JP2530878B2 - 二重化装置の系切替え方法 - Google Patents

二重化装置の系切替え方法

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JP2530878B2 JP63064868A JP6486888A JP2530878B2 JP 2530878 B2 JP2530878 B2 JP 2530878B2 JP 63064868 A JP63064868 A JP 63064868A JP 6486888 A JP6486888 A JP 6486888A JP 2530878 B2 JP2530878 B2 JP 2530878B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データリンクを介して上位装置との通信手段を有する
装置の二重化構成における系切替え方法に関し、 系切替えに伴うデータリンク上のデータの欠落を回避
することを目的とし、 上位装置との間に形成されたデータリンクを介して行
なわれる通信手段を有し、かつ二重化構成された装置の
動作系および待機系を切替える二重化装置の系切替え方
法において、動作系にある装置は、系切替え要因が発生
したときに、上位装置に対して応答信号以外の新たな送
信信号の送出を停止させ、上位装置に対する送信信号あ
るいは応答信号があればそれを送出するとともに、それ
以降の障害その他の監視情報収集処理を停止し、各ステ
ップを経てから系切替え処理を行なう制御手順である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、データリンクを介して上位装置との通信手
段を有する装置の二重化構成における系切替え方法に関
する。特に、系切替え時のデータ転送処理を不要にし、
かつ系切替えに伴うデータリンク上のデータの欠落を回
避することができる二重化装置の系切替え方法に関す
る。
〔従来の技術〕
交換機などのように長期間にわたって安定したサービ
スを連続して提供しなければならないシステムでは、主
要装置については信頼性確保のために予備装置を備えた
冗長構成をとり、これらの装置に故障が生じると、直ち
に予備装置を現用系に組み入れる系の再構成が行なわれ
る。
例えば交換機において、故障により交換動作が中断す
ると交換機の内部状態は不連続に変化するために、系切
替え処理後に交換動作を再開させ以後の処理を連続的に
実行させるには、その変化に追従できるように交換機の
状態を再設定する必要がある。すなわち、系切替えに伴
っては動作系から待機系へのデータの転送処理が必要で
あり、特に上位装置(親局装置)との通信が行なわれて
いる装置の系切替えでは、データリンク上のデータ欠落
を防ぐ必要からも、系切替え制御に伴うデータ転送処理
は不可欠であった。
第4図は、二重化装置の構成例を示すブロック図であ
る。
ここでは、上位装置としての親局装置との間にデータ
リンクが形成され、このデータリンクを介して親局装置
との通信手段をもつ同期装置の二重化構成を例にとり説
明する。同期装置は、他の上位装置からの基準クロック
信号から同期をとったクロックを抽出作成する装置であ
り、自局装置の基準となるクロックを供給する。親局装
置では、データリンクを介して通知される同期装置内の
同期状態や障害の監視を行なっている。
なお、ここでは、動作系にある同期装置を「アク
ト」、待機系にある同期装置を「スタンバイ」という。
図において、親局装置400を構成する中央処理装置(C
C)401、チャネル制御装置(CH)403、共通バス405およ
びリンク制御装置(LC)407もそれぞれ二重化されてい
るが、ここではそれらは並列処理が行なわれる構成にな
っている。したがって、アクト420およびスタンバイ430
は、二つのデータリンク411,413を同時に制御する構成
になっている。
このような構成において、切替え要因が発生するとア
クト420が行なっていたそれまでの処理が中断され、ア
クト420からスタンバイ430への切替えが行なわれる。続
いて、その間に設けられたデータ転送手段を用いて、旧
アクト(420)から新アクト(430)へのデータの転送が
行なわれる。このデータ転送処理により、系切替えによ
るデータリンク上のデータの欠落が補われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の系切替え方法では、アク
トとスタンバイとの間のデータ転送のためのハードウェ
アおよびファームウェアが必要であり、さらにデータ転
送に要する時間が系切替え処理の大部分を占め、必ずし
も効率的とは言えなかった。
また、データ転送が失敗した場合には、データリンク
上の欠落データを補う手段がなく、新アクトは初期設定
からスタートしなければならなかった。したがって、デ
ータリンク上のデータには連続性がなくなり、延いては
リンク断となってしまう問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもの
で、上位装置との通信手段を有し、二重化構成された装
置の系切替え処理において、データリンク上のデータ欠
落を回避することができる二重化装置の系切替え方法を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の系切替え方法の原理を説明する図で
ある。
上位装置との間に形成されたデータリンクを介して行
なわれる通信手段を有し、かつ二重化構成された装置の
動作系および待機系を切替える二重化装置の系切替え方
法において、動作系にある装置は、系切替え要因が発生
したときに、次の制御手順により系切替え制御を行な
う。
上位装置に対して応答信号以外の新たな送信信号の送
出を停止させる(101)。
上位装置に対する送信信号あるいは応答信号があれば
それを送出するとともに、それ以降の障害その他の監視
情報収集処理を停止する(103)。
各ステップを経てから系切替え処理を行なう(10
5)。
〔作用〕
本発明は、系切替え要因が発生したときに動作系から
待機系への系切替えに先立って、上位装置および動作系
にある装置ともに新たな送信信号の送出および発生が停
止させられるので、上位装置との間に形成されたデータ
リンク上にはデータがなくなり、また動作系にある装置
からの送信データもない状態となる。したがって、系切
替えに伴うデータリンク上のデータ欠落が回避され、系
切替え時のデータ転送を行なうことなくその後の処理を
連続して行なうことか可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
第2図は、本発明の系切替え方法を実現する切替え部
の構成例を示すブロック図である。
ここでは、二重化構成される装置として従来例の説明
と同様に、交換機の同期装置(SYNa,SYNb)を例にと
り、その動作系(アクト)と待機系(スタンバイ)の系
切替えについて説明する。なお、交換機の主制御部を構
成する親局装置(ホストコンピュータ)もその処理系に
おいて二重化(0系,1系)されているが、ここでは同期
装置とのデータリンクを構成するリンク制御装置を示
し、また同期装置においてもその切替え部を中心に示
し、その他は省略されている。
図において、リンク制御装置(LC#0,LC#1)207,20
8を介して親局装置に収容される0系および1系の二系
統のデータリンク211,213は、それぞれ二重化構成の同
期装置220,230の0系対応の受信部(R0a,R0b)221,231
および1系対応の受信部(R1a,R1b)223,233と、二重化
装置の系切替えを行なうセレクタ(S0,S1)215,217を介
して、0系対応の送信部(T0a,T0b)225,235および1系
対応の送信部(T1a,T1b)227,237に接続される。
二重化構成されている同期装置220,230の系切替え制
御を行なう制御部241は、各受信部221,223(231,233)
からの信号を取り込み、各送信部225,227(235,237)に
所定の信号送出を指示し、セレクタ215,217に切替信号
を送出する。
なお、制御部241は、受信部を介して親局装置から入
力される切替え指示の他に、自局装置内の障害検出など
による切替え要因の発生によっても切替え制御を行なう
構成である。
第3図は、二重化構成の同期装置の動作系/待機系切
替えの状態を説明するシーケンス図である。
以下、第2図および第3図を参照して本発明実施例の
動作について説明する。
二系統のデータリンク211,213と同期装置220,230との
関係において、系切替え要因発生前の状態として同期装
置220が動作系(アクト)、同期装置230が待機系(スタ
ンバイ)にあり、系切替え要因が発生して本発明方法に
よる所定の処理後にその動作系/待機系が切替わる状態
を示す。
いま動作系にある同期装置220が、データリンク211か
らあるコマンドAを受信したときに系切替え要因が発生
したとする。
制御部241は、この系切替え要因発生に伴い同期装置2
20の送信部225,227を介して、データリンク211,213にリ
ンク切断予告コマンドLDAMを送出する。このコマンドを
受信した親局装置は、同期装置からの送信信号に対する
応答信号以外の新たな送信データあるいはコマンドの送
出を中止する。
また、制御部241は、同期装置220の障害その他の監視
情報の収集処理を中断し、データリンクに送出すべき新
たなメッセージの発生を防ぐ。
なお、同期装置220は、コマンドAに対する応答信号A
Rの送出、およびリンク切断予告コマンドLDAMに対する
応答信号LMRの受信待ちの状態にある。したがって、同
期装置220は応答信号ARをデータリンク211,213に送出
し、親局装置がその応答信号ARの受信を確認した後に送
出される応答信号LMRの受信を待って、リンク切断要求
コマンドDISKをデータリンク211,213に送出する。
このリンク切断予告コマンドLDAMの送出からその応答
信号LMRの受信処理までは、データリンク上にはデータ
あるいはコマンドは皆無の状態となる。
同期装置220は、リンク切断要求コマンドDISKに対す
る応答信号UAの受信を制御部241に通知することによ
り、制御部241は動作系/待機系の切替え制御を行な
う。すなわち、同期装置220は待機系にまわり、同期装
置230が動作系に切替わる。
この系切替えが行なわれると、同期装置230はリンク
立上げ要求コマンドSABMをデータリンク211,213に送出
する。
さらに、系切替えが行われた旨を通知するコマンドお
よび応答信号が遣り取りされる。
一方、同期装置230は新動作系として障害検出を新た
に開始する。たとえば、旧動作系の障害であれば、ここ
では新待機系の障害として検出され、その旨が各データ
リンクに送出される。
このように、動作系にある装置は系切替え要因が発生
すると、親局装置に対して新たな送信データあるいはコ
マンドの送出を中止させ、自局装置の送信データが発生
しないように障害その他の監視情報の収集処理を中断
し、データリンク上のすべての信号が親局装置あるいは
自局装置に受信されたことが確認されてから系切替え制
御を行なうことにより、系切替え時のデータの欠落がな
くなり、従来必要であった系切替えに伴う動作系から待
機系へのデータ転送処理を不要にすることができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、動作系から待機系
への系切替え時のデータリンク上のデータ欠落がなくな
り、ハードウェアあるいはソフトウェアによるその間の
データ転送処理が不要となる。
すなわち、系切替え時の手順変更により系切替え処理
の信頼性が向上し、システムダウンの発生を最小限に抑
えることができ、実用的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の系切替え方法の原理を説明する図、 第2図は本発明の系切替え方法を実現する切替え部の構
成例を示すブロック図、 第3図は二重化構成の同期装置の動作系/待機系切替え
の状態を説明するシーケンス図、 第4図は二重化装置の構成例を示すブロック図である。 図において、 207,208はリンク制御装置(LC#0,LC#1)、211,213は
データリンク、215,217はセレクタ(S0,S1)、220,230
は同期装置(SYNa,SYNb)、221,231は0系対応の受信部
(R0a,R0b)、223,233は1系対応の受信部(R1a,
R1b)、225,235は0系対応の送信部(T0a,T0b)、227,2
37は1系対応の送信部(T1a,T1b)、241は制御部、400
は親局装置、401は中央処理装置(CC)、403はチャネル
制御装置(CH)、405は共通バス、407はリンク制御装置
(LC)、420はアクト、430はスタンバイである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 光春 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内 (72)発明者 菊川 まゆみ 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通第一通信ソフトウェア株式 会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置との間に形成されたデータリンク
    を介して行われる通信手段を有し、且つ二重化構成され
    た装置の動作系及び待機系を切替える二重化装置の系切
    替え方法において、 動作系にある装置は、系切替え要因が発生したときに、 上位装置に対して応答信号以外の新たな送信信号の送出
    を停止させ(101)、 上位装置に対する送信信号或いは応答信号があればそれ
    を送出すると共に、系切替え要因が発生した以後の障害
    その他の監視情報収集処理を停止し(103)、 上記新たな送信信号送出の停止ステップ(101)及び監
    視情報収集処理ステップ(103)を終了してから系切替
    え処理を行う(105)こと を特徴とする二重化装置の系切替え方法。
JP63064868A 1988-03-18 1988-03-18 二重化装置の系切替え方法 Expired - Lifetime JP2530878B2 (ja)

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