JP2531554Y2 - 棒状物繰り出し装置 - Google Patents

棒状物繰り出し装置

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JP2531554Y2
JP2531554Y2 JP1990081264U JP8126490U JP2531554Y2 JP 2531554 Y2 JP2531554 Y2 JP 2531554Y2 JP 1990081264 U JP1990081264 U JP 1990081264U JP 8126490 U JP8126490 U JP 8126490U JP 2531554 Y2 JP2531554 Y2 JP 2531554Y2
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JP
Japan
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case
rod
slider
slit
feeding device
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JP1990081264U
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JPH0438488U (ja
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伸吾 三嶋
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリップカラー、くれよん、パス、消しゴム等
の棒状物をケース内に収容し、つまみを摺動してケース
の両端より自由に出し入れでき、任意の位置で係止でき
るようにした棒状物繰り出し装置に関する。
(従来の技術) 両端を開口したケースに長手方向のスリットと、スラ
イダーに設けた弾性体を有する係止部が順次弾撥的に係
止する多数の被係止部とを形成し、ケース内に挿入し
た、棒状物を両側に保持する前記スライダーのつまみ
を、前記長手方向のスリットより突出しスリットに沿っ
て摺動し得るようなした棒状物繰り出し装置の一例を添
付第7図に示す。尚、説明で使用する上下左右の用語は
図に従って用いる。
101は扁平状の棒状物105をゆるやかな間隔で挿入した
角筒状のケースである。ケース101は、その上面101a長
手方向中央にスリット102を形成し、スリット102の両側
には被係止部102aを形成する鋸歯状折曲部102bを対向し
て形成してある。103はケース101内を摺動するスライダ
ーで棒状物105を両端に連結した連結部104を連設してあ
る。106は略V字形の係止板バネで底部106aをスライダ
ー103上面凹部103aに載置し、両端上部をゆるやかな曲
面とし、先端を斜め下方に折曲して形成した係止部106b
を自体の弾力で被係止部102a内にガタなく嵌入し、左右
へのスライドを阻止している。107は係止板バネ106内に
挿入した略V字形の押圧部材でケース101上面101a上の
つまみ108とスリット102を通過できる連結片109で一体
に結合されている。
(考案が解決しようとする課題) 棒状物収納時の操作感である。
上述のような、スライダーの両端に棒状物を取り付
け、ケースの両端から棒状物を繰り出せるようなした棒
状物繰り出し装置は、使用後ケース内に棒状物を収納す
る場合、つまみを戻しすぎると反対側の棒状物がケース
の他端から突出してしまい、それを収納するためにつま
みを逆に移動しなければならず、煩わしさを感ずること
がある。
そこで本考案は、収納時、棒状物をきちんとケース内
に収められるように所定の位置の摺動感を変化させるこ
とによって容易に停止位置がわかるようなした棒状物繰
り出し装置を提供することを目的とする。
(課題を解決しようとするための手段) 本考案は、両端を開口したケースに長手方向のスリッ
トと、スライダーに設けた弾性体を有する係止部が順次
弾撥的に係止する多数の被係止部とを形成し、ケース内
に挿入した、棒状物を両側に保持する前記スライダーの
つまみを、前記長手方向のスリットより突出しスリット
に沿って摺動し得るようなした棒状物繰り出し装置にお
いて、ケースとスライダー又はつまみに凹部と凸部とよ
りなる係合機構を、前記棒状物がケース両端開口より突
出しない位置に設けたことを特徴とする棒状物繰り出し
装置を要旨とするものである。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す。尚、
従来の技術の説明と同様に、上下左右及び前後の用語は
図に従う。
1はケースで、巾狭上面1a長手方向中央にはスリット
2を形成し、その両側には被係止部2aを形成する鋸歯状
切折部2bを対向して形成してあり、また、内壁底面には
凸部2cを設けてある。
3はケース1内を摺動するスライダーで、扁平状の棒
状物5を両端に連結した連結部4を連設している。底面
には、前記ケース内壁底面の凸部2cと係合し得る凹部3b
が設けてあり、この凸部2cと凹部3bにより係合機構が形
成されている。
6は略V字状の係止板バネで、底部6aをスライダー3
上面凹部3aに載置し、両端をゆるやかな曲面とし、先端
を斜め下方に折曲して形成した係止部6bを自体の弾力で
被係止部2a内にガタなく嵌入し、左右へのスライドを阻
止させている。
7は係止板バネ6内に挿入した略V字形の押圧部材
で、ホルダー1の上面1a上のつまみ8とスリット2を通
過できる連結片9で一体に結合されている。
次に、作用について説明する。
静止状態において、係止板バネ6の両側の係止部6bは
被係止部2aにガタなく嵌合している。棒状物5をケース
1から繰り出すには、つまみ8を左右何れかの方向に押
圧すると、進行方向の係止部6bがスリット2中を通過す
る押圧部材7で押し下げられ、同時に他の係止部6bもそ
の係止部6bの曲面が隣あった被係止部2aと被係止部2aと
の間の鋸歯状切折部2bに当接してゆるやかに被係止部2a
より下方に押され鋸歯状切折部2bの下にひきずられて進
行方向に進む。
この時、凸部2cと凹部3bとは係合が外れるのでスライ
ダー3はスムーズに摺動する。使用後、棒状物5をケー
ス1内に収納する場合、上記と逆方向に力が加わり、ス
ライダー3はスムーズに摺動するが、凸部2cと凹部3bと
が係合した時、摺動感が変化する。この位置で押圧を解
除すれば、棒状体5がケース1から突出していない状態
となり、ケース1内に両側の棒状物5がきちんと収ま
る。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示してお
り、第1実施例におけるスライダーの底部の凹部3bのか
わりにスライダーの側面に凹部3cを、ケース内壁底面の
凸部2cのかわりにケース内壁側面に凸部2dを設けたこと
以外は第1実施例と同様である。
更に第5図、第6図は本考案の第3実施例を示してお
り、第1実施例のスライダー凹部3b、ケース突部2cのか
わりにそれぞれつまみの下面に凹部8a、ケース上面に突
部2eを設けたこと以外は第1実施例と同様である。
尚、上述の実施例ではケース側に凸部を、スライダー
又はつまみ側に凹部を形成したもので説明したが、凸部
と凹部との関係は逆であっても良い。
(考案の効果) 本考案の棒状物繰り出し装置は、上記構造となしたの
で、棒状物を収納する際、棒状物がケースから突出して
いない、きちんとケースに入った位置で摺動感が変化す
るので容易に位置決めができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は第1図のI−
I線断面図、第3図は第2実施例の縦断面、第4図は第
3図のII-II線断面図、第5図は第3実施例の縦断面
図、第6図は第5図のIII-III線断面図、第7図は従来
例の縦断面図。 1,101……ケース、2,102……スリット、2a,102a……被
係止部、2c,2d,2e……凸部、3,103……スライダー、3b,
3c,8a……凹部、5,105……棒状物、8……つまみ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を開口したケースに長手方向のスリッ
    トと、スライダーに設けた弾性体を有する係止部が順次
    弾撥的に係止する多数の被係止部とを形成し、ケース内
    に挿入した、棒状物を両側に保持する前記スライダーの
    つまみを、前記長手方向のスリットより突出しスリット
    に沿って摺動し得るようなした棒状物繰り出し装置にお
    いて、ケースとスライダー又はつまみとに凹部と凸部と
    よりなる係合機構を、前記棒状物がケース両端開口より
    突出しない位置に設けたことを特徴とする棒状物繰り出
    し装置。
JP1990081264U 1990-07-31 1990-07-31 棒状物繰り出し装置 Expired - Lifetime JP2531554Y2 (ja)

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JPH0438488U JPH0438488U (ja) 1992-03-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5320237Y2 (ja) * 1972-06-02 1978-05-27
JPH081916Y2 (ja) * 1988-02-26 1996-01-24 ぺんてる株式会社 棒体の繰り出し装置

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JPH0438488U (ja) 1992-03-31

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