JP2530741Y2 - 液晶表示パネルのバックライト装置 - Google Patents

液晶表示パネルのバックライト装置

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JP2530741Y2
JP2530741Y2 JP1990122504U JP12250490U JP2530741Y2 JP 2530741 Y2 JP2530741 Y2 JP 2530741Y2 JP 1990122504 U JP1990122504 U JP 1990122504U JP 12250490 U JP12250490 U JP 12250490U JP 2530741 Y2 JP2530741 Y2 JP 2530741Y2
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隆之 佐藤
浩 東山
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、液晶表示パネルのバックライト装置に関
する。
[従来技術とその問題点] 従来、液晶テレビにおいては、第3図に示すように、
テレビ映像などの画像を表示する液晶表示パネル1を、
表示窓部2を有する前シールドケース3と照明窓部4を
有する後シールドケース5とで覆ってシールドすること
により、液晶表示パネル1からの電磁輻射を防ぐと共
に、液晶表示パネル1の裏面側にバックライト装置6を
配置し、このバックライト装置6で液晶表示パネル1の
裏面を後シールドケース5の照明窓部4を通して照明す
ることにより、液晶表示パネル1に鮮明な画像を表示さ
せるように構成されている。
このバックライト装置6は、円弧状に湾曲した反射ケ
ース7内に陰極管8を設け、その前面に拡散板9を設
け、陰極管8からの光、および反射ケース7の反射面で
反射した光を拡散板9に照射して拡散し、この拡散光を
液晶表示パネル1の裏面に照射するように構成されてい
る。この場合、陰極管8は、第4図に示すように、直管
状の管本体10内の両側に陽極11と陰極12を備え、陽極11
に電圧を印加すると、接地された陰極12から電子ビーム
を放出し、この電子ビームが管本体10の内面に塗布され
た螢光塗料13に衝突して光を発するように構成されてい
る。
しかしながら、このバックライト装置6では、低温状
態であると陰極管8の陰極12からの電子ビームの放出が
不活性となり、陽極11に高い電圧を印加しなければ電子
ビームを放出することができないため、低い電圧では点
灯開始時に陰極管8がなかなか点灯しないという問題が
あった。
このような問題を解消するために、第5図に示すよう
に、陰極管15を構成したものが採用されている。この陰
極管15は管本体10の裏面に導電インクを陰極12から陽極
11の近傍に亘って帯状に印刷することにより、トリガー
電極16を陰極12に接続させて設けた構造となっている。
この陰極管15では、トリガー電極16の先端が陽極11に接
近しているので、低温状態でもトリガー電極16の先端側
から電子ビームが放出されるため、陽極11に高い電圧を
印加しなくても、点灯開始時に速やかに点灯させること
ができる。
しかし、このような陰極管15を備えたバックライト装
置では、トリガー電極16を管本体10の裏面に反射ケース
7の反射面の邪魔にならないように印刷しなければなら
ないため、印刷作業および陰極管15の取付作業が面倒で
あるという問題がある。
[考案の目的] この考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、面倒な印刷作業や取付作業を
行なわずに、簡単な構造で、点灯開始時に速やかに光源
を点灯させることができるほか、光源と液晶表示パネル
との一体化をも図ることができる液晶表示パネルのバッ
クライト装置を提供することである。
[考案の要点] この考案は、上記目的を達成するため、金属板からな
るシールドケースで覆われた液晶表示パネルの裏面側
を、陰極と陽極を有して光を発する光源およびこの光源
からの光を反射する反射板で照明する液晶表示パネルの
バックライト装置において、シールドケースを前シール
ドケースと後シールドケースとで構成し、この後シール
ドケースに切り起しにより照明窓部および切起部を形成
し、この切起部に後シールドケースと光源の陰極とを電
気的に接続することによりトリガー電極部を形成し、こ
のトリガー電極部が形成される切起部の弾力によって後
シールドケースの裏面に光源と反射板とを挾持させたこ
とを要点とする。
[実施例] 以下、第1図および第2図を参照して、この考案の一
実施例を説明する。
第1図および第2図において、20は画像などの情報を
表示する液晶表示パネルである。この液晶表示パネル20
の背面には、その表示領域20aよりも若干広い面積の拡
散板21が配置されている。そして、液晶表示パネル20と
拡散板21は、前シールドケース22と後シールドケース23
により覆われてシールドされている。各シールドケース
22、23はそれぞれ金属板により形成され、液晶表示パネ
ル20からの電磁輻射を遮蔽するものである。この場合、
前シールドケース22の前面には、液晶表示パネル20の表
示領域20aとほぼ対応する表示窓部22aが開口状に切り抜
かれて形成されている。また、後シールドケース23の裏
面には、液晶表示パネル20の表示領域20aとほぼ対応す
る箇所が切り起しにより、照明窓部23aが開口状に形成
されていると共に、切起部23bの先端にトリガー電極部2
4が設けられている。すなわち、切起部23bは後シールド
ケース23の裏面から斜め後方へ折り曲げられ、その先端
のトリガー電極部24が後シールドケース23の裏面と平行
に折り曲げられて後シールドケース23の中間まで延設さ
れている。また、この後シールドケース23の裏面には、
陰極管(光源)25および反射板26が切起部23bのトリガ
ー電極部24に挾まれて設けられている。陰極管25は前述
した第2図と同様に、直環状の管本体内の両側に陽極と
陰極を設け、陽極に電圧を印加することにより、陰極か
ら電子ビームを放出させ、この電子ビームが管本体の内
面に塗布された螢光塗料に衝突して光を発生するもので
あり、後シールドケース23の裏面の中間に横方向に配置
されている。反射板26はポリエチレン・テレフタレート
などの合成樹脂製の平板または薄い金属板を所定の曲面
に湾曲させたものであり、その前面にはアルミニウムや
銀などの金属蒸着膜あるいは金属箔を貼付てなる反射面
が設けられており、この反射面の中間が陰極管25の裏面
側に位置し、上下端が後シールドケース23の照明窓部23
aの上下縁に位置して配置されている。また、後シール
ドケース23のトリガー電極部24は反射板26の裏面に位置
して陰極管25の陰極と陽極の間に配置されており、切起
部23bを介して後シールドケース23と導通している。そ
して、後シールドケース23は陰極管25の陰極と電気的に
接続されており、これによりトリガー電極部24が陰極管
25に接続されている。なお、陰極管25と反射板26は、後
シールドケース23の切起部23bの弾力により後シールド
ケース23の裏面との間に挾持されている。
このようなバックライト装置では、トリガー電極部24
が陰極管25の陰極に接続された状態で、陰極管25の陰極
と陽極の間に配置されているので、陰極管25を点灯させ
るときに、陽極に高い電圧を印加せずに、低い電圧を電
圧を印加するだけで、陽極に接近したトリガー電極部24
の先端側から電子ビームを放出させることができ、速や
かに陰極管25を点灯させることができ、消費電力を節約
することができる。特に、このバックライト装置では、
後シールドケース23の裏面に照明窓部23aを形成するた
めに、裏面を切り起すことにより切起部23bと共にトリ
ガー電極部24を後シールドケース23に一体に形成してい
るので、材料費が無駄にならず、構造が簡単で部品点数
も少なく、極めて容易に製作することができ、またトリ
ガー電極部24は切起部23bを介して後シールドケース23
と導通しているので、電気的な接続作業も不要であり、
さらにトリガー電極部24を陰極管25の陰極と陽極の間に
配置するだけでよいので、陰極管25を簡単に取り付ける
ことができ、しかも後シールドケース23の裏面に陰極管
25および反射板26を切起部23bの弾力によって挾持して
いるので、陰極管25および反射板26を取り付けるための
取付部品として別部品を用いる必要がなく、後シールド
ケース23を介して陰極管25、反射板26、および液晶表示
パネル20を一体化でき、これらのユニット化を図ること
ができる。
なお、上述した実施例では、前シールドケース22の後
シールドケース23で液晶表示パネル20と拡散板21を収容
してシールドしたが、これに限らず、例えば液晶表示パ
ネル20のみをシールドして後シールドケース23の照明窓
部23aの裏面に拡散板21を設けてもよい。
また、上述した実施例では、光源として陰極管25を用
いたが、これに限らず、例えば放電管を用いてもよく、
また陰極側から紫外線を放出して螢光塗料に照射するこ
とにより可視光を発する蛍光灯などを用いてもよい。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案によれば、シー
ルドケースを前シールドケースと後シールドケースとで
構成し、後シールドケースに切り起しにより照明窓部お
よび切起部を形成し、この切起部に後シールドケースと
光源の陰極とを電気的に接続することによりトリガー電
極を形成したので、面倒な印刷作業や取付作業を行なわ
ずに、簡単な構造で、点灯開始時に速やかに光源を点灯
させることができ、しかもトリガー電極が形成される切
起部の弾力によって後シールドケースの裏面に光源と反
射板とを挾持させたので、光源と液晶表示パネルを組み
付ける際に、別部品を用いることなく、光源と液晶表示
パネルとを一体化してユニット化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の液晶表示パネルのバックライト装置
の断面図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図は従来
のバックライト装置の断面図、第4図は第3図の陰極管
の機能を示す構成図、第5図は従来の陰極管を改良した
正面図である。 20……液晶表示パネル、22……前シールドケース、22a
……表示窓部、23……後シールドケース、23a……照明
窓部、24……トリガー電極部、25……陰極管、26……反
射板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板からなるシールドケースで覆われた
    液晶表示パネルの裏面側を、陰極と陽極を有して光を発
    する光源およびこの光源からの光を反射する反射板で照
    明する液晶表示パネルのバックライト装置において、 前記シールドケースは、前面側に表示窓部が設けられて
    前記液晶表示パネルの前面側を覆う前シールドケース
    と、裏面側に照明窓部が設けられて前記液晶表示パネル
    の裏面側を覆う後シールドケースとからなり、 前記後シールドケースには、前記液晶表示パネルの表示
    領域と対応する個所を切り起すことにより、前記照明窓
    部を形成するとともに切起部を形成し、 前記後シールドケースと前記光源の陰極とを電気的に接
    続することにより前記切起部にトリガー電極部を形成
    し、 前記切起部の弾力によって前記後シールドケースの裏面
    に前記光源と前記反射板とを挾持させたことを特徴とす
    る液晶表示パネルのバックライト装置。
JP1990122504U 1990-11-26 1990-11-26 液晶表示パネルのバックライト装置 Expired - Lifetime JP2530741Y2 (ja)

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JPH02106897A (ja) * 1988-10-15 1990-04-18 Matsushita Electric Works Ltd 蛍光灯点灯ユニット
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