JP2529297Y2 - 衛星放送用受信装置 - Google Patents

衛星放送用受信装置

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JP2529297Y2
JP2529297Y2 JP1991111250U JP11125091U JP2529297Y2 JP 2529297 Y2 JP2529297 Y2 JP 2529297Y2 JP 1991111250 U JP1991111250 U JP 1991111250U JP 11125091 U JP11125091 U JP 11125091U JP 2529297 Y2 JP2529297 Y2 JP 2529297Y2
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sound
audio
independent
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circuit
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JP1991111250U
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JPH0555674U (ja
Inventor
野 隆 夫 鷲
Original Assignee
株式会社船井電機研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は放送衛星からの独立音声
をテレビジョン受信機で受信する場合の衛星放送用受信
装置に関する。該装置はテレビジョン受信機あるいはビ
デオテープレコーダに一体的に組み込まれた装置である
か独立した装置であるかを問わない。
【0002】
【従来の技術】放送衛星からの放送電波の音声信号は、
映像と関係ある主音声信号と、映像と関係のない独立音
声信号がある。独立音声はオーディオセットで聞くのが
普通であるが、衛星放送用のBSチューナー内蔵テレビ
ジョン受信機等が製品化されるようになったり、また、
スペースのとらないことにより、独立音声をテレビジョ
ン受信機で聞く場合が多くなった。図4はその従来例を
示す。ここで101はBSチューナー、102は映像信
号伝送回路、103は音声信号伝送回路、104は音声
処理装置、105は主音声端子、106は独立音声端
子、107はテレビジョン受信機、108は音声信号切
替スイッチ、109はBSチューナ装置、100は受信
アンテナである。テレビジョン受信機107で映像を見
るときは、音声信号切替スイッチ108は主音声端子1
05を選択し、独立音声を聞くときは、音声信号切替ス
イッチ108は独立音声端子106を選択していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、テレビ
ジョン受信機で独立音声を聞く場合、その音声と関係の
ない映像がテレビジョン受信機に表示されて邪魔になる
不都合があった。また、映像信号回路よりのノイズ(水
平走査の発振電圧など)が混入したり、映像回路など必
要のない電力消費があった。本考案は上述した事情に鑑
みてなされたもので、放送衛星の放送電波からの独立音
声をテレビジョン受信機で聞く場合、CRTに表示され
る映像が邪魔にならない衛星放送用受信装置を提供する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の衛星放送用受信装置は、衛星からの放送電
波に同調するチューナーと、前記チューナーからの音声
信号を入力し、主音声信号と独立音声信号に分離し、前
記主音声信号を主音声端子から出力し、前記独立音声信
号を独立音声端子から出力する音声処理手段と、前記主
音声端子と前記独立音声端子からの信号を入力し、その
一つを選択して出力することのできる音声信号切替スイ
ッチ回路と、前記チューナーからの映像信号と前記音声
切替スイッチ回路からの音声信号を入力し、それらの映
像画面表示と音声出力を行うテレビジョン受信と、前
記テレビジョン受信のCRTの陰極とグリット電極間
に電子ビームをカットオフにすることのできる電位差を
発生するカットオフ電圧発生回路と、CRTのグリット
電極の導入線に接地電位カットオフ電圧発生回路のい
づれか一つを接続できるグリット電極電圧切替スイッチ
回路とを具備し、前記音声切替スイッチ回路で、主音声
が選択されたときは、連動して前記グリット電極電圧切
替スイッチを前記接地電位側に接続し、前記音声切替ス
イッチ回路で、独立音声が選択されたときは、連動して
前記グリット電極電圧切替スイッチ回路を前記カットオ
電圧発生回路に接続することを特徴とする。
【0005】
【作用】放送衛星からの放送電波をチューナーで同調・
増幅し、その音声信号出力を音声処理手段に入力し、主
音声信号と独立音声信号に分離し、それぞれの端子に出
力する。ここで、音声信号切替スイッチ回路で、主音声
信号を選択すれば、主音声信号はテレビジョン受信
入力し、その音声を出力する。前記音声信号切替スイッ
チ回路に連動して、映像信号切替スイッチ回路は前記
ューナーからの映像信号が、テレビジョン受信に伝送
するように切替わる。従って、テレビジョン受信には
主音声に相応した映像が表示される。
【0006】一方、音声信号切替スイッチ回路で、独立
音声信号を選択すれば、独立音声がテレビジョン受信
に入力し、その音声を出力する。また、前記音声信号切
替スイッチ回路で、主音声を選択すれば、連動して接地
端子側に接続され、独立音声を選択すれば、連動して負
電圧発生回路に接続され、CRTには画像が表示されな
い。
【0007】
【実施例】図1に本考案の一実施例を示す。図1で1は
BSチューナー、2は映像信号伝送回路、3は音声信号
伝送回路、4は音声処理装置、5は主音声端子、6は独
立音声端子、7はテレビジョン受信、8は音声信号切
替スイッチ回路、9はBSチューナ装置、10は受信
の画面に単一色の典型としての黒色を表すところの黒映
像信号発生器、11は音声信号切替スイッチ回路8に連
動する映像信号切替スイッチ回路、16は偏向,高圧を
回路を含む映像信号処理装置、17はCRTである。
【0008】音声信号切替スイッチ回路8で、主音声側
を選択したときは、映像信号切替スイッチ回路11は連
動してBSチューナー1からテレビジョン受信7に映
像信号が伝送するように接続される。音声信号切替スイ
ッチ回路8で、独立音声側を選択したときは、映像信号
切替スイッチ回路11は連動して黒映像信号発生器10
からテレビジョン受信7に映像信号が伝送されるよう
に接続される。
【0009】尚、図1の黒映像信号発生器10の代りに
フレームメモリあるいはフィールドメモリを設けて、そ
れに独立音声にふさわしい画像(たとえば放送局名な
ど)を蓄積し、テレビジョン受信7にそのメモリ内容
を表示出力しても良い。つまり、この考案でいう単一色
映像信号発生器とは、黒・青色等の全面単一色に限ら
ず、多少の情報を表示した静止画像を発生する発生器も
含む。
【0010】図2には本考案の他の実施例を示す。図2
で1〜9と16,17は前記図1と同じである。15は
偏向,高圧回路を含む映像回路電源、12は音声信号切
替スイッチ8に連動する映像電源スイッチである。音声
信号切替スイッチ回路8で、主音声を選択したときは、
連動して映像電源スイッチ12はONとなり、電源が供
給される。独立音声を選択したときは、連動して映像電
源スイッチ12はOFFとなり、映像回路電源15が切
れてCRTは表示しなくなる。
【0011】図3には本考案の他の実施例を示す。図3
で1〜9と16,17は前記図2と同じである。13は
カットオフ電圧発生回路、14はグリット電極電圧切替
スイッチ回路、18は陰極、19はグリツト電極であ
る。音声信号切替スイッチ回路8で主音声を選択したと
きは、連動してグリット電極電圧切替スイッチ回路14
は、グリット電極19を接地端子側に接続する。独立音
声を選択したときは、連動してグリット電極19とカッ
トオフ電圧発生回路13に接続し、電子ビームはカット
・オフとなり、CRTは画像を表示しなくなる。
【0012】
【考案の効果】以上説明した本考案によれば下記のよう
な効果を奏する。放送衛星からの放送電波の主音声信号
を選択しているときは、テレビジョン受信にはそれに
相応した画像が表示されており、独立音声信号を選択す
ると、テレビジョン受信には、その独立音声とは直接
関係がなくなる動画像は表示されなくなる。すなわち、
独立音声を映像に邪魔されずに楽しむことができる。ま
た、電力消費を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本考案の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】本考案の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 BSチューナー 2 映像信号伝送回路 3 音声信号伝送回路 4 音声処理装置 5 主音声端子 6 独立音声端子 7 テレビジョン受信 8 音声信号切替スイッチ回路 9 BSチューナ装置 10 黒映像信号発生器 11 映像信号切替スイッチ回路 12 映像電源スイッチ 13 カットオフ電圧発生回路 14 グリット電極電圧切替スイッチ回路 15 偏向,高圧回路を含む映像回路電源 16 偏向,高圧回路を含む映像信号処理回路 17 CRT 18 陰極 19 グリット電極

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの放送電波に同調するチューナ
    と、 前記チューナーからの音声信号を入力し、主音声信号と
    独立音声信号に分離し、前記主音声信号を主音声端子か
    ら出力し、前記独立音声信号を独立音声端子から出力す
    る音声処理手段と、 前記主音声端子と前記独立音声端子からの信号を入力
    し、その一つを選択して出力することのできる音声信号
    切替スイッチ回路と、 前記チューナーからの映像信号と前記音声切替スイッチ
    回路からの音声信号を入力し、それらの映像画面表示と
    音声出力を行うテレビジョン受信と、 前記テレビジョン受信のCRTの陰極とグリット電極
    間に電子ビームをカットオフにすることのできる電位差
    を発生するカットオフ電圧発生回路と、 CRTのグリット電極の導入線に接地電位カットオフ
    電圧発生回路のいづれか一つを接続できるグリット電極
    電圧切替スイッチ回路とを具備し、 前記音声切替スイッチ回路で、主音声が選択されたとき
    は、連動して前記グリット電極電圧切替スイッチを前記
    接地電位側に接続し、 前記音声切替スイッチ回路で、独立音声が選択されたと
    きは、連動して前記グリット電極電圧切替スイッチ回路
    を前記カットオフ電圧発生回路に接続することを特徴と
    する衛星放送用受信装置。
JP1991111250U 1991-12-20 1991-12-20 衛星放送用受信装置 Expired - Lifetime JP2529297Y2 (ja)

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JPH0555674U JPH0555674U (ja) 1993-07-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04358489A (ja) * 1991-06-05 1992-12-11 Toshiba Corp 衛星放送受信機
JP3309409B2 (ja) * 1991-11-30 2002-07-29 ソニー株式会社 受信機

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