JP2529629Y2 - 車輛のスタックインテーク - Google Patents

車輛のスタックインテーク

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JP2529629Y2
JP2529629Y2 JP4112091U JP4112091U JP2529629Y2 JP 2529629 Y2 JP2529629 Y2 JP 2529629Y2 JP 4112091 U JP4112091 U JP 4112091U JP 4112091 U JP4112091 U JP 4112091U JP 2529629 Y2 JP2529629 Y2 JP 2529629Y2
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JP
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intake
air
stack
vehicle
air intake
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茂 伊藤
雅之 袴田
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Hino Motors Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エンジン燃焼に必要な
空気を取入れるための車輛のスタックインテークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンの燃料を燃焼させるのに空気が
必要であるが、商業車等ではキャビンの後方に配設され
たスタックインテークから必要な空気を取入れるように
したものが多い。このスタックインテークはその機能上
車輛の外部に露出するものであり、設計に際しては、走
行中の空気抵抗を少なくして風切り音を減少させたり外
観見映を向上させる等の要請がある。
【0003】図4は従来例にかかるスタックインテーク
を備えた車輛キャビンの側面図を表している。図4に示
す例では、スタックインテーク11はキャビン12の後
方角隅部に配設され、その空気取入口13はスタックイ
ンテーク11のボデー14の上部の側面に位置すると共
に空気取入口13には異物が侵入するのを防止するルー
バー15が設けられている。図面中、16はエアクリー
ナである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このルーバー15は異
物の侵入を防止すると言っても、ルーバー15の隙間が
狭過ぎると空気を吸い込むときの抵抗が過大となるの
で、その隙間はある程度大きくせざるをえない。それに
加え、車輛の走行中は、キャビン12の側面からスタッ
クインテーク11の側面にかけて図4中で矢印17で表
すエアフローが生じ、そのため空気取入口13をボデー
14の側面に設けた場合には、エアフローに沿って空気
と共にダスト、ごみ等の異物が空気取入口13に侵入す
ることが避けられなかった。
【0005】本考案は上述に鑑み、空気取入口からの異
物の侵入を防止すると共に、空気抵抗の減少を図ったス
タックインテークを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本考案にかかるスタックインテークでは、エンジン
の燃料の燃焼に必要な空気を取入れる車輛のスタックイ
ンテークにおいて、スタックインテークボデーに開口さ
れた空気取入口を略覆うように位置し、前縁部が前記ボ
デーに接して前記空気取入口の前方を塞ぐと共に後ろに
行くに従って漸次該ボデーから遠ざかるように傾斜して
該空気取入口の後方を開放する整流板を設けた。
【0007】
【作用】車輛の走行によって生じるエアフローはスタッ
クインテークのボデーから整流板の外表面に沿って整流
されて流れ、該エアフローが直接空気取入口に流れ込む
ことが防止され、それによって該エアフローに乗った異
物が直接空気取入口に侵入するのが防止される。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって説明
する。図1は本考案の一実施例のかかるスタックインテ
ークを備えた車輛キャビンの側面図、図2はその整流板
の斜視図、図3はそのスタックインテークの要部斜視図
である。
【0009】本実施例では、エンジンの燃料の燃焼に必
要な空気を取入れるためのスタックインテーク21は、
図4に示した従来例と同様に、車輛のキャビン12の後
方角隅部に配設され、その空気取入口23はスタックイ
ンテーク21のボデー24の上部の側方に開口して位置
すると共に空気取入口23には異物が侵入するのを防止
するルーバー25が設けられているスタックインテーク
21のボデー24には空気取入口23を覆うように整流
板26が取付けられる。整流板26は、図2及び図3に
示すように、傾斜板部26aと、傾斜板部26aの上下
の三角形状の側板部26bと、それらの周縁の前縁部2
6c及び上下縁部26dからなっている。整流板26
は、前縁部26cと上下縁部26dがボデー24に接し
た状態で、上下縁部26dに穿設された孔26eに挿入
されたリベット27によってボデー24に固定される。
固定された状態では、上下縁部26dはそれぞれ空気取
入口23の上方及び下方に位置すると共に前縁部26c
は空気取入口23の前方に位置し、それによって空気取
入口23の上方及び前方が塞がれるようになっている。
整流板26の傾斜板部26aは前縁部26cから後ろに
行くに従って漸次ボデー24から遠ざかるように傾斜し
ており、空気取入口23の後方は開放されている。
【0010】また、図1及び図2に示すように、装着さ
れたリベット27の頭部27aをクリップ28によって
覆うことでなだらかな外表面を形成し、エアフローの乱
れを防止すると同時に美観の向上を図っている。
【0011】このような構成のスタックインテーク21
によれば、車輛の走行によって生じるエアフローは、図
中で矢印29で示すように、キャビン12からスタック
インテーク21のボデー24を通って整流板26の傾斜
板部26cの外表面に沿って流れ、そのエアフローが直
接空気取入口23に流れ込むことが防止され、それによ
ってそのエアフローに乗ったダストやごみ等の異物が直
接空気取入口23に侵入するのが防止される。一方、空
気取入口23への空気の取込みは、図3中で短い矢印3
0で示すように、ルーバ25の上下、後方から行われ
る。
【0012】また、整流板26の傾斜板部26aはエア
フローを整流して後方へ流す機能を有し、その整流効果
によって空気抵抗を低減して、風切り音の低減に寄与す
る。
【0013】
【考案の効果】以上、一実施例を挙げて詳細に説明した
ように本考案によれば、車輛の走行によって生じるエア
フローを整流すると共にそのエアフローがスタックイン
テークの空気取入口に直接流入するのを防止する整流板
を設けたので、そのエアフローに乗った異物が直接空気
取入口に侵入するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のかかるスタックインテーク
を備えた車輛キャビンの側面図
【図2】その整流板の斜視図
【図3】そのスタックインテークの要部斜視図
【図4】従来例にかかるスタックインテークを備えた車
輛キャビンの側面図
【符号の説明】
12 キャビン 21 スタックインテーク 23 空気取入口 24 ボデー 25 ルーバ 26 整流板 27 リベット 28 クリップ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの燃料の燃焼に必要な空気を取
    入れる車輛のスタックインテークにおいて、スタックイ
    ンテークボデーに開口された空気取入口を略覆うように
    位置し、前縁部が前記ボデーに接して前記空気取入口の
    前方を塞ぐと共に後ろに行くに従って漸次該ボデーから
    遠ざかるように傾斜して該空気取入口の後方を開放する
    整流板が設けられたことを特徴とする車輛のスタックイ
    ンテーク。
  2. 【請求項2】 前記空気取入口が車輛の側方に開口する
    ことを特徴とする請求項1記載の車輛のスタックインテ
    ーク。
  3. 【請求項3】 前記整流板はリベットによって前記ボデ
    ーに固定されると共に、前記リベットはその頭部をなだ
    らかな外表面を形成するためのクリップで覆われること
    を特徴とする請求項1あるいは2記載の車輛のスタック
    インテーク。
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