JP2530421Y2 - 型枠上面掃除装置 - Google Patents
型枠上面掃除装置Info
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- JP2530421Y2 JP2530421Y2 JP11798990U JP11798990U JP2530421Y2 JP 2530421 Y2 JP2530421 Y2 JP 2530421Y2 JP 11798990 U JP11798990 U JP 11798990U JP 11798990 U JP11798990 U JP 11798990U JP 2530421 Y2 JP2530421 Y2 JP 2530421Y2
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- Japan
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- mold
- vibration
- cleaning head
- concrete
- cleaning device
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート二次製品製造用の型枠上面に
付着硬化したコンクリートを取除くための型枠上面掃除
装置に関するものである。
付着硬化したコンクリートを取除くための型枠上面掃除
装置に関するものである。
(従来の技術) 上面開口の開閉自在な型枠を用いたコンクリート二次
製品の製造では、コンクリートを型枠内に打設する際ま
たは打設されたコンクリートの表面を均す際に型枠の上
面、つまり妻板及び側板の上面にコンクリートが付着
し、該コンクリートが養生工程を経て硬化して後工程で
ある型開き工程や打設後の均し工程等に悪影響を与えて
いる。つまり、型枠上面に付着硬化したコンクリートに
よって妻板及び側板が固結されて型開きが困難になると
いう問題や、また型枠上面に付着硬化したコンクリート
が邪魔になって適正な高さ位置での均し作業が行なえ
ず、製品の高さ寸法にバラつきを生じるという問題があ
る。
製品の製造では、コンクリートを型枠内に打設する際ま
たは打設されたコンクリートの表面を均す際に型枠の上
面、つまり妻板及び側板の上面にコンクリートが付着
し、該コンクリートが養生工程を経て硬化して後工程で
ある型開き工程や打設後の均し工程等に悪影響を与えて
いる。つまり、型枠上面に付着硬化したコンクリートに
よって妻板及び側板が固結されて型開きが困難になると
いう問題や、また型枠上面に付着硬化したコンクリート
が邪魔になって適正な高さ位置での均し作業が行なえ
ず、製品の高さ寸法にバラつきを生じるという問題があ
る。
従来では、上記問題を未然に防止するため、型開きの
後、型枠上面に付着硬化したコンクリートを作業者がハ
ンマーで叩打しヘラ状治具で除去している。
後、型枠上面に付着硬化したコンクリートを作業者がハ
ンマーで叩打しヘラ状治具で除去している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のコンクリートは型枠上面にかな
り強固に付着硬化しているため、これを取除くことは容
易ではなく、複数人で作業するにしてもかなりの時間と
労力を必要とする問題点があり、また労働負担が大きい
ことから作業が中途半端になって所期の目的を達成でき
ない恐れもある。
り強固に付着硬化しているため、これを取除くことは容
易ではなく、複数人で作業するにしてもかなりの時間と
労力を必要とする問題点があり、また労働負担が大きい
ことから作業が中途半端になって所期の目的を達成でき
ない恐れもある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、型枠上面に付着硬化したコンクリー
トを短時間で効率よく取除くことができる型枠上面掃除
装置を提供することにある。
的とするところは、型枠上面に付着硬化したコンクリー
トを短時間で効率よく取除くことができる型枠上面掃除
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)では、型枠上
面の長さ方向に移動可能なスライダと、該スライダに連
結された掃除ヘッドとから成り、上記掃除ヘッドを、ヘ
ッド本体と、型枠上面の幅よりも大きな横幅を有し、且
つヘッド本体の下部に揺動可能に取付けられた除去板
と、少なくとも型枠上面と垂直な方向の振動を除去板に
付与する振動源とから構成している。
面の長さ方向に移動可能なスライダと、該スライダに連
結された掃除ヘッドとから成り、上記掃除ヘッドを、ヘ
ッド本体と、型枠上面の幅よりも大きな横幅を有し、且
つヘッド本体の下部に揺動可能に取付けられた除去板
と、少なくとも型枠上面と垂直な方向の振動を除去板に
付与する振動源とから構成している。
また、請求項(2)では、請求項(1)記載の型枠上
面掃除装置において、上記除去板を複数の分離片から構
成し、各分離片に振動源を夫々設けている。
面掃除装置において、上記除去板を複数の分離片から構
成し、各分離片に振動源を夫々設けている。
(作用) 請求項(1)記載の上面掃除装置で取除き作業を行な
う場合には、除去板を付着硬化したコンクリートに接触
させ振動源を作動させた状態で、掃除ヘッドをスライダ
と共に型枠上面の長さ方向に移動させればよい。
う場合には、除去板を付着硬化したコンクリートに接触
させ振動源を作動させた状態で、掃除ヘッドをスライダ
と共に型枠上面の長さ方向に移動させればよい。
振動源の作動によって除去板には少なくとも型枠上面
と垂直な方向の振動が付与されるので、上記の移動では
除去板が付着硬化したコンクリートに叩き付けられ、こ
の叩き付け時の衝撃による粉砕作用と除去板のエッジ部
分での掻き削り作用によって上記コンクリートが取除か
れる。
と垂直な方向の振動が付与されるので、上記の移動では
除去板が付着硬化したコンクリートに叩き付けられ、こ
の叩き付け時の衝撃による粉砕作用と除去板のエッジ部
分での掻き削り作用によって上記コンクリートが取除か
れる。
また、請求項(2)記載の上面掃除装置では、請求項
(1)記載のものと同様の作用の他、独立した振動系を
構成しているため、相互の干渉(各振動力の相殺による
減衰や共振等)がなくなる作用がある。
(1)記載のものと同様の作用の他、独立した振動系を
構成しているため、相互の干渉(各振動力の相殺による
減衰や共振等)がなくなる作用がある。
(実施例) 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は上面掃除装置の側面図、第2図は掃除ヘッドの
正面図、第3図は掃除ヘッドの下面図、第4図は掃除ヘ
ッドの動作説明図、第5図は上面掃除工程を示す上面図
である。
第1図は上面掃除装置の側面図、第2図は掃除ヘッドの
正面図、第3図は掃除ヘッドの下面図、第4図は掃除ヘ
ッドの動作説明図、第5図は上面掃除工程を示す上面図
である。
第1図に示した上面掃除装置は、地面J等に設立され
た支柱1と、支柱1間に水平に架設されたガイドレール
2と、ガイドレール2を水平動するスライダ3と、スラ
イダ3に設置された昇降機構4と、昇降軸5と、昇降軸
5に連結された掃除ヘッド6とから構成されている。
尚、図中のKは妻板K1及び側板K2を開閉自在に構成され
た上面開口の型枠、Pは型枠Kが横向き状態で載置され
たパレット、RはパレットPを所定方向に搬送するロー
ラコンベアである。
た支柱1と、支柱1間に水平に架設されたガイドレール
2と、ガイドレール2を水平動するスライダ3と、スラ
イダ3に設置された昇降機構4と、昇降軸5と、昇降軸
5に連結された掃除ヘッド6とから構成されている。
尚、図中のKは妻板K1及び側板K2を開閉自在に構成され
た上面開口の型枠、Pは型枠Kが横向き状態で載置され
たパレット、RはパレットPを所定方向に搬送するロー
ラコンベアである。
上記スライダ3は、ガイドレール2に係合するガイド
ローラ3aと、ガイドローラ3aを回転駆動するスライド用
モータ3bを具備しており、該スライド用モータ3bの作動
でガイドレール2に沿って水平動できるようになって
る。
ローラ3aと、ガイドローラ3aを回転駆動するスライド用
モータ3bを具備しており、該スライド用モータ3bの作動
でガイドレール2に沿って水平動できるようになって
る。
上記昇降機構4は、昇降軸を上下動可能に支持する昇
降ガイド(図示省略)と、昇降軸5に付設されたラック
に歯合するピニオンを駆動する昇降用モータ4aを具備し
ており、該昇降用モータ4aの作動で昇降軸5及び掃除ヘ
ッド6を上下動できるようになっている。
降ガイド(図示省略)と、昇降軸5に付設されたラック
に歯合するピニオンを駆動する昇降用モータ4aを具備し
ており、該昇降用モータ4aの作動で昇降軸5及び掃除ヘ
ッド6を上下動できるようになっている。
上記掃除ヘッド6は、第2図及び第3図にも示すよう
に、上記昇降軸5の下端に連結部5aを介して揺動可能に
連結された偏平箱形のヘッド本体6aと、ヘッド本体6aの
下面にゴム製の防振支持部材6bを介して揺動可能に連結
された2個の揺動台6cと、各揺動台6cの下面に固定され
た計2枚の除去板6dと、各揺動台6cに夫々固定された計
2個の振動源6eとから構成されている。
に、上記昇降軸5の下端に連結部5aを介して揺動可能に
連結された偏平箱形のヘッド本体6aと、ヘッド本体6aの
下面にゴム製の防振支持部材6bを介して揺動可能に連結
された2個の揺動台6cと、各揺動台6cの下面に固定され
た計2枚の除去板6dと、各揺動台6cに夫々固定された計
2個の振動源6eとから構成されている。
各揺動台6cは同一形状の偏平箱形をなしており、振動
時に干渉し合わない程度の隙間を相互間に有して型枠K
の幅方向に対称に配置されている。また、各揺動台6cは
上面の中心部から内側部寄りを計4個の防振支持部材6b
を介してヘッド本体6aに連結されており、固定状態で外
側部をヘッド本体6aから側方に延設している。
時に干渉し合わない程度の隙間を相互間に有して型枠K
の幅方向に対称に配置されている。また、各揺動台6cは
上面の中心部から内側部寄りを計4個の防振支持部材6b
を介してヘッド本体6aに連結されており、固定状態で外
側部をヘッド本体6aから側方に延設している。
各除去板6dは揺動台6cの下面と同一形状の平坦な矩形
板から成り、振動時に干渉し合わない程度の隙間を相互
間に有して型枠Kの幅方向に対称に配置されている。ま
た、両除去板6dの横幅は、型枠K上面の幅よりも僅かに
大きく形成されている。
板から成り、振動時に干渉し合わない程度の隙間を相互
間に有して型枠Kの幅方向に対称に配置されている。ま
た、両除去板6dの横幅は、型枠K上面の幅よりも僅かに
大きく形成されている。
各振動源6eはモータから成り、揺動台6cの上面外側部
に固定されている。この振動源6の回転軸には、振動誘
発用の偏心錘6e1が取付けられている。
に固定されている。この振動源6の回転軸には、振動誘
発用の偏心錘6e1が取付けられている。
ここで第4図を参照して、上記掃除ヘッド6の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
各振動源6eの作動で該振動源6eで発生した振動が各揺
動台6cの外側部に伝わり、各除去板6dは夫々独立して上
下左右に振動する。各揺動台6cの連結形態から各除去板
6dには上下方向の振動が強く現われ、しかも図中2点鎖
線で示すように略中央部分を中心としたシーソー運動を
生じ内側部よりも外側部に大きな振幅が現われる。ま
た、各除去板6dは互いの振動力の位相を一致せずランダ
ムに振動することになる。
動台6cの外側部に伝わり、各除去板6dは夫々独立して上
下左右に振動する。各揺動台6cの連結形態から各除去板
6dには上下方向の振動が強く現われ、しかも図中2点鎖
線で示すように略中央部分を中心としたシーソー運動を
生じ内側部よりも外側部に大きな振幅が現われる。ま
た、各除去板6dは互いの振動力の位相を一致せずランダ
ムに振動することになる。
次に第1図及び第5図を参照して、上面掃除工程につ
いて説明する。
いて説明する。
養成工程を終了した型枠Kが上面掃除装置6の真下に
停止したところで、まず昇降用モータ4aを作動させ掃除
ヘッド6を上昇位置から降下させる。
停止したところで、まず昇降用モータ4aを作動させ掃除
ヘッド6を上昇位置から降下させる。
この掃除ヘッド6の降下によって各除去板6dの下面が
型枠Kの上面一端部に接触したところで昇降用モータ4a
を停止させ、次いで各振動源6eを作動させると同時に、
スライド用モータ3bを作動させて掃除ヘッド6をスライ
ダ3と共に型枠K上面の長さ方向に水平移動させる。こ
の掃除ヘッド6と昇降軸5とは揺動可能に連結(連結部
5a)されているので、型枠Kの上面を移動するに際して
各除去板6dは前縁のエッジ部分を前傾した状態で移動す
ることになる。
型枠Kの上面一端部に接触したところで昇降用モータ4a
を停止させ、次いで各振動源6eを作動させると同時に、
スライド用モータ3bを作動させて掃除ヘッド6をスライ
ダ3と共に型枠K上面の長さ方向に水平移動させる。こ
の掃除ヘッド6と昇降軸5とは揺動可能に連結(連結部
5a)されているので、型枠Kの上面を移動するに際して
各除去板6dは前縁のエッジ部分を前傾した状態で移動す
ることになる。
各振動源6eの作動によって各除去板6dには少なくとも
型枠K上面と垂直な方向の振動が相殺されることなく付
与されているので、上記の移動では妻板K1及び側板K2の
上面に付着硬化したコンクリートに各除去板6dが叩き付
けられ、このときの衝撃による粉砕作用と各除去板6dの
エッジ部分での掻き削り作用によって該コンクリートが
取除かれる。
型枠K上面と垂直な方向の振動が相殺されることなく付
与されているので、上記の移動では妻板K1及び側板K2の
上面に付着硬化したコンクリートに各除去板6dが叩き付
けられ、このときの衝撃による粉砕作用と各除去板6dの
エッジ部分での掻き削り作用によって該コンクリートが
取除かれる。
掃除ヘッド6が型枠Kの上面他端部まで移動し掃除が
完了した後は、昇降用モータ4aを作動させて掃除ヘッド
6を所定位置まで上昇させた後、スライド用モータ3bを
させて該掃除ヘッド6をスライダ3と共に元の位置に復
帰させる。
完了した後は、昇降用モータ4aを作動させて掃除ヘッド
6を所定位置まで上昇させた後、スライド用モータ3bを
させて該掃除ヘッド6をスライダ3と共に元の位置に復
帰させる。
このように本実施例によれば、各振動源6eの作動で各
除去板6dを少なくとも型枠K上面と垂直な方向で非同期
的に振動させ、該各除去板6dを妻板K1及び側板K2の上面
に付着硬化したコンクリートに叩き付けつつ型枠Kの長
手方向に移動させることができるので、叩き付け時の衝
撃による粉砕作用と各除去板6dのエッジ部分での掻き削
り作用によって上記コンクリートを短時間で効率よく取
除くことができる。
除去板6dを少なくとも型枠K上面と垂直な方向で非同期
的に振動させ、該各除去板6dを妻板K1及び側板K2の上面
に付着硬化したコンクリートに叩き付けつつ型枠Kの長
手方向に移動させることができるので、叩き付け時の衝
撃による粉砕作用と各除去板6dのエッジ部分での掻き削
り作用によって上記コンクリートを短時間で効率よく取
除くことができる。
また、各揺動台6eの上面の内側部寄りをヘッド本体6a
に揺動可能に連結し、且つ振動源6eを揺動台4の外側部
に固定することで、叩き付けに有用なシーソー運動、そ
れもその内側部よりも外側部に大きな振幅が現われる振
動を各除去板6dに付与して、高い粉砕と除去能力を得る
ことができる。
に揺動可能に連結し、且つ振動源6eを揺動台4の外側部
に固定することで、叩き付けに有用なシーソー運動、そ
れもその内側部よりも外側部に大きな振幅が現われる振
動を各除去板6dに付与して、高い粉砕と除去能力を得る
ことができる。
尚、本実施例における除去板は3枚以上で構成しても
よく、ヘッド本体に対する連結も他の揺動構造で代用し
てもよい。また、振動源としてはモータ以外の電磁的な
ものを採用して、各振動源に位相のずれた信号を入力さ
せることで各分離片に非同期的な振動を付与することが
できる。
よく、ヘッド本体に対する連結も他の揺動構造で代用し
てもよい。また、振動源としてはモータ以外の電磁的な
ものを採用して、各振動源に位相のずれた信号を入力さ
せることで各分離片に非同期的な振動を付与することが
できる。
第6図は本考案の他の実施例を示す掃除ヘッドの正面
図である。
図である。
この掃除ヘッド7は、昇降軸5の下端に連結された偏
平箱形のヘッド本体7aと、ヘッド本体6aの下面にゴム製
の防振支持部材6bを介して揺動可能に連結されたヘッド
本体7aとほぼ同一形状の揺動台7cと、揺動台7cの下面に
固定された平坦な矩形状の除去板7dと、揺動台7cの内部
中央に固定されたモータ等の振動源7eとから構成されて
いる。
平箱形のヘッド本体7aと、ヘッド本体6aの下面にゴム製
の防振支持部材6bを介して揺動可能に連結されたヘッド
本体7aとほぼ同一形状の揺動台7cと、揺動台7cの下面に
固定された平坦な矩形状の除去板7dと、揺動台7cの内部
中央に固定されたモータ等の振動源7eとから構成されて
いる。
この掃除ヘッド7では除去板7d及び振動源7eが単一で
あるため、前記実施例に比べて取除き能力が劣るが、付
着硬化したコンクリートの絶対量が少ない場合には該掃
除ヘッド7でも十分な効果を発揮することができる。
あるため、前記実施例に比べて取除き能力が劣るが、付
着硬化したコンクリートの絶対量が少ない場合には該掃
除ヘッド7でも十分な効果を発揮することができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、請求項(1)記載の上面掃除装
置によれば、振動源の作動で除去板を少なくとも型枠上
面と垂直な方向で振動させ、該除去板を型枠上面に付着
硬化したコンクリートに叩き付けつつ型枠の長手方向に
移動させることができるので、叩き付け時の衝撃による
粉砕作用と除去板のエッジ部分での掻き削り作用によっ
て上記コンクリートを短時間で効率よく取除くことがで
き、人手に頼っていた取除き作業を自動的に行なって格
段の省力化を図れる利点がある。
置によれば、振動源の作動で除去板を少なくとも型枠上
面と垂直な方向で振動させ、該除去板を型枠上面に付着
硬化したコンクリートに叩き付けつつ型枠の長手方向に
移動させることができるので、叩き付け時の衝撃による
粉砕作用と除去板のエッジ部分での掻き削り作用によっ
て上記コンクリートを短時間で効率よく取除くことがで
き、人手に頼っていた取除き作業を自動的に行なって格
段の省力化を図れる利点がある。
また、請求項(2)記載の上面掃除装置によれば、各
振動源の作動によって振動する複数の除去板を付着硬化
したコンクリートに叩き付けて、トータル的な取除き能
力を向上できる利点がある。
振動源の作動によって振動する複数の除去板を付着硬化
したコンクリートに叩き付けて、トータル的な取除き能
力を向上できる利点がある。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は上面掃除装置の側面図、第2図は掃除ヘッドの正
面図、第3図は掃除ヘッドの下面図、第4図は掃除ヘッ
ドの動作説明図、第5図は上面掃除工程を示す上面図、
第6図は他の実施例を示す掃除ヘッドの正面図である。 図中、3…スライダ、6,7…掃除ヘッド、6a,7a…ヘッド
本体、6d,7d…除去板、6e,7e…振動源、K…型枠、K1…
妻板、K2…側板。
1図は上面掃除装置の側面図、第2図は掃除ヘッドの正
面図、第3図は掃除ヘッドの下面図、第4図は掃除ヘッ
ドの動作説明図、第5図は上面掃除工程を示す上面図、
第6図は他の実施例を示す掃除ヘッドの正面図である。 図中、3…スライダ、6,7…掃除ヘッド、6a,7a…ヘッド
本体、6d,7d…除去板、6e,7e…振動源、K…型枠、K1…
妻板、K2…側板。
Claims (2)
- 【請求項1】型枠上面の長さ方向に移動可能なスライダ
と、該スライダに連結された掃除ヘッドとから成り、 上記掃除ヘッドを、ヘッド本体と、型枠上面の幅よりも
大きな横幅を有し、且つヘッド本体の下部に揺動可能に
取付けられた除去板と、少なくとも型枠上面と垂直な方
向の振動を除去板に付与する振動源とから構成した、 ことを特徴とする型枠上面掃除装置。 - 【請求項2】上記除去板を複数の分離片から構成し、各
分離片に振動源を夫々設けた、 請求項(1)記載の型枠上面掃除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11798990U JP2530421Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 型枠上面掃除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11798990U JP2530421Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 型枠上面掃除装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476410U JPH0476410U (ja) | 1992-07-03 |
JP2530421Y2 true JP2530421Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=31865891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11798990U Expired - Lifetime JP2530421Y2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 型枠上面掃除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530421Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP11798990U patent/JP2530421Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0476410U (ja) | 1992-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S303 | Written request for registration of pledge or change of pledge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R326304 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |