JP2531594Y2 - 端子台の記名板接続装置 - Google Patents

端子台の記名板接続装置

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JP2531594Y2
JP2531594Y2 JP5160791U JP5160791U JP2531594Y2 JP 2531594 Y2 JP2531594 Y2 JP 2531594Y2 JP 5160791 U JP5160791 U JP 5160791U JP 5160791 U JP5160791 U JP 5160791U JP 2531594 Y2 JP2531594 Y2 JP 2531594Y2
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JP5160791U
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Inventor
俊明 菅沼
Original Assignee
東洋技研株式会社
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は導線の結線処理に用いら
れ、かつ重ね合せ状に連続して集合端子台を構成する端
子台にあって、その記名板接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の所要導電路と、電線とを
電気的に接続するための端子台は種々提案されている。
かかる構成の端子台は重ね合わせ状に連結されて集合端
子台を構成する。この集合端子台には、通常、該集合端
子台又はこれを構成する各端子台の機能を確認できるよ
うに、記名板が装着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の記名板zの接続
手段は、各端子台xの上縁に形成した左右の係合溝y,
yに、該記名板zの可撓性を利用して嵌着するものであ
る。ところがかかる構成であると、該記名板の幅は、係
合溝y,yの間隔と一致させる必要があり、このため専
用の記名板を用いる必要がある。また、その接続作業
も、該記名板を幅方向に湾曲する必要があり、プリント
基板用端子台にあっては、幅が5mm程度のものもあり、
該幅方向湾曲を円滑に施すことができず、脱着が面倒で
あった。本考案はかかる問題点のない端子台の記名板接
続装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の端子台の記名板
接続装置は、重ね合せ状に連続する端子台の接続部の側
部に配設された装着面と、該装着面の下縁部に突成さ
れ、その先端を装着面上の記名板に弾接するL形保持腕
と、前記装着面下部と段状に連成され、かつ前記保持腕
の突出基端よりも上方まで延成された操作溝面とからな
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】各端子台を重ね合わせて集合端子台を構成する
ことにより、前記装着面が連続して、記名板の据付面が
形成される。そしてこの据付面に上方から装着面を摺動
させて、前記L形保持腕の先端と、前記装着面との間
で、記名板の下縁を保持腕の弾性作用により挟持する。
これによって該記名板は各端子台の保持腕によって据付
面上に保持される。また記名板を離脱させる場合には、
ボールペンの先等を工具として用いて、この先を操作溝
面に当て、これを上方移動して該記名板の下縁を上方へ
押し出し、保持腕による挟持から開放する。
【0006】
【実施例】添付図面について本考案の一実施例を説明す
る。図1はプリント基板用端子台1に本考案を適用した
ものであって、かかる端子台1は、短尺状の接続部2a
と長尺状の接続部2bとで構成され、図1の紙面と直交
する方向に複数連結され得る。この接続部2a,2bは
絶縁材料からなる本体枠3により一体となっている。
【0007】この接続部2aの構成について説明する
と、前記本体枠3の前部には、保持縁5が形成された側
方へ開口する電線入口4と、該電線入口4と連通する有
底状の接続空隙7と、上方で接続空隙7に連通する作動
孔8とを備えている。また前記作動孔8はその上部を後
述する締付け螺子28の外径と等しい螺子保持孔9とし
ており、該螺子保持孔9で締付け螺子の傾動を防止する
ようにしている。この本体枠3は幅5mm 程度の狭幅の合
成樹脂製板材により構成される。
【0008】前記接続空隙7にはL形の端子金具10
が、その水平方向の圧接辺部11aを前記作動孔8を横
断するように配置し、かつ垂直部11bを前記本体枠3
の底部に挿通して配設される。この端子金具10は、図
2で示すように、前記垂直部11bの両側縁に係合溝1
1c,11cが形成されており、本体枠3が該係合溝1
1c,11cに係合して昇降動を拘束すると共に圧接辺
部11aの先端の屈曲端縁11dが作動孔8の側傍で本
体枠3に食い込んで移動不能に本体枠3に保持される。
そして前記垂直部11bの枝状下端を本体枠3の底面か
ら下方へ突出してこれをピン端子11eとし、このピン
端子11eにより図1に示すようにプリント基板pのス
ルホールに挿入して導電路との電気的接続を可能として
いる。
【0009】さらには、前記作動孔8には、金属材料か
らなるロ形の導電枠体14が、その内部に端子金具10
の圧接辺部11aを挿通して昇降可能に配設され、下部
を前記接続空隙7内に臨ませている。前記導電枠体14
は金属板材を屈曲成形して形成されるものであり、図2
に示すようにその上部が重ね合わせ状となり、この重ね
合わせ部15に上下方向へ螺子孔16が刻設される。そ
して、その内底部17の上面を後述するように裸線部y
の挟持面としている。また内底部17の後縁からは、二
度折曲して連係部18と前記内底部17と平行な底部1
9とを延設し、該内底部17,19間に保持間隙20を
形成している。そしてこの保持間隙20には被覆挟圧片
22が嵌着される。前記被覆挟圧片22は合成樹脂材料
からなり、前記保持間隙20の間隔とほぼ等しい肉厚の
連結板面23の先端に肉厚状の挟圧部24を連成し、該
挟圧部24の上面を圧接面25としている。そして、連
結板面23には前記連係部18と連結するための係合孔
26が形成されている。
【0010】しかして、被覆挟圧片22は前記連係部1
8に連結され、かつ保持間隙20内に保持され、本体枠
3への装着状態で挟圧部24が電線入口4に配置され、
圧接面25が上下で保持縁5と対向してその間に電線x
を挿入する間隙を生じさせることとなる。
【0011】このように装着された導電枠体14の螺子
孔16には締付け螺子28が螺合し、上述したようにそ
の頭部を螺子保持孔9により保持されている。上述の各
構成は接続部2bにも付装されており、接続部2a,2
bの丈が異なることにより、本体枠3の同一側面で、二
つの電線入口4,4が上下に配設される。かかる接続部
2bに付装される構成は、前記端子金具10の構成がそ
の上部でコ字状となっており、該コ字状部からピン端子
11eが本体枠3の下底を貫通して外方へ突出している
点を除き同一部材が適用されるから、同一符合を付し
て、その説明を省略する。
【0012】かかる構成の端子台1は、本体枠3の前後
面に形成された一面を凸部35a、他面を該凸部が嵌入
する凹部35bとする連結部により相互に嵌着され、図
3,4のように複数個連結されて集合端子台40を構成
する。
【0013】かかる構成にあって、締付け螺子28の下
端は前記端子金具10の圧接辺部11aに当接し、導電
枠体14,被覆挟圧片22及び締付け螺子28の総荷重
が前記圧接辺部11aに掛かって支持される。そして締
付け螺子28を緩めた状態にあっては、図1の接続部2
bで示すように、導電枠体14が下降位置にあり、前記
被覆挟圧片22の挟圧部24の下縁が接続空隙7の入口
側底面に支持された位置となって、前記保持縁5と圧接
面25との間隙が大きく開かれている。この状態で、裸
線部yを先端から露出させた電線xを挿入し、その裸線
部yを端子金具10の圧接辺部11aと導電枠体14の
内底部17との間に位置させる。そして、前記締付け螺
子28をその下端が圧接辺部11aに当接した状態を維
持させながら回転すると、これにより螺子孔16に対す
る相対的螺進作動により前記導電枠体14は浮上し、そ
の緊締位置で、電線xの裸線部yが圧接辺部11aと内
底部17の上面とで挟持され、該裸線部yは端子金具1
0と電気的に接続すると共に、その保持がなされる。そ
して、さらにその緊締状態で、前記被覆挟圧片22の圧
接面25が電線xの被覆部zに圧接し、該被覆部zは、
保持縁5と圧接面25とで挟持される。而して、締付け
螺子28の締付け操作のみによって、電線xは裸線部y
と、被覆部zを同時に挟持されることとなり、該電線x
に引張力が作用しても、被覆部zの保持により裸線部y
にのみ大きな引張応力が作用することはなく、その破断
が生じ難くなる。
【0014】次に本考案の要部について説明する。各端
子台1の接続部2a,2bの側面上部には図1,図4及
び図5に示すように記名板30を装着するための装着面
31が傾斜状に形成される。そして該装着面31の下部
にはL形保持腕32が連成され、L形保持腕32の端部
に形成された円弧隆部33が装着面31に対設される。
この円弧隆部33の内縁と装着面31との間は、記名板
30の厚みよりも狭くしておく。また装着面31の下部
には操作溝面34が段状に連成される。この操作溝面3
4は前記保持腕32の突出基端よりも上方まで延成され
ている。かかる構成にあって、端子台1が連結されるこ
とにより、集合端子台40にはその連結方向に装着面3
1が連続して、細長の記名板30が装着される連結方向
に長い据付面41が形成される。前記記名板30は、集
合端子台40又はこれを構成する各端子台1の機能を視
認可能とするものであって、所要の記号等が記載され
る。
【0015】この集合端子台40に記名板30を装着す
る場合にあっては、上方から据付面41を摺動させて、
下縁を前記L形保持腕32の先端と、前記装着面との間
に挿入し、該下縁を前記L形保持腕32の弾性作用によ
り挟持する。これによって該記名板30は各端子台1に
夫々設けられたL形保持腕32で、図4に示すように据
付面41上に保持されることとなる。
【0016】また記名板30を離脱させる場合には、図
5に示すようにボールペンの先等を工具wとして用い
て、工具wの先を操作溝面34に当てて矢線のように据
付面41上をスライドさせて記名板30の下縁を押し出
す。この操作を一部で行なうことにより記名板30は、
据付面41上で傾斜して端方部がL形保持腕32による
挟持から解除され、その上縁が据付面41上から上方に
食出す。そこでこれを指先で摘んで取り出すことにより
記名板30の除去が簡易になされ得ることとなる。
【0017】かかる記名板30の接続装置にあっては、
該記名板30の下縁のみを保持するものであるから、そ
の幅が異なっても、適用可能となり、汎用品を適用する
ことが可能となる。また、その脱着に際しては記名板3
0を湾曲させる必要がないから、5mm程度の細幅状のた
めに該幅方向での湾曲が困難な記名板30にあっても、
容易に脱着することができる。
【0018】
【考案の効果】本考案は、上述したように、重ね合わさ
れて集合端子台40を構成する端子台1に形成した装着
面31に、L形保持腕32を形成し、さらに前記装着面
31下部と段状に連続し、かつ前記保持腕32の突出基
端よりも上方まで延出する操作溝面34を形成し、記名
板30を保持腕32によっては下縁のみを保持するよう
にし、該記名板30を離脱させる場合には、ボールペン
の先等を工具wとして用いて、この先を操作溝面34上
で移動することにより、記名板30の下縁を上方へ押し
出して、離脱させるようにしたものであるから、記名板
30は幅寸法が規定されず、種々の既存の記名板30の
適用が可能となると共に、その装脱に際しては記名板3
0を幅方向に湾曲させる必要がなく、該装脱作業を容易
に施すことができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】装着部材の分離斜視図である。
【図3】連結部を示す一部切欠側面図である。
【図4】記名板の装着状態を示す集合端子台40の一部
の斜視図である。
【図5】記名板30の離脱操作を示す要部の拡大断面図
である。
【図6】従来構成を示す端子台の一部側面図である。
【符号の説明】
1 端子台 2a,2b 接続部 3 本体枠 4 電線入口 10 端子金具 11e ピン端子 30 記名板 31 装着面 32 保持腕 34 操作溝面 40 集合端子台 41 据付面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】重ね合せ状に連続する端子台の接続部の側
    部に配設された装着面と、該装着面の下縁部に突成さ
    れ、その先端を装着面上の記名板に弾接するL形保持腕
    と、前記装着面下部と段状に連成され、かつ前記保持腕
    の突出基端よりも上方まで延成された操作溝面とからな
    ることを特徴とする端子台の記名板接続装置。
JP5160791U 1991-06-07 1991-06-07 端子台の記名板接続装置 Expired - Lifetime JP2531594Y2 (ja)

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JPH04135167U JPH04135167U (ja) 1992-12-16
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