JPS62156494A - さく孔機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、さく孔機をさく孔条件の変化に対応して最
適のさく孔状態となるように制御する装置に関する。

〔従来の技術〕

ガイドシェルにさく看板を搭載して送りを与え、さく看
板でロンドに打撃と回転とを与えてさく孔を行うさく礼
典は、一般に、作業者が打撃用１回転用及び送り用のレ
バーを１桑作して、さく孔制御を行うものが多い。しか
し最近では、作業者の操作を容易にし、岩質の変化によ
りロンドが取られるなどの事故を防止するため、回転用
油圧モータの主管路からパイロット管路を送り用操作回
路の切換弁に接続して、回転トルクが増大したとき送り
方向を逆転させるようにしたもの（特公昭５７−２３０
７９号公報参照）や、送り用主管路に圧力スイッチを接
続し、この圧力スイッチからの電気信号を受けて作動す
る切換弁を送り用パイロット管路の途中に設けたり、回
転用主管路に圧力スイッチを接続し、この圧力スイッチ
からの電気信号を受けて作動する切換弁を送り用パイロ
ット、管路の途中に設けて、送り制御を行うようにした
もの（特公昭５８−５５３１９号公報参ｌ′！＋りなど
も用いられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、これらの制御装置は、パイロット管路や
圧力スイッチ等が接続されている作業要素と特定の駆動
機構との間の関係のみを制御するものであって、変化す
る岩質その他の種々のさく孔条件に対応して、打撃１回
転、送りの各駆動機（１・１をｔθ合的に最適なさく孔
状態に保つよう制御するごとはできなかった。

この発明は、従来のさく礼典の制御におけるかかる問題
を解決するものであって、種々のさく孔条件に対応して
常にその条件下における最適の状態でさく孔を行うこと
ができるさく礼典の制御装置を提供することを目的とす
る。

〔問題点をｈ・ｒ決するための手段〕

この発明のさく礼典の制御装置は、種々のさく孔条件に
夫々対応する最適のさく孔状態を予設定した情ｔＫを記
憶する記憶装置と、実際のさく孔状態の１？を報を検出
する検出器と、該検出器で検出された情報を前記記憶装
置に記憶した予設定情報と比較してさく礼典の各駆動機
構を最適制御する指令信号を出力する処理装置とを備え
ている。

〔作用〕 一般に、送り速度、送り圧力１回転数２回転圧力、打撃
数、打撃圧力等のさく孔作業の要素の間の関係は、岩質
等の自然条件によって異なる。而してごの他に、作業コ
スト、工期の制約等の経済的条件も含めた種々のさく孔
条件に対応して、最適のさく孔状態が設定され、この情
報が記憶装置に記・ＩＱされる。さく孔作業を開始する
と、実際のさく孔状態の情報が検出器で検出されて処理
装置に送られる。処理装置は、記１ａ装置から最適さく
孔状態の情報を読み取って実際のさく孔状態の情報と比
較し、さく社殿の送り機構９回転代構、打撃機構等の各
駆動機構を最適制御する指令信号を出力して、送り速度
、送り圧力、回転数、打撃圧などのさく孔作業要素が最
適のさく孔状態と一致するように増減させる。

〔実施例〕

図面を参照してごの発明の詳細な説明する。

第１図は、この発明の一実施例であるさく礼典の制御装
置のブロック図、第２図は、さく礼典の駆動機構の油圧
回路図である。

第１図中、■は、予設定した情報を記憶する記憶装置、
２，３．４．５．６．７はそれぞれ送り長、送り圧力１
回転圧力２回転数、打撃圧力、打撃数を検出する検出器
、８は、記憶装置１に記憶された情報を読み出し、前記
各検出器２〜７で検出した情報と比較し、最適制御信号
を出力する処理装置、９，１０，１）．１２は、それぞ
れ、送り速度、送り圧力９回転圧力、打撃圧力を制御す
る制御弁、１３は入出力装置である。

第２図において、１４は打撃用ポンプ、１５は回転用ポ
ンプ、１６は送り用ポンプであり、共通の原動ａ１７で
駆動される。さく礼典には、打撃装置１８．回転用モー
タ１９．送り用シリンダ２０を備えている。打撃用ポン
プ１４は、打撃用主管路２１を径て打撃装置１８に接続
されている。

回転用ポンプ１５は、回転用操作弁２２１回転用主管路
２３を経て、回転用モータ１９に接続されている。送り
用ポンプ１６は、送り用１桑作弁２４゜送り用主管路２
５を経て送り用シリンダ２０に接続されている。回転用
及び送り用の操作弁２２゜２４は何れも３位置の切換弁
で、夫々正転、逆転。

停止に切換えられ、中立位置にあるとき圧油は油タンク
２６に戻る。

打撃用主管路２１には打撃圧力制御弁１２、回転用主管
路２３には回転圧力制御弁１）、送り用主管路２５には
送り圧力制御弁１０が、何れもタンク管路２７との間に
設けられている。これらの各制御弁１２，１）．ｔｏは
何れも比例電磁式リリーフ弁であり、処理装置８の出力
する指令信号を受りて、夫々打撃圧力２回転圧力、送り
圧力を制御する。また、送り用シリンダ２ｏの戻りｌ＋
ｌ管路２８の途中には、送り速度制御弁９が設けられて
いる。この制御ブｆは、比例電磁式流量調整弁であり、
処理装置８の出力する指令信号を受けて送り速度を制御
する。

打撃用主管路２１．回転用主管路２３．送り用主管路２
５には夫々打撃圧力検出器６．打撃数検出器７、回転圧
力検出器４２回転数検出器５．送り圧力検出器３．送り
長検出器２が設けられており、各々検出した情＋′Ｕを
入出力装置１３を介して処理装置８に送る。ごこて、回
転数と送り長は回路の流ほから検出しているが、エンコ
ーダや４（ｉ気センサでモータやシリンダの動きを検出
することもできる。

さく孔作業を行う場合には、まず、種々のさく孔条件に
夫々対応する最適のさく孔状態を予め設定した１）フル
を記、ｔＱ装装置−書込み記憶させる。これらの予設定
されるｌ’ｉ’Ｆ　ｔ１３は、岩質その他のさく孔条件
によって異なり、例えば第３図に示すような送り圧力、
送り速度、打撃圧力１回転圧力、その他のさく：孔作業
の要素間の関係を表すグラフ　！１３２いは関係式や数
値データとして入力される。

さく孔条件が選定され、さく孔作業が開始されると、実
際のさく孔状態の情報が前記の各検出器２〜７から処理
装置８へ送られる。処理装置８は、記憶装置１から選定
したさく孔条件に対応する最適のさく孔状態の予設定情
報を読み出し、各検出器からの情報と比較し、一致しな
い場合には、各作業要素を最適状態にするだめの指令信
号を各制御弁９〜１２に送って、送り１回転、打撃の各
機構を制御する。

また、さく花冷中で断層や岩質の変化などによりさく孔
条件が大きく変わった場合には、各検出器からの情Ｙｕ
に基づいて処理装置８が記憶装置１に記憶されている他
の適当なさく孔条件を選定して、これに対応する予設定
情報を読み出し、以後これによって制御が行われる。送
り用匿作弁２４゜回転用１桑作弁２２も入出力装置１３
と接続して、処理装置８により正逆転の切換？Ｉｉ！Ｉ
御を行うことができる。

こ発明の効果］ この発明によれば、種々のさく孔条件りこ対ｊ必して、
打撃１回転、送りの各駆動機構を総合的に最適な状態と
なるように制御することができ、作業能率を向上させ、
さく孔コストを低減する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例のさく化成の制御装置の
ブロック図、第２図は、さく化成の駆動機構の油圧回路
図、第３図は、予設定した情＋′Ｕの一例を示すグラフ
である。 図中、ｌは記・旧装置、２．３’、４，５，６．７は、
送り長５送り圧力３回転圧力２回転数、汀塔圧力、打撃
数の各検出器、８は処理装置、９．　１０．１）．１２
は、送り速度、送り圧力１回転圧力、打撃圧力の各制御
弁、１８は打撃装置、１９は回転用モータ、２０は送り
用シリンダである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）種々のさく孔条件に夫々対応する最適のさく孔状
   態を予設定した情報を記憶する記憶装置と、実際のさく
   孔状態の情報を検出する検出器と、該検出器で検出され
   た情報を前記記憶装置に記憶した予設定情報と比較して
   さく孔機の各駆動機構を最適制御する指令信号を出力す
   る処理装置とを備えてなるさく孔機の制御装置。