JP2532295Y2 - 紫外線照射装置 - Google Patents
紫外線照射装置Info
- Publication number
- JP2532295Y2 JP2532295Y2 JP2565192U JP2565192U JP2532295Y2 JP 2532295 Y2 JP2532295 Y2 JP 2532295Y2 JP 2565192 U JP2565192 U JP 2565192U JP 2565192 U JP2565192 U JP 2565192U JP 2532295 Y2 JP2532295 Y2 JP 2532295Y2
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- JP
- Japan
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- irradiation
- light
- ultraviolet
- peripheral surface
- light guide
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は紫外線硬化型塗料(樹
脂)を硬化させるのに使用される紫外線照射装置に関す
る。
脂)を硬化させるのに使用される紫外線照射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種の分野、例えばプリント基板におけ
るパターン印刷、レジストインキ乾燥、マーキング及び
チップ部品の接着等、或いは液晶基板における絶縁コー
ト膜の作製、液晶の封止及び液晶ピン端子の固定等に使
用されている紫外線硬化型塗料を硬化させるのに使用さ
れている従来の紫外線照射装置は、紫外線ランプ(光
源)をワークと対向するように配置し、しかも紫外線ラ
ンプからワークに至る周囲には補助反射板が設けられて
乱反射光を被照射面に集光するように構成されている。
るパターン印刷、レジストインキ乾燥、マーキング及び
チップ部品の接着等、或いは液晶基板における絶縁コー
ト膜の作製、液晶の封止及び液晶ピン端子の固定等に使
用されている紫外線硬化型塗料を硬化させるのに使用さ
れている従来の紫外線照射装置は、紫外線ランプ(光
源)をワークと対向するように配置し、しかも紫外線ラ
ンプからワークに至る周囲には補助反射板が設けられて
乱反射光を被照射面に集光するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置にあっては紫外線ランプから発せられた紫
外線光を反射板を利用してワークに集光するが、直射光
及び反射板で反射された乱反射光はワーク(被照射面)
に至るまでの間の光量のロスが多い為、紫外線ランプか
ら発せられる光量の利用率は非常に悪いものである。そ
のために、被照射面に必要な照度を得る為に大出力のラ
ンプを使用したり、或いは複数個のランプを使用してお
り、それにより装置全体も大型化するといった問題点を
有する。
た従来の装置にあっては紫外線ランプから発せられた紫
外線光を反射板を利用してワークに集光するが、直射光
及び反射板で反射された乱反射光はワーク(被照射面)
に至るまでの間の光量のロスが多い為、紫外線ランプか
ら発せられる光量の利用率は非常に悪いものである。そ
のために、被照射面に必要な照度を得る為に大出力のラ
ンプを使用したり、或いは複数個のランプを使用してお
り、それにより装置全体も大型化するといった問題点を
有する。
【0004】本考案は上述したような従来の技術が有す
る問題点に鑑みてなされたものでその目的とするところ
は、紫外線ランプ(光源)からの光の利用率を高めて広
範囲の照射面に均一な紫外線光を照射することができる
紫外線照射装置を提供することにある。
る問題点に鑑みてなされたものでその目的とするところ
は、紫外線ランプ(光源)からの光の利用率を高めて広
範囲の照射面に均一な紫外線光を照射することができる
紫外線照射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
為に本考案における紫外線照射装置は、石英のブロック
体における照射面を除いた他の周面に反射膜を付設して
照射台を形成し、その照射台における照射面以外の外周
面適宜箇所に石英からなる光案内体を接続すると共に、
該光案内体の側端に紫外線ランプの光を集光せしめるよ
うにした構成を特徴とする。
為に本考案における紫外線照射装置は、石英のブロック
体における照射面を除いた他の周面に反射膜を付設して
照射台を形成し、その照射台における照射面以外の外周
面適宜箇所に石英からなる光案内体を接続すると共に、
該光案内体の側端に紫外線ランプの光を集光せしめるよ
うにした構成を特徴とする。
【0006】石英のブロック体からなる照射台の平面形
状は、角形、円形等何れでもよく、又、その照射台に紫
外線ランプの光を案内する石英からなる光案内体の形状
は、丸棒、平板等何れでもよいものであり、その光案内
体における入光部と出光部を除いた周面には反射膜を付
設してもよいものである。は
状は、角形、円形等何れでもよく、又、その照射台に紫
外線ランプの光を案内する石英からなる光案内体の形状
は、丸棒、平板等何れでもよいものであり、その光案内
体における入光部と出光部を除いた周面には反射膜を付
設してもよいものである。は
【0007】
【作用】上記の手段によれば、紫外線ランプ(光源)か
ら発せられた紫外線光は反射板によって光案内体におけ
る入光部に焦点を結んで集光され、その光線は石英から
なる光案内体内を光量をロスすることなく照射台に案内
する。そして、照射台に導入された紫外線光は該照射台
が照射面を除いて外周面が反射膜で覆われているため、
照射台内に出射された光線は反射膜で反射されて照射面
より照射される。
ら発せられた紫外線光は反射板によって光案内体におけ
る入光部に焦点を結んで集光され、その光線は石英から
なる光案内体内を光量をロスすることなく照射台に案内
する。そして、照射台に導入された紫外線光は該照射台
が照射面を除いて外周面が反射膜で覆われているため、
照射台内に出射された光線は反射膜で反射されて照射面
より照射される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
すると、図中、1は照射台、2は光案内体、3は紫外線
ランプ、4は反射板で、照射台1は石英のブロック体で
立方体状に形成され、周面のうち任意の面(図面では上
面)を照射面5とすると共に、該照射面5以外の外周面
の任意の面に光案内体2の接続部6を形成し、照射面5
と接続部6を除いた外周面には反射膜7が付設形成され
ている。
すると、図中、1は照射台、2は光案内体、3は紫外線
ランプ、4は反射板で、照射台1は石英のブロック体で
立方体状に形成され、周面のうち任意の面(図面では上
面)を照射面5とすると共に、該照射面5以外の外周面
の任意の面に光案内体2の接続部6を形成し、照射面5
と接続部6を除いた外周面には反射膜7が付設形成され
ている。
【0009】照射台1の周面に付設される反射膜7は、
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネシウム等を
塗布して形成し、光案内体2の接続部6は該案内体2の
端面が面接触する構造とする。
硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化マグネシウム等を
塗布して形成し、光案内体2の接続部6は該案内体2の
端面が面接触する構造とする。
【0010】光案内体2は上記した照射台1と同様石英
によって平板状に形成され、接続部6に接合される端面
(出光部)8と、端面(出光部)8と対向した端面(入
光部)9を除いた外周面は照射台1の外周面と同じ様に
反射膜10が被覆形成されている。尚、光案内体2を照射
台1に接続固定は各種の支持部材を介して行う。
によって平板状に形成され、接続部6に接合される端面
(出光部)8と、端面(出光部)8と対向した端面(入
光部)9を除いた外周面は照射台1の外周面と同じ様に
反射膜10が被覆形成されている。尚、光案内体2を照射
台1に接続固定は各種の支持部材を介して行う。
【0011】上記した構成により、紫外線ランプ3から
発せられる紫外線光は反射板4によって光案内体2の端
面(入光部)9に焦点が結ばれて集光入射され、光案内
体2内を光量をロスすることなく照射台1に導かれ、照
射台1内に出射される。そして、照射台1内に導入され
た紫外線光は外周面の反射膜7で反射されて全ての光線
は照射面5より上方に向けて照射される。従って、照射
面5上面にワーク(例えば液晶基板)11を載せることで
該ワーク11に効果的に紫外線を照射することができる。
尚、上記した実施例においては照射台1に対する光案内
体2の接続を1個としたが、光案内体2の接続個数は1
個に限られるものではなく複数個でもよいものである。
発せられる紫外線光は反射板4によって光案内体2の端
面(入光部)9に焦点が結ばれて集光入射され、光案内
体2内を光量をロスすることなく照射台1に導かれ、照
射台1内に出射される。そして、照射台1内に導入され
た紫外線光は外周面の反射膜7で反射されて全ての光線
は照射面5より上方に向けて照射される。従って、照射
面5上面にワーク(例えば液晶基板)11を載せることで
該ワーク11に効果的に紫外線を照射することができる。
尚、上記した実施例においては照射台1に対する光案内
体2の接続を1個としたが、光案内体2の接続個数は1
個に限られるものではなく複数個でもよいものである。
【0012】
【考案の効果】本考案の紫外線照射装置は以上詳述した
ように、石英のブロック体における照射面を除いた他の
周面に反射膜を付設して照射台を形成し、その照射台に
おける照射面以外の外周面適宜箇所に石英からなる光案
内体を接続すると共に、該光案内体の側端に紫外線ラン
プの光を集光せしめた構成としたことにより、紫外線ラ
ンプ(光源)の発する紫外線光の光量の減(ロス)を無
くして広範囲の照射面に均一な紫外線光を照射すること
が出来る。しかも、乱反射光を補助反射板等で集光する
必要がないため、装置は簡素化して小型化することがで
きる。
ように、石英のブロック体における照射面を除いた他の
周面に反射膜を付設して照射台を形成し、その照射台に
おける照射面以外の外周面適宜箇所に石英からなる光案
内体を接続すると共に、該光案内体の側端に紫外線ラン
プの光を集光せしめた構成としたことにより、紫外線ラ
ンプ(光源)の発する紫外線光の光量の減(ロス)を無
くして広範囲の照射面に均一な紫外線光を照射すること
が出来る。しかも、乱反射光を補助反射板等で集光する
必要がないため、装置は簡素化して小型化することがで
きる。
【図1】本考案装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す装置の断面図である。
1…照射台 2…光案内体 3…紫外線ランプ(光源) 5…照射面 7…反射膜
Claims (1)
- 【請求項1】 石英のブロック体における照射面を除い
た他の周面に反射膜を付設して照射台を形成し、その照
射台における照射面以外の外周面適宜箇所に石英からな
る光案内体を接続すると共に、該光案内体の側端に紫外
線ランプの光を集光せしめた紫外線照射装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2565192U JP2532295Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 紫外線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2565192U JP2532295Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 紫外線照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585470U JPH0585470U (ja) | 1993-11-19 |
JP2532295Y2 true JP2532295Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=12171729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2565192U Expired - Lifetime JP2532295Y2 (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 紫外線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532295Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101475279B1 (ko) * | 2014-05-13 | 2014-12-22 | 김희환 | 자외선 엘이디 경화장치 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP2565192U patent/JP2532295Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101475279B1 (ko) * | 2014-05-13 | 2014-12-22 | 김희환 | 자외선 엘이디 경화장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585470U (ja) | 1993-11-19 |
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