JP2531735Y2 - ピストン式流体ポンプ - Google Patents

ピストン式流体ポンプ

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JP2531735Y2
JP2531735Y2 JP4208291U JP4208291U JP2531735Y2 JP 2531735 Y2 JP2531735 Y2 JP 2531735Y2 JP 4208291 U JP4208291 U JP 4208291U JP 4208291 U JP4208291 U JP 4208291U JP 2531735 Y2 JP2531735 Y2 JP 2531735Y2
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pump
piston
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lubricating oil
oil
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JP4208291U
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正 古沢
弘 岡野
秀雄 永山
一也 安藤
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車等車輛に装備さ
れ、エンジン等により駆動されてバキュームポンプ等と
して機能するピストン式流体ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のポンプとして、ディーゼルエン
ジンのブレーキブースタに用いるバキュームポンプがあ
る。
【0003】このバキュームポンプは、作動ピストンの
上下に形成されたポンプ上室とポンプ下室とを有し、ピ
ストンの外周に設けた環状溝に嵌合したシール部材がピ
ストンとシリンダとの間の摺動部として機能する。そし
て車輛エンジンによってこのポンプが駆動されるよう
に、前記ピストンのロッドの一端に設けたローラが、エ
ンジンに連動するカムによって駆動されて、作動ピスト
ンが上下動する。
【0004】又、ロッドは、ロッドシール内を上下に摺
動する構造になっており、エンジン内部に開口している
ロッドとロッドシールとの微小隙間を通じて微量のオイ
ルミストがポンプ下室に吸入される構造になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
ロッドとロッドシールとの微小隙間から、微量のオイル
ミストがポンプ下室に吸入されるのみである。そのた
め、高温雰囲気中でポンプが運転され、ポンプ室内に導
入された空気が排気されると、ポンプ室内に溜っている
微量のオイルが排気によって持ち去られ、ピストン摺動
部が潤滑不良となり、ピストンリングの摩耗やシリンダ
の焼付きが発生する。
【0006】又、ピストンリングやシリンダ摺動面の面
荒れ、ピストンリングの摩耗により、ピストン摺動部の
シール性が低下し、シール洩れに起因してポンプ性能が
低下する。
【0007】又、摺動面の面荒れにより摺動発熱が増大
し、ピストン、Oリング等が体積膨張を起こし、シリン
ダとの間の面圧が増加することにより、摺動抵抗がより
一層増加するという悪循環を生じる。
【0008】そして、このようなピストンとシリンダの
摺動抵抗の増加によってピストン摺動部が異常摩耗した
り、ローラとカムの当接部の作用力や、ローラ、カムの
軸受荷重が増大して、ローラとカムの当接部や、これ等
の、軸受摺動部が異常摩耗するという問題点があった。
【0009】そこで、本考案は、作動ピストン摺動部へ
充分な量の潤滑用オイルを供給することにより、上記従
来技術の問題点であるポンプ性能の低下や、機構の異常
摩耗を防止できるピストン式流体ポンプを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のピストン式流体ポンプは、ポンプ上室(1
4)またはポンプ下室(15)とピストンロッド(1
0)の軸受開口部(24)とを連通するオイル通路(1
2a)と、ポンプ駆動部(23)に潤滑オイルを供給す
るオイル供給手段(29)と、前記ポンプ駆動部(2
3)に供給された潤滑オイルを軸受開口部(24)に導
く連通孔(28)とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【作 用】潤滑オイル供給手段によって、ポンプ駆動部
に供給された潤滑オイルは、連通孔に導かれて軸受開口
部に達し、更にオイル通路を通って一方のポンプ室へと
入り、ピストン摺動部を潤滑する。
【0012】
【実施例】図1〜図4に示す第1実施例において、1は
バキュームポンプで、ロワーケーシング2とアッパーケ
ーシング3とを備え、ロワーケーシング2の下部におい
てエンジンのシリンダヘッドカバー4に固定されてい
る。
【0013】5はロワーケーシング2に固定されたシリ
ンダ、6はシリンダ5内を上下動するピストンで、その
外周に設けた環状溝7にはOリング8とテフロンのピス
トンリング9が嵌合されている。Oリング8はその弾力
でピストンリング9をシリンダ5の内周面に押圧すると
ともに、Oリング8は温度変化によるピストンリング9
の寸法変化を吸収する。
【0014】10はピストンロッドで、ロワーケーシン
グ2に設けた軸受11により上下に摺動可能に軸承さ
れ、その上端はピストン6の中央に固着されている。1
2はロッド10に嵌合するようロワーケーシング2に設
けられたテフロンのシールリングで、特に図3、4に拡
大図示するように、その内周4箇所にオイル通路12a
が形成されている。
【0015】13はシールリング12の周りに設けたO
リングで、13はその弾力によってシールリング12を
ピストンロッド10の外周に押圧するとともに温度変化
によるシールリング12の寸法変化を吸収する。
【0016】14と15はそれぞれピストン6の上下に
形成されたポンプ上室とポンプ下室、16はロワーケー
シング2に固定したパイプで、図示されてないブレーキ
ブースタに連通される。
【0017】17、18は吸入弁で、夫々パイプ16と
ポンプ上室14との間と、パイプ16とポンプ下室15
との間に配設されている。19、20は吐出弁でポンプ
上室14とポンプ下室15は、夫々吐出弁19、20を
経てヘッドカバー4内の空間に連通している。
【0018】21はピストンロッド10の下端部に固定
されたピン、22はピン21に回動可能に嵌合された小
径ローラ、23は小径ローラ22の外周に嵌合する大径
ローラで、ローラ23はエンジンのカムシャフトに形成
されたカム25に当接している。
【0019】26はピストンロッド10の下端近くに形
成されたフランジ、27はフランジ26とロワーケーシ
ング2との間に配設された圧縮スプリングで、ピストン
ロッド10を下方に付勢してローラ23をカム25に押
圧当接している。
【0020】このように構成されたローラ23は、カム
25に従動するポンプ駆動部として機能する。24は軸
受11の下方に位置する軸受開口部、28はフランジ2
6に設けた連通孔である。29は潤滑オイル供給手段と
してのオイルノズルで、ポンプ駆動部であるローラ23
の外周面へ潤滑オイルを供給する。
【0021】ローラ23へ供給された潤滑オイルは、ロ
ーラの外周面に当って跳ね、連通孔28に導かれて軸受
開口部24に達し、さらに軸受11とピストンロッド1
0の隙間を通り、オイル通路12aを経てポンプ下室1
5へ吸入される。
【0022】上記実施例で、エンジンに連動してカム2
5が回転すると、カム25がポンプ駆動部であるローラ
23を駆動して、ポンプロッド10とピストン6を上下
動させる。
【0023】ピストン6が上昇すると、ポンプ上室14
内の空気が吐出弁19を経てヘッドカバー4内の空間に
吐出され、ポンプ下室15には図示されてないブレーキ
ブースタからパイプ16、吸入弁18を経て空気が吸入
される。同時に、ローラ23の外周に当たって飛散した
潤滑オイルが、ポンプ下室15の負圧によって、連通孔
28から軸受開口部24、軸受11とピストンロッド1
0との隙間、及びオイル通路12aを経てポンプ下室1
5内に吸入され、ポンプ下室15内に拡散する。
【0024】ピストンが上下に往復動を繰り返すことに
より、ポンプ下室15内に充分の潤滑オイルが流入し、
ピストンリング9とシリンダ5との摺動面に付着し、良
好な摺動状態を維持する。
【0025】ピストン6の下降時には、ポンプ下室15
内の空気は吐出弁20を経てヘッドカバー4内の空間へ
吐出され、ポンプ上室14には、ブレーキブースタから
パイプ16と吸入弁17を経て空気が吸入される。又、
ポンプ下室15側のシリンダ5とピストンリング9付近
に付着した潤滑オイルは、ポンプ上室14の負圧により
ポンプ下室15からポンプ上室14側へ流入し、ポンプ
上室14内に拡散する。
【0026】そして、ピストン6が往復動を繰り返すこ
とにより、さらにポンプ上室14に潤滑オイルが流入し
て、ピストンリング9とシリンダ5の摺動面に付着し、
良好な摺動状態を維持する。このようにして、ピストン
摺動面の潤滑が良好に行なわれる。
【0027】ポンプ下室15に連通するオイル通路12
aは流入する潤滑オイルが付着して、このオイル通路1
2aからポンプ下室15への不要な空気の吸い込みを防
止する。
【0028】上記実施例では、オイル供給源としてオイ
ルノズル29を設けているが、カム25の下部にオイル
溜りを設け、オイル溜り内の潤滑オイルをカム25で拡
散させて、連通孔28から軸受開口部24側へ供給する
ように構成してもよい。
【0029】なお、従来技術では、上記実施例のオイル
通路12aと連通孔28とを備えていない。図5に示す
第2実施例は、請求項2に相当する。この第2実施例
は、上記図1〜図4の実施例と比較して、一部のみが異
なるので、相違部分のみについて説明する。
【0030】この第2実施例では、フランジ(26)に
は連通孔(28)が設けられていない。又、潤滑オイル
供給手段としてのオイルノズル29aは、ノズル開口が
二つに分かれ、一方はローラ23の外周面に潤滑オイル
を供給し、他方は軸受開口部24へ潤滑オイルを直接供
給する。
【0031】
【考案の効果】本考案のピストン式流体ポンプは上述の
ように構成されているので、ピストンリングとシリンダ
との摺動面への潤滑オイルの供給ができるため、摺動面
の摩擦力や発熱が減少し、摺動面の摩耗や面荒れを低減
できる。
【0032】又、ピストンリングとシリンダとの摺動面
の摩擦力の異常増加が防止される結果、カム当接面にか
かる当接力や、軸受押圧力の異常を防止し、これ等の部
の異常摩耗を防止できる。
【0033】さらに又、上記ピストンリングとシリンダ
の摺動面の摩耗、面荒れの低減や、カム当接部等の異常
摩耗の防止によるピストンのストロークの安定維持の結
果、安定したポンプ性能を長期間にわたり維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の縦断図面。
【図2】図1の1部拡大図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】図3のシールリングの横断面図。
【図5】本考案の第2実施例を示す縦断面図。
【符号の説明】
10 ポンプロッド 12a オイル通路 14 ポンプ上室 15 ポンプ下室 23 ポンプ駆動部(ローラ) 24 軸受開口部 25 カム 28 連通孔 29、29a オイル供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 永山 秀雄 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛三工業株式会社内 (72)考案者 安藤 一也 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛三工業株式会社内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ上室(14)またはポンプ下室
    (15)とピストンロッド(10)の軸受開口部(2
    4)とを連通するオイル通路(12a)と、ポンプ駆動
    部(23)に潤滑オイルを供給するオイル供給手段(2
    9)と、前記ポンプ駆動部(23)に供給された潤滑オ
    イルを軸受開口部(24)に導く連通孔(28)とを具
    備したことを特徴とするピストン式流体ポンプ。
  2. 【請求項2】ポンプ上室(14)またはポンプ下室(1
    5)とピストンロッド(10)の軸受開口部(24)と
    を連通するオイル通路(12a)と、軸受開口部(2
    4)に潤滑オイルを直接供給するオイル供給手段(29
    a)とを具備したことを特徴とするピストン式流体ポン
    プ。
JP4208291U 1991-06-05 1991-06-05 ピストン式流体ポンプ Expired - Lifetime JP2531735Y2 (ja)

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