JP2529134B2 - リ―ド線付電子部品の搬出装置 - Google Patents

リ―ド線付電子部品の搬出装置

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JP2529134B2 JP2339585A JP33958590A JP2529134B2 JP 2529134 B2 JP2529134 B2 JP 2529134B2 JP 2339585 A JP2339585 A JP 2339585A JP 33958590 A JP33958590 A JP 33958590A JP 2529134 B2 JP2529134 B2 JP 2529134B2
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泰雄 森山
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リード線付電子部品の搬出装置に係り、特
に発光ダイオードのように素子部の形状が種々異なるリ
ード線付電子部品の素子部の搬出において該素子部の形
状にかかわらず挟持部の部品を交換することなく1台の
搬出装置であらゆる種類のリード線付電子部品を極めて
効率よく1個ずつ搬出することができるようにした画期
的なリード線付電子部品の搬出装置に関する。
従来の技術 従来のリード線付電子部品の搬出装置は、直線フィー
ダに形成された溝にリード線を挿入してリード線付電子
部品を振動させながらシャッタ装置まで搬送し把持装置
によって密着状態のリード線付電子部品の中から最先端
のものをその素子部を把持して1個ずつ取り出して縁切
りし、次工程に受け渡すようになっていた。
また他の例としては、例えば特平開1−92117に開示
されているように、リード線付電子部品の素子部を該素
子部の形状と略同一形状の凹部が形成された挟持部で挟
持して搬送する装置が知られている。
しかし、リード線付電子部品、例えば発光ダイオード
素子等の素子部の形状は極めて多様な形状をしており、
1つの挟持部でそれぞれのリード線付電子部品に対応す
ることはできず、搬送するリード線付電子部品が変わる
ごとに該挟持部の部品を素子部の形状に適合した専用の
部品に取り替えなければならないという欠点があった。
そして、このワークとしてのリード線付電子部品のロ
ットの変更は通常1日に数回行われることもまれではな
く、その都度リード線付電子部品の搬出装置の運転を停
止して段取り変えしなければならず、作業効率が著しく
低下するばかりでなく、非常に多くの専用治具を製作し
て、これを保管する必要があり、この製作、保管に多額
の費用を要するという欠点があった。
目 的 本発明は,上記した従来技術の欠点を除くためになさ
れたものであって、その目的とするところは、直線フィ
ーダの前端部に鋏状の一対の開閉部材を有する縁切装置
を配設し、該開閉部材をばねにより互いに接近する方向
に付勢することにより、直線フィーダにより搬送される
リード線付電子部品の搬送を阻止すると共に、直線フィ
ーダの最先端のリード線付電子部品のリード線をリード
線把持部材で挟持して搬送する際リード線付電子部品に
より開閉部材をそのばねの張力に抗して押し広げて通過
させることにより、どのような形状の素子部を持つリー
ド線付電子部品も挟持部の部品を素子部の形状に適合し
た専用の治具に取り替えることなく、1台の搬出装置で
対応できるようにすることであり、またこれによって段
取り変えに要する工数を不要として、搬送するリード線
付電子部品の種類が変更されてもリード線付電子部品の
搬出装置の運転を停止することなく運転できるようにし
て、例えばテーピング等の作業効率を大幅に向上させる
ことである。
また他の目的は、上記の構成により、非常に多くの専
用治具を製作して保管する必要性をなくし、専用治具の
製作、保管に要する多額の費用を不要とし、設備費の大
幅な低減を図ることである。
構 成 要するに本発明は、リード線付電子部品をそのリード
線を下側にして連続的に搬送する直線フィーダと、該直
線フィーダの前端部に配設された鋏状の一対の開閉部材
を互いに接近又は離脱する方向に揺動自在とし常にはば
ねにより前記一対の開閉部材が互いに接近する方向に付
勢され前記リード線付電子部品の通過により前記一対の
開閉部材が前記ばねの張力に抗して押し広げられるよう
に構成した縁切装置と、閉鎖した前記一対の開閉部材に
当接して前記直線フィーダによる搬送が阻止された最先
端の前記リード線付電子部品のリード線を挟持する開閉
自在な一対のリード線把持部材と該リード線把持部材を
前記リード線付電子部品の前記直線フィーダによる搬送
方向に往復動させる駆動機構とからなる挟持搬出装置と
を備えたことを特徴とするものである。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。第
1図から第3図において、本発明に係るリード線付電子
部品の搬出装置1は、縁切装置2と、リード線把持部材
3と駆動機構4とからなる挟持搬出装置7とを備えてい
る。
縁切装置2は、リード線付電子部品5をそのリード線
5aを下側にして連続的に搬送する直線フィーダ6の前端
部に配設され、搬送されるリード線付電子部品5を1個
ずつ取り出して縁切りするためのものであって、基台8
に回転自在に配設された2本の軸9に固定され、軸9と
共に回転自在とされた鋏状の一対の開閉部材10A及び10B
が直線フィーダ6の前端部に配設されている。
また軸9の一端9aに固定された2本の腕11A及び11Bの
先端には、ばね12が係止されていて2本の腕11A及び11B
を互いに接近させる方向に付勢しているので、該作用に
より一対の開閉部材10A及び10Bも互いに接近する方向に
付勢されており、閉鎖した一対の開閉部材10A及び10Bに
より直線フィーダ6により搬送されるリード線付電子部
品5をばね12の張力の範囲内で阻止すると共に、該リー
ド線付電子部品5がリード線把持部材3により把持され
て通過しよとすると、ばね12の張力に抗して一対の開閉
部材10A,10Bが押し広げられるようになっている。
リード線把持部材3は、リード線付電子部品5のリー
ド線5aを挟持して搬送するためのものであって、一対の
リード線把持部材13A及び13Bが各々連結部材14A及び14B
によって圧縮空気で作動する公知の平行作動クランパ15
の作動腕16A及び16Bに夫々機械的に連結されており、一
対のリード線把持部材13A及び13Bを互いに接近又は離脱
する方向に平行に作動させて開閉し、リード線5aを挟持
するように構成されている。
平行作動クランパ15は、基台8に対してリード線付電
子部品5の搬送方向に摺動自在に配設された移動台16上
に積載されている。また基台8に回転自在に装着された
揺動軸18の一端18aには、一端19aに作動ロッド20が装着
された揺動腕19が固定され、他端18bには先端が二又状
に形成された二又腕21が固定されている。そして、二又
部21aは、移動台16に装着されたガイドローラ22と嵌合
し、作動ロッド20を矢印A又はB方向に作動させると、
一対のリード線把持部材13A及び13Bが移動台16と共に矢
印C又はD方向に往復動するように構成されている。
また転送プーリ23は、基台8に固定された軸24を中心
として矢印E方向に図示しない駆動装置により間欠的に
回転駆動されるようになっていて、該転送プーリ及び第
1から第4のアイドルプーリ25、26、27及び28に巻き掛
けられた巻掛伝動部材29を駆動し該巻掛伝動部材と転送
プーリ23との間にリード線付電子部品5のリード線5aを
挟持して搬送し、矢印F方向に間欠的に回転しながらリ
ード線5aの加工、極性判別、極性反転、検査及びテーピ
ング加工を行う次工程のリード線付電子部品加工装置30
の挟持装置31に受け渡すように構成されている。
第1のアイドルプーリ25は,ピン32を中心として回動
自在に装着された揺動腕33に装着されており、リード線
5aを巻掛伝動部材29と転送プーリ23との間に挟持すると
き流体圧シリンダ34を作動させて転送プーリ23から巻掛
伝動部材29をわずかに離間させて開き、確実にリード線
5aを挟持できるようになっている。
またリード線把持部材13A及び13Bによるリード線付電
子部品5の搬送経路の所定位置には、該リード線付電子
部品が搬送されていることを確認するための、例えば光
センサ35が配設されている。
作 用 本発明は、上記のように構成されており、以下その作
用について説明する。第1図から第4図において、リー
ド線付電子部品5が直線フィーダ6の溝6aにリード線5a
を挿入した状態で密着して図示しない振動式パーツフィ
ーダによって矢印G方向に搬送される。リード線付電子
部品5が直線フィーダ6の先端部に配設された一対の開
閉部材10A及び10Bの位置に達すると、該一対の開閉部材
は、ばねにより閉鎖されているのでその搬送が阻止さ
れ、リード線付電子部品5は直線フィーダ6の溝6a中に
リード線5aを挿入した密着状態で整列する。
第4図をも参照して、作動ロッド20が矢印A方向に作
動すると、揺動腕19及び二又腕21が第3図において時計
方向に回動し、移動台16と共にリード線把持部材3を矢
印C方向に後退させ、一対のリード線把持部材13A及び1
3Bは、搬送が阻止され直線フィーダ6上に整列した最先
端のリード線付電子部品5のリード線5aに対応した位置
に停止し、待機する。
ここで、平行作動クランパ15に圧縮空気を圧送して作
動腕16A及び16Bを矢印H方向に作動させ、一対のリード
線把持部材13A及び13Bを矢印I方向に移動させてリード
線5aをしっかりと挟持する。
次に、第5図も参照して、作動ロッド20を矢印B方向
に作動させ、リード線5aを保持したリード線把持部材3
を移動台16と共に矢印D方向に移動させてリード線付電
子部品5を搬送するが、該搬送に伴ないばね12の力に抗
して該ばねを伸張させながら一対の開閉部材10A及び10B
はリード線付電子部品5によって矢印J方向に押し広げ
られて1個のリード線付電子部品5だけを通過させた
後、再びばね12の作用で一対の開閉部材10A及び10Bを矢
印K方向に移動させて次のリード線付電子部品5の搬送
を阻止し、縁切りを行う。
一方、リード線把持部材3により矢印D方向に搬送さ
れたリード線付電子部品5は、該搬送途中において光セ
ンサ35によって搬送されていることが確認され、流体圧
シリンダ34の作動により巻掛伝動部材29が転送プーリ23
からわずかに離間した所定の位置まで搬送されて停止す
る。次いで流体圧シリンダ34への圧縮空気の供給を遮断
して巻掛伝動部材29を転送プーリ23に密着させてリード
線5aを巻掛伝動部材29と転送プーリ23との間に保持し、
再び平行作動クランパ15を矢印L方向に作動させて一対
のリード線把持部材13A及び13Bを矢印M方向に開いてリ
ード線付電子部品5を受け渡す。
そして、該リード線付電子部品は、転送プーリ23と巻
掛伝動部材29とに挟持されて矢印E方向に所定の位置ま
で間欠的に搬送され、リード線付電子部品加工装置30の
挟持装置31受け渡されて、矢印F方向に間欠的に回転し
ながらリード線5aの加工、極性判別、極性反転、検査及
びテーピング加工等の所定の加工が行われた後、図示し
ない装置により箱詰め又はリールへの巻取りが行われて
完成する。
効 果 本発明は、上記のように、直線フィーダの前端部に鋏
状の一対の開閉部材を有する縁切装置を配設し、該開閉
部材をばねにより互いに接近する方向に付勢することに
より、直線フィーダにより搬送されるリード線付電子部
品の搬送を阻止すると共に、直線フィーダの最先端のリ
ード線付電子部品のリード線をリード線把持部材で挟持
して搬送する際リード線付電子部品により開閉部材をそ
のばねの張力に抗して押し広げて通過させることによ
り、どのような形状の素子部を持つリード線付電子部品
も挟持部の部品を素子部の形状に適合した専用の治具に
取り替えることなく、1台の搬出装置で対応できるとい
う効果があり、またこの結果段取り変えに要する工数が
不要となり、搬送するリード線付電子部品の種類が変更
されてもリード線付電子部品の搬出装置の運転を停止す
ることなく運転できることななるから、例えばテーピン
グ等の作業効率を大幅に向上させることができる効果が
ある。
また上記の構成により、非常に多くの専用治具を製作
して保管する必要性がなくなるため、専用治具の製作、
保管に要する多額の費用が不要となり、設備等の大幅な
低減を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図はリード線付電子
部品の搬出装置の全体斜視図、第2図は同じく平面図、
第3図は同じく正面図、第4図はリード線付電子部品の
搬出開始状態を示す搬出装置の部分拡大斜視図、第5図
はリード線付電子部品の搬出完了状態を示す搬出装置の
部分拡大斜視図である。 1はリード線付電子部品の搬出装置、2は縁切装置、3
はリード線把持部材、4は駆動機構、5はリード線付電
子部品、5aはリード線、6は直線フィーダ、7は挟持搬
出装置、10A、10Bは一対の開閉部材、12はばねである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線付電子部品をそのリード線を下側
    にして連続的に搬送する直線フィーダと、該直線フィー
    ダの前端部に配設され鋏状の一対の開閉部材を互いに接
    近又は離脱する方向に揺動自在とし常にはばねにより前
    記一対の開閉部材が互いに接近する方向に付勢され前記
    リード線付電子部品の通過により前記一対の開閉部材が
    前記ばねの張力に抗して押し広げられるように構成した
    縁切装置と、閉鎖した前記一対の開閉部材に当接して前
    記直線フィーダによる搬送が阻止された最先端の前記リ
    ード線付電子部品のリード線を挟持する開閉自在な一対
    のリード線把持部材と該リード線把持部材を前記リード
    線付電子部品の前記直線フィーダによる搬送方向に往復
    動させる駆動機構とからなる挟持搬出装置とを備えたこ
    とを特徴とするリード線付電子部品の搬出装置。
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