JP6686367B2 - 吸気ダクト - Google Patents

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本開示は、車両の外側の空気を吸引するための吸気ダクトに関する。
従来、トラック等の大型車両には、車両の外側の空気を吸引するための吸気ダクトが設けられている(例えば、特許文献1参照)。吸気ダクトは、車両のキャブの背面における左右方向の一端側に配置されており、ダクト本体の一端側を向く側面に吸気口が形成されている。
特開平8−230491号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の吸気ダクトの構成では、車両の走行中において、車両の一端側の側面に沿って飛んできた塵埃等の異物を空気とともに吸気口で吸い込んでしまうおそれがあった。
本開示の目的は、車両の前方から飛んできた異物を吸気口で吸い込むのを抑制することが可能な吸気ダクトを提供することである。
本開示の吸気ダクトは、
キャブの背面における左右方向の一端側に配置され、上下方向に延びるダクト本体と、
前記ダクト本体の少なくとも前記一端側を向く側面に形成され、前記ダクト本体内に外気を取り入れる吸気口と、を備え、
前記ダクト本体は、前記側面の前記吸気口よりも前側から突出し、車両の走行中において、前記車両に対して前方から後方に向けた空気の流れを前記吸気口から逸らす風除け部を有し、
前記風除け部は、
前記吸気口の上縁よりも上側の位置から前記吸気口の下縁よりも下側の位置に向けて延びており、
前記吸気口と離間して配置されている
本開示によれば、車両の前方から飛んできた異物を吸気口で吸い込むのを抑制することができる。
本実施の形態に係る吸気ダクトを備えた車両を右斜め後から見た斜視図である。 吸気ダクトを上下方向に直交する面で切った断面図である。 吸気ダクトの作用について説明するための図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まず、本開示の一実施の形態に係る吸気ダクト100を含む車両1の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る吸気ダクト100を備えた車両1を右斜め後から見た斜視図である。図2は、吸気ダクト100を上下方向に直交する面で切った断面図である。
図1に示すように、車両1は、トラック等の大型車両であり、キャブ2と、吸気ダクト100とを備えている。吸気ダクト100は、例えば、車両1のエンジン等に外気を送り込むためのものであり、前後方向においてキャブ2と図示しない荷台との間に配置されている。吸気ダクト100は、ダクト本体110と、接続部120と、カバー130とを備えている。
ダクト本体110は、キャブ2の背面における左右方向の一端側である右側に取り付けられており、キャブ2の上端部から下方に延びて接続部120に接続されている。接続部120は、車両1内に空気を取り入れる図示しないフィルターが配置された部分に接続されており、当該部分とダクト本体110を連通させている。
ダクト本体110は、中空の略四角柱状に形成されており、右側面110Aと後側面110Bにかけた部分には、外気を吸い込むための吸気口111が形成されている。ダクト本体110の右側面110Aには、右側面110Aから突出する風除け部112が設けられている。
図1および図2に示すように、風除け部112は、右側面110Aの前端部、つまり、吸気口111よりも前側に位置している。風除け部112は、ダクト本体110の右側面110Aの上下方向全体、つまり、吸気口111の上縁の上側の位置から吸気口111の下縁の下側の位置まで延びて形成されている。
風除け部112の右側を向く面は、前方向から後方向に向かうにつれ右側に位置するように傾斜する傾斜面112Aとなっている。このように風除け部112が形成されることにより、車両1の走行中において、車両1に対して前方から後方に向かって流れる空気を車両1の外側に逃がすことが可能となっている。
図1に示すように、カバー130は、略L字状に形成されており、吸気口111を覆うように配置されている。カバー130は、後斜め下、又は右斜め下向きの複数の細長い板131が互いに隙間を空けて平行に配置されている。吸気ダクト100は、各板131の隙間から吸気口111内に空気を吸引できるようになっている。
カバー130の外枠を構成する外面130Aは、ダクト本体110の右側面110Aおよび後側面110Bと面一になっている。ダクト本体110のカバー130の取付部は、右側面110Aおよび後側面110Bに対してカバー130の厚み分だけダクト本体110の内側に位置している。このようにすることで、ダクト本体110にカバー130を取り付けた際に、吸気ダクト100における美観を高めることができる。
また、吸気ダクト100は、ダクト本体110の風除け部112の先端がキャブ2の側面の延長線Lよりも左右方向の内側に位置するように配置されている。このようにすることで、車両1の走行中において、風除け部112が空気抵抗となるのを抑制することができる。
以上のように構成された吸気ダクト100の作用効果について説明する。
図3に示すように、車両1が走行していると、車両1に対して前方から後方に向かって流れる空気Wが発生する。このような空気Wには、塵埃等の異物が混在していることがあるので、吸気ダクト100によりキャブ2の側面に沿って流れる空気Wとともに当該異物を吸い込んでしまうおそれがある。
しかし、本実施の形態では、ダクト本体110の吸気口111より前側に風除け部112が形成されているので、キャブ2に沿って流れてきた空気Wを風除け部112により遮ることができる。そして、風除け部112の傾斜面112Aに沿って、当該空気Wを外側に逃がすことができる。そのため、空気Wが吸気口111から逸れるので、空気Wに混在した異物を吸気口111で吸い込むのを抑制することができる。
ところで、例えば、吸気口111を覆うカバー130に風除け部を設けた構成の場合、上下方向において、カバー130よりも上側又は下側から空気Wが流れてきたとき、当該空気Wとともに空気Wに混在した異物を吸い込んでしまうおそれがある。
しかし、本実施の形態では、風除け部112が、ダクト本体110におけるカバー130の上縁よりも上側の位置からカバー130の下縁よりも下側の位置まで延びているので、上下方向において、カバー130よりも上側又は下側から空気Wが流れてきても、当該空気Wを外側に逃がすことができる。そのため、吸気ダクト100により空気Wに混在した異物を吸い込むのをさらに抑制することができる。
また、ダクト本体110に風除け部112を設けることで、カバー130に風除け部を設けた構成のようにカバーの風除け部の部分を折り曲げたりする必要がないので、当該構成と比較して、吸気ダクト100を製造しやすい。
なお、上記実施の形態では、風除け部112がダクト本体110の右側面110Aの上下方向全体に渡って形成されていたが、本発明はこれに限定されず、上下方向全体に渡って形成されていなくても良い。ただし、前方から流れてくる空気Wを確実に吸気口111から逸らすことを考慮すると、風除け部112がダクト本体110の右側面110Aの上下方向全体に渡って形成されていることが好ましい。
本開示の吸気ダクトは、車両の前方から飛んできた異物を吸気口に吸い込むのを抑制することができる吸気ダクトとして有用である。
1 車両
2 キャブ
100 吸気ダクト
110 ダクト本体
111 吸気口
112 風除け部

Claims (4)

  1. キャブの背面における左右方向の一端側に配置され、上下方向に延びるダクト本体と、
    前記ダクト本体の少なくとも前記一端側を向く側面に形成され、前記ダクト本体内に外気を取り入れる吸気口と、を備え、
    前記ダクト本体は、前記側面の前記吸気口よりも前側から突出し、車両の走行中において、前記車両に対して前方から後方に向けた空気の流れを前記吸気口から逸らす風除け部を有し、
    前記風除け部は、
    前記吸気口の上縁よりも上側の位置から前記吸気口の下縁よりも下側の位置に向けて延びており、
    前記吸気口と離間して配置されている、
    吸気ダクト。
  2. 前記風除け部は、左右方向の前記一端側を向く面が、前側から後側に向かうにつれ左右方向の前記一端側に位置するように傾斜している、
    請求項1に記載の吸気ダクト。
  3. 前記風除け部は、前記ダクト本体の前記側面の上下方向全体に渡って形成されている、
    請求項1または請求項2に記載の吸気ダクト。
  4. 前記吸気口を覆うカバーを備え、
    前記カバーの外面は、前記ダクト本体の前記側面と面一になっている、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の吸気ダクト。
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