JP2531725Y2 - 吊下げ走行用レール材 - Google Patents

吊下げ走行用レール材

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JP2531725Y2
JP2531725Y2 JP1991002153U JP215391U JP2531725Y2 JP 2531725 Y2 JP2531725 Y2 JP 2531725Y2 JP 1991002153 U JP1991002153 U JP 1991002153U JP 215391 U JP215391 U JP 215391U JP 2531725 Y2 JP2531725 Y2 JP 2531725Y2
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JP
Japan
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rail
side plate
plate portion
plate portions
wheel
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JP1991002153U
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JPH0499702U (ja
Inventor
浩三 道阪
三郎 和所
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、簡易ホイスト等を吊
下げ状態で走行せしめるのに使用される吊下げ走行用レ
ール材に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】第5図に示されるように、この
種のレール材(51)としては、従来、左右1対の側板部
(52)(52)と、該側板部(52)(52)の上縁部間にわ
たされた上板部(53)と、両側板部(52)(52)の各下
縁部内面に内方突出状態に設けられた1対の車輪支承用
突板部(54)とを有するもので、コト面、強度面から
鉄を用いてつくられたものであった。そして、内部に走
行体(55)が配置され、その両側の車輪(56)(56)が
車輪支承用突板部(54)上にのせられた状態で、走行体
(55)が走行されるものとなされていた。
【0003】しかしながら、上記のようにレール材(5
1)が鉄製では、重量が大きく、工場内等でのレール配
設作業の作業負担が大きいという欠点があった。また、
鉄製では、レール材(51)の製作上形状寸法精度には一
定の限界があり、そのためレール材(51)を直列につな
いでいく際に、突き合わせ部において車輪支承用突板部
(54)間に段差を生じやく、これを生じないようにつな
ぐためのジョイント機構として複雑な構成のものを採用
しなければならず、ジョイント作業に手間を要するのみ
ならず、コストも高くついていたという欠点があった。
更に、普通は、表面を塗装するが、後に、塗装のはが
れ、サビを生じることが多く、特にクリーンルーム等の
特殊環境下での使用には適しないものであった。
【0004】この考案は、上記のような鉄製のレール材
のもつ欠点を全て解消し、しかも、強度的に強く、安価
に製造することのできる吊下げ走行用レール材を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
考案は、左右1対の側板部と、該側板部の上縁部間にわ
たされた上板部と、両側板部の下縁部内面に内方突出状
態に設けられると共に、上面が内方に向けて下方に傾斜
された左右1対の車輪支承用突部と、上板部と車輪支承
用突部との中間位置であって、車輪支承用突部上面から
車輪径よりも若干高い位置において両側板部間にわたさ
れた中間水平板部とを一体に有するアルミニウム製押出
材によって構成されてなることを特徴とする吊下げ走
行用レール材を要旨とする。
【0006】
【作用】上記レール材では、アルミニウム製であること
により、軽量であると共に、耐食性に優れている。ま
た、アルミニウム押出型材によるものであることによ
り、形状寸法精度に優れている。しかも、上板部と車輪
支承用突部との中間位置であって、車輪支承用突部上面
から車輪径よりも若干高い位置において両側板部間に中
間水平板部がわたされていることにより、レール長さ方
向の撓曲強度を保持するため両側板の高さを高くして
も、この中間水平板部が車輪の浮き上がりを阻止する。
また、車輪支承用突部の上面が内方に向けて下方に傾斜
されているため、走行体は、その車輪が傾斜に従ってガ
イドされ、自動的に中央に調心される。
【0007】
【実施例】次に、この考案を簡易ホイスト用のレール材
に適用した実施例を説明する。なお、この考案のレール
材は、吊り下げた状態で走行される各種走行体の走行用
レールとして広く適用されうるものであることはいうま
でもない。
【0008】第1図及び第2図に示されるレール材
(1)において、(2)(2)は左右1対の側板部、
(3)は上板部、(4)(4)は左右1対の車輪支承用
突板部、(5)は中間水平板部である。
【0009】側板部(2)(2)は、レール材(1)に
十分な強度をもたせるため、その高さが走行体(6)の
車輪(7)の径よりもかなり大きく設定されている。
【0010】上板部(3)は、該側板部(2)(2)の
上縁部間にわたされている。この上板部(3)には、そ
の幅方向中央位置に取付け部(3a)が上方突出状態に設
けられている。
【0011】車輪支承用突板部(4)(4)は、両側板
部(2)(2)の下縁部内側面に内方突出状態に設けら
れている。そして、その上面は、内方に向けて下方に傾
斜されている。その傾斜角度θは例えば5度に設定され
る。
【0012】中間水平板部(5)は、上板部(3)と車
輪支承用突部(4)(4)との中間位置であって、車輪
支承用突板部(4)(4)の上面から走行体(6)の車
輪(7)の径よりも若干高い位置において両側板部
(2)(2)間にわたされている。
【0013】そして、上記レール材(1)は、アルミニ
ウム、例えばA6063合金ビレットを用いて、押出機
にて押出成形することにより押出型材として一体に成形
されたものとなされている。従って、生産性良く製造さ
れる。
【0014】上記レール材(1)は、工場内等におい
て、複数本直列につながれた状態に配設される。この配
設作業では、レール材(1)が上記のようにアルミニウ
ム製であり、そのため軽量であることにより、作業が非
常に容易である。そして、この配設作業において、レー
ル材(1)同士の車輪支承用突板部(4)同士のレベル
出しは、第3図(イ)(ロ)に示されるように、レール
材(1)(1)同士を端部突き合わせ状となし、そし
て、下縁部に内方屈曲部(8a)を有するガイド部材
(8)を両レール材(1)(1)の側板部(2)(2)
に跨がる態様に配置すると共に、内方屈曲部(8a)を側
板部(2)の下面に当接せしめるようにし、そして、ボ
ルト(9)(9)にてこのガイド部材(8)を両レール
材(1)(1)に締結することにより行う。
【0015】なお、別法として、第4図に示されるよう
に、レール材(1)として、車輪支承用突板部(4)と
側板部(2)の下方突出部との境界部にピン挿入用の半
中空部(10)を有する型材に押出成形したものを用い、
レール材(1)同士の突き合わせ部において、ピン(1
1)を両レール材(1)の半中空部(10)内に跨がる態
様において挿入配置することにより、突き合わせ部にお
ける突板部(4)同士のレベル出し行う方法も有効で
ある。
【0016】いずれの方法にしても、レール材(1)が
アルミニウム製押出型材であることにより、寸法形状精
度が高く、しかも軽量であることにより、車輪支承用突
板部(4)同士のレベル出し、ひいてはレール材(1)
同士のジョイントを簡易構成にて容易かつ安価に実現で
きる。
【0017】そして、工場内等に配設されたレール材
(1)には、第1図及び第2図に示されるように、その
内部に走行体(6)がその左右の車輪(7)(7)を突
板部(4)(4)の上面にのせた状態に配置され、走行
されるようになされている。上記のように車輪支承用突
板部(4)(4)は、その上面が内方に向けて下方に傾
斜されていることにより、走行体(6)は、自動的に中
央に調心され、安定良く走行される。また、アルミレー
ル材(1)に必要な長さ方向の撓曲強度をもたせるため
に側板部(2)(2)を高くしたことによる上方空間の
拡がりは、走行体(6)のレール材内での浮き上がりの
原因となりうるが、中間水平板部(5)がこの浮き上が
りを抑える。
【0018】
【考案の効果】上述の次第で、この考案の吊下げ走行用
レール材は、アルミニウム製であることにより軽量であ
り、そのため工場内等でのレール配設作業の作業労力を
軽減することができると共に、耐食性に優れ、クリーン
ルーム等の特殊環境下での使用も可能である。また、ア
ルミニウム押出型材によるものであることにより、形状
寸法精度に優れ、そのため直列状に配置したレール材同
士の突き合わせ部において車輪支承用突部間の段差をほ
とんど生じず、また軽量であることも相俟って、レール
材同士のジョイント機構の構造として簡素で安価なもの
を採用することができ、更にまた、生産性に優れ、コス
ト的にも有利である。
【0019】また、上板部と車輪支承用突部との中間位
置であって、車輪支承用突部上面から車輪径よりも若干
高い位置において両側板部間に中間水平板部がわたされ
ていることにより、これが車輪の浮き上がりを阻止す
る。従って、側板の高さを高くしても、この水平板部
の作用により走行体の浮き上がりが抑えられ、側板
高さを高くすることによるレール材の長さ方向における
撓曲強度をアップさせることができ、鉄の場合に劣らな
い強度のレール材を提供することができる。その上、車
輪支承用突部の上面が内方に向けて下方に傾斜されてい
るため、走行体は、その車輪が傾斜に従ってガイドされ
るので、自動的に中央に調心されて、安定した走行動作
を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】レール材の横断面図である。
【図2】レール材の側面図である。
【図3】図(イ)はレール材同士の突き合わせ部を示す
斜視図、図(ロ)は同突き合わせ部の要部横断面図であ
る。
【図4】レール材同士の突き合わせ構造の他の例を示す
要部横断面図である。
【図5】従来のレール材の横断面図である。
【符号の説明】
1…レール材 2…側板部 3…上板部 4…車輪支承用突板部 5…中間水平板部 7…車輪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の側板部と、該側板部の上縁部
    間にわたされた上板部と、両側板部の下縁部内面に内方
    突出状態に設けられると共に、上面が内方に向けて下方
    に傾斜された左右1対の車輪支承用突部と、上板部と車
    輪支承用突部との中間位置であって、車輪支承用突部上
    面から車輪径よりも若干高い位置において両側板部間に
    わたされた中間水平板部とを一体に有するアルミニウム
    製押出材によって構成されてなることを特徴とする吊
    下げ走行用レール材。
JP1991002153U 1991-01-28 1991-01-28 吊下げ走行用レール材 Expired - Lifetime JP2531725Y2 (ja)

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