JP2529855Y2 - 小口径管推進機の制御装置 - Google Patents
小口径管推進機の制御装置Info
- Publication number
- JP2529855Y2 JP2529855Y2 JP4775791U JP4775791U JP2529855Y2 JP 2529855 Y2 JP2529855 Y2 JP 2529855Y2 JP 4775791 U JP4775791 U JP 4775791U JP 4775791 U JP4775791 U JP 4775791U JP 2529855 Y2 JP2529855 Y2 JP 2529855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter pipe
- small
- screw conveyor
- shaft
- propulsion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はスクリュウコンベヤと
駆動装置の接続を容易にした小口径管推進機の制御装置
に関する。
駆動装置の接続を容易にした小口径管推進機の制御装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来小口径管を地中へ埋設する小口径管
推進機は，発進立坑内に設置した推進装置により，先端
に先導管の装着された小口径管を地中へ推進させるよう
に構成されており，先導管の先端には，先導管前方の切
羽を掘削するカッタヘッドが設けられている。そしてこ
のカッタヘッドで掘削された土砂は先導管内へ取込まれ
た後スクリュウコンベヤにより後方へ搬送され，発進立
坑より排出される。また上記スクリュウコンベヤは小口
径管の単位長さとほぼ同じ長さに形成されていて，小口
径管を継ぎ足す際このスクリュウコンベヤも継ぎ足して
いる。
推進機は，発進立坑内に設置した推進装置により，先端
に先導管の装着された小口径管を地中へ推進させるよう
に構成されており，先導管の先端には，先導管前方の切
羽を掘削するカッタヘッドが設けられている。そしてこ
のカッタヘッドで掘削された土砂は先導管内へ取込まれ
た後スクリュウコンベヤにより後方へ搬送され，発進立
坑より排出される。また上記スクリュウコンベヤは小口
径管の単位長さとほぼ同じ長さに形成されていて，小口
径管を継ぎ足す際このスクリュウコンベヤも継ぎ足して
いる。
【０００３】上記スクリュウコンベヤの接続に当って
は，まずスクリュウコンベヤを駆動する駆動操作をスイ
ッチにより停止させて，次に使用するスクリュウコンベ
ヤを継ぎ足した後，継ぎ足したスクリュウコンベヤの軸
部後端と，駆動装置の駆動軸の間をピンで結合してい
る。
は，まずスクリュウコンベヤを駆動する駆動操作をスイ
ッチにより停止させて，次に使用するスクリュウコンベ
ヤを継ぎ足した後，継ぎ足したスクリュウコンベヤの軸
部後端と，駆動装置の駆動軸の間をピンで結合してい
る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来の小口
径管推進機では，作業員がスイッチ操作により駆動装置
を停止させているため，その都度駆動軸の停止位置が異
なり，スクリュウコンベヤを継ぎ足した後スクリュウコ
ンベヤの軸部と駆動軸をピン結合しようとしてもピン孔
の位置が合わず，ピンが挿入できない。このため従来で
はスイッチのオン，オフ操作を繰返して同装置を微動作
させながらピン孔の位置が一致するように調整してお
り，調整に多くの時間を必要とすると共に，スイッチが
駆動装置より離れた位置にある場合，スイッチを操作す
る人と，ピン孔を確認する人が必要となって作業能率も
悪いなどの不具合があった。この考案は上記不具合を改
善する目的でなされたもので，スクリュウコンベヤと駆
動装置の接続を容易にした小口径管推進機の制御装置を
提供しようとするものである。
径管推進機では，作業員がスイッチ操作により駆動装置
を停止させているため，その都度駆動軸の停止位置が異
なり，スクリュウコンベヤを継ぎ足した後スクリュウコ
ンベヤの軸部と駆動軸をピン結合しようとしてもピン孔
の位置が合わず，ピンが挿入できない。このため従来で
はスイッチのオン，オフ操作を繰返して同装置を微動作
させながらピン孔の位置が一致するように調整してお
り，調整に多くの時間を必要とすると共に，スイッチが
駆動装置より離れた位置にある場合，スイッチを操作す
る人と，ピン孔を確認する人が必要となって作業能率も
悪いなどの不具合があった。この考案は上記不具合を改
善する目的でなされたもので，スクリュウコンベヤと駆
動装置の接続を容易にした小口径管推進機の制御装置を
提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために，先端に先導管の装着された小口径管を発
進立坑内に設置された推進装置により地中へ推進させる
と共に，先導管の先端部に設けられたカッタヘッドを上
記推進装置に設けられた駆動装置によりスクリュウコン
ベヤの軸部を介して回転駆動するようにした小口径管推
進機において，上記駆動装置の駆動軸近傍に，位置検出
器を設けて，この位置検出器からの位置信号をもとに駆
動装置の停止位置を制御するようにしたものである。
成するために，先端に先導管の装着された小口径管を発
進立坑内に設置された推進装置により地中へ推進させる
と共に，先導管の先端部に設けられたカッタヘッドを上
記推進装置に設けられた駆動装置によりスクリュウコン
ベヤの軸部を介して回転駆動するようにした小口径管推
進機において，上記駆動装置の駆動軸近傍に，位置検出
器を設けて，この位置検出器からの位置信号をもとに駆
動装置の停止位置を制御するようにしたものである。
【０００６】
【作用】上記構成により小口径管及びスクリュウコンベ
ヤを継ぎ足す際，常に駆動軸を一定位置に停止させるこ
とができるため，スクリュウコンベヤの軸部と駆動軸を
容易にピン結合することができる。
ヤを継ぎ足す際，常に駆動軸を一定位置に停止させるこ
とができるため，スクリュウコンベヤの軸部と駆動軸を
容易にピン結合することができる。
【０００７】
【実施例】この考案の一実施例を図１ないし図５に示す
図面を参照して詳述する。図１は小口径管推進機の平面
図，図２は同側面図，図３は図１のＡ円内の拡大図，図
４は制御装置のブロック図，図５は同作用説明図を示
す。
図面を参照して詳述する。図１は小口径管推進機の平面
図，図２は同側面図，図３は図１のＡ円内の拡大図，図
４は制御装置のブロック図，図５は同作用説明図を示
す。
【０００８】これら図において１は発進立坑２内に設置
された推進装置で，先端に先導管３の装着された小口径
管４がこの推進装置１により地中へ推進されるようにな
っている。上記先導管３の先端にはスクリュウコンベヤ
５の軸部５ａ先端に接続されて，軸部５ａと共に回転す
るカッタヘッド６が設けられていて，このカッタヘッド
６により掘削された土砂は先導管３内に取込まれた後ス
クリュウコンベヤ５により発進立坑２側へ搬出されるよ
うになっている。
された推進装置で，先端に先導管３の装着された小口径
管４がこの推進装置１により地中へ推進されるようにな
っている。上記先導管３の先端にはスクリュウコンベヤ
５の軸部５ａ先端に接続されて，軸部５ａと共に回転す
るカッタヘッド６が設けられていて，このカッタヘッド
６により掘削された土砂は先導管３内に取込まれた後ス
クリュウコンベヤ５により発進立坑２側へ搬出されるよ
うになっている。
【０００９】上記発進立坑２内に設置された推進装置１
には駆動装置８が設けられていて，この駆動装置８の駆
動軸９と上記スクリュウコンベヤ５の軸部５ａがピン10
により結合され，駆動装置８によりスクリュウコンベヤ
５の軸部５ａを介してカッタヘッド６が回転駆動される
ようになっている。
には駆動装置８が設けられていて，この駆動装置８の駆
動軸９と上記スクリュウコンベヤ５の軸部５ａがピン10
により結合され，駆動装置８によりスクリュウコンベヤ
５の軸部５ａを介してカッタヘッド６が回転駆動される
ようになっている。
【００１０】一方上記駆動装置８は油圧により駆動され
る駆動モータ12を有していて，この駆動モータ12は図４
に示すように電磁弁13を介して図示しない油圧源に接続
されている。また駆動モータ12により回転される駆動軸
９には外周部に切欠14ａの形成された円板14が取付けら
れていると共に, 円板14の近傍には近傍スイッチよりな
る位置検出器15が設置されていて，この位置検出器15に
より検出された信号は制御器16へ入力されている。上記
制御器16には駆動装置８を操作するスイッチ（図示せ
ず）からの信号17も入力されるようになっていて，この
制御器16により上記電磁弁13が制御されるようになって
いる。
る駆動モータ12を有していて，この駆動モータ12は図４
に示すように電磁弁13を介して図示しない油圧源に接続
されている。また駆動モータ12により回転される駆動軸
９には外周部に切欠14ａの形成された円板14が取付けら
れていると共に, 円板14の近傍には近傍スイッチよりな
る位置検出器15が設置されていて，この位置検出器15に
より検出された信号は制御器16へ入力されている。上記
制御器16には駆動装置８を操作するスイッチ（図示せ
ず）からの信号17も入力されるようになっていて，この
制御器16により上記電磁弁13が制御されるようになって
いる。
【００１１】次に作用を説明すると，発進立坑２内に設
置された推進装置１により先導管３及び小口径管４が地
中へ推進され，同時に駆動装置８によりスクリュウコン
ベヤ５の軸部５ａを介してカッタヘッド６が回転され
て，先導管３前方の切羽が掘削される。カッタヘッド６
により掘削された土砂は先導管３内に取込まれた後スク
リュウコンベヤ５で発進立坑２側へ搬出され，発進立坑
２より排出される。
置された推進装置１により先導管３及び小口径管４が地
中へ推進され，同時に駆動装置８によりスクリュウコン
ベヤ５の軸部５ａを介してカッタヘッド６が回転され
て，先導管３前方の切羽が掘削される。カッタヘッド６
により掘削された土砂は先導管３内に取込まれた後スク
リュウコンベヤ５で発進立坑２側へ搬出され，発進立坑
２より排出される。
【００１２】また小口径管４の単位長さ分の推進が終了
したら，次の小口径管４及びスクリュウコンベヤ５を継
ぎ足すが，継ぎ足すに当って駆動装置８を停止すべく図
示しないスイッチを操作すると停止信号17が制御器16へ
入力される。制御器16には位置検出器15から図５に示す
ようなパルス信号が入力されていて，上記停止信号17が
入力された状態で位置検出信号が入力されると, 電磁弁
13に信号が出力されて電磁弁13が中立位置へ切換えられ
る。
したら，次の小口径管４及びスクリュウコンベヤ５を継
ぎ足すが，継ぎ足すに当って駆動装置８を停止すべく図
示しないスイッチを操作すると停止信号17が制御器16へ
入力される。制御器16には位置検出器15から図５に示す
ようなパルス信号が入力されていて，上記停止信号17が
入力された状態で位置検出信号が入力されると, 電磁弁
13に信号が出力されて電磁弁13が中立位置へ切換えられ
る。
【００１３】これによって駆動装置８が停止されること
から，駆動装置８の駆動軸９は常に同じ位置に停止され
るようになり，スイッチコンベヤ５の軸部５ａと駆動軸
９を容易にピン結合できるようになる。
から，駆動装置８の駆動軸９は常に同じ位置に停止され
るようになり，スイッチコンベヤ５の軸部５ａと駆動軸
９を容易にピン結合できるようになる。
【００１４】なお上記実施例では近接スイッチよりなる
位置検出器15により円板14の切欠14ａを検出するように
したが，図６に示すように円板14にスリット14ｂを設け
て，このスリット14ｂを透過形のフォトセンサ19で検出
したり，図７に示すように円板14の外周面に反射板14ｃ
を設けて，この反射板14ｃを反射形のフォトセンサ20で
検出したり，もしくは図８に示すようにリミットスイッ
チ21により円板14の切欠14ａを検出するようにしてもよ
い。
位置検出器15により円板14の切欠14ａを検出するように
したが，図６に示すように円板14にスリット14ｂを設け
て，このスリット14ｂを透過形のフォトセンサ19で検出
したり，図７に示すように円板14の外周面に反射板14ｃ
を設けて，この反射板14ｃを反射形のフォトセンサ20で
検出したり，もしくは図８に示すようにリミットスイッ
チ21により円板14の切欠14ａを検出するようにしてもよ
い。
【００１５】
【考案の効果】この考案は以上詳述したようにスイッチ
コンベヤを駆動する駆動装置の駆動軸近傍に位置検出器
を設けて，この位置検出器が検出した信号をもとに駆動
装置を停止させるようにしたことから，駆動軸を常に一
定位置に停止させることができる。これによって小口径
管及びスイッチコンベヤを継ぎ足す際，スイッチコンベ
ヤの軸部のピン孔と，駆動装置の駆動軸のピン孔を微動
操作により合致させる操作を必要としないことから，ス
イッチコンベヤと駆動装置の接続が短時間で能率よく行
えるようになる。
コンベヤを駆動する駆動装置の駆動軸近傍に位置検出器
を設けて，この位置検出器が検出した信号をもとに駆動
装置を停止させるようにしたことから，駆動軸を常に一
定位置に停止させることができる。これによって小口径
管及びスイッチコンベヤを継ぎ足す際，スイッチコンベ
ヤの軸部のピン孔と，駆動装置の駆動軸のピン孔を微動
操作により合致させる操作を必要としないことから，ス
イッチコンベヤと駆動装置の接続が短時間で能率よく行
えるようになる。
【図１】この考案の一実施例になる小口径管推進機の平
面図である。
面図である。
【図２】同側面図である。
【図３】図１のＡ円内の拡大図である。
【図４】制御装置のブロック図である。
【図５】同作用説明図である。
【図６】位置検出器の他の実施例を示す説明図である。
【図７】位置検出器の他の実施例を示す説明図である。
【図８】位置検出器の他の実施例を示す説明図である。
１ 推進装置 ２ 発進立坑 ３ 先導管 ５ スクリュウコンベヤ ５ａ 軸部 ６ カッタヘッド ８ 駆動装置 ９ 駆動軸 15 位置検出器
Claims (1)
- 【請求項１】 先端に先導管３の装着された小口径管を
発進立坑２内に設置された推進装置１により地中へ推進
させると共に，先導管３の先端部に設けられたカッタヘ
ッド６を上記推進装置１に設けられた駆動装置８により
スクリュウコンベヤ５の軸部５ａを介して回転駆動する
ようにした小口径管推進機において，上記駆動装置８の
駆動軸９近傍に，位置検出器15を設けて，この位置検出
器15からの位置信号をもとに駆動装置８の停止位置を制
御してなる小口径管推進機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4775791U JP2529855Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 小口径管推進機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4775791U JP2529855Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 小口径管推進機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134597U JPH04134597U (ja) | 1992-12-15 |
| JP2529855Y2 true JP2529855Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31926620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4775791U Expired - Lifetime JP2529855Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 小口径管推進機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529855Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP4775791U patent/JP2529855Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04134597U (ja) | 1992-12-15 |
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