JPH0549298U - ソレノイド式カット装置 - Google Patents
ソレノイド式カット装置Info
- Publication number
- JPH0549298U JPH0549298U JP10819191U JP10819191U JPH0549298U JP H0549298 U JPH0549298 U JP H0549298U JP 10819191 U JP10819191 U JP 10819191U JP 10819191 U JP10819191 U JP 10819191U JP H0549298 U JPH0549298 U JP H0549298U
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- JP
- Japan
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- cutting
- dead center
- solenoid
- cutting blade
- cutting device
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ソレノイド式カット装置をバーコードにより
制御し、かつカット刃がカットテーブルにだん突するこ
とを防止して歩留り、品質の向上をはかる。 【構成】 吸収ばね10を介しソレノイド3により駆動
されるカット刃4およびカット刃の上死点調整金具5と
下死点調整金具9を有し、カット条件がバーコードによ
り入力される。
制御し、かつカット刃がカットテーブルにだん突するこ
とを防止して歩留り、品質の向上をはかる。 【構成】 吸収ばね10を介しソレノイド3により駆動
されるカット刃4およびカット刃の上死点調整金具5と
下死点調整金具9を有し、カット条件がバーコードによ
り入力される。
Description
【0001】
本考案は、ゴム板等をカットするソレノイド式カット装置に関する。
【0002】
従来ゴム板等をカットするには、クランクまたはソレノイドでカット刃を駆動 して行っている。このうちソレノイド式カット装置を図3により説明すると、カ ットテーブル1上に載せたゴム板2をソレノイド3により駆動されるカット刃4 でカットする。5はカツト刃4の上死点調整金具であり、カツト後カット刃4は 復帰ばね6によりもとの位置へもどされる。
【0003】
しかしながらこのような従来のソレノイド式カット装置は、カット時にカット 刃4がカットテーブル1にどん突し、その際カット力が最大となるため、カット テーブル1に毎回カット刃4があたり刃かけ、ゆがみを生じ、カット形状が好ま しくなかった。そこでカットテーブル1に軟質性のシート7を貼りカット力を逃 がしたりしたが、前記問題を完全に解決することはできなかった。またカツト回 数、カット寸法、カット刃の高さ、ソレノイド駆動電圧等のカット条件はテンキ ーおよびデジタルスイッチで入力するため、手がかかるうえ入力ミスによるカッ ト不良、形状不良を生じ易かった。
【0004】
本考案者は、上記課題を解決するため種々検討を重ねた結果、本考案を達成し たのであって、これは吸収ばねを介しソレノイドにより駆動されるカット刃およ びカット刃の上死点調整金具と下死点調整金具を有し、カット条件がバーコード により入力されることを特徴とするソレノイド式カット装置を要旨とするもので ある。
【0005】
以下図によって本考案のカット装置を説明すると、図1において、カットされ るゴム板2をカットテーブル1上に載置し、スタートボタン(図示しない)を押 すと、ゴム板2はカットテーブル1に吸引、固定される。ゴム板2の厚さに応じ て上死点調整金具5を調整シリンダー8により設定する。つぎに下死点調整金具 9をゴム板2の厚さに応じて設定し、台紙付きゴム板の場合等ゴム板のみをカッ トし、カット刃4がカットテーブル1にだん突することを防ぐ。またカット刃4 は吸収ばね10を介してソレノイド3により駆動されるので、カット刃4が下死 点に達した後のソレノイドの圧力を吸収し、高速連続運転を可能とする。 本考案の装置はカット刃を駆動、カットテーブルを固定としたが、逆にカット テーブルを駆動、カット刃を固定としてもよい。
【0006】 本考案のカット装置は、バーコードによりカット寸法、カット回数、上下死点 位置等のカット条件をカット装置のシーケンサに転送して行う制御システムによ り運転されるが、この制御システムを図2により説明する。 1) 製品の指図No.をバーコードリーダー11により読み取り、コンピュー タ12に入力すると、この指図No.のカット条件を記憶装置13より検索する 。使用カット機14のナンバーをテンキーによりコンピュータ12に入力すると 、そのディスプレイに上記各カット条件が表示される。 2) 表示されたカット条件をコンピュータ12でシーケンサ親局15に理解で きるデータにし転送すると、使用するカット機14のシーケンサにカット条件が 送られ、カット機が制御される。 カット機14におけるカット終了、異常等の作業、動作情報はシーケンサ親局 15を介してコンピュータ12に送られ、ディスプレイに表示すると同時に記憶 装置13にデータとして入力される。
【0007】
本考案のカット装置の各部に下記性能のものを使用したところ、各種サイズの ゴム板に対し、もっとも効率のよい取り数になるよう記憶装置で演算されカット 刃位置が設定された。制御できるカット機は256台であった。 コンピュータ パーソナルコンピュータ ソレノイド プッシュプルソレノイド 駆動電圧0〜35Vでカット力は0〜50kg/cm2 吸収ばね 荷重24kg以上 復帰ばね 荷重0.6kg以上 上死点調整金具 1/100mm単位で調整可能 調整シリンダー ストローク15mm
【0008】
本考案の装置により、わずらわしい入力調整が不要となり、作業者の負担が減 少し、入力ミスによるカット不良をなくすことができた。また下死点を設定でき るため、カット刃がカットテーブルにだん突することがなく、ハーフカットさえ できる。しかもソレノイドの圧力を上死点から下死点まで維持することにより、 刃こぼれによる刃キズ、ななめカットがなくなり、カット形状がよくなった。こ の結果量産前のためしカット、カット品の寸法、形状の確認を省略することがで き、作業効率、品質、歩留りの向上に本考案はいちじるしい効果をあげることが できた。
【図1】本考案のカット装置の側面図である。
【図2】本考案のカット装置の制御システムの説明図で
ある。
ある。
【図3】従来のカット装置の側面図である。
1 カットテーブル 2 ゴム板 3 ソレノイド 4 カット刃 5 上死点調整金具 6 復帰ばね 7 シート 8 調整シリンダー 9 下死点調整金具 10 吸収ばね 11 バーコードリーダー 12 コンピュータ 13 記憶装置 14 カット機 15 シーケンサ親局
Claims (1)
- 【請求項1】 吸収ばねを介しソレノイドにより駆動さ
れるカット刃およびカット刃の上死点調整金具と下死点
調整金具を有し、カット条件がバーコードにより入力さ
れることを特徴とするソレノイド式カット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108191U JP2532351Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ソレノイド式カット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991108191U JP2532351Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ソレノイド式カット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549298U true JPH0549298U (ja) | 1993-06-29 |
JP2532351Y2 JP2532351Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=33524306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991108191U Expired - Lifetime JP2532351Y2 (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | ソレノイド式カット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532351Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11347993A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Shikoku Kakoki Co Ltd | 容器入り賽の目切豆腐の製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016218A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | Rinnai Corp | 燃焼制御装置 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP1991108191U patent/JP2532351Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6016218A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | Rinnai Corp | 燃焼制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11347993A (ja) * | 1998-06-04 | 1999-12-21 | Shikoku Kakoki Co Ltd | 容器入り賽の目切豆腐の製造装置 |
JP4512906B2 (ja) * | 1998-06-04 | 2010-07-28 | 四国化工機株式会社 | 容器入り賽の目切豆腐の製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2532351Y2 (ja) | 1997-04-16 |
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