JP2531568B2 - 高重合度塩化ビニル系重合体の製造方法 - Google Patents

高重合度塩化ビニル系重合体の製造方法

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JP2531568B2
JP2531568B2 JP5083800A JP8380093A JP2531568B2 JP 2531568 B2 JP2531568 B2 JP 2531568B2 JP 5083800 A JP5083800 A JP 5083800A JP 8380093 A JP8380093 A JP 8380093A JP 2531568 B2 JP2531568 B2 JP 2531568B2
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博光 立花
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Toagosei Co Ltd
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化ビニル系重合体の改
良された製造方法に関する。詳細には、本発明は高重合
度の塩化ビニル系重合体を経済的に製造することのでき
る改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系重合体の重合度は重合温度
に依存し、高重合度の塩化ビニル系重合体を取得するに
は低温で重合を行う必要があることが広く知られてい
る。しかし、重合器を例えば20〜30℃の通常の冷却
水で冷却した場合は、重合器内の温度と重合器ジャケッ
トに通水する冷却水の温度差が小さく、冷却効果が十分
あがらないため高重合度の塩化ビニル系重合体が得られ
にくい。そのため、従来は重合時間を長くして時間当た
りの発熱量を抑えたり、重合器ジャケットに通水する冷
却水として0℃以下の冷凍機水を用いる方法が採用され
ている。
【0003】しかし、重合時間を長くする前者の方法に
よる場合は重合器当たりの生産性が悪く、塩化ビニル系
重合体を効率よく製造することができず、また冷凍機水
を用いる後者の方法による場合は、冷凍機水を供給する
ための多大の設備や低温冷却水が必要であり、装置的に
且つ熱効率的に不経済であり、いずれの方法の場合もコ
ストがかかる。
【0004】また、ポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールジメタクリレートのようなジメタクリレート系架橋
剤の存在下に塩化ビニルを重合させて塩化ビニル系重合
体の重合度を上げる方法が従来から提案されているが、
そのような従来法による場合は塩化ビニル系重合体の重
合度はさして高くならず、しかもテトラヒドロフラン
(以下「THF」と略す)に不溶な架橋構造が形成され
て、フィッシュアイが多発して塩化ビニル系重合体の成
形加工性や熱安定性が低下するという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上記し
た従来技術の欠点を改良することであり、具体的には冷
凍機水のような温度の極めて低い冷却水やそのための設
備を必要とせず、上記した例えば20〜30℃程度の通
常の冷却水を用いて、THFに不溶な架橋構造の極めて
少ない、高重合度の塩化ビニル系重合体を高い生産性で
効率よく製造しうる方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして本発明者らが検討
を重ねた結果、塩化ビニルの重合に際して、ジアリルア
ミン、トリアリルアミンおよびジアリルアセトンのうち
の少なくとも1種を特定の量で存在させて、50〜80
℃の温度で重合を行うと、上記した課題を解決すること
ができることを見出して本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、塩化ビニル、および
必要に応じて他の共重合性ビニル単量体を重合させて塩
化ビニル系重合体を製造する方法において、ジアリルア
ミン、トリアリルアミンおよびジアリルアセトンから選
ばれる化合物のうちの少なくとも1種を、塩化ビニル単
量体および必要に応じて使用される他の共重合性ビニル
単量体の合計重量に基づいて、0.01〜0.5重量%
存在させて50〜80℃の温度で重合を行うことを特徴
とする塩化ビニル系重合体の製造方法である。
【0008】本発明の方法では、塩化ビニルを単独で使
用して塩化ビニルの単独重合体を製造しても、または塩
化ビニルと他の共重合性ビニル単量体を使用して塩化ビ
ニルと他のビニル単量体との共重合体を製造してもよ
く、したがって上記本発明における「塩化ビニル系重合
体」は、塩化ビニル単独重合体および塩化ビニル共重合
体を包含する。塩化ビニルと他のビニル単量体との共重
合体を製造する場合は、他のビニル単量体の使用割合を
塩化ビニルと他のビニル単量体の合計重量に基づいて、
約20重量%以下にするのが好ましい。その場合の他の
ビニル単量体としては、例えばエチレン、プロピレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセンなどの炭素数
2〜30のα−オレフィン類、アクリル酸およびそのエ
ステル類、メタクリル酸およびそのエステル類、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル、アルキルビニルエステル類
などを挙げることができ、これらの他のビニル単量体は
単独で使用してもまたは2種以上を併用してもよい。
【0009】そして、本発明の重合を行うに際しては、
塩化ビニルの重合法として従来から知られている懸濁重
合法、塊状重合法、乳化重合法、溶液重合法等のいずれ
の重合法も採用でき、特に懸濁重合法が好ましい。いず
れの重合法を採用する場合であっても、本発明では、重
合系に、塩化ビニル単量体および必要に応じて使用する
上記他のビニル単量体の合計重量に基づいて、ジアリル
アミン、トリアリルアミンおよびジアリルアセトンから
選ばれる化合物(以下「アリル化合物」という)のうち
の少なくとも1種を0.01〜0.5重量%の割合で存
在させることが必要であり、0.05〜0.5重量%の
割合で存在させるのが架橋構造が少なく且つ高重合度の
塩化ビニル系重合体を効率よく得る上でより好ましい。
上記アリル化合物の使用量が0.01重量%未満である
と、高重合度の塩化ビニル系重合体が得られず、一方
0.5重量%よりも多いと重合の遅延や架橋構造の生成
による成形加工性や熱安定性の低下を生ずる。
【0010】本発明ではアリル化合物を0.01〜0.
5重量%の範囲で用いることによって、塩化ビニル系重
合体中における架橋構造の形成を効果的に抑制しながら
塩化ビニル系重合体の高重合度化を図ることができ、架
橋構造の形成状態をTHF不溶分で見た場合に、THF
不溶分が5重量%以下の塩化ビニル系重合体を得ること
ができる。
【0011】アリル化合物は、ジアリルアミン、トリア
リルアミンおよびジアリルアセトンのうちの1種のみを
単独で使用しても、任意の2種を組合わせて使用して
も、または3種を組合わせて使用してもよい。いずれの
場合も、アリル化合物の合計量が上記した0.01〜
0.5重量%の範囲になるようにすることが必要であ
る。
【0012】更に、本発明では、必須成分ではないが、
上記のアリル化合物0.01〜0.5重量%と共に、塩
化ビニル単量体および他のビニル単量体の合計重量に基
づいて、連鎖移動剤を0.1重量%以下の割合で使用す
るのが好ましい。連鎖移動剤を0.1重量%以下の割合
で重合時に存在させることによって、塩化ビニル系重合
体中の架橋構造(THF不溶分)を一層低減させること
ができ、加工性および熱安定性の一層良好な塩化ビニル
系重合体を得ることができる。この連鎖移動剤の併用に
よる架橋構造形成の低減効果は、アリル化合物を0.0
1〜0.5重量%の範囲のうちでも多めに使用して、よ
り高重合度の塩化ビニル系重合体を製造する場合により
有効である。
【0013】連鎖移動剤としては、塩化ビニル系重合体
の製造に際して使用し得ることが知られているいずれの
ものも使用でき、その種類は特に制限されないが、具体
例としてはエチルメルカプタン、ブチルメルカプタン、
2−エチルヘキシルメルカプタン、2−メルカプトエタ
ノール、チオ酢酸、2−エチルヘキシルチオカルボン酸
などの硫黄含有化合物、トリクロロエチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、ブロモホルムなどのハロゲン含有化
合物などを挙げることができる。
【0014】アリル化合物および連鎖移動剤の重合系へ
の添加方法としては、重合初期に一括して添加してもよ
く、または重合開始時から連続的に添加してもよい。
【0015】そして、本発明では、塩化ビニル単量体お
よび必要に応じて更に他の共重合性ビニル単量体を用い
て、上記したアリル化合物0.01〜0.5重量%の存
在下に、必要に応じて更に0.1重量%以下の連鎖移動
剤の併用下に、通常の重合開始剤を用いて懸濁重合法、
塊状重合法、乳化重合法、溶液重合法等のうちの任意の
方法で重合を行うが、その際に重合を50〜80℃の温
度で行う。
【0016】重合温度を50〜80℃にすることによっ
て、重合反応熱の除熱を容易に行うことができ、例えば
20〜30℃の冷却水を用いて簡単に且つ経済的に重合
系の温度を50〜80℃に維持することができる。その
上、本発明ではそのような比較的高い重合温度を採用し
ているのも拘わらず、高重合度の塩化ビニル系重合体を
短い重合時間で効率よく製造することができ、生産性が
高い。それに対して、本発明の範囲から外れて重合温度
を50℃よりも低くすると除熱面から不利であり、一方
80℃よりも高くすると重合を高圧容器で行うことが必
要になり経済的に好ましくない。
【0017】また、重合を行う際の重合開始剤として
は、塩化ビニル系重合体の製造に用いられている公知の
重合開始剤のいずれもが使用できその種類は制限されな
い。本発明で使用するのに適する重合開始剤としては、
例えばジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボナー
トなどのパーオキシカーボネート類、ラウロイルパーオ
キサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオ
キサイドなどのジアシルパーオキサイド類、クミルパー
オキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシネオデカ
ネートなどのパーオキシエステル類、2,2’−アゾビ
スイソブチロニトリルなどのアゾ化合物を挙げることが
でき、これらの重合開始剤は単独で使用しても2種以上
を併用してもよい。また、重合開始剤の使用量も特に限
定されず、従来公知の範囲で使用するのがよい。
【0018】更に、本発明では、その採用する重合法に
応じて、各々の重合法において通常用いられる懸濁安定
剤、乳化剤、溶媒、その他の助剤などを必要に応じて適
宜使用することができ、また重合に用いる装置等も特に
制限されない。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例および比較例により具
体的に説明するが、本発明はそれにより限定されない。
以下の例において、得られた塩化ビニル重合体の重合度
およびTHF不溶分の測定、並びに加工性および熱安定
性の評価は次のようにして行った。
【0020】塩化ビニル重合体の重合度:JIS K−
6721に従って求めた。
【0021】塩化ビニル重合体のTHF不溶分:塩化ビ
ニル重合体2gをTHF100cc中に入れて室温(2
5℃)で12時間放置して溶解させた後、不溶分を遠心
分離して回収し、それを60℃で120分間乾燥した
後、その重量(W1)(g)を測定し、下記の数式1より
THF不溶分(%)を求めた。
【0022】
【数1】塩化ビニル重合体のTHF不溶分(%)=(W1
/2)×100
【0023】塩化ビニル重合体の加工性:塩化ビニル重
合体100重量部、可塑剤(DOP)40重量部、ジブ
チルスズマレエート2重量部、エチレングリコールモノ
ラウレート0.5重量部、酸化チタン0.5重量部およ
びカーボンブラック0.1重量部を混合し、この混合物
を温度140℃の8インチロールで10分間素練した
後、厚さ0.1mmのシートを作製し、シート100c
2当たりのフィッシュアイの数を数えて、フィッシュ
アイ数10個未満を加工性良好(○)、10個以上を加
工性不良(×)として評価した。
【0024】塩化ビニル重合体の熱安定性:塩化ビニル
重合体100重量部、ジブチルスズマレエート0.2重
量部およびエチレングリコールモノラウレート0.5重
量部を混合し、この混合物を温度180℃の8インチロ
ールで5分間素練した後、厚さ1mmのシートを作製し
た。次いで、このシート7枚を重ねて、温度170℃、
圧力100kg/cm2の条件下に20分間プレスして
厚さ5mmのプレス板を作製し、このプレス板の着色状
態を肉眼で観察して、殆ど着色がなく白色ものを○、淡
黄色に着色したものを△、および黄色に強く着色したも
のを×として評価した。
【0025】《実施例1〜15および比較例1〜5》撹
拌機を装備した内容積1m3の重合器に、イオン交換水
500kg、分散剤として部分ケン化ポリ酢酸ビニル1
50g、重合開始剤としてジ−2−エチルヘキシルパー
オキシジカーボネート90g、下記の表1に示したアリ
ル化合物、連鎖移動剤および塩化ビニル300kgを仕
込み、表1に示した重合温度で7時間重合を行った。得
られた塩化ビニル重合体の重合度、THF不溶分、加工
性および熱安定性を上記した方法により測定または評価
したところ、表1に示すとおりの結果を得た。
【0026】《比較例6〜7》重合開始剤としてクミル
パーオキシネオデカネート90gを使用して、アリル化
合物および連鎖移動剤を用いずに、48℃(比較例6)
または45℃(比較例7)の温度でそれぞれ14時間重
合を行った外は、実施例1と同様にして塩化ビニル重合
体を製造した。得られた塩化ビニル重合体の重合度、T
HF不溶分、加工性および熱安定性を上記した方法に測
定または評価したところ、表1に示すとおりであった。
【0027】
【表1】
【0028】上記表1の結果から、ジアリルアミン、ト
リアリルアミンおよびジアリルアセトンから選ばれる化
合物のうちの少なくとも1種を0.01〜0.5重量
%、特に0.05〜0.5重量%の割合で存在させて、
52〜58℃で塩化ビニルの重合を行っている本発明の
実施例1〜15では、7時間という短い重合時間にも拘
わらず、重合度が高く、しかもTHF不溶分が4.5%
以下と少なく、加工性および熱安定性に優れた塩化ビニ
ル重合体が得られることがわかる。しかも、実施例1〜
15の結果から、上記のアリル化合物と共に0.1重量
%以下の連鎖移動剤を併用すると、THF不溶分を一層
低減させ得ることがわかる。
【0029】一方、比較例3および比較例5の結果から
は、塩化ビニルの重合を50℃以上の温度で行う場合
に、上記のアリル化合物を使用しないと重合度の低い塩
化ビニル重合体しか得られないことがわかり、また比較
例1および比較例2の結果からは上記のアリル化合物を
使用した場合であってもその使用量が0.5重量%を超
えると塩化ビニル重合体の重合度は高くなるものの架橋
構造が多量に形成されて、THF不溶分が著しく多くな
り、加工性および熱安定性が低下することがわかる。
【0030】また、比較例4の結果からは、本発明で用
いる上記アリル化合物の代わりに従来から知られている
ポリテトラメチレンエーテルグリコールジメタクリレー
トを使用した場合には、塩化ビニル重合体の重合度が殆
ど高くならないにも拘わらず、THF不溶分が多くな
り、加工性および熱安定が低下することがわかる。
【0031】更に、比較例6および比較例7の結果か
ら、重合温度を50℃よりも低くした場合には塩化ビニ
ル重合体の重合度を高めるために、極めて長い重合時間
(実施例1〜15の重合時間の2倍の14時間)が必要
であることがわかる。
【0032】
【発明の効果】本発明の方法による場合は、冷凍機水の
ような温度の極めて低い冷却水やそのための設備を使用
することなく、例えば20〜30℃程度の通常の冷却水
を使用して、50〜80℃の重合温度で、THFに不溶
な架橋構造の形成の極めて少ない、フィッシュアイのな
い、成形加工性および熱安定性に優れた高重合度の塩化
ビニル系重合体を短い重合時間で効率よく、高い生産性
で経済的に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 博光 兵庫県高砂市高砂町宮前町1番8号 鐘 淵化学工業株式会社内 (72)発明者 林 宣行 千葉県市原市五井南海岸6番地 電気化 学工業株式会社内 (72)発明者 浅田 直則 愛知県名古屋市港区船見町1番−1 東 亞合成化学工業株式会社内 (72)発明者 益子 誠一 大阪府高石市高砂1丁目6番地 三井東 圧化学株式会社内

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル、および必要に応じて他の共
    重合性ビニル単量体を重合させて塩化ビニル系重合体を
    製造する方法において、ジアリルアミン、トリアリルア
    ミンおよびジアリルアセトンから選ばれる化合物のうち
    の少なくとも1種を、塩化ビニル単量体および必要に応
    じて使用される他の共重合性ビニル単量体の合計重量に
    基づいて、0.01〜0.5重量%存在させて50〜8
    0℃の温度で重合を行うことを特徴とする塩化ビニル系
    重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル単量体の重量に基づいて、ジ
    アリルアミン、トリアリルアミンおよびジアリルアセト
    ンから選ばれる化合物のうちの少なくとも1種を0.0
    5〜0.5重量%存在させる請求項1の製造方法。
  3. 【請求項3】 塩化ビニル単量体の重量に基づいて、更
    に連鎖移動剤を0.1重量%以下の割合で存在させる請
    求項1または2の製造方法。
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