JP2532325B2 - タ―ンテ―ブルを備えた加熱処理装置 - Google Patents

タ―ンテ―ブルを備えた加熱処理装置

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JP2532325B2
JP2532325B2 JP4181943A JP18194392A JP2532325B2 JP 2532325 B2 JP2532325 B2 JP 2532325B2 JP 4181943 A JP4181943 A JP 4181943A JP 18194392 A JP18194392 A JP 18194392A JP 2532325 B2 JP2532325 B2 JP 2532325B2
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秀貴 塚本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターンテーブルを備え
た加熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に従来の加熱処理装置を示す。この
加熱処理装置はマイクロ波及び熱風を併用した複合型の
加熱処理装置である。マイクロ波加熱に必要なマイクロ
波は装置上部に設けたマイクロ波発振装置2で発生され
る。その後、マイクロ波は導波管4を通じて調理室12
へ導かれ、調理室12に拡散される。一方、熱風加熱に
必要な熱は装置奥部に設けられたヒーター6により発生
される。ヒーター6により発生された熱は、ファンモー
ター8によって回転するファン10を用いて熱風とさ
れ、同様に調理室12に拡散される。
【0003】被加熱物は加熱室12の底部付近に設けら
れたターンテーブル20に載置される。マイクロ波加熱
をより有効に行なわせるため、ターンテーブル20は一
般にマイクロ波を透過しやすいセラミックや耐熱ガラス
を用いてディスク状に構成される。被加熱物は加熱処理
中、ターンテーブル20によって回転される。これによ
り加熱処理作業はより有効なものとされる。ターンテー
ブル20の回転に必要な回転トルクは、加熱室12下部
に設けられたターンテーブルモーター14で発生され
る。この回転トルクは、シャフト等によりギヤボックス
16へ伝達され、更にギヤーボックス16内にて方向転
換された後、ターンテーブル駆動シャフト18を通じて
ターンテーブル支持台22に伝達される。ターンテーブ
ル20はこのターンテーブル支持台22に載置される。
なお、ターンテーブル20及びターンテーブル支持台2
2は取り外し可能とすることができる。
【0004】図2は、ターンテーブル駆動シャフト18
とターンテーブル支持台22とのかみ合わせ部を示す。
ターンテーブル支持台22として、図のようにシャフト
をクロスして中心部にボス加工する形態としたものや、
ディスク状にして中心部にボス加工した形態としたもの
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ターンテーブル上の食
材に対して熱風加熱を行なう場合、その上側部分につい
ては良好に作用するが、下側部分、取り分けその中心部
については、ターンテーブル20が食材に対して遮蔽体
となってしまうため、良好に作用し得ない。このため、
従来の加熱処理装置では、食材に焼きムラが生じるとい
う問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、加熱室
と、被加熱物を載置するために前記加熱室内に設けられ
たターンテーブルと、前記加熱室の底部近くにおいて該
ターンテーブルが回転しうるようにそのターンテーブル
をその周辺部にて支持するターンテーブル支持部材と、
ターンテーブルを回転させる駆動力を発生する駆動力発
生源と、該ターンテーブル駆動源によって発生された駆
動力を前記ターンテーブルの周辺部に作用させて該ター
ンテーブルを回転させる駆動力伝達手段とを備え、前記
ターンテーブルに、熱風やマイクロ波を通すことのでき
る少なくとも中心部の抜き穴を含む多数の開口が設けら
れた加熱処理装置が提供される。更に、上記の加熱処理
装置において、開口を網の目状とした加熱処理装置が提
供される。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例による加熱処理装置を図3
〜9に示す。図3は本発明による加熱処理装置の透視図
である。図4〜図6及び図7〜図9は、図3の所定位置
における断面図を示す。なお、図4〜図6は、ターンテ
ーブル回転用の駆動装置を加熱処理装置の上部に取りつ
けた場合、図7〜図9は、加熱処理装置の側部に取り付
けた場合の断面図である。図4〜6はそれぞれ、図3の
I−I、II─II、III ─III における断面図を示してお
り、図7〜9についても同様である。
【0008】図から明らかなように、加熱室12は、加
熱室支持脚30によって本体ベース32で支えられてお
り、また、加熱室仕切板34によってうず巻室と調理室
38に仕切られている。うず巻室は、前面を加熱室仕切
板34により、背面を加熱室背板37により、側面をう
ず巻プレートにより構成されている。加熱はマイクロ波
及び熱風を併用して行なう。マイクロ波加熱に必要なマ
イクロ波は、加熱処理装置上部に設けられたマイクロ波
発振装置2で発生され、加熱室12に拡散される。一
方、熱風加熱に必要な熱は、加熱室奥部に設けられたヒ
ーター(図示せず)によって発生される。ヒーターはう
ず巻室中心に設けられたファン43の中心側にてコイル
状に巻回されている。ファン43は加熱室背板37を貫
通したファンシャフト52によってファンモーター39
と連結されており、このモーター37から駆動力を得
る。この場合、加熱室背板37上にλ/4チョーク54
等を設け、貫通部からのマイクロ波漏洩を防止する必要
がある。ファン43はモーター37からの駆動力により
回転し、ファン羽根42によってファン吸い込み口46
から取り込まれた空気がヒーターで発生された熱により
熱風とされる。熱風はファン吐き出し口48から加熱室
12に拡散される。なお、加熱室仕切板34、ヒータ
ー、ファン43を着脱可能とし、加熱室12の完全清掃
を可能とすることができる。
【0009】食材等の被加熱物はターンテーブル45の
上に載置される。この時、ターンテーブル45自体の上
に直接、被加熱物を載置することもできる。加熱処理作
業をより有効にするため、ターンテーブル45は加熱処
理中回転するようにして用いられる。回転に必要な駆動
力はターンテーブルモーター等で構成される駆動装置で
発生される。駆動装置は、図3〜6に示すように調理室
38奥のコーナー部に取りつけてもよいし、図7〜9に
示すように側面部に取りつけてもよい。
【0010】駆動装置で発生された駆動力は、シャフト
60等で構成される駆動力伝達手段によってターンテー
ブル45に伝達される。図3〜6に示した実施例を用い
て説明する。駆動力はまず、シャフト60を通じてター
ンテーブル駆動歯車56に伝達される。図示していない
が、シャフト60は数個のものを接続して用いる。これ
らのシャフト60の中、少なくとも一組の接続部分は面
接触とされる。このためターンテーブル駆動歯車56が
何らかの原因でロックしても、ターンテーブルモーター
47に損傷を与えることはない。ターンテーブル駆動歯
車56は、ターンテーブル45の外周に加工されたター
ンテーブルの歯58と噛み合う。噛み合わせの遊びを大
きくすることにより、上下方向のずれを補償できる。タ
ーンテーブル45は、このようなターンテーブル歯58
とターンテーブル駆動歯車56の噛み合いを通じて駆動
力を受ける。なお、ターンテーブル45に偏心荷重を載
せたときターンテーブル45が外れることがないよう、
ターンテーブル45の外周に少し離してリング状のガイ
ドを付けてもよい。
【0011】ターンテーブル45は、その周辺部に設け
られた4つの支持コロ70上で回転する。支持コロ70
はそれぞれ、テーブル支持コロ脚72により所定高さに
支持される。本発明の一実施例では、支持コロ脚72及
びシャフト60は可変長であるため、ターンテーブル4
5の高さを調整することも可能である。支持コロ脚72
の全てを加熱室12底部と同形のプレート上に固定した
場合、ターンテーブル支持コロ脚72の全てをセットと
して加熱室12の外部に取り出すことができる。また、
ターンテーブル駆動歯車56、ターンテーブル45及び
ターンテーブル支持コロ脚72を容易に前扉側から着脱
可能とすることもでき、清掃性を向上させることができ
る。代替実施例として、支持コロ脚72をターンテーブ
ル45に取り付け、支持コロ脚を加熱室側板側に向けて
もよい。但し、この場合には、加熱室12の背板にコロ
のレール用に溝を作ることが必要となる。
【0012】図6及び図9によく示されるように、ター
ンテーブル45には、本発明により、中心開口45A
と、この中心開口45Aの周辺に放射状に設けられた放
射状開口45B、45Cとが形成されており、いわゆる
網の目状の開口が設けられている。このため、ファン吐
き出し口48から出た熱風は、ターンテーブル45の下
側からも上側からも直接的にその上の被加熱物に与えら
れる。これにより、ターンテーブル45が金属であって
も、マイクロ波加熱のみならず、熱風加熱も良好に行わ
れる。この場合、中心開口45Aの形成は、ターンテー
ブル45の回転に必要な回転駆動力をターンテーブル4
5の外周から伝達するようにすることにより可能であ
る。
【0013】前述の実施例は、ターンテーブル45にい
わゆる網の目状の開口を設けたものであったが、本発明
はこれに限らず、例えば、ターンテーブル45に多数の
抜き穴を形成するようにしても同様の結果が得られるこ
とは明かであろう。
【0014】
【発明の効果】本発明によるターンテーブルを用いれ
ば、ターンテーブル上に載置された食材を、上側からだ
けでなく下側からも良好に加熱することができる。従っ
て、焼きムラは減少する。また、本発明により、ターン
テーブルの中心部に開口を設けた場合には、ターンテー
ブル中心部の食材に対して、熱風加熱のみならず、マイ
クロ波加熱をも良好に行なうことができ、食材中心部の
焼きムラをもなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による加熱処理装置の断面図。
【図2】ターンテーブル駆動シャフトとターンテーブル
支持台との噛み合わせ部を示す図。
【図3】本発明による加熱処理装置の透し図。
【図4】駆動装置が加熱室上部に設けられた図3の加熱
処理装置のI−Iにおける断面図。
【図5】駆動装置が加熱室上部に設けられた図3の加熱
処理装置のII─IIにおける断面図。
【図6】駆動装置が加熱室上部に設けられた図3の加熱
処理装置のIII ─III における断面図。
【図7】駆動装置が加熱室側部に設けられた図3の加熱
処理装置のI−Iにおける断面図。
【図8】駆動装置が加熱室側部に設けられた図3の加熱
処理装置のII─IIにおける断面図。
【図9】駆動装置が加熱室側部に設けられた図3の加熱
処理装置のIII ─III における断面図。
【符号の説明】
2 マイクロ波発振装置 4 導波管 6 ヒーター 8 ファンモーター 10 ファン 12 調理室 14 ターンテーブルモーター 16 ギヤボックス 18 ターンテーブル駆動シャフト 20 ターンテーブル 22 ターンテーブル支持台 32 本体ベース 34 加熱室仕切板 37 加熱室背板 38 調理室 39 ファンモーター 42 ファン羽根 43 ファン 45 ターンテーブル 45A 中心開口 45B 放射状開口 45C 放射状開口 46 ファン吸い込み口 47 ターンテーブルモーター 48 ファン吐き出し口 52 ファンシャフト 54 λ/4チョーク 56 ターンテーブル駆動歯車 58 ターンテーブル歯 60 シャフト 70 ターンテーブル支持コロ 72 ターンテーブル支持コロ脚

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室と、被加熱物を載置するために前
    記加熱室内に設けられたターンテーブルと、前記加熱室
    の底部近くにおいて該ターンテーブルが回転しうるよう
    にそのターンテーブルをその周辺部にて支持するターン
    テーブル支持部材と、ターンテーブルを回転させる駆動
    力を発生する駆動力発生源と、該ターンテーブル駆動源
    によって発生された駆動力を前記ターンテーブルの周辺
    部に作用させて該ターンテーブルを回転させる駆動力伝
    達手段とを備えており、前記ターンテーブルには、熱風
    やマイクロ波を通すことのできる少なくとも中心部の抜
    き穴を含む多数の開口が設けられていることを特徴とす
    る加熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加熱処理装置において、
    前記開口が網の目状である加熱処理装置。
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JPS5829361Y2 (ja) * 1976-09-13 1983-06-28 シャープ株式会社 加熱調理装置のタ−ンテ−ブル
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