JP2532003B2 - 写真複写、ファクシミリ送信防止の方法、システム及びそれらに用いる基質とアプリケ―タ - Google Patents

写真複写、ファクシミリ送信防止の方法、システム及びそれらに用いる基質とアプリケ―タ

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JP2532003B2
JP2532003B2 JP2509021A JP50902190A JP2532003B2 JP 2532003 B2 JP2532003 B2 JP 2532003B2 JP 2509021 A JP2509021 A JP 2509021A JP 50902190 A JP50902190 A JP 50902190A JP 2532003 B2 JP2532003 B2 JP 2532003B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、模造、写真複写及びファクシミリ送信に対
して紙その他の基質に記録された機密情報を保護するた
めの方法並びにシステムに関し、当該方法並びにシステ
ムのためのアプリケータ及び用紙に関し、即ち、当該ア
プリケータによって、従来通りの黒色又は同様の暗色に
おける情報を担持している用紙が視覚的に判読可能な様
式において容易に写真複写され或いはテレファクシミリ
によって送信され得ることなく模造に抵抗力を有するこ
とに関するものである。
改良された写真複写機の現在の有用性は、文書又はそ
の一部分を判読可能な様式における写真複写に対して抵
抗を有するものにするという問題を増大させた。更に、
カラー写真複写機の最新世代は、貴重な文書を模造する
ことをより一層容易なものにしてしまった。現在の殆ど
の写真複写機による視覚的に判読可能な写真複写を防止
することに成功している写真複写防止用紙は、1985年6
月11日に発行されたガードナー(Gardner)その他の米
国特許明細書第4,522,429号、ガードナーその他の米国
特許明細書第4,632,429号及びガンジァン(Gundjian)
の米国特許明細書第4,867,481号において説明されてい
る。
米国特許明細書第4,522,429号は、約600ミリミクロン
以下の波長の光に関して約10%以下の反射スペクトル反
応を備えたカラーを有するが、情報が表面にタイプされ
たりその他の方法で付加される場合には、そのような情
報がその光の下で観察されるときには人間の眼によって
判読され得るものとするに足りるほど十分に視覚的に情
報を対比させるように成した、写真複写防止用紙の使用
を教示している。
米国特許明細書第4,632,429号は、約625ミリミクロン
以下の波長の光に関しては効果的にゼロとなり、約1,00
0ミリミクロンまでの波長に関しては約1%以下になる
反射スペクトル反応を備えたカラーを有する表面を備え
て、実質的に非透過性の情報がその表面にタイプされた
りその他の方法で付加された後、用紙が判読可能な様式
の情報において写真複写されることを実質的に不可能と
成し、当該用紙は裏面から表面に可視光線を透過させる
ことが可能であって、可視光線が当該用紙を介してその
裏面から表面に透過されるとき、用紙の表面を観察する
人間の眼によって情報が判読されるものとするに足りる
ほど実質的に非透過性の情報と透過光線の間において十
分な対比を持たせるように成した、写真複写防止用紙の
使用を教示している。
上述の特許において説明された形式の写真複写防止用
紙は、殆どの現在の要求を申し分なく遂行し、実用的に
は成功しなかった先行技術の提案に関する非常に大きな
改良を提示するものである。このような用紙は、テレフ
ァクシミリによる送信に対しても抵抗力を有するのであ
る。
写真複写機の新世代の増大する写真複写能力は、より
一層改良される写真複写防止用紙についての必要性を提
示することになった。
更に改良された写真複写防止及びテレファクシミリ防
止の効果は、ガンジァンの米国特許明細書第4,867,481
号において開示されたように、特定の単独空間周波数又
は好ましくは多重空間周波数における用紙の反射率に関
する空間的スペクトル変調によって達成された。
しかし、以上の総ての場合において、文書のコピー不
能性の機構に関する要求事項は、しばしば前記文書の選
択されて制限された部分に限定されていることが認識さ
れた。更に、概して、印刷、タイプその他の方法による
用紙に対する情報の転写の後においてのみ、保護される
ように要求されることによってコピー不能性の特質を発
揮する当該部分が確認されることもまた認識され、本発
明が考案されることになったのである。
発明の要約 ここで、本発明は、テキストが文書に印刷された後
も、視覚的に判読可能なままに留まるテキストの選択さ
れた部分が、写真複写又はテレファクシミリの送信によ
ってはコピー不能とされる方法を提示することになる。
この結果を達成するための幾つかの試みが、写真複写
における黒色トレースの阻止を産み出すことが予測され
た着色トレースによってテキストのそのような部分を
「被覆」する或る種のハイライター・ペンを使用するこ
とによって、既に為されてきた。この方法は、実際には
現在の写真複写機の露光設定がそのようなハイライター
・トレースを無効にするレベルに対して普通に調整され
得るという不十分な結果をもたらすことになる。一方
で、ハイライター・ペンが非常に濃い暗色の阻止トレー
スを敷くように強制されるときには、保護されるテキス
トの視覚的な判読性が劇的に損なわれることになるので
ある。
一般的には、基礎となるテキストその他の情報の頂部
に対して、その全体のコピー不能性を獲得する目的をも
って、時には薄い着色プラスチック・シート或いは着色
インク・トレースの形態を有するような阻止フィルム・
オーバーレイのいかなる種類のものを使用しようとする
試みも、原稿のテキスト即ち情報に対応する領域の色強
度即ち色濃度がオーバーレイ・フィルムのそれに対して
自動的に追加されるという事実の故に、失敗せざるを得
ないのである。従って、空白空間に対する情報を担持す
る用紙の部分の間における対比差の絶対値は、被覆フィ
ルムの色濃度をいかに濃くしたとしても、変化しないま
まに留まることになる。この安定した対比差は、例え用
紙・フィルムの組合せ暗度が増大したとしても、テキス
ト部分に対する残存するコピー能力に寄与することにな
るのである。
本発明は、上述の基本的な障害を取り除くことになる
根本的な打開策を提供する。本発明は、別々には無色の
化学物質に見えるが化学的に混合されたとき濃い色を顕
色することが可能であるロイコ色素及びカラー現像剤と
いう対をなす化学物質に関する過去数年における成功を
修めた開発に基づくものである。そのような化学物質の
対は、カーボンを使用しない感熱紙技術において広範に
使用されていて、局所的な強い圧力又は熱が用紙シート
に対して付加され、2つの化学物質が混合されることに
よって、さもなければ白色のままになる用紙に対して通
常は黒色に着色されるトレースを発現させるまでは、2
つの構成要素を物理的に独立させておくという異なった
独創的な機構の開発を発展させている。
本発明は、ロイコ色素及び発色剤という対をなす化学
物質の使用に関する完全に異なった構成を目指してい
る。本件の新しい構成は、初めは本質的に白色か又は淡
色に着色された用紙の背景を良好に制御された光学的特
性の背景へと変換することになる機構を提示する。この
変換は、文書の前記部分の機密の情報が保護される背景
の頂部に位置しているかのように見えるであろうにも関
わらす、保護されるべき機密情報が文書の当該部分に印
刷され或いは書き込まれる前又は後のいずれにおいても
生じ得るのである。
従って、本発明は、複写防止及びファクシミリ送信に
対する抵抗力に関して、以下の2つの重要な特徴を提示
することになる。
a) 後で規定されるようなものとなる背景のスペクト
ル特性は、用紙を使用する人物の選択に従って、さもな
ければ白色か又は淡色に着色されたままになる用紙の選
択された部分においてのみ発現する。
b) 情報に対応して印刷された領域のスペクトル特性
は、特定のスペクトル特性を有する背景が本発明を使用
して顕色するように為される前又は後において機密情報
が白紙に印刷されているかどうかに関わらず、背景カラ
ーの顕色によっては、本質的に影響されないままに留ま
る。
より簡単に言えば、印刷される情報は、元来は白色か
又は淡色に着色された用紙に対する情報の印刷の後にお
いて背景のカラー及びパターンが生起されたであろう場
合であっても、図1bにおいて示されるように当該部分の
頂部において光学的に留まることになる。この特徴は、
文書の選択された部分をコピー不能にする簡便なハイラ
イター・ペンの使用を妨げていた前述の基本的な障害を
克服するので、本発明の主要な達成事項の1つである。
本発明の模造防止の局面に関して、用紙が貴重な文書
を印刷するための基質として特別に被覆される場合に
は、そのような文書が不正の複写の試み即ち模造に対し
て非常に効果的に自動的に保護されることが注目され
る。実際において、用紙被覆の特性は不可視であり、そ
れ故に、いかなるコピー方法によっても検出されること
がないのである。従って、不活性の用紙基質によって担
持された情報は第1段階においては不正に複写され得る
が、不正な複写が元の基質のいわゆる隠蔽された特性を
新しい基質へ移転することは明らかに不可能なのであ
る。このようにして、原稿の複写は、他の化学薬品成分
を含有するマーカー・ペンのような化学系ディスペンサ
即ちアプリケータの使用にも関わらず、非常に簡便で効
率的な作業となるのである。当該化学薬品成分が原稿に
添加される場合、予測される着色パターンは発現するで
あろうが、不正な複写基質は、完全に不活性となり、デ
ィスペンサ担持の化学系によって分析されるときに予測
される着色特徴を現像することができないことになる。
代替的に、文書のスクランブラー・パターンが活性化さ
れるならば、文書はカラー・コピー機においてはコピー
され得ないのである。
本発明のこれらの目的及びその他の目的は、1面に背
景カラーを有する基質を準備し、表面の少なくとも1つ
の選択された領域を無色のカラー現像剤(顕色剤)及び
無色の発色色素の一方によって被覆し、カラー現像剤及
び発色色素が、混合されるときに背景カラーとは異なっ
ている第1の所定の色を形成するようにして反応するよ
うに成し、少なくとも1つの選択された領域の少なくと
も一部に対して無色のカラー現像剤及び無色の発色色素
のもう一方を添加(付与)して、背景カラーを前記第1
の所定の色に変化させるようにして成る、模造、写真複
写及びファクシミリ送信に対して紙その他の基質に記録
された機密情報を保護するという方法によって本発明に
従って達成されるのである。
本発明に拠れば、情報は、添加する段階の前又は後に
おいて1つの選択された領域内において印刷されること
が可能である。
被覆する段階は、好ましくは標準的な所定の画成され
たパターンにおいて、変更可能な表面密度でカラー現像
剤又は発色色素を添加する段階を含んで成る。1つの実
施例において、被覆する段階は、均一な表面密度を有す
る第1の層を添加し、標準的な所定の画成されたパター
ンに応じて変更可能な表面密度を有する第2の層をその
上に添加して成る。第1の層は、好ましくは比較的に活
性度の低いカラー現像剤であり、第2の層は、比較的に
活性度の高いカラー現像剤である。特に好適な実施例に
おいて、添加する段階は、異なった色素の混合物を添加
することを含んで成る。
或る実施例において、被覆する段階は、少なくとも1
つの選択された領域を第1の発色色素によって均一に被
覆して、カラー現像剤と混合されるときに第1の所定の
色を形成するように成し、標準的なパターンにおいて第
1の発色色素の上に第2の発色色素を印刷して、第2の
発色色素がカラー現像剤と混合されるときに第1の所定
の色及び背景カラーとは異なっている第2の所定の色を
形成するように成すことを含んで成り、第1の所定の色
の空間的変調は、標準的なパターンに従って第2の所定
の色によって行われることになる。
1つの実施例において、前記第1及び第2の所定の色
の一方(カラーA)は、低い可視波長においては約5−
10%の最小限RminAであって、約580ナノメータの波長に
おいては約10−14%にまで上昇し、更に約700ナノメー
タにおいては約20−25%の最大限RmaxAにまで上昇する
ことになる反射スペクトル反応を有して、前記第1及び
第2の所定の色のもう一方(カラーB)は、低い可視波
長においては約4−8%の最小限RminBであって、約580
ナノメータの波長においては約6−8%にまで上昇し、
更に約700ナノメータにおいては約12−15%の最大限R
maxBにまで上昇することになる反射スペクトル反応を有
する。カラーBの反射率は、スペクトルの全体に渡って
カラーAのそれよりも低く留まる。前記第1及び第2の
所定の色の反射スペクトル反応は、700ナノメータ以上
の波長においては前記最小限へ下降することが望まし
い。
代替的に、前記第1及び第2の所定の色の一方(カラ
ーC)は、低い可視波長においては約20−25%の最大限
RmaxCであって、約480ナノメータの波長においては約10
−15%にまで下降し、更により高い波長においては約8
−10%の最小限RminCにまで下降することになる反射ス
ペクトル反応を有して、前記第1及び第2の所定の色の
もう一方(カラーD)は、低い可視波長においては約12
−15%の最大限RmaxDであって、約480ナノメータにおい
ては約8−10%にまで下降し、更により高い波長におい
ては約5−8%の最小限RminDにまで下降することにな
る反射スペクトル反応を有する。カラーDの反射率は、
スペクトルの全体に渡ってカラーCのそれよりも低く留
まる。前記第1及び第2の所定の色の反射スペクトル反
応は、約400ナノメータ以下の波長においては前記最小
限へ下降することが望ましい。
特に好適な実施例において、添加する段階は、単独の
カラー現像剤を表面に添加して、第1及び第2の発色色
素の両者の色における変更及び前記空間的変調を形成す
るように成すことを含んで成る。
添加する段階は、ハンドヘルド・アプリケータによっ
てカラー現像剤溶液を表面に塗布するか、或いはカラー
現像剤溶液を表面に印刷することを含んで成る。
もう1つの実施例において、背景カラー及び第1の所
定の色とは異なっている第2の所定の色におけるスクラ
ンブル・パターンは、少なくとも1つの選択された領域
内において印刷され、被覆する段階は、均一な表面密度
の層を添加することを含んで成る。代替的には、背景カ
ラー及び第1の所定の色と異なっている第2の所定の色
は、少なくとも1つの選択された領域内において均一な
表面密度で印刷され、被覆する段階は、変更可能な表面
密度の層を添加することを含んで成るのである。
更にもう1つの実施例において、光沢剤は、カラー現
像剤及び発色色素の少なくとも一方に追加されることに
なる。
本発明の目的は、1面に背景カラーを有する基質と、
表面の少なくとも1つの選択された領域における無色の
カラー現像剤及び無色の発色色素の一方から成る被覆と
を含んで成り、カラー現像剤及び発色色素が、混合され
るときに背景カラーとは異なっている第1の所定の色を
形成するようにして反応するように成し、少なくとも1
つの選択された領域の少なくとも一部に対して無色のカ
ラー現像剤及び無色の発色色素のもう一方を添加して、
背景カラーを前記第1の所定の色に変化させるように成
す手段とを更に含んで成り、模造、写真複写及びファク
シミリ送信に対して紙その他の基質に記録された機密情
報を保護するというシステムによっても本発明に従って
達成されることになる。
背景カラーは、白色が好ましいが、いかなる淡色又は
暗色であることも可能である。発色色素は、異なった色
素の混合物から構成されることが望ましい。
本発明に拠れば、情報は、添加する手段が使用される
前又は後において1つの選択された領域内において印刷
されることが可能である。
当該被覆は、好ましくは標準的な所定の画成されたパ
ターンにおいて変更可能な表面密度を有するカラー現像
剤又は発色色素によって構成される。1つの実施例にお
いて、被覆は、均一な表面密度を有する第1の層と、標
準的な所定の画成されたパターンに応じて変更可能な表
面密度を有するその上における第2の層とを含んで成
る。第1の層は、好ましくは比較的に活性度の低いカラ
ー現像剤であり、第2の層は、比較的に活性度の高いカ
ラー現像剤である。特に好適な実施例において、添加手
段は、異なった色素の混合物を添加する手段から構成さ
れる。
或る実施例において、当該被覆は、カラー現像剤と混
合されるときに第1の所定の色を形成することになる少
なくとも1つの選択された領域を第1の発色色素による
均一な被覆と、第2の発色色素がカラー現像剤と混合さ
れるときに第1の所定の色及び背景カラーとは異なって
いる第2の所定の色を形成することになる標準的なパタ
ーンにおいて第1の発色色素の上に印刷される第2の発
色色素とを含んで成り、第1の所定の色の空間的変調
は、標準的なパターンに従って第2の所定の色によって
行われることになる。
特に好適な実施例において、添加する手段は、単独の
カラー現像剤を表面に添加する手段から構成され、第1
及び第2の発色色素の両者の色における変更及び前記空
間的変調を形成することになる。
添加する手段は、ハンドヘルド・アプリケータを含ん
で成ってカラー現像剤溶液を表面に塗布する手段か、或
いはカラー現像剤溶液を表面に印刷する手段によって構
成される。
もう1つの実施例において、背景カラー及び第1の所
定の色とは異なっている第2の所定の色におけるスクラ
ンブル・パターンは、少なくとも1つの選択された領域
内において印刷され、当該被覆は、均一な表面密度の層
から構成される。代替的には、背景カラー及び第1の所
定の色と異なっている第2の所定の色は、少なくとも1
つの選択された領域内において均一な表面密度で印刷さ
れ、当該被覆は、変更可能な表面密度の層から構成され
るのである。
更にもう1つの実施例において、光沢剤は、カラー現
像剤及び発色色素の少なくとも一方に追加されることに
なる。
本発明の目的は、背景カラーを有する1つを表面と、
表面の少なくとも1つの選択された領域における無色の
カラー現像剤及び無色の発色色素の一方から成る被覆と
を含んで成り、カラー現像剤及び発色色素が、混合され
るときに背景カラーと異なっている第1の所定の色を形
成するようにして反応するように成した、機密保持用紙
によて本発明に従って更に達成されることになる。
更に、本発明の目的は、ユーザーの手の中に把持され
るように形作られて、内部に液体チャンバを形成する手
段及び当該チャンバに液体連通しているアプリケータ・
チップを有するボディ部分と、無色のカラー現像剤及び
無色の発色色素の一方とを含んで成り、カラー現像剤及
び発色色素が、混合されるときに第1の所定の色を形成
するようにして反応するように成した、ハンドヘルド・
アプリケータによって本発明に従って更に達成されるこ
とになる。
本発明のこれらの特徴及び長所その他の特徴及び長所
は、後続の詳細な説明及び参照される添付図面から更に
明瞭となるであろう。
図面の簡単な説明 図1aは、従来通りの複写防止用紙の断面図である。
図1bは、本発明に拠る機密保持用紙の断面図である。
図2a及び図2bは、2色のカラーの反射スペクトル反応
を示し、人間の眼の平均的なスペクトル反応及び写真複
写機の典型的なスペクトル反応をも示しているグラフで
ある。
図3は、均一なカラー及びスクランブル・パターンを
備えてカラー形成された領域を示している、本発明に拠
る機密保持用紙の平面図である。
図4は、表面に印刷された情報を備えている本発明に
拠る機密保持用紙の平面図である。
図5は、本発明の方法に従ってカラー形成されている
印刷された情報を包含している選択された領域を備えた
図4の用紙を示している。
図6は、図2aに類似したグラフを示し、黒色情報の反
射スペクトル反応を示している。
図7は、本発明に拠るアプリケータの一部断面図であ
る。
発明の詳細な説明 本発明のいずれの実施例においても2つの相補的な化
学系が包含され、化学系の一方は用紙基質の表面に添加
され、第2の化学系は、当該他方の化学系を第1のもの
即ち用紙基質の被覆の表面に添加するために使用される
適切なアプリケータ或いはディスペンサによって担持さ
れるのである。これらの2つの相補的な化学系が直に接
触して反応するとき、用紙被覆は、印刷、タイプその他
の方法によって当該同一領域において用紙基質に転写さ
れた情報が写真複写によっては複写不能となり、テレフ
ァクシミリ機器による送信を防止されるようにして、以
下に説明されるような着色特性を獲得することになる。
これらの相補的な化学系の具体例は、以下の通りであ
る。
化学物質A 以下のもののうちの1つ或いはこれらを組合せて商業
的に利用され得るロイコ色素である。
ヒルトン・デービス(Hilton−Davis)製造によるコ
ピケム14(Copikem 14)、コピケム・マゼンタ(Copike
m Magenta)、コピケム6(Copikem 6)及びコピケム4
(Copikem 4)チバ・ガイギー(Ciba−Geigy)製造によ
るペルガスクリプト・オレンジI−5R(Pergascript Or
ange I−5R)、ペルガスクリプト・レッドI−6B(Perg
ascript Red I−6B)、ペルガスクリプト・グリーンI
−3G(Pergascript Green I−3G)及びペルガスクリプ
ト・イェローI−3R(Pergascript Yellow I−3R)、更
にバスフ(BASF)製造によるリアクト・レッド448(Rea
kt Red 448)及びリアクト・イェロー186{Reakt Yello
w 186)。
化学物質B 以下のもののうちの1つは或いはこれらを組合せて商
業的に利用され得るカラー現像剤である。
シェネクタディ・ケミカルズ社(Schenectady Chemic
als Inc.)によって製造されるように亜鉛処理されて改
質されるアルキルフェノール活性剤HRJ−10138(Zincat
ed,modified alkylphenol activator HRJ.−10138);
アルキルフェノール・ノボラック樹脂活性剤HRJ−2609
(Alkylphenol Novolac resin activator HRJ−260
9);化学物質、塩化亜鉛(ZnCl2)。
本発明の1実施例において、通常の印刷用或いは筆記
用の白紙は、好ましくは印刷及び潜在的に良好な表面仕
上げの両者のためのフェノール樹脂又は他の適切なラッ
カー溶剤の中へ溶解された無色のカラー現像剤の層によ
って事前に印刷され或いは被覆される。このカラー現像
剤の被覆は、第1の化学系を構成することになる。カラ
ー現像剤のためのラッカー又は樹脂のビヒクルは、それ
らの固有の反射特性が最終製品のコピー不能性を高める
ための重要な特徴であることが判明しているので、同時
に用紙の表面に光沢を付け足すことも可能となる。本発
明のこの実施例におけるコピー不能特性の更なる改良に
関しては、カラー現像剤の被覆は、通常の場合にそうで
あるように均一な表面密度のものである代わりに、良好
に画成されたパターンに従って、規則的に変更可能な表
面密度で製造されることが要求される。これは、例え
ば、当該被覆を2つの連続的な印刷段階において添加
し、第1の印刷段階においては当該用紙が比較的に活性
度の低いカラー現像剤の被覆によって均一に被覆され、
第2の段階においては活性度の高い現像剤溶液が所定の
パターンに従って第1の均一な被覆の上に印刷されるよ
うに為すことによって達成されることが可能である。こ
れで、最終的な作業として発色剤のロイコ色素がこの表
面に添加されるとき、対応する着色パターンが顕色する
であろうことが容易に理解されることになる。
このパターンの空間特性及びスペクトル特性は、内容
が本文に引例として組み込まれている米国特許明細書第
4,867,481号(ガンジァン)において本質的に説明され
ているように、それらが用紙の処理領域のスペクトル特
性の空間的変調を望ましく産み出すように為される。
第2の化学系を構成する無色の発色色素は、典型的に
は図7に示されるようなマーカー・ペンを使用して、上
述の被覆された用紙に対して添加されることになる。そ
れは、通常、単独のフルオラン(fluoran)ではなく混
合物から構成されるであろう。その混合物は、発色色素
が図3に示されたように用紙の被覆と接触した後で用紙
の表面に顕色されるカラーが、米国特許明細書第4,867,
481号(ガンジァン)において議論されたように図2に
おけるA及びBとして示されたようなスペクトル特性の
規定に対応するように為される。
フルオランの実現可能な組合せの1つは、赤色を顕色
し、黒色を顕色し、更に青色をも顕色する発色剤混合物
である。
フルオランの混合物及び前述のように事前に印刷され
たカラー現像剤の変更可能な密度は、図3の顕色カラー
A及びBが図2aに示されたようなスペクトル反応をはっ
きりと示すように為される。カラー変換された領域の視
覚的な外観は、図3において示されたようなものとな
る。A及びBのスペクトル特性は、破断波長Lが少なく
とも580ナノメータ、好ましくは少なくとも600ナノメー
タ、更に好ましくは少なくとも610から630ナノメータで
あるようにして実現される。図2bにおいて示されたよう
なスペクトル特性を有する代替的な顕色カラーC及びD
が使用されることも可能である。
本発明の代替的な実施例においては、2つの化学系即
ちカラー現像剤活性剤及び発色ロイコ色素の適用の順序
が逆転される。
従って、元の白紙は、この場合には発色フルオランか
ら構成される第1の化学系によって、好ましくは2段階
の印刷又は被覆プロセスによって先ず被覆され、第1段
階においては、均一な被覆が、カラー現像剤との接触の
際にカラーAと相当に適合する色を産み出すことになる
無色のフルオランの混合物を使用して添加され、第2段
階においては、無色のフルオランの異なった混合物が、
当該カラー現像剤に接触させられた後で、カラーBによ
ってカラーAの背景の空間的変調に対応することになる
図3に示されたパターンに従って初めの被覆に被せて印
刷されるカラーBに対して相当に適合する色を結果とし
て産み出すことになる。このポイントにおいては、本件
の新規な用紙機構は、未だに、極限的には白色か或いは
本件の新規な機密保持用紙を確認するために役立つ所定
の固有の色であり得る非常に淡色のものであるように思
われるものと理解される。
本発明のこの第2の実施例において、第2の化学系を
構成する所定の濃い濃度のものである無色のカラー現像
剤は、最も簡便な形態が図7に示されているようなマー
カー・ペンである便利なアプリケータ装置の中へ充填さ
れる。本発明の第1の実施例と同様に、当該マーカーに
は、光沢即ち正反射を付加するラッカーのような成分が
追加される。このマーカー・ペンが上述の第2の実施例
に従って用意された用紙表面の部分を強調するために使
用されるとき、カラー現像剤と複合ロイコ色素被覆の間
における化学的な組合せは、米国特許明細書第4,867,48
1号(ガンジァン)における規定に従って、Aカラーの
背景上におけるBカラーに着色された領域の所定の幾何
学的パターンの形態にある図2aのカラーA及びBの顕色
をはっきりと産み出すことになる。
2つの組合せの化学物質、即ちロイコ色素被覆及びカ
ラー現像剤の用紙基質への適用の方法におけるその他の
バリエーションは、以下のようなものが可能である。
a) 空間的変調パターンに従って印刷される結果とし
てのカラーBのロイコ色素が初めに印刷されることも可
能であり、背景のカラーAを提供することが期待される
均一な被覆は、この印刷パターンの上に次に添加される
ことになる。
b) 必要なカラーBのパターンが獲得されるカラーの
通常のインクを使用して初めに印刷されることも可能で
あり、これは、図2aに従った必要なスペクトル特性を備
えた着色パターンを産み出すことになる。カラーAの一
様な背景は、前述したように初めは無色のロイコ色素被
覆を添加することによって獲得されるのである。
c) カラーBを獲得するために必要なパターンは初め
は無色の適切なロイコ色素系を使用して印刷されること
も可能であり、カラーAの背景は、必要なスペクトル特
性を備えて既に着色された背景を提供する標準的なイン
クを使用して再び印刷され得ることになる。
活性化されるカラー及びそれに従って着色される被覆
の正反射即ち簡単に言えば光沢特性は、そのような被覆
の写真複写防止特性を向上させるための本発明における
非常に重要な要素であることが判明している。従って、
光沢付与成分は、相補的な化学系のためのマーカーその
他のディスペンサ・システムへ充填される代わりに用紙
被覆の中へ溶解させることも可能であると考えられる。
ここで、本件の新規発明の用紙は、上述の実施例のい
ずれかに従って準備されるものであると見做される。本
発明の1つの構成要素を形作ることになる被覆される用
紙は、白色のものである可能性を有して、初めから非常
に読み易い所定の色のものであると了解される。
これで、黒色又は暗色における情報が、図4において
示されるように、通常の周知の印刷方法のいずれか1つ
を使用してこの用紙の表面にタイプされるか又は印刷さ
れるのである。
本発明の他方の構成要素は、適切なアプリケータを利
用して当該1つの構成要素の表面に添加されるべき相補
的な化学物質である。
当該相補的な化学物質は、第1の実施例の場合には、
前述のような適切な溶剤の中における所定の濃い濃度の
ロイコ色素の適当な混合物であり、第2の実施例の場合
には、適切な溶剤の中における高い濃度のカラー現像剤
であると理解される。
アプリケータ装置は、以下の方式のうちの1つにおい
て実現されることが可能である。
a) 当該1つ構成要素に対して有効に作用する溶剤の
混合物の中へ溶解される相補的な化学物質成分を収容し
ている、緻密な流れのハイライター・ペンである。ラッ
カーのように光沢即ち正反射を生起させるシステムは、
この化学物質へ追加されることが望ましい。
b) 相補的な化学物質成分が適切な結合剤、当該1つ
の構成要素のための適切な溶剤、更に再び望ましくは光
沢を生起させるラッカーの中へ溶解される場合における
印刷インクである。大型又は小型の従来通りの印刷機
は、このインクを基質の選択される部分へ添加すること
が可能である。
c) 当該相補的な化学物質を担持して、それを用紙基
質へ添加することが可能であるその他の装置。
これで、図4に示されたように印刷情報2を表面に担
持する被覆10を備えた第1構成要素を支持する用紙基質
1と、図5に示されるように印刷情報を担持する領域に
対して相補的な化学物質の被覆11を添加するために利用
されるマーカー・ペンのような第2構成要素のアプリケ
ータとが与えられることになる。第2構成要素は、典型
的には、前述のようなハイライター・ペンの形態を有す
るものであることが可能である。
印刷される情報の見本である文字Uのカラー及びそれ
に従ったスペクトル特性は、本質的には無色の相補的な
化学物質の添加の際には本質的に影響を受けずに残され
るが、印刷された文字を囲繞する総ての領域を図3に示
されたような背景カラー及びパターンへ変換するであろ
うことが図5において明らかである。この作用は、文字
Uを構成する物質が図1bに示されたような用紙基質上に
おける第1構成要素の被覆を自然に覆い隠し、第2構成
要素の相補的な化学物質が添加されるとき、2つの化学
系即ちロイコ色素及びカラー現像剤が結合して、多くて
も文字Uの下であって文字Uの頂部に絶対に及ぶことの
ない文字Uの廻りのみにおける前述のカラー構造を顕色
することが可能であるという単純な事実から生じるもの
であることが極めて明瞭である。基礎となるテキスト2
その他の情報の頂部に対して、その全体のコピー不能性
を獲得する目的をもって、時には薄い着色プラスチック
・シート或いは着色インク・トレース3の形態を有する
ような阻止フィルム・オーバーレイのいずれかの種類の
ものを使用しようとする試みが、図1aにおいて示されて
いる。この方法は、原稿のテキスト即ち情報に対応する
領域の色強度即ち色濃度がオーバーレイ・フィルムのそ
れに対して自動的に追加されるという事実の故に、失敗
せざるを得ない。従って、空白空間に対する情報を担持
する用紙の部分の間における対比差の絶対値は、被覆フ
ィルムの色濃度をいかに濃くしたとしても、変化しない
ままに留まることになる。この安定した対比差は、例え
ば用紙・フィルムの組合せ暗度が増大したとしても、テ
キスト部分に対する残存するコピー能力に寄与すること
になるのである。
黒色の印刷文字Uとその囲繞領域のスペクトル特性
は、図6において示されているようなものであり、「黒
色」の曲線は典型的な黒色の印刷反射率に対応し、A及
びBの曲線は前述のような用紙基質のスペクトル特性の
空間的変調から産み出されるカラーにおけるスペクトル
変調を表している。着色された背景の上に光学的に留ま
ることになる文字Uは、未だに視覚的に判読可能であ
る。しかし、この用紙から情報Uの写真複写を取ろうと
する試みが為されるとき、米国特許明細書第4,867,481
号(ガンジァン)において説明されたような写真複写機
は、図6のA及びBの曲線によって示されたように空間
的に変調されたスペクトル変調を担持する文字Uとその
囲繞領域の間の対比を識別することができないであろう
ことが明らかである。従って、本発明の第1構成要素を
担持する説明されたような用紙基質の写真複写は、相補
的な化学物質によって強調された部分を除いて、用紙基
質の表面のあらゆる部分からの情報を適切に複写するこ
とになるのである。
用紙が貴重な文書の印刷のための基質として特別に被
覆される場合には、そのような文書が不正な複写の試み
即ち模造に対して非常に効果的に自動的に保護されるこ
とが注目される。実際において、用紙被覆の特性は不可
視であり、それ故に、いかなるコピー方法によっても検
出されることがないのである。従って、不活性の用紙基
質によって担持された情報は第1段階においては不正に
複写され得るが、不正な複写が元の基質のいわゆる隠蔽
された特性を新しい基質へ移転することは明らかに不可
能なのである。このようにして、原稿の複写は、図7に
おいて示されるマーカー・ペンのような第2構成要素の
化学系ディスペンサの使用にも関わらず、非常に簡便で
効率的な作業となるのである。
マーカー・ペン20には、内部に1つの構成要素を保持
する液体チャンバ22を画成しているボディ部分21と、当
該構成要素に液体連通しているアプリケータ・チップ23
とが包含されている。
当該構成要素が原稿に添加されるとき、図3において
示されたような予測される着色パターンが発現するであ
ろう。しかし、不正複写の基質は、完全に不活性とな
り、ディスペンサが担持する第2の化学系によって分析
されるときに予測される着色特徴を現像することはでき
ないことになる。代替的に、文書上におけるスクランブ
ラー・パターンが活性化されるならば、当該文書はカラ
ー・コピー機においてはコピーされ得ないのである。
具体例 第1構成要素は、白色の用紙基質上に2段階で添加さ
れた。第1の均一な層は、厚さがほぼ0.001mmの層が添
加されることになるグラビア被覆プロセスによって添加
された。この第1層は、以下のような重量パーセント表
示のものから成る混合物によって構成される。
クレー 4.5 % 炭酸カルシウム 28.50% コピケム14(Copikem 14) 11.58% リアクト・レッド448(Reakt Red 448) 3.0 % コピケム6(Copikem 6) 0.42% トルエン中に50%溶解されたポリ酢酸ビニル 16.66% ペンタリンA(Pentalyn A)結合剤 3.67% UV吸収剤、ティヌビン1130(Tinuvin 1130) 1.25% 第2の層は、以下のような重量パーセント表示のもの
から成る混合物によって構成されるインクによって、図
3において示されたようなパターンを輪転グラビア印刷
することによって添加された。
クレー 2.5 % 炭酸カルシウム 28.42% コピケム14 8.92% コピケム6 1.50% コピケム4 4.58% トルエン中に50%溶解されたポリ酢酸ビニル 24.00% ペンタリンA(結合剤) 1.25% クランバール(Krumbahr)結合剤 9.93% UV吸収剤、ティヌビン1130 1.50% デュオミーン0(Duomeen 0)分散剤 0.33% 水酸化ナトリウム 0.42% トルエン 25.75% 第2構成要素は、図7において示されたようなアプリ
ケータの中に貯蔵された、以下のような重量パーセント
表示のものから成る混合物であった。
二塩基酸エステル 28.0% 活性剤HRJ−2609 30.5% アセトン 40.0% グリーン・トレーサ色素 1.5% 第2構成要素は、第1層の複合色素成分と混合される
ときには、図6の特性Aに顕かに追従するスペクトル特
性を有する第1のカラーを産み出し、2つの層の重合わ
せと混合されるときには、図6の特性Bに顕かに追従す
るスペクトル特性を有する第2のカラーを産み出すこと
になる。
本発明は、当然ながら、以上に説明されたような実行
ばかりでなく、当該分野における熟練者に拠れば本件の
記述から容易に導き出され得る前述のコンセプトのその
他の総ての代替案をもカバーするものである。

Claims (41)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.一面に背景カラーを有する基質を準備す
    る工程、 b.前記一面の少なくとも1つの選択された領域を、無色
    の顕色剤及び無色の発色色素の組合せの一方からなる化
    学物質A1によって被覆する工程、ここで、前記顕色剤及
    び前記発色色素は混合すると反応して前記背景カラーと
    異なる第1の所定の色を生じ第1のスペクトル反応を有
    し、前記第1のスペクトル反応は、 低い可視波長では約5%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約10%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約20%と最大となる反射スペクトル反応
    A、 低い可視波長では約4%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約6%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約12%と最大となる反射スペクトル反応
    B、 低い可視波長では約20%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約10%まで下降し、さらに高い波長で約8
    %と最小となる反射スペクトル反応C、及び 低い可視波長では約12%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約6%まで下降し、さらに高い波長で約5
    %と最小となる反射スペクトル反応D、 から選択される1つである、 c.その後、必要な時に、前記少なくとも1つの選択され
    た領域の少なくとも一部に、前記無色の顕色剤及び無色
    の発色色素の組合せの他方からなる化学物質B1を付与し
    て、前記背景カラーを前記第1のスペクトル反応に変化
    させる工程、及び d.前記少なくとも1つの選択された領域に、肉眼では前
    記第1のスペクトル反応の色と異なる色と認識される
    が、写真複写機とファクシミリ機では同色と認識され
    る、ほぼ黒色の情報を印刷する工程、それにより、前記
    少なくとも1つの選択された領域の少なくとも一部に印
    刷された情報は人は解読できるが、写真複写機とファク
    シミリ機では背景と区別できない、 からなるファクシミリ送信及び写真複写に対して紙等の
    基質に記録された機密情報を保護する方法。
  2. 【請求項2】前記化学物質B1を付与した後に、前記少な
    くとも1つの選択された領域に情報を印刷する請求の範
    囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】前記化学物質B1を付与する前に、前記少な
    くとも1つの選択された領域に情報を印刷する請求の範
    囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】前記被覆工程は、前記スペクトル反応Aと
    Cの1つから選択される前記第1のスペクトル反応を生
    じる前記化学物質A1の付与と、及び前記スペクトル反応
    BとDの1つからそれぞれ選択される第2のスペクトル
    反応を生じる第2の組合せの一方からなる化学物質A2の
    付与からなり、前記少なくとも1つの選択された領域に
    空間変調反射スペクトル特性が成される請求の範囲第1
    項記載の方法。
  5. 【請求項5】前記化学物質A2を表面密度を変えて付与す
    ることにより、前記空間変調反射スペクトル特性が成さ
    れる請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】前記表面密度を変えた付与工程は規則的な
    所定のパターンで付与される請求の範囲第5項記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記化学物質A1の付与工程は均一な表面密
    度を有する化学物質A1の第1の層を付与することからな
    り、前記化学物質A2の付与工程は規則的な所定のパター
    ンで表面密度を変えた化学物質A2の第2の層を前記第1
    の層の上に付与することからなる請求の範囲第4項記載
    の方法。
  8. 【請求項8】前記第1の層は比較的低い活性度の顕色剤
    であり、前記第2の層は比較的高い活性度の顕色剤であ
    る請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 【請求項9】前記化学物質A1の付与工程は、異なる色素
    の混合物を付与することからなる請求の範囲第4項記載
    の方法。
  10. 【請求項10】前記化学物質B1の付与工程は、1つの顕
    色剤を前記表面に付与して空間変調を成すことからなる
    請求の範囲第4項記載の方法。
  11. 【請求項11】前記付与工程は、ハンドヘルド・アプリ
    ケータで前記表面に顕色剤溶液を塗ることからなる請求
    の範囲第1項記載の方法。
  12. 【請求項12】前記付与工程は、前記表面に顕色剤溶液
    を印刷することからなる請求の範囲第1項記載の方法。
  13. 【請求項13】前記スペクトル反応B又はDを有するス
    クランブルパターンを印刷することにより空間変調を成
    す請求の範囲第4項記載の方法。
  14. 【請求項14】前記スペクトル反応A又はCを有する可
    視色を、前記少なくとも1つの選択された領域に、均一
    な表面密度で印刷する工程をさらに含み、前記被覆工程
    は前記スペクトル反応B又はDをそれぞれ有する前記化
    学物質A1を表面密度を変えて付与することからなる請求
    の範囲第1項記載の方法。
  15. 【請求項15】光沢剤を前記化学物質A1に添加する工程
    をさらに含む請求の範囲第1項記載の方法。
  16. 【請求項16】a.一面に背景カラーを有する基質、 b.前記一面の少なくとも1つの選択された領域にある、
    無色の顕色剤及び無色の発色色素の第1の組合せの一方
    からなる化学物質A1による被覆、ここで、前記顕色剤及
    び前記発色色素は混合すると反応して前記背景カラーと
    異なる第1のスペクトル反応を生じ、前記第1のスペク
    トル反応は、 低い可視波長では約5%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約10%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約20%と最大となる反射スペクトル反応
    A、 低い可視波長では約4%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約6%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約12%と最大となる反射スペクトル反応
    B、 低い可視波長では約20%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約10%まで下降し、さらに高い波長で約8
    %と最小となる反射スペクトル反応C、及び 低い可視波長では約12%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約6%まで下降し、さらに高い波長で約5
    %と最小となる反射スペクトル反応D、 から選択される1つである、 c.前記少なくとも1つの選択された領域に、肉眼では前
    記第1のスペクトル反応の色と異なる色と認識される
    が、写真複写機とファクシミリ機では同色と認識され
    る、 ほぼ黒色の情報を印刷する手段、 d.その後、必要な時に、前記少なくとも1つの選択され
    た領域の少なくとも一部に、前記無色の顕色剤及び無色
    の発色色素の第1の組合せの他方からなる化学物質B1を
    付与して、前記背景カラーを前記第1のスペクトル反応
    に変化させる手段、それにより、前記少なくとも一部に
    印刷された情報は人は解読できるが、写真複写機とファ
    クシミリ機では背景と区別できない、 からなるファクシミリ送信及び写真複写に対して紙等の
    基質に記録された機密情報を保護するシステム。
  17. 【請求項17】前記背景カラーが白である請求の範囲第
    16項記載のシステム。
  18. 【請求項18】前記背景カラーが淡色である請求の範囲
    第16項記載のシステム。
  19. 【請求項19】前記被覆は、前記スペクトル反応AとC
    の1つから選択される第1のスペクトル反応を生じる前
    記化学物質A1及び、前記スペクトル反応BとDの1つか
    らそれぞれ選択される第2のスペクトル反応を生じる第
    2の組合せの一方からなる化学物質A2からなり、前記少
    なくとも1つの選択された領域に空間変調反射スペクト
    ル特性が成される請求の範囲第16項記載のシステム。
  20. 【請求項20】前記化学物質A2の表面密度が変化してい
    て、前記空間変調反射スペクトル特性が成される請求の
    範囲第19項記載のシステム。
  21. 【請求項21】前記変化した表面密度は規則的な所定の
    パターンである請求の範囲第20項記載のシステム。
  22. 【請求項22】前記被覆は、均一な表面密度を有する化
    学物質A1の第1の層と、その上にある規則的な所定のパ
    ターンで表面密度が変化する化学物質A2の第2の層であ
    る請求の範囲第19項記載のシステム。
  23. 【請求項23】前記第1の層は比較的低い活性度の顕色
    剤であり、前記第2の層は比較的高い活性度の顕色剤で
    ある請求の範囲第22項記載のシステム。
  24. 【請求項24】前記化学物質B1は、異なる色素の混合物
    である請求の範囲第19項記載のシステム。
  25. 【請求項25】前記化学物質B1は、空間変調を成す1つ
    の顕色剤である請求の範囲第19項記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記化学物質B1の付与手段は、ハンドヘ
    ルド・アプリケータにある顕色剤溶液からなる請求の範
    囲第16項記載のシステム。
  27. 【請求項27】前記化学物質B1の付与手段は、前記表面
    に顕色剤溶液を印刷する手段である請求の範囲第16項記
    載のシステム。
  28. 【請求項28】前記化学物質A2は、前記スペクトル反応
    B又はDを有する印刷されたスクランブルパターンであ
    る請求の範囲第19項記載のシステム。
  29. 【請求項29】前記少なくとも1つの選択された領域に
    ある均一な表面密度の前記スペクトル反応A又はCを有
    する可視色をさらに含み、前記被覆は表面密度が変化し
    た前記スペクトル反応B又はDをそれぞれ有する前記化
    学物質A1である請求の範囲第16項記載のシステム。
  30. 【請求項30】前記化学物質B1に添加された光沢剤をさ
    らに含む請求の範囲第16項記載のシステム。
  31. 【請求項31】a.背景カラーを有する一面、 b.前記表面の少なくとも1つの選択された領域にある被
    覆、前記被覆は無色の顕色剤及び無色の発色色素の第1
    の組合せの一方及び無色の顕色剤及び無色の発色色素の
    第2の組合せの一方からなり、 ここで、前記第1の組合せは混合すると反応して前記背
    景カラーと異なる第1のスペクトル反応を生じ、前記第
    1のスペクトル反応は、 低い可視波長では約5%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約10%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約20%と最大となる反射スペクトル反応
    A、及び 低い可視波長では約20%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約10%まで下降し、さらに高い波長で約8
    %と最小となる反射スペクトル反応C、から選択される
    1つであり、 前記第2の組合せは混合すると反応して前記背景カラー
    と異なる第2のスペクトル反応を生じ、前記第2のスペ
    クトル反応は、 低い可視波長では約4%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約6%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約12%と最大となる反射スペクトル反応
    B、及び 低い可視波長では約12%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約6%まで下降し、さらに高い波長で約5
    %と最小となる反射スペクトル反応D、 から選択される1つである、 前記被膜は前記少なくとも1つの選択された領域に空間
    変調反射スペクトル特性を成し、それにより、前記少な
    くとも1つの選択された領域にある、人にとってはスペ
    クトル反応A,B,C,Dの色とは異なるほぼ黒色の情報の印
    刷は、写真複写機とファクシミリ機にとってはそれらの
    波長では区別できない防護基質。
  32. 【請求項32】前記背景カラーが白である請求の範囲第
    31項記載の基質。
  33. 【請求項33】前記背景カラーが淡色である請求の範囲
    第31項記載の基質。
  34. 【請求項34】前記第2の組合せの一方の表面密度が変
    化していて、前記空間変調反射スペクトル特性が成され
    る請求の範囲第31項記載の基質。
  35. 【請求項35】前記変化した表面密度は規則的な所定の
    パターンである請求の範囲第31項記載の基質。
  36. 【請求項36】前記第1の組合せの一方は均一な表面密
    度を有する第1の層であり、前記第2の組合せの一方は
    その上にある規則的な所定のパターンで表面密度が変化
    する第2の層である請求の範囲第31項記載の基質。
  37. 【請求項37】前記第1の層は比較的低い活性度の顕色
    剤であり、前記第2の層は比較的高い活性度の顕色剤で
    ある請求の範囲第36項記載の基質。
  38. 【請求項38】前記第1の組合せの他方は、異なる色素
    の混合物である請求の範囲第31項記載の基質。
  39. 【請求項39】前記第2の組合せの一方は、前記スペク
    トル反応B又はDを有する印刷されたスクランブルパタ
    ーンである請求の範囲第31項記載の基質。
  40. 【請求項40】ユーザーの手で把握される形で、液体チ
    ャンバを形成する手段と前記液体チャンバと液体が通じ
    液体流が形成されるアプリケータ・チップとを有する本
    体部と、 前記液体チャンバ内にある異なる無色の発色色素の混合
    物からなり、 無色の顕色剤が少なくとも1つの選択された領域に被覆
    されている基質の被覆部分に前記混合物を付与して、前
    記基質に印刷されている情報を人は解読できるが写真複
    写機とファクシミリ機は区別できないスペクトル反応を
    生じさせるハンドヘルド・アプリケータで、前記スペク
    トル反応は、 低い可視波長では約5%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約10%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約20%と最大となる反射スペクトル反応
    A、 低い可視波長では約4%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約6%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約12%と最大となる反射スペクトル反応
    B、 低い可視波長では約20%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約10%まで下降し、さらに高い波長で約8
    %と最小となる反射スペクトル反応C、及び 低い可視波長では約12%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約6%まで下降し、さらに高い波長で約5
    %と最小となる反射スペクトル反応D、 から選択される1つであるハンドヘルド・アプリケー
    タ。
  41. 【請求項41】ユーザーの手で把握される形で、液体チ
    ャンバを形成する手段と前記液体チャンバと液体が通じ
    液体流が形成されるアプリケータ・チップとを有する本
    体部と、 前記液体チャンバ内にあり、無色の顕色剤と無色の発色
    色素の一方と光沢剤の混合物からなり、 無色の顕色剤と無色の発色色素の他方が少なくとも1つ
    の選択された領域に被覆されている基質の被覆部分に前
    記混合物を付与して、前記基質に印刷されている情報を
    人は解読できるが写真複写機とファクシミリ機は区別で
    きないスペクトル反応を生じさせるハンドヘルド・アプ
    リケータで、前記スペクトル反応は、 低い可視波長では約5%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約10%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約20%と最大となる反射スペクトル反応
    A、 低い可視波長では約4%と最小であり、約580ナノメー
    ターの波長で約6%まで上昇し、さらに約700ナノメー
    ターの波長で約12%と最大となる反射スペクトル反応
    B、 低い可視波長では約20%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約10%まで下降し、さらに高い波長で約8
    %と最小となる反射スペクトル反応C、及び 低い可視波長では約12%と最大であり、約480ナノメー
    ターの波長で約6%まで下降し、さらに高い波長で約5
    %と最小となる反射スペクトル反応D、 から選択される1つであるハンドヘルド・アプリケー
    タ。
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