JP2532507B2 - チョッパ折装置 - Google Patents
チョッパ折装置Info
- Publication number
- JP2532507B2 JP2532507B2 JP62225178A JP22517887A JP2532507B2 JP 2532507 B2 JP2532507 B2 JP 2532507B2 JP 62225178 A JP62225178 A JP 62225178A JP 22517887 A JP22517887 A JP 22517887A JP 2532507 B2 JP2532507 B2 JP 2532507B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chopper
- roll
- signature
- pair
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は輪転印刷機に付設される折機におけるチョッ
パ折装置に関する。
パ折装置に関する。
＜従来の技術＞ 巻紙輪転印刷機には、印刷後、乾燥冷却されたウェブ
を所定の流さごとに断裁したり、これを幅方向または長
さ方向に折ったりする折機が備えられている。この折機
による折り方には、断裁前のウェブをフォーマで幅方向
に半折するフォーマ折りと、断裁後の折丁を折紙胴で長
さ方向に半折した４つ折りしたりする平行１回折りまた
は平行２回折りと、平行折りされた折丁をチョッパで直
交方向へ半折するチョッパ折りとがあり、これらの折り
方は、折丁の仕様にしたがい選択されて単独で用いられ
たり、このうちのいくつかが組合わされたりする。
を所定の流さごとに断裁したり、これを幅方向または長
さ方向に折ったりする折機が備えられている。この折機
による折り方には、断裁前のウェブをフォーマで幅方向
に半折するフォーマ折りと、断裁後の折丁を折紙胴で長
さ方向に半折した４つ折りしたりする平行１回折りまた
は平行２回折りと、平行折りされた折丁をチョッパで直
交方向へ半折するチョッパ折りとがあり、これらの折り
方は、折丁の仕様にしたがい選択されて単独で用いられ
たり、このうちのいくつかが組合わされたりする。
上記各折装置のうちのチョッパ折装置は、フォーマ折
り及び平行折りされた折丁の中央部へ向かって板状のチ
ョッパブレードを垂直姿勢で下降させ、その折丁を中央
から折りながら下方に位置する一対のチョッパロール間
へ押込むものであり、折丁はチョッパロールの間を通過
する過程でそれらに挾圧されて半折りにされる。
り及び平行折りされた折丁の中央部へ向かって板状のチ
ョッパブレードを垂直姿勢で下降させ、その折丁を中央
から折りながら下方に位置する一対のチョッパロール間
へ押込むものであり、折丁はチョッパロールの間を通過
する過程でそれらに挾圧されて半折りにされる。
第５図は従来のチャッパ折装置の断面図である。第５
図に示すように、従来のチョッパ折装置では、平行折り
された折丁が搬送されてくるプレート11に折丁の搬送方
向（紙面に対して垂直な方向）に沿ってスリット12が形
成され、そのスリット12に臨んで相対向するプレート11
の縁部に折丁をスリット12から下方へ導く口金13がそれ
ぞれ取付けられる。そして、その口金13の下方に一対の
チョッパロール14が配設されており、これらは図示しな
い駆動源によって図中の矢印方向に回転駆動されるよう
になっている。一方、口金13の上方にはチョッパブレー
ド15が配設される。チョッパブレード15はアーム16の先
端に固定されていて、アーム16は支軸17により回動自在
に支持されると共に、カムクランク18の駆動により揺動
し、チョッパブレード15を略上下方向に移動させる。
図に示すように、従来のチョッパ折装置では、平行折り
された折丁が搬送されてくるプレート11に折丁の搬送方
向（紙面に対して垂直な方向）に沿ってスリット12が形
成され、そのスリット12に臨んで相対向するプレート11
の縁部に折丁をスリット12から下方へ導く口金13がそれ
ぞれ取付けられる。そして、その口金13の下方に一対の
チョッパロール14が配設されており、これらは図示しな
い駆動源によって図中の矢印方向に回転駆動されるよう
になっている。一方、口金13の上方にはチョッパブレー
ド15が配設される。チョッパブレード15はアーム16の先
端に固定されていて、アーム16は支軸17により回動自在
に支持されると共に、カムクランク18の駆動により揺動
し、チョッパブレード15を略上下方向に移動させる。
而して、プレート11上を搬入されてきた折丁は、チョ
ッパブレード15の下降によって半折りにされて両チョッ
パロール14の狭間部まで送り込まれ、回転するチョッパ
ロール14間に噛み込まれる。そして、噛み込まれた折丁
は両チョッパロール14の狭間部を通過する間に折圧を加
えられてチョッパ折りされる。
ッパブレード15の下降によって半折りにされて両チョッ
パロール14の狭間部まで送り込まれ、回転するチョッパ
ロール14間に噛み込まれる。そして、噛み込まれた折丁
は両チョッパロール14の狭間部を通過する間に折圧を加
えられてチョッパ折りされる。
＜発明が解決しようとする問題点＞ チョッパロール14は、折機が運転されている間は、常
に一定の周速で回転しているのに対し、チョッパブレー
ド15の運動速度はその位置の変化に伴って変化し、チョ
ッパブレード15の最降下転では運動速度が０となる。第
６図はチョッパブレード15の運動変位の説明図である。
第６図において、曲線19はチョッパブレード15の最下端
の変位の経時的変化、一点鎖線20はチョッパロール14に
より運ばれる折丁21の変位を表わしており、点Ａは折丁
21がチョッパロール14に噛み込まれる点、点Ｂはチョッ
パブレード15の最降下点である。チョッパ折りにおいて
は、前述のように折丁21はチョッパロール14に噛み込ま
れる以前はチョッパブレード15により運ばれ、噛み込ま
れてから後はチョッパロール14により運ばれるが、第６
図に示すように、折丁21の噛み込みが行われる点Ａは最
降下点Ｂに近接しているためチョッパブレード15の運動
速度は極めて小さいものとなっており、チョッパブレー
ド15によって送り込まれた折丁21の運動速度とチョッパ
ロール14の周速とに大きな速度差が生じている。その結
果、折丁21がチョッパブレード15からチョッパロール14
へ移行する際に、それらの速度差に起因してチョッパロ
ール14の表面により折丁21に第７図に示すようなこすれ
22を与えてしまう。また、折丁21はチョッパロール14に
受け渡されるとその運動速度が急激に上昇するので、瞬
間的に大きな加速度を受けることになり、そこに発生す
る力によって折丁21に第８図に示すような角折れ23、破
れ等の障害が生ずることがある。
に一定の周速で回転しているのに対し、チョッパブレー
ド15の運動速度はその位置の変化に伴って変化し、チョ
ッパブレード15の最降下転では運動速度が０となる。第
６図はチョッパブレード15の運動変位の説明図である。
第６図において、曲線19はチョッパブレード15の最下端
の変位の経時的変化、一点鎖線20はチョッパロール14に
より運ばれる折丁21の変位を表わしており、点Ａは折丁
21がチョッパロール14に噛み込まれる点、点Ｂはチョッ
パブレード15の最降下点である。チョッパ折りにおいて
は、前述のように折丁21はチョッパロール14に噛み込ま
れる以前はチョッパブレード15により運ばれ、噛み込ま
れてから後はチョッパロール14により運ばれるが、第６
図に示すように、折丁21の噛み込みが行われる点Ａは最
降下点Ｂに近接しているためチョッパブレード15の運動
速度は極めて小さいものとなっており、チョッパブレー
ド15によって送り込まれた折丁21の運動速度とチョッパ
ロール14の周速とに大きな速度差が生じている。その結
果、折丁21がチョッパブレード15からチョッパロール14
へ移行する際に、それらの速度差に起因してチョッパロ
ール14の表面により折丁21に第７図に示すようなこすれ
22を与えてしまう。また、折丁21はチョッパロール14に
受け渡されるとその運動速度が急激に上昇するので、瞬
間的に大きな加速度を受けることになり、そこに発生す
る力によって折丁21に第８図に示すような角折れ23、破
れ等の障害が生ずることがある。
本発明は、このような従来のチョッパ折装置における
問題点を解決するものであり、チョッパロールへ折丁を
受け渡す時の折丁とチョッパロール周速との速度差を解
消し、こすれや角折れ、破れ等の障害の発生を防止した
チョッパ折装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するものであり、チョッパロールへ折丁を
受け渡す時の折丁とチョッパロール周速との速度差を解
消し、こすれや角折れ、破れ等の障害の発生を防止した
チョッパ折装置を提供することを目的としている。
＜問題点を解決するための手段＞ 上述の問題点を解決する本発明にかかるチョッパ折装
置は、互いに反対方向に回転駆動されてそれらの間に供
給された折丁を挾圧して折目を形成するチョッパロール
対と、前記チョッパロール対に対する接近離反方向に往
復駆動されて折丁を該チョッパロール対に向けて送り込
むと共に一部に切欠が設けられたチョッパブレードと、
前記チョッパブレードが前記チョッパロール対に接近す
る過程でその速度が該チョッパロール対の周速と略等し
くなる位置において前記切欠内に位置するように配設さ
れると共に互いに反対方向に該チョッパロール対の周速
と略等しい周速で回転駆動されてそれらの間に該チョッ
パブレードによって送り込まれた折丁を該チョッパロー
ル対へ供給する補助ロールを具えたことを特徴とする。
置は、互いに反対方向に回転駆動されてそれらの間に供
給された折丁を挾圧して折目を形成するチョッパロール
対と、前記チョッパロール対に対する接近離反方向に往
復駆動されて折丁を該チョッパロール対に向けて送り込
むと共に一部に切欠が設けられたチョッパブレードと、
前記チョッパブレードが前記チョッパロール対に接近す
る過程でその速度が該チョッパロール対の周速と略等し
くなる位置において前記切欠内に位置するように配設さ
れると共に互いに反対方向に該チョッパロール対の周速
と略等しい周速で回転駆動されてそれらの間に該チョッ
パブレードによって送り込まれた折丁を該チョッパロー
ル対へ供給する補助ロールを具えたことを特徴とする。
＜作用＞ 折丁は先ずチョッパブレードにより選ばれ、補助ロー
ル対に噛み込まる。このとき、チョッパブレードの速度
と補助ロール対の周速は略等しいので、チョッパブレー
ドから補助ロール対への折丁の移し替えは円滑に行われ
る。一方、チョッパブレードの切欠は、折丁を補助ロー
ル対へ移行させた後のチョッパブレードの自由な動きを
許容する。その後、折丁は補助ロール対によりチョッパ
ロール対の周速と略等しい速度をもってチョッパロール
対へ供給され、チョッパ折りされる。
ル対に噛み込まる。このとき、チョッパブレードの速度
と補助ロール対の周速は略等しいので、チョッパブレー
ドから補助ロール対への折丁の移し替えは円滑に行われ
る。一方、チョッパブレードの切欠は、折丁を補助ロー
ル対へ移行させた後のチョッパブレードの自由な動きを
許容する。その後、折丁は補助ロール対によりチョッパ
ロール対の周速と略等しい速度をもってチョッパロール
対へ供給され、チョッパ折りされる。
＜実 施 例＞ 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例にかかるチョッパ折装置の
要部斜視図、第２図はその概略正面図、第３図は同じく
その横断面図、第４図は同じくそのチョッパブレードの
運動変位曲線図である。
要部斜視図、第２図はその概略正面図、第３図は同じく
その横断面図、第４図は同じくそのチョッパブレードの
運動変位曲線図である。
第１図〜第３図において、一対のチョッパロール31が
水平方向に並んで隣接して軸支され、それらの支軸32の
端部に固定されて互いに噛み合う連動ギヤ33を介して両
チョッパロール31は図示しない駆動源に連結されてお
り、両チョッパロール31は互いに反対方向に同じ周速で
回転駆動されるようになっている。このチョッパロール
31の上方には、水平方向に並んで２本の支軸34が軸支さ
れ、これらの支軸34に一対の幅狭の補助ロール35からな
る補助ロール対が２組固定されている。両支軸34は互い
に噛み合う連動ギヤ36を介して図示しない駆動源に連結
されており、対となる補助ロール35はチョッパロール31
と同様に互いに反対方向に且つチョッパロール31の周速
と等しい周速で回転駆動されるようになっている。さら
に、この支軸34と連動ギヤ36の間には一方向クラッチ37
が介在され、連動ギヤ36からの駆動力はこの一方向クラ
ッチ37を介して支軸34に伝えられる。すなわち、補助ロ
ール35は連動ギヤ36の回転駆動によってチョッパロール
31よりも遅く回転することはできない、一方向クラッチ
37の作用により逆にチョッパロール31よりも速く回転し
ようとする動きに対しては自由となつている。
水平方向に並んで隣接して軸支され、それらの支軸32の
端部に固定されて互いに噛み合う連動ギヤ33を介して両
チョッパロール31は図示しない駆動源に連結されてお
り、両チョッパロール31は互いに反対方向に同じ周速で
回転駆動されるようになっている。このチョッパロール
31の上方には、水平方向に並んで２本の支軸34が軸支さ
れ、これらの支軸34に一対の幅狭の補助ロール35からな
る補助ロール対が２組固定されている。両支軸34は互い
に噛み合う連動ギヤ36を介して図示しない駆動源に連結
されており、対となる補助ロール35はチョッパロール31
と同様に互いに反対方向に且つチョッパロール31の周速
と等しい周速で回転駆動されるようになっている。さら
に、この支軸34と連動ギヤ36の間には一方向クラッチ37
が介在され、連動ギヤ36からの駆動力はこの一方向クラ
ッチ37を介して支軸34に伝えられる。すなわち、補助ロ
ール35は連動ギヤ36の回転駆動によってチョッパロール
31よりも遅く回転することはできない、一方向クラッチ
37の作用により逆にチョッパロール31よりも速く回転し
ようとする動きに対しては自由となつている。
一方、これらの上方にはチョッパブレード38が配設さ
れていて、チョッパブレード38は図示しない駆動源によ
りチョッパロール31と補助ロール35が並んだ方向に沿っ
てチョッパロール31に対する接近離反方向に往復駆動さ
れる。チョッパブレード38には、補助ロール35の位置に
対応して補助ロール35の幅よりも広い切欠39が形成され
ている。そして、補助ロール35は、このチョッパブレー
ド38が下降する過程、つまりチョッパロール31に接近す
る過程でその速度がチョッパロール31の周速と略等しく
なる位置に配設されている。
れていて、チョッパブレード38は図示しない駆動源によ
りチョッパロール31と補助ロール35が並んだ方向に沿っ
てチョッパロール31に対する接近離反方向に往復駆動さ
れる。チョッパブレード38には、補助ロール35の位置に
対応して補助ロール35の幅よりも広い切欠39が形成され
ている。そして、補助ロール35は、このチョッパブレー
ド38が下降する過程、つまりチョッパロール31に接近す
る過程でその速度がチョッパロール31の周速と略等しく
なる位置に配設されている。
ここで、第３図に示すように、チョッパブレード38の
下端がプレート11の上面からl1の距離にあるときチョッ
パブレード38の降下速度Ｖがチョッパロール31の周速ｖ
と等しくなるとし、そこに補助ロール35が配設されると
共に、そこから距離l2下がった所がチョッパブレード38
の最降下位置、さらにそこから距離l3下がった所にチョ
ッパロール31が配設されるとする。また、第４図におい
て、曲線40はチョッパブレード38の最下端の変位、一点
鎖線41は折丁の変位を表わしている。
下端がプレート11の上面からl1の距離にあるときチョッ
パブレード38の降下速度Ｖがチョッパロール31の周速ｖ
と等しくなるとし、そこに補助ロール35が配設されると
共に、そこから距離l2下がった所がチョッパブレード38
の最降下位置、さらにそこから距離l3下がった所にチョ
ッパロール31が配設されるとする。また、第４図におい
て、曲線40はチョッパブレード38の最下端の変位、一点
鎖線41は折丁の変位を表わしている。
いま、チョッパブレード38の下降によって折丁21は半
折りにされて点Ｐにおいて補助ロール31に噛み込まれ
る。このとき、点Ｏから点Ｐまでの区間はチョッパブレ
ード38の速度Ｖ、つまり折丁21の速度はチョッパロール
31の周速よりも大きいが、補助ロール35が一方向クラッ
チ37の作用によって折丁21により駆動されてその折丁21
と同周速で増速回転することで、折丁21は円滑に補助ロ
ール35に移行する。一方、チョッパブレード38は点Ｐに
て折丁21を補助ロール35に受け渡した後もさらに距離l2
だけ深く入り込むが、チョッパブレード38に設けられた
切欠39内に補助ロール35が入ることで、補助ロール35や
折丁31に影響を及ぼすことはない。その後、補助ロール
35の駆動回転により折丁21はチョッパロール31の周速と
等しい速度でチョッパロール31へ円滑に供給され、チョ
ッパ折りされる。
折りにされて点Ｐにおいて補助ロール31に噛み込まれ
る。このとき、点Ｏから点Ｐまでの区間はチョッパブレ
ード38の速度Ｖ、つまり折丁21の速度はチョッパロール
31の周速よりも大きいが、補助ロール35が一方向クラッ
チ37の作用によって折丁21により駆動されてその折丁21
と同周速で増速回転することで、折丁21は円滑に補助ロ
ール35に移行する。一方、チョッパブレード38は点Ｐに
て折丁21を補助ロール35に受け渡した後もさらに距離l2
だけ深く入り込むが、チョッパブレード38に設けられた
切欠39内に補助ロール35が入ることで、補助ロール35や
折丁31に影響を及ぼすことはない。その後、補助ロール
35の駆動回転により折丁21はチョッパロール31の周速と
等しい速度でチョッパロール31へ円滑に供給され、チョ
ッパ折りされる。
このように、折丁21はチョッパブレード38により点Ｐ
においてスリップすることなく確実に補助ロール35に送
り込まれると共に、補助ロール35はチョッパロール31と
同周速で駆動回転するため、折丁21はチョッパブレード
38に当ってから折目が付けられて排紙されるまで、速度
差によるスリップを生ずることなく、且つ急激な速度変
化をすることなく円滑に移動する。
においてスリップすることなく確実に補助ロール35に送
り込まれると共に、補助ロール35はチョッパロール31と
同周速で駆動回転するため、折丁21はチョッパブレード
38に当ってから折目が付けられて排紙されるまで、速度
差によるスリップを生ずることなく、且つ急激な速度変
化をすることなく円滑に移動する。
尚、上述の点Ｐにおけるチョッパブレード38の速度Ｖ
と補助ロール35の駆動周速ｕとは完全に一致することが
望ましいが、本発明においては、許容されるスリップの
範囲内で両者は完全には一致していなくとも所期の効果
を奏し得るものである。また、上述の実施例において
は、補助ロール対を２組設けた例について説明したが、
場合によっては１組あるいは３組以上設けるようにして
もよい。
と補助ロール35の駆動周速ｕとは完全に一致することが
望ましいが、本発明においては、許容されるスリップの
範囲内で両者は完全には一致していなくとも所期の効果
を奏し得るものである。また、上述の実施例において
は、補助ロール対を２組設けた例について説明したが、
場合によっては１組あるいは３組以上設けるようにして
もよい。
＜発明の効果＞ 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように本発明
によれば、チョッパブレードとチョッパロールとの間に
折丁の速度をチョッパロールの周速と一致させる補助ロ
ールを設けたので、チョッパロールへ折丁を円滑に受け
渡すことができ、折丁のこすれや角折れ、破れ等の障害
の発生を防止することが可能となる。また、これにより
チョッパ折機の高速化が図れる。
によれば、チョッパブレードとチョッパロールとの間に
折丁の速度をチョッパロールの周速と一致させる補助ロ
ールを設けたので、チョッパロールへ折丁を円滑に受け
渡すことができ、折丁のこすれや角折れ、破れ等の障害
の発生を防止することが可能となる。また、これにより
チョッパ折機の高速化が図れる。
第１図は本発明の一実施例にかかるチョッパ折装置の要
部斜視図、第２図はその概略正面図、第３図は同じくそ
の横断面図、第４図は同じくそのチョッパブレードの運
動変位曲線図、第５図は従来のチョッパ折装置の断面
図、第６図は従来のチョッパブレードの運動変位の説明
図、第７図及び第８図は従来装置による不具合の説明図
である。 図面中 31はチョッパロール、 35は補助ロール、 37は一方向クラッチ、 38はチョッパブレード、 39は切欠である。
部斜視図、第２図はその概略正面図、第３図は同じくそ
の横断面図、第４図は同じくそのチョッパブレードの運
動変位曲線図、第５図は従来のチョッパ折装置の断面
図、第６図は従来のチョッパブレードの運動変位の説明
図、第７図及び第８図は従来装置による不具合の説明図
である。 図面中 31はチョッパロール、 35は補助ロール、 37は一方向クラッチ、 38はチョッパブレード、 39は切欠である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−48563（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−160865（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−136472（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−227661（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−196464（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−162769（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−173161（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−127060（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−148759（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−190750（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭47−34244（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】互いに反対方向に回転駆動されてそれらの
間に供給された折丁を挾圧して折目を形成するチョッパ
ロール対と、前記チョッパロール対に対する接近離反方
向に往復駆動されて折丁を該チョッパロール対に向けて
送り込むと共に一部に切欠が設けられたチョッパブレー
ドと、前記チョッパブレードが前記チョッパロール対に
接近する過程でその速度が該チョッパロール対の周速と
略等しくなる位置において前記切欠内に位置するように
配設されると共に互いに反対方向に該チョッパロール対
の周速と略等しい周速で回転駆動されてそれらの間に該
チョッパブレードによって送り込まれた折丁を該チョッ
パロール対へ供給する補助ロール対とを具えたことを特
徴とするチョッパ折装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62225178A JP2532507B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | チョッパ折装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62225178A JP2532507B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | チョッパ折装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6469465A JPS6469465A (en) | 1989-03-15 |
| JP2532507B2 true JP2532507B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=16825180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62225178A Expired - Lifetime JP2532507B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | チョッパ折装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532507B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005056451A1 (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 輪転印刷機用折機 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6981938B2 (en) * | 2003-08-15 | 2006-01-03 | Xerox Corporation | Booklet maker with crease rolls having a slip clutch |
| JP4938494B2 (ja) * | 2007-02-27 | 2012-05-23 | 株式会社リコー | シート折り装置、後処理装置及び画像形成装置 |
| JP5310270B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2013-10-09 | 株式会社リコー | 用紙折り装置及び画像形成システム |
| EP2996652A1 (en) | 2013-05-16 | 2016-03-23 | The Procter & Gamble Company | Methods and apparatuses for folding absorbent articles |
| JP2016517780A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-06-20 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 吸収性物品を折り畳むための方法及び装置 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP62225178A patent/JP2532507B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005056451A1 (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-23 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | 輪転印刷機用折機 |
| US7771336B2 (en) | 2003-12-12 | 2010-08-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd | Folder for rotary press |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6469465A (en) | 1989-03-15 |
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