けられることによりスペースが提供され、そ のスペースにケーブルが敷設されることを特徴とするパネル又はパーティション 。 ２．請求項１記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、タイ ルを横切って水平方向に延在していることを特徴とするパネル又はパーティショ ン。 ３．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、前記 タイルを横切って延びる単一の連続クリップであることを特徴とするパネル又は パーティション。 ４．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、前記 タイルを横切って間隔を置いて設けられる複数個のクリップであることを特徴と するパネル又はパーティション。 ５．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、フッ クとループの列であることを特徴とするパネル又はパーティション。 ６．請求項１記載のパネル又はパーティションであって、前記連結ブロックの寸 法は、前記ポストを超えて張り出るように前記ポストより大きく、その結果、 パネル又はパーティションを通るケーブルの通路が、ポストとタイルの内側面と の間にスペースとして提供されることを特徴とするパネル又はパーティション。 ７．請求項１又は請求項６記載のパネル又はパーティションであって、前記タイ ルは、それに隣接する相補形状を有するタイルに対して、種々の形状、色及び/ 又は質感とすることができ、その結果、所望の視覚効果を得られることを特徴と するパネル又はパーティション。 ８．請求項６記載のパネル又はパーティションであって、各連結ブロックは、前 記ポストに沿った所望位置に、ポストを挟んで互いに締め付けられる二つの半体 からなることを特徴とするパネル又はパーティション。 ９．請求項８記載のパネル又はパーティションであって、前記各半体は、ブロッ クの表面から延びた差込栓の形状をした複数個の取付部材を有し、前記レールは 中空状であり且つ前記差込栓に挿入連結されることを特徴とするパネル又はパー ティション。 １０．請求項８記載のパネル又はパーティションであって、前記各半体はその表 面に複数個のホールを有し、前記ホールの寸法は、ブロックに連結されるように 各レールの端部がその中に挿入されるような寸法であることを特徴とするパネル 又はパーティション。 １１．請求項６記載のパネル又はパーティションであって、各ブロックに脱着自 在に取り付けられる連結部材を有し、該連結部材は前記レールに接続するための 手段を有し、前記レールと連結部材が先ず組み立てられ、その後それぞれのブロ ックに取り付けられることを特徴するパネル又はパーティション。 １２．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各連結部材はウェ ブによって連結部材に取り付けられるくさび形状部材を有し、前記ブロックが、 スロットによりブロックの表面に接続される少なくとも一つのテーパ状開口を有 することにより、連結部材がブロックに連結され得ることを特徴とするパネル又 はパーティション。 １３．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各ブロックは複数 個のテーパ状開口及びスロットを有することを特徴とするパネル又はパーティシ ョン。 １４．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各連結部材は、中 空レールの端部に挿入される差込栓またはレールの端部が挿入される連結部材の ホールによってレールに連結されることを特徴とするパネル又はパーティション 。 １５．水平方向に間隔を置いて設けられた複数組のレール対を支持する複数個の ポストを具備し、前記レール対は垂直方向に間隔を置いて設けられ、前記レール 対はレールに対して脱着可能に取り付けられた被覆タイルを支持し、前記ポスト にクランプ留めされた複数個のブロックが設けられ、該各ブロックの水平方向の 寸法は各ポストの幅より大きく、各ブロックは隣り合うブロックを接続するレー ルに取り付けるための手段を有し、前記タイルは支持ポストから間隔を置いて設 けられ、前記タイルとポストの間の空間にはパネル又はパーティションに沿って 設けられるケーブルが収容されることを特徴とするパネル又はパーティション。 １６．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、レールをブロック に取り付けるための手段は、中空レールがその上に配置される差込栓又はレール の端部がその中に挿入されるホールの何れかを有することを特徴とするパネル又 はパーティション。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 ＰＯ０２４８ (32)優先日 平成８年６月４日(1996．6．4) (33)優先権主張国 オーストラリア（ＡＵ） (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ (72)発明者 ニューマン，ブルース，チャールズ オーストラリア，ニューサウスウェイルズ 州 2040，レイチハート，ローズ ロード 67 (72)発明者 クーパー，アラン，ジョージ オーストラリア，ニューサウスウェイルズ 州 2040，レイチハート，ローズ ロード 67 (72)発明者 ニューマン，デイビット，チャールズ オーストラリア，ニューサウスウェイルズ 州 2040，レイチハート，ローズ ロード 67 (72)発明者 デイラーク，レーン，アレクサンダー オーストラリア，ニューサウスウェイルズ 州 2040，レイチハート，ローズ ロード 67 (72)発明者 ピーチ，フィリップ，ルーイス オーストラリア，ニューサウスウェイルズ 州 2105，チャーチ ポイント，ウォータ ー プレイス ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．間隔を置いて設けられた複数個のポスト又は垂直部材と、該垂直部材に沿っ て垂直方向に間隔を置いて設けられた連結ブロックであって、該連結ブロックは それぞれ隣り合った前記垂直部材の間で水平に間隔を置いて設けられた一対の水 平部材を接続する連結ブロックと、垂直方向に間隔を置いて設けられた水平部材 に対して取付手段によって取り付けられた被覆タイルと、を具備することを特徴 とするパネル又はパーティション。 ２．請求項１記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、タイ ルを横切って水平方向に延在していることを特徴とするパネル又はパーティショ ン。 ３．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、前記 タイルを横切って延びる単一の連続クリップであることを特徴とするパネル又は パーティション。 ４．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、前記 タイルを横切って間隔を置いて設けられる複数個のクリップであることを特徴と するパネル又はパーティション。 ５．請求項２記載のパネル又はパーティションであって、前記取付手段が、フッ クとループの列であることを特徴とするパネル又はパーティション。 ６．請求項１記載のパネル又はパーティションであって、前記連結ブロックの寸 法は、前記ポストを超えて張り出るように前記ポストより大きく、その結果、パ ネル又はパーティションを通るケーブルの通路が、ポストとタイルの内側面との 間にスペースとして提供されることを特徴とするパネル又はパーティション。 ７．請求項１又は請求項６記載のパネル又はパーティションであって、前記タイ ルは、それに隣接する相補形状を有するタイルに対して、種々の形状、色及び／ 又は質感とすることができ、その結果、所望の視覚効果を得られることを特徴と するパネル又はパーティション。 ８．請求項６記載のパネル又はパーティションであって、各連結ブロックは、前 記ポストに沿った所望位置に、ポストを挟んで互いに締め付けられる二つの半体 からなることを特徴とするパネル又はパーティション。 ９．請求項８記載のパネル又はパーティションであって、前記各半体は、ブロッ クの表面から延びた差込栓の形状をした複数個の取付部材を有し、前記レールは 中空状であり且つ前記差込栓に挿入連結されることを特徴とするパネル又はパー ティション。 １０．請求項８記載のパネル又はパーティションであって、前記各半体はその表 面に複数個のホールを有し、前記ホールの寸法は、ブロックに連結されるように 各レールの端部がその中に挿入されるような寸法であることを特徴とするパネル 又はパーティション。 １１．請求項６記載のパネル又はパーティションであって、各ブロックに脱着自 在に取り付けられる連結部材を有し、該連結部材は前記レールに接続するための 手段を有し、前記レールと連結部材が先ず組み立てられ、その後それぞれのブロ ックに取り付けられることを特徴するパネル又はパーティション。 １２．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各連結部材はウェ ブによって連結部材に取り付けられるくさび形状部材を有し、前記ブロックが、 スロットによりブロックの表面に接続される少なくとも一つのテーパ状開口を有 することにより、連結部材がブロックに連結され得ることを特徴と するパネル又はパーティション。 １３．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各ブロックは複数 個のテーパ状開口及びスロットを有することを特徴とするパネル又はパーティシ ョン。 １４．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、各連結部材は、中 空レールの端部に挿入される差込栓またはレールの端部が挿入される連結部材の ホールによってレールに連結されることを特徴とするパネル又はパーティション 。 １５．水平方向に間隔を置いて設けられた複数組のレール対を支持する複数個の ポストを具備し、前記レール対は垂直方向に間隔を置いて設けられ、前記レール 対はレールに対して脱着可能に取り付けられた被覆タイルを支持し、前記ポスト にクランプ留めされた複数個のブロックが設けられ、該各ブロックの水平方向の 寸法は各ポストの幅より大きく、各ブロックは隣り合うブロックを接続するレー ルに取り付けるための手段を有し、前記タイルは支持ポストから間隔を置いて設 けられ、前記タイルとポストの間の空間にはパネル又はパーティションに沿って 設けられるケーブルが収容されることを特徴とするパネル又はパーティション。 １６．請求項１１記載のパネル又はパーティションであって、レールをブロック に取り付けるための手段は、中空レールがその上に配置される差込栓又はレール の端部がその中に挿入されるホールの何れかを有することを特徴とするパネル又 はパーティション。