JP2531300Y2 - 床暖房用ボード - Google Patents

床暖房用ボード

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Publication number
JP2531300Y2
JP2531300Y2 JP12122990U JP12122990U JP2531300Y2 JP 2531300 Y2 JP2531300 Y2 JP 2531300Y2 JP 12122990 U JP12122990 U JP 12122990U JP 12122990 U JP12122990 U JP 12122990U JP 2531300 Y2 JP2531300 Y2 JP 2531300Y2
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JP
Japan
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board
pipe
projections
floor heating
uneven surface
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JP12122990U
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JPH0479140U (ja
Inventor
淨 高橋
多加志 佐々木
滋子 羽成
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三菱化学産資株式会社
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Publication date
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリート等の下地層上に敷設して用い
る床暖房用ボードに関する。
【従来の技術】
従来、一般に知られている床暖房用ボードは、熱可塑
性樹脂発泡体製のボード上に蛇行状の配管溝を設け、こ
の配管溝にパイプを嵌装して構成されている。したがっ
て、パイプは予め決められた配管パイプによる敷き込み
ができるだけであって、現場で配管パターンを変更して
施工することはできないし、また、配管溝に嵌装できる
パイプもサイズ(径)が限定されてしまうという取扱い
上の不便さがあった。この不便さを解消した床暖房用ボ
ードとして、添付図面の第4図に示すように熱可塑性樹
脂発泡体製のボード11の上面側に短い円柱状の突起12を
千鳥状に配設し、これら突起12の間を通してボード11上
にパイプ(図示せず)を敷設できるようにした構造のも
のが提案されている。
【考案が解決しようとする課題】
短い円柱状の突起が千鳥状に突設されている上記従来
の床暖房用ボードは、パイプを隣合った突起の間に挾着
させることで、任意の配管パターンによってパイプをボ
ード上に敷設できる利点はあるが、反面では、パイプを
敷設した後で突起とパイプとの間に隙間を生ずる不具合
とか、無理にパイプを敷き込んだ場合には突起が変形や
破壊を起こす等、配管後におけるパイプ敷き込み状態の
安定性を確保する上に問題がある。 本考案は上記の問題を解決したものであって、その目
的は任意の配管パターンで敷設できることは勿論のこ
と、敷設されるパイプのサイズに対する適用範囲が広
く、かつ、パイプ敷設状態の安定性を向上できるよう改
良した床暖房用ボードを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする床暖
房用ボードは熱可塑性樹脂発泡体製のボード上に該ボー
ドと一体に突設した短い柱状の突起を千鳥状に配置し、
これらの突起の間を通してボード上にパイプが敷設され
ている床暖房用ボードにおいて、上記突起群のうちの少
なくとも一部の突起は周面部が上下方向に平行させた凹
凸面に形成されているものである。 また、この床暖房用ボードでは、周面部に凹凸面を有
する突起と凹凸面を有しない突起を交互にして両者の配
置が前後方向及び/又は左右方向で対称となるように実
施する。
【作用】
パイプを隣合った突起間で挾着させるようにしてボー
ド上に敷き込めば、パイプは各々の突起により支持され
て安定するため、その敷設作業は所望の配管パターンで
容易に行なうことができ、また、突起周面部の凹凸面に
よってパイプの敷設状態は確定する。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面の第1図〜第3図
を参照しながら説明する。 1は熱可塑性樹脂発泡体(例えば、ポリスチレ発泡
体)製である四角形のボードであって、このボード1上
には該ボード1と一体に突設した短い柱状の突起2が千
鳥状に配置されており、これら突起2群のうちの少なく
とも一部の突起3は、その周面部が上下方向に平行させ
た凹凸面4に形成されており、4aはその凸条部、4bは凹
み部であって、何れも円弧断面形である。そして、周面
部が凹凸面4に形成されている突起3と周面部に凹凸面
を有しない突起2を交互にして両者の配置を前後方向及
び/又は左右方向で対称となるようにする。図示の場合
は、突起2の列と突起3の列を交互に並べた千鳥状の配
置としてある。 以上のように構成されているボード1上には突起2,3
の間を通して暖房用流体の流通用パイプpを敷き込み、
このパイプpを隣合った突起2,3間で挾着させることに
より蛇行状等の所望の配管パターンでボード1に敷設し
て、本考案を実施する。なお、ボード1の縁辺部は相次
きによる接続用段部5に形成されており、第1図に示す
ように2個以上を順次接続して使用する。ボード1とし
ては、例えば600mm×840mm×25(厚さ)mm、のサイズの
ものが用いられ、また、隣合った突起2,3の中心間距離
は何れも120mmであって、一方の突起2は直径が50mmで
ある円柱状のものが図示されており、その高さは15mmで
ある。他方、凹凸面4を有する突起3は高さが15mm、凸
条部4aの径が55mm、凹み部4bの径が50mmであり、凹凸の
数は各12個である。
【考案の効果】
本考案は上記の如くであって、パイプはボード上に突
設されている多数の突起によって挾着状態に支持されて
いるため、その敷設状態は良好に安定する。しかして、
千鳥状に配置された突起群のうちの少なくとも一部の突
起の周面部を凹凸面に形成したので、比較的小径のパイ
プ敷き込みにおいては凸状部がパイプを支持し、また、
比較的大径のパイプ敷き込みにおいては凸状部が圧潰さ
れてパイプを支持できることからパイプ敷き込み時に緩
衝性を発揮し、パイプ径が多少異なっている場合でも凹
凸面によってパイプを有効に支持できる敷設上の利点が
あり、配管パターンを自由に変えて敷設できる点と相俟
って、その実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は第1図
の部分拡大断面図で、パイプを取外した図、第3図は第
1図A−A線断面図、第4図は従来の床暖房用ボードを
示す平面図である。 図中、1はボード、2,3は突起、4は凹凸面、4aは凸条
部、4bは凹み部、pはパイプである。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂発泡体製のボード上に該ボー
    ドと一体に突設した短い柱状の突起を千鳥状に配置し、
    これらの突起の間を通してボード上にパイプが敷設され
    ている床暖房用ボードにおいて、上記突起群のうちの少
    なくとも一部の突起は周面部が上下方向に平行させた凹
    凸面に形成されていることを特徴とする床暖房用ボー
    ド。
  2. 【請求項2】周面部に凹凸面を有する突起と凹凸面を有
    しない突起を交互にして、両者の配置が前後方向及び/
    又は左右方向で対称であることを特徴とする請求項
    (1)記載の床暖房用ボード。
JP12122990U 1990-11-21 1990-11-21 床暖房用ボード Expired - Lifetime JP2531300Y2 (ja)

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JPH0479140U JPH0479140U (ja) 1992-07-09
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