JP2532351Y2 - ソレノイド式カット装置 - Google Patents

ソレノイド式カット装置

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JP2532351Y2
JP2532351Y2 JP1991108191U JP10819191U JP2532351Y2 JP 2532351 Y2 JP2532351 Y2 JP 2532351Y2 JP 1991108191 U JP1991108191 U JP 1991108191U JP 10819191 U JP10819191 U JP 10819191U JP 2532351 Y2 JP2532351 Y2 JP 2532351Y2
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cutting
solenoid
cut
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cutting blade
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勉 本沢
賢治 柴
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴム板等をカットする
ソレノイド式カット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ゴム板等をカットするには、クラン
クまたはソレノイドでカット刃を駆動して行っている。
このうちソレノイド式カット装置を図3により説明する
と、カットテーブル1上に載せたゴム板2をソレノイド
3により駆動されるカット刃4でカットする。5はカツ
ト刃4の上死点調整金具であり、カツト後カット刃4は
復帰ばね6によりもとの位置へもどされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のソレノイド式カット装置は、カット時にカット
刃4がカットテーブル1にどん突し、その際カット力が
最大となるため、カットテーブル1に毎回カット刃4が
あたり刃かけ、ゆがみを生じ、カット形状が好ましくな
かった。そこでカットテーブル1に軟質性のシート7を
貼りカット力を逃がしたりしたが、前記問題を完全に解
決することはできなかった。またカツト回数、カット寸
法、カット刃の高さ、ソレノイド駆動電圧等のカット条
件はテンキーおよびデジタルスイッチで入力するため、
手がかかるうえ入力ミスによるカット不良、形状不良を
生じ易かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案者は、上記課題を
解決するため種々検討を重ねた結果、本考案を達成した
のであって、これは吸収ばねを介しソレノイドにより駆
動されるカット刃およびカット刃の上死点調整金具と下
死点調整金具を有し、カット条件がバーコードにより入
力されることを特徴とするソレノイド式カット装置を要
旨とするものである。
【0005】
【作用】以下図によって本考案のカット装置を説明する
と、図1において、カットされるゴム板2をカットテー
ブル1上に載置し、スタートボタン(図示しない)を押
すと、ゴム板2はカットテーブル1に吸引、固定され
る。ゴム板2の厚さに応じて上死点調整金具5を調整シ
リンダー8により設定する。つぎに下死点調整金具9を
ゴム板2の厚さに応じて設定し、台紙付きゴム板の場合
等ゴム板のみをカットし、カット刃4がカットテーブル
1にだん突することを防ぐ。またカット刃4は吸収ばね
10を介してソレノイド3により駆動されるので、カッ
ト刃4が下死点に達した後のソレノイドの圧力を吸収
し、高速連続運転を可能とする。本考案の装置はカット
刃を駆動、カットテーブルを固定としたが、逆にカット
テーブルを駆動、カット刃を固定としてもよい。
【0006】本考案のカット装置は、バーコードにより
カット寸法、カット回数、上下死点位置等のカット条件
をカット装置のシーケンサに転送して行う制御システム
により運転されるが、この制御システムを図2により説
明する。 1) 製品の指図No.をバーコードリーダー11によ
り読み取り、コンピュータ12に入力すると、この指図
No.のカット条件を記憶装置13より検索する。使用
カット機14のナンバーをテンキーによりコンピュータ
12に入力すると、そのディスプレイに上記各カット条
件が表示される。 2) 表示されたカット条件をコンピュータ12でシー
ケンサ親局15に理解できるデータにし転送すると、使
用するカット機14のシーケンサにカット条件が送ら
れ、カット機が制御される。カット機14におけるカッ
ト終了、異常等の作業、動作情報はシーケンサ親局15
を介してコンピュータ12に送られ、ディスプレイに表
示すると同時に記憶装置13にデータとして入力され
る。
【0007】
【実施例】本考案のカット装置の各部に下記性能のもの
を使用したところ、各種サイズのゴム板に対し、もっと
も効率のよい取り数になるよう記憶装置で演算されカッ
ト刃位置が設定された。制御できるカット機は256台
であった。 コンピュータ パーソナルコンピュータ ソレノイド プッシュプルソレノイド 駆動電圧0〜35Vでカット力は0〜50kg/cm2 吸収ばね 荷重24kg以上 復帰ばね 荷重0.6kg以上 上死点調整金具 1/100mm単位で調整可能 調整シリンダー ストローク15mm
【0008】
【考案の効果】本考案の装置により、わずらわしい入力
調整が不要となり、作業者の負担が減少し、入力ミスに
よるカット不良をなくすことができた。また下死点を設
定できるため、カット刃がカットテーブルにだん突する
ことがなく、ハーフカットさえできる。しかもソレノイ
ドの圧力を上死点から下死点まで維持することにより、
刃こぼれによる刃キズ、ななめカットがなくなり、カッ
ト形状がよくなった。この結果量産前のためしカット、
カット品の寸法、形状の確認を省略することができ、作
業効率、品質、歩留りの向上に本考案はいちじるしい効
果をあげることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカット装置の側面図である。
【図2】本考案のカット装置の制御システムの説明図で
ある。
【図3】従来のカット装置の側面図である。
【符号の説明】
1 カットテーブル 2 ゴム板 3 ソレノイド 4 カット刃 5 上死点調整金具 6 復帰ばね 7 シート 8 調整シリンダー 9 下死点調整金具 10 吸収ばね 11 バーコードリーダー 12 コンピュータ 13 記憶装置 14 カット機 15 シーケンサ親局

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収ばねを介しソレノイドにより駆動さ
    れるカット刃およびカット刃の上死点調整金具と下死点
    調整金具を有し、カット条件がバーコードにより入力さ
    れることを特徴とするソレノイド式カット装置。
JP1991108191U 1991-12-03 1991-12-03 ソレノイド式カット装置 Expired - Lifetime JP2532351Y2 (ja)

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JPH0549298U JPH0549298U (ja) 1993-06-29
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JP4512906B2 (ja) * 1998-06-04 2010-07-28 四国化工機株式会社 容器入り賽の目切豆腐の製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016218A (ja) * 1983-07-07 1985-01-28 Rinnai Corp 燃焼制御装置

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