JP2531246Y2 - 破砕装置 - Google Patents

破砕装置

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JP2531246Y2
JP2531246Y2 JP1990086644U JP8664490U JP2531246Y2 JP 2531246 Y2 JP2531246 Y2 JP 2531246Y2 JP 1990086644 U JP1990086644 U JP 1990086644U JP 8664490 U JP8664490 U JP 8664490U JP 2531246 Y2 JP2531246 Y2 JP 2531246Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンクリート構築物等を破砕するための
破砕装置に関する。
〔従来の技術〕
コンクリート構築物等の破砕作業には、第4図に示す
ように、台車4上に旋回ベアリング2を介して旋回フレ
ーム3を設け、この旋回フレーム3にアーム5の基端部
を枢着し、このアーム5の先端部に圧砕式の圧砕機6を
取付けた破砕装置1が用いられている。
この破砕装置1を用いてコンクリート構築物7を破砕
すると、多量の粉塵が発生し、作業環境が悪くなり、近
隣の人家などへの公害問題を惹起する。このような粉塵
を抑制するため、散水作業者wを現場に配置し、人力で
散水ホース8を支持し、破砕位置付近に向けて散水を行
っていたが、散水作業者wが破砕装置1のオペレータの
死角に入りやすく、危険であった。そこで、その対策と
して、破砕位置付近に向けて散水する散水管10をアーム
5に沿って配管し、旋回フレーム3の後端で接続金具12
を介して散水管10に給水ホース9を接続して人力によら
ず散水することが試みられた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、破砕作業では、破砕の進行に伴って、破砕機
6の位置を変えるためにアーム5を移動させねばならな
いが、そのために旋回フレーム3を旋回させると、第5
図に示すように旋回フレーム3の後端に接続された給水
ホース9が大きく左右に振られ、地上のコンクリート破
砕物11に接している給水ホース9が引掛かって切断され
たり、接続金具12を破損したりするという事故が多発
し、人力による散水に頼らざるを得なかった。
この考案は破砕装置におけるかかる問題を解釈するも
のであって、旋回フレームの旋回による給水ホースの振
れを少なくして損傷事故を防止し、散水作業者を不要と
する破砕装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の破砕装置は、台車上に設けた旋回フレーム
にアームの基端部を枢着し、このアームの先端部に破砕
機を取付け、この破砕機の破砕位置付近に向けて散水す
る散水管をアームに沿って配管するとともに、旋回フレ
ームの旋回中心付近にスイベル管継手を設け、このスイ
ベル管継手のハウジングに散水管を接続し、スイベル管
継手のハウジング内で縦軸を中心として回転自在な中空
シャフトの上端に給水パイプの前端を接続し、旋回フレ
ームの後方まで延びた給水パイプの後端に給水ホースを
接続することにより、上記課題を解決している。
〔作用〕
破砕装置で破砕作業を行なう場合には、給水ホース、
給水パイプからスイベル管継手を介して散水管へ水を供
給することにより、破砕位置付近に散水されるため、破
砕により発生する粉塵が抑制され、破砕現場への散水作
業者の配置は不要となる。破砕作業の進行に伴って、破
砕機の位置を変えるために旋回フレームを旋回させる場
合、アームに配管された散水管はアームと共に左右に移
動するが、給水パイプは旋回フレームの旋回中心付近に
設けられたスイベル管継手で散水管と接続されているた
め、給水ホースが大きく左右に振られることはなく、地
上の障害物に引掛かって破損事故を生ずるおそれはな
い。
〔実施例〕
図面を参照しこの考案の実施例を説明する。
第1図、第2図はこの考案の一実施例である破砕装置
の正面図、と平面図である。この破砕装置1は、台車4
上に旋回ベアリング2を介して旋回フレーム3が設けら
れており、この旋回フレーム3にアーム5の基端部が枢
着されている。このアーム5の先端部には破砕機6が取
り付けられている。アーム5は、第1アーム5aと第2ア
ーム5bとからなり、第1シリンダ51で第1アーム5aが起
伏し、第2シリンダ52で第2アーム5bが第1アーム5aに
対して俯仰する。破砕機6は、破砕歯6a、6bを備えてお
り、この破砕歯6a、6bが破砕用シリンダ61によって開閉
され、コンクリート構築物7を破砕する。62は破砕機6
を傾動させる傾動用シリンダである。アーム5には、破
砕機6の破砕歯6a、6bがコンクリート構築物7を噛み込
んで破砕する破砕位置付近に向けて粉塵抑制用の水を散
水する散水管10が配管されている。旋回フレーム3の旋
回中心0付近にはスイベル管継手13が設けられている。
スイベル管継手13は、第3図に示すように、円筒状ハウ
ジング15内に縦軸を中心として回転自在な中空のシャフ
ト16を挿入し、下端をプラグ19で封止したものであり、
ハウジング15の上方に突出したシャフト16の上端には給
水パイプ14の前端が接続されている。シャフト16の下部
側面には水孔21が穿設されており、これに対向するケー
シング15の側壁には散水管10の後端が接続されている。
17、18は漏水を防ぐオーリング、20はハウジング15を旋
回フレーム3に取付ける取付けボルトである。給水パイ
プ14は旋回フレーム3の後方まで延びており、その後端
には、接続金具12を介して給水ホース9が接続されてい
る。この破砕装置1で破砕作業を行なう場合には第1、
第2シリンダ51、52を伸縮してアーム5を移動させ、破
砕機6の破砕用シリンダ61を伸縮し破砕歯6a、6b間にコ
ンクリート構築物7を噛込んで破砕する。このとき給水
ホース9、給水パイプ14からスイベル管継手13を介して
散水管10へ水を供給することにより、破砕位置付近に散
水する。破砕作業の進行に伴って破砕機6の位置を変え
るために旋回フレーム3を旋回させると、アーム5に配
管されている散水管10はアームと共に動くが、旋回フレ
ーム3の旋回中心0近くに設けられているスイベル管継
手13は、当初の位置から僅かに移動するだけであり、給
水ホース9が大きく左右に振られることはなく、従って
コンクリート破砕物11等に引掛かって破損を生ずること
はない。スイベル管継手13の位置は、旋回フレーム3の
旋回中心0にできるだけ近づけることが望ましく、旋回
中心0と完全に一致させれば給水ホース9の左右への振
れは無くすることができる。
〔考案の効果〕
この考案の破砕装置は、上記の如く構成したため、旋
回フレームの旋回によって給水ホースが左右に大きく振
られてコンクリート破砕物等に引掛かって破損する事故
を防止することができ、散水作業者を破砕現場に配置せ
ず粉塵発生を抑制でき作業の安全性が向上し、コストが
低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例である破砕装置の正面図、
第2図はその平面図、第3図はスイベル管継手の縦断面
図、第4図、第5図は従来の破砕装置の説明図である。 1……破砕装置、3……旋回フレーム、4……台車、5
……アーム、6……破砕機、9……給水ホース、10……
散水管、13……スイベル管継手、14……給水パイプ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車上に設けた旋回フレームにアームの基
    端部を枢着し、該アームの先端部に破砕機を取付け、該
    破砕機の破砕位置付近に向けて散水する散水管を前記ア
    ームに沿って配管するとともに、前記旋回フレームの旋
    回中心付近にスイベル管継手を設け、該スイベル管継手
    のハウジングに前記散水管を接続し、スイベル管継手の
    ハウジング内で縦軸を中心として回転自在な中空シャフ
    トの上端に給水パイプの前端を接続し、旋回フレームの
    後方まで延びた給水パイプの後端に給水ホースを接続し
    てなる破砕装置。
JP1990086644U 1990-08-17 1990-08-17 破砕装置 Expired - Fee Related JP2531246Y2 (ja)

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