JPS6310571B2 - - Google Patents
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- JPS6310571B2 JPS6310571B2 JP19948483A JP19948483A JPS6310571B2 JP S6310571 B2 JPS6310571 B2 JP S6310571B2 JP 19948483 A JP19948483 A JP 19948483A JP 19948483 A JP19948483 A JP 19948483A JP S6310571 B2 JPS6310571 B2 JP S6310571B2
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- Japan
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- wound
- feeding device
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H51/00—Forwarding filamentary material
- B65H51/20—Devices for temporarily storing filamentary material during forwarding, e.g. for buffer storage
- B65H51/205—Devices for temporarily storing filamentary material during forwarding, e.g. for buffer storage by means of a fluid
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/06—Coil winding
- H01F41/08—Winding conductors onto closed formers or cores, e.g. threading conductors through toroidal cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明はワイヤの巻付けを自動で行なうため
の巻線機に関する。
の巻線機に関する。
たとえば、第1図に示すビデオヘツド1の製造
工程においては、このビデオヘツド1の突出部2
の先端に取着された被巻線体であるヘツドチツプ
3の磁気回路を構成する部位にワイヤ4を巻着す
る作業がある。つまり、上記ヘツドチツプ3には
一辺が数100μmという非常に小さな角孔5が穿
設されていて、この角孔5に直径が数10μmの極
めて細く剛性の小さな上記ワイヤ4を通してヘツ
ドチツプ3の磁気回路を構成する部位に上記ワイ
ヤを数10回巻着する。
工程においては、このビデオヘツド1の突出部2
の先端に取着された被巻線体であるヘツドチツプ
3の磁気回路を構成する部位にワイヤ4を巻着す
る作業がある。つまり、上記ヘツドチツプ3には
一辺が数100μmという非常に小さな角孔5が穿
設されていて、この角孔5に直径が数10μmの極
めて細く剛性の小さな上記ワイヤ4を通してヘツ
ドチツプ3の磁気回路を構成する部位に上記ワイ
ヤを数10回巻着する。
従来、このようなワイヤ4の巻回作業は人手に
よつて行なわれていたため、作業能率が極めて悪
かつた。また、小さな角孔5に細いワイヤ4を通
すという非常に微細な作業であるため、作業者は
多大な集中力と注意力を要求され、疲労度が高い
ばかりか、作業ミスを招きやすいということもあ
つた。
よつて行なわれていたため、作業能率が極めて悪
かつた。また、小さな角孔5に細いワイヤ4を通
すという非常に微細な作業であるため、作業者は
多大な集中力と注意力を要求され、疲労度が高い
ばかりか、作業ミスを招きやすいということもあ
つた。
この発明は被巻線体へのワイヤの巻着を自動で
行なえるようにした巻線機を提供することにあ
る。
行なえるようにした巻線機を提供することにあ
る。
被巻線体を保持し回転駆動されるホルダを挾ん
で一対のワイヤ送り装置と一体のワイヤ吸引装置
を配設し、上記ワイヤ送り装置には上記被巻線体
に巻回されるワイヤをスライド自在に挾持する挾
持部と、上記ワイヤを上記被巻線体の方向に送る
送り機構を設けるとともに、上記ホルダに対して
接離する方向とこの方向に対して直交する方向を
中心として回転する方向に駆動し、上記ワイヤ吸
引装置は上記ホルダに接離する方向に駆動すると
ともに上記送り機構から送り出されるワイヤを吸
引してこのワイヤにテンシヨンを与えることがで
きるようにし、上記ワイヤ送り装置とワイヤ吸引
装置との機能の組合せによつて被巻線体にワイヤ
を自動で巻着するようにしたものである。
で一対のワイヤ送り装置と一体のワイヤ吸引装置
を配設し、上記ワイヤ送り装置には上記被巻線体
に巻回されるワイヤをスライド自在に挾持する挾
持部と、上記ワイヤを上記被巻線体の方向に送る
送り機構を設けるとともに、上記ホルダに対して
接離する方向とこの方向に対して直交する方向を
中心として回転する方向に駆動し、上記ワイヤ吸
引装置は上記ホルダに接離する方向に駆動すると
ともに上記送り機構から送り出されるワイヤを吸
引してこのワイヤにテンシヨンを与えることがで
きるようにし、上記ワイヤ送り装置とワイヤ吸引
装置との機能の組合せによつて被巻線体にワイヤ
を自動で巻着するようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を第2図乃至第8図
を参照して説明する。第2図に示す巻取機はベー
ス10を備えている。このベース10の上面中央
部にはL字状の支持具11が立設され、この支持
具11の水平な一辺には軸受12によつて回転自
在に支持されたホルダ13が設けられている。こ
のホルダ13には第1図に示す被巻線体としての
ビデオヘツド1が保持されている。また、ホルダ
13は上記支状具11に取着された第1のパルス
モータ14によつて回転駆動されるようになつて
いる。
を参照して説明する。第2図に示す巻取機はベー
ス10を備えている。このベース10の上面中央
部にはL字状の支持具11が立設され、この支持
具11の水平な一辺には軸受12によつて回転自
在に支持されたホルダ13が設けられている。こ
のホルダ13には第1図に示す被巻線体としての
ビデオヘツド1が保持されている。また、ホルダ
13は上記支状具11に取着された第1のパルス
モータ14によつて回転駆動されるようになつて
いる。
上記ベース10の幅方向両側には各一対のガイ
ドロツド15がベース10の長手方向に沿つて架
設されている。これらガイドロツド15の両端部
は上記ベース10上に立設された取付体16によ
つて支持されている。上記2組のガイドロツド1
5には各々スライド17がスライド自在に設けら
れている。一方のスライダ17には第1のワイヤ
送り装置18と第1のワイヤ吸引装置19とが設
けられ、他方のスライダ17には第2のワイヤ送
り装置20と第2のワイヤ吸引装置21が設けら
れている。第1、第2のワイヤ送り装置18,2
0はスライダ17の移動方向に対して直交する方
向に突出して上記ホルダ13を介して対向し、上
記スライダ17に設けられた第2のパルスモータ
22によつて回転駆動されるようになつている。
また、第1、第2のワイヤ吸引装置19,21は
スライダ17に設けられたシリンダ23のロツド
23aに一端を連結した取付杆24の他端にそれ
ぞれ上記第1、第2のワイヤ送り装置18,20
に対向する状態で取着されている。
ドロツド15がベース10の長手方向に沿つて架
設されている。これらガイドロツド15の両端部
は上記ベース10上に立設された取付体16によ
つて支持されている。上記2組のガイドロツド1
5には各々スライド17がスライド自在に設けら
れている。一方のスライダ17には第1のワイヤ
送り装置18と第1のワイヤ吸引装置19とが設
けられ、他方のスライダ17には第2のワイヤ送
り装置20と第2のワイヤ吸引装置21が設けら
れている。第1、第2のワイヤ送り装置18,2
0はスライダ17の移動方向に対して直交する方
向に突出して上記ホルダ13を介して対向し、上
記スライダ17に設けられた第2のパルスモータ
22によつて回転駆動されるようになつている。
また、第1、第2のワイヤ吸引装置19,21は
スライダ17に設けられたシリンダ23のロツド
23aに一端を連結した取付杆24の他端にそれ
ぞれ上記第1、第2のワイヤ送り装置18,20
に対向する状態で取着されている。
上記スライダ17には駆動ベルト24が連結さ
れている。この駆動ベツト24は上記ガイドロツ
ド15を支持した一対の取付体16に各々設けら
れたプーリ25に張設されている。一方のプーリ
25は第3のパルスモータ26によつて回転駆動
される。したがつて、上記駆動ベルト24が走行
させられると、上記スライダ17とともにワイヤ
送り装置18,20とワイヤ吸引装置19,20
とが上記ホルダ13に対して接離する方向に駆動
され、またワイヤ吸引装置19,21は上記シリ
ンダ23によつて単独でも駆動されるようになつ
ている。
れている。この駆動ベツト24は上記ガイドロツ
ド15を支持した一対の取付体16に各々設けら
れたプーリ25に張設されている。一方のプーリ
25は第3のパルスモータ26によつて回転駆動
される。したがつて、上記駆動ベルト24が走行
させられると、上記スライダ17とともにワイヤ
送り装置18,20とワイヤ吸引装置19,20
とが上記ホルダ13に対して接離する方向に駆動
され、またワイヤ吸引装置19,21は上記シリ
ンダ23によつて単独でも駆動されるようになつ
ている。
上記第1、第2のワイヤ送り装置18,20は
第3図乃至第5図に示すように構成されている。
つまり、第1、第2のワイヤ送り装置18,20
は一対のアーム28を有する。このアーム28の
一端は第1図に示すように上記スライダ17に設
けられた開閉機構30に連結され、ベース10の
板面に対して垂直方向に開閉されるようになつて
いる。アーム28の他端の互いに対向する側面に
は各々ブロツク31が固着されている。これらブ
ロツク31には凹部32が形成されているととも
に、アーム30が閉じたときに接合する側面には
互いに噛み合うくし歯33が設けられ、これらく
し歯33にはV字形の切欠34が形成されてい
る。そして、一対のブロツク31間に上記ビデオ
ヘツド1のヘツドチツプ3に巻着されるワイヤ4
が挿通され、このワイヤ4は一対のブロツク31
が閉じると、上記切欠34によつて位置決めされ
てスライド自在に保持される。また、各ブロツク
31には一端部を凹部32に突出させた支軸35
が軸受36によつて回転自在に支持されている。
上記支軸35の一端部には上記ワイヤ4を挾持す
る送りローラ37が嵌着され、他端部には駆動ロ
ーラ38が嵌着されている。各駆動ローラ38の
外周面には互いに圧接するOリング39が取着さ
れている。また、一方のブロツク31には第1の
支持片40が突設され、この第1の支持片40に
は第4のパルスモータ41が取着されている。こ
の第4のパルスモータ41と上記一方の駆動ロー
ラ38とには駆動ベルト42が張設されている。
したがつて、第4のパルスモータ41が作動する
ことによつて一対の送りローラ37が回転駆動さ
れ、ワイヤ4が送られるようになつている。ま
た、一方のブロツク31の第1の支持片40から
は第2の支持片43が延出されている。この第2
の支持片43にはシリンダ44が設けられ、この
ロツド45にはカツタ46の一端が枢着されてい
る。このカツタ46の中途部は一方のブロツク3
1の外面に支軸47によつて枢着され、他端は各
ブロツク31のくし歯33に形成された切欠34
の部分に対向している。したがつて、上記シリン
ダ44が作動してカツタ46が回動すると、上記
切欠34から導出されたワイヤ4が切断される。
第3図乃至第5図に示すように構成されている。
つまり、第1、第2のワイヤ送り装置18,20
は一対のアーム28を有する。このアーム28の
一端は第1図に示すように上記スライダ17に設
けられた開閉機構30に連結され、ベース10の
板面に対して垂直方向に開閉されるようになつて
いる。アーム28の他端の互いに対向する側面に
は各々ブロツク31が固着されている。これらブ
ロツク31には凹部32が形成されているととも
に、アーム30が閉じたときに接合する側面には
互いに噛み合うくし歯33が設けられ、これらく
し歯33にはV字形の切欠34が形成されてい
る。そして、一対のブロツク31間に上記ビデオ
ヘツド1のヘツドチツプ3に巻着されるワイヤ4
が挿通され、このワイヤ4は一対のブロツク31
が閉じると、上記切欠34によつて位置決めされ
てスライド自在に保持される。また、各ブロツク
31には一端部を凹部32に突出させた支軸35
が軸受36によつて回転自在に支持されている。
上記支軸35の一端部には上記ワイヤ4を挾持す
る送りローラ37が嵌着され、他端部には駆動ロ
ーラ38が嵌着されている。各駆動ローラ38の
外周面には互いに圧接するOリング39が取着さ
れている。また、一方のブロツク31には第1の
支持片40が突設され、この第1の支持片40に
は第4のパルスモータ41が取着されている。こ
の第4のパルスモータ41と上記一方の駆動ロー
ラ38とには駆動ベルト42が張設されている。
したがつて、第4のパルスモータ41が作動する
ことによつて一対の送りローラ37が回転駆動さ
れ、ワイヤ4が送られるようになつている。ま
た、一方のブロツク31の第1の支持片40から
は第2の支持片43が延出されている。この第2
の支持片43にはシリンダ44が設けられ、この
ロツド45にはカツタ46の一端が枢着されてい
る。このカツタ46の中途部は一方のブロツク3
1の外面に支軸47によつて枢着され、他端は各
ブロツク31のくし歯33に形成された切欠34
の部分に対向している。したがつて、上記シリン
ダ44が作動してカツタ46が回動すると、上記
切欠34から導出されたワイヤ4が切断される。
上記第1、第2のワイヤ吸引装置19,21は
第6図と第7図に示すように構成されている。つ
まり、上記取付杆24の他端部には図示せぬ真空
ポンプに連通されるパイプ50が取付けられてい
る。このパイプ50の先端にはテーパ状のスリー
ブ51が嵌着されている。また、上記パイプ50
には角形のスライダ52がスライド自在に嵌合さ
れ、このスライダ52の対向する一対の側面には
各々板ばね53が一端を固着している。この板ば
ね53の他端にはゴムなどの弾性体54が互いに
接合する状態で取着されている。この弾性体54
の後端面はテーパ面54aとなつている。また、
上記パイプ50にはストツパ55が嵌着固定さ
れ、このストツパ54と上記スライダ52との間
には圧縮ばね56が設けられている。さらに、ス
ライダ52には板ばね53が取着された側面と直
交する一方の側面にL字状に係止片57が固着さ
れている。したがつて、図中鎖線で示すようにワ
イヤ送り装置18,20の一対のブロツク31が
開いたときにワイヤ送り装置18,20が単独で
移動すると、上記係止片57が一方のブロツク3
1の側面に当接してスライダ52を圧縮ばね56
の復元力に抗して後退させる。すると、パイプ5
0の先端に取着されたスリーブ51が一対の弾性
体54のテーパ面54aに圧接するから、これに
よつて一対の板ばね53が開く方向に弾性変形し
てスリーブ51の先端部が一対の弾性体54の間
から突出する。
第6図と第7図に示すように構成されている。つ
まり、上記取付杆24の他端部には図示せぬ真空
ポンプに連通されるパイプ50が取付けられてい
る。このパイプ50の先端にはテーパ状のスリー
ブ51が嵌着されている。また、上記パイプ50
には角形のスライダ52がスライド自在に嵌合さ
れ、このスライダ52の対向する一対の側面には
各々板ばね53が一端を固着している。この板ば
ね53の他端にはゴムなどの弾性体54が互いに
接合する状態で取着されている。この弾性体54
の後端面はテーパ面54aとなつている。また、
上記パイプ50にはストツパ55が嵌着固定さ
れ、このストツパ54と上記スライダ52との間
には圧縮ばね56が設けられている。さらに、ス
ライダ52には板ばね53が取着された側面と直
交する一方の側面にL字状に係止片57が固着さ
れている。したがつて、図中鎖線で示すようにワ
イヤ送り装置18,20の一対のブロツク31が
開いたときにワイヤ送り装置18,20が単独で
移動すると、上記係止片57が一方のブロツク3
1の側面に当接してスライダ52を圧縮ばね56
の復元力に抗して後退させる。すると、パイプ5
0の先端に取着されたスリーブ51が一対の弾性
体54のテーパ面54aに圧接するから、これに
よつて一対の板ばね53が開く方向に弾性変形し
てスリーブ51の先端部が一対の弾性体54の間
から突出する。
なお、ヘツドチツプ5の角孔5の中心、第1、
第2のワイヤ送り装置18,20に保持されるワ
イヤ4の中心および第1、第2のワイヤベース1
9,21のパイプ50の中心は一線上に位置して
いる。
第2のワイヤ送り装置18,20に保持されるワ
イヤ4の中心および第1、第2のワイヤベース1
9,21のパイプ50の中心は一線上に位置して
いる。
つぎに、上記巻線機の作動について第8図を参
照して説明する。まず、第8図aに示すように自
動あるいは手動によつてワイヤ4の一端をヘツド
チツプ3に固着し、他端を第1のワイヤ送り装置
18の一対のブロツク31に保持した状態にセツ
トしたならば、第2のワイヤ送り装置20と第2
のワイヤ吸引装置21とを上記ヘツドチツプ3に
接近する方向に移動する。そして、第2のワイヤ
送り装置20の一対のブロツク31を開き、第2
のワイヤ吸引装置21を単独で移動させることに
より、このスリーブ51の先端を上記ヘツドチツ
プ3の角孔5に対向させる。ついで、第1のワイ
ヤ送り装置18の送りローラ37を回転駆動して
ワイヤ4の他端を一対のブロツク31間から上記
ヘツドチツプ3側に送り出す。すると、このワイ
ヤ4は上記角孔5に通されて上記第2のワイヤ吸
引装置21のスリーブ51からパイプ50内に吸
引される。ワイヤ4がパイプ50内に所定長さ吸
引されたならば、第8図bに示すように第1のワ
イヤ送り装置18の一対のブロツク31を開き、
ワイヤ4をたるみのない状態に上記パイプ50内
に吸引する。
照して説明する。まず、第8図aに示すように自
動あるいは手動によつてワイヤ4の一端をヘツド
チツプ3に固着し、他端を第1のワイヤ送り装置
18の一対のブロツク31に保持した状態にセツ
トしたならば、第2のワイヤ送り装置20と第2
のワイヤ吸引装置21とを上記ヘツドチツプ3に
接近する方向に移動する。そして、第2のワイヤ
送り装置20の一対のブロツク31を開き、第2
のワイヤ吸引装置21を単独で移動させることに
より、このスリーブ51の先端を上記ヘツドチツ
プ3の角孔5に対向させる。ついで、第1のワイ
ヤ送り装置18の送りローラ37を回転駆動して
ワイヤ4の他端を一対のブロツク31間から上記
ヘツドチツプ3側に送り出す。すると、このワイ
ヤ4は上記角孔5に通されて上記第2のワイヤ吸
引装置21のスリーブ51からパイプ50内に吸
引される。ワイヤ4がパイプ50内に所定長さ吸
引されたならば、第8図bに示すように第1のワ
イヤ送り装置18の一対のブロツク31を開き、
ワイヤ4をたるみのない状態に上記パイプ50内
に吸引する。
つぎに、第8図cに示すように第1、第2のワ
イヤ送り装置18,20および第1、第2のワイ
ヤ吸引装置19,20をヘツドチツプ3から離間
する方向に駆動し、これらが所定位置まで後退し
たならば、第2のワイヤ吸引装置21が単独でさ
らに後退させる。また、このときヘツドチツプ3
を矢印で示す方向に180度回転させる。このよう
な作動によつて、ワイヤ4は第2の吸引装置21
のパイプ50内から所定長さ引き出されるととも
に、パイプ50に発生している吸引力と、板ばね
53に取着された一対の弾性体54による挾持力
とによつて上記ワイヤ4には所定のテンシヨンが
付与される。この状態で第8図dに示すように第
2のワイヤ送り装置20の一対のブロツク31を
閉じ、カツタ46を回動させてワイヤ4を切断
し、この切断面をブロツク31の端面と面一にす
る。また、これと同時に第1のワイヤ送り装置1
8を矢印方向に180度回転させ、さらに第1のワ
イヤ吸引装置19を一対のブロツク31間に単独
で前進させる。この状態でヘツドチツプ3に向つ
て第1のワイヤ送り装置18と第1のワイヤ吸引
装置19を前進させて、そのパイプ50先端のス
リーブ51をヘツドチツプ3の通孔5の部分に接
触させる。この接触によつてヘツドチツプ3の一
方の磁気回路を形成する部分に巻回されたワイヤ
4がゆるむのが阻止される。
イヤ送り装置18,20および第1、第2のワイ
ヤ吸引装置19,20をヘツドチツプ3から離間
する方向に駆動し、これらが所定位置まで後退し
たならば、第2のワイヤ吸引装置21が単独でさ
らに後退させる。また、このときヘツドチツプ3
を矢印で示す方向に180度回転させる。このよう
な作動によつて、ワイヤ4は第2の吸引装置21
のパイプ50内から所定長さ引き出されるととも
に、パイプ50に発生している吸引力と、板ばね
53に取着された一対の弾性体54による挾持力
とによつて上記ワイヤ4には所定のテンシヨンが
付与される。この状態で第8図dに示すように第
2のワイヤ送り装置20の一対のブロツク31を
閉じ、カツタ46を回動させてワイヤ4を切断
し、この切断面をブロツク31の端面と面一にす
る。また、これと同時に第1のワイヤ送り装置1
8を矢印方向に180度回転させ、さらに第1のワ
イヤ吸引装置19を一対のブロツク31間に単独
で前進させる。この状態でヘツドチツプ3に向つ
て第1のワイヤ送り装置18と第1のワイヤ吸引
装置19を前進させて、そのパイプ50先端のス
リーブ51をヘツドチツプ3の通孔5の部分に接
触させる。この接触によつてヘツドチツプ3の一
方の磁気回路を形成する部分に巻回されたワイヤ
4がゆるむのが阻止される。
つぎに、第8図eに示すように第2のワイヤ送
り装置20をヘツドチツプ3方向に少し前進させ
たのち、矢印方向に180度回転させ、ワイヤ4の
切断された端部をヘツドチツプ3の方に向ける。
この状態で第2のワイヤ送り装置20を第8図f
に示すようにヘツドチツプ3に近接する方向に移
動させる。そして、第2のワイヤ送り装置20が
所定位置まで前進したならば、その送りローラ3
7を回転駆動してワイヤ4の端部を一対のブロツ
ク31間から上記ヘツドチツプ3側に送り出す。
すると、このワイヤ4はヘツドチツプ3の角孔5
に通されて第1のワイヤ送り装置18のパイプ5
0内に吸引される。ワイヤ4が所定長さ吸引され
たならば、第2のワイヤ送り装置18の一対のブ
ロツク31を開き、ワイヤ4をたるみのない状態
まで吸引すれば、上記ヘツドチツプ3の一方の磁
気回路を形成する部分にワイヤ4が一巻きされる
ことになる。以後同様の動作を繰り返すことによ
つて、ヘツドチツプ3の一方の磁気回路を形成す
る部分にワイヤ4を所定の巻数で巻着することが
できる。このようにしてヘツドチツプ3の一方の
磁気回路を形成する部分にワイヤ4を巻き終えた
なら、他方の部分にも同様に行なえばよい。
り装置20をヘツドチツプ3方向に少し前進させ
たのち、矢印方向に180度回転させ、ワイヤ4の
切断された端部をヘツドチツプ3の方に向ける。
この状態で第2のワイヤ送り装置20を第8図f
に示すようにヘツドチツプ3に近接する方向に移
動させる。そして、第2のワイヤ送り装置20が
所定位置まで前進したならば、その送りローラ3
7を回転駆動してワイヤ4の端部を一対のブロツ
ク31間から上記ヘツドチツプ3側に送り出す。
すると、このワイヤ4はヘツドチツプ3の角孔5
に通されて第1のワイヤ送り装置18のパイプ5
0内に吸引される。ワイヤ4が所定長さ吸引され
たならば、第2のワイヤ送り装置18の一対のブ
ロツク31を開き、ワイヤ4をたるみのない状態
まで吸引すれば、上記ヘツドチツプ3の一方の磁
気回路を形成する部分にワイヤ4が一巻きされる
ことになる。以後同様の動作を繰り返すことによ
つて、ヘツドチツプ3の一方の磁気回路を形成す
る部分にワイヤ4を所定の巻数で巻着することが
できる。このようにしてヘツドチツプ3の一方の
磁気回路を形成する部分にワイヤ4を巻き終えた
なら、他方の部分にも同様に行なえばよい。
なお、上記一実施例ではガイドロツドにスライ
ド自在に設けられた1つのスライダにワイヤ送り
装置とワイヤ吸引装置とを設けたが、上記ワイヤ
送り装置とワイヤ吸引装置とは別々のスライダに
設けるようにしてもよい。
ド自在に設けられた1つのスライダにワイヤ送り
装置とワイヤ吸引装置とを設けたが、上記ワイヤ
送り装置とワイヤ吸引装置とは別々のスライダに
設けるようにしてもよい。
また、被巻線体としてはビデオヘツドのヘツド
チツプに限定されず、他のものたとえば種々のコ
イルなどであつてもよい。
チツプに限定されず、他のものたとえば種々のコ
イルなどであつてもよい。
以上述べたようにこの発明によれば、被巻線体
を保持し回転駆動されるホルダを挾んで配設され
た一対のワイヤ送り装置と一対のワイヤ吸引装置
とによつて上記被巻線体にワイヤを自動で巻着す
ることができる。したがつて、手作業で行なつて
いた従来に比べて作業能率の大幅向上や不良品の
発生率の低減などを計ることができる。
を保持し回転駆動されるホルダを挾んで配設され
た一対のワイヤ送り装置と一対のワイヤ吸引装置
とによつて上記被巻線体にワイヤを自動で巻着す
ることができる。したがつて、手作業で行なつて
いた従来に比べて作業能率の大幅向上や不良品の
発生率の低減などを計ることができる。
第1図は被巻線体としてのビデオヘツドの正面
図、第2図はこの発明の一実施例を示す巻線機の
斜視図、第3図はワイヤ送り装置の断面図、第4
図は第3図−線に沿う平面図、第5図は第4
図−線に沿う側面図、第6図はワイヤ吸引装
置の平面図、第7図は同じく側面図、第8図a〜
fは巻線機の動作説明図である。 3……ヘツドチツプ、4……ワイヤ、13……
ホルダ、18,20……ワイヤ送り装置、33…
…くし歯(挾持部)、19,21……ワイヤ吸引
装置。
図、第2図はこの発明の一実施例を示す巻線機の
斜視図、第3図はワイヤ送り装置の断面図、第4
図は第3図−線に沿う平面図、第5図は第4
図−線に沿う側面図、第6図はワイヤ吸引装
置の平面図、第7図は同じく側面図、第8図a〜
fは巻線機の動作説明図である。 3……ヘツドチツプ、4……ワイヤ、13……
ホルダ、18,20……ワイヤ送り装置、33…
…くし歯(挾持部)、19,21……ワイヤ吸引
装置。
Claims (1)
- 1 被巻線体を保持し回転駆動されるホルダと、
このホルダを挾んで対向して配設され上記被巻線
体に巻回されるワイヤをスライド自在に挾持位置
決めする挾持部および上記ワイヤを上記被巻線体
の方向に送る送り機構を有し上記ホルダに対して
接離する方向に往復駆動されるとともにこの方向
に対して直交する方向を中心にして回転駆動され
る一対のワイヤ送り装置と、上記ホルダを挾んで
対向して配設され上記ホルダに対して接離する方
向に往復駆動され上記ホルダの一方の側のワイヤ
送り装置から送り出されたワイヤをホルダの他方
の側から吸引してこのワイヤにテンシヨンを与え
る一対のワイヤ吸引装置とを具備した巻線機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19948483A JPS6091614A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 巻線機 |
US06/633,888 US4568032A (en) | 1983-07-26 | 1984-07-24 | Winding apparatus |
DE8484108814T DE3480624D1 (de) | 1983-07-26 | 1984-07-25 | Wickeleinrichtung. |
EP84108814A EP0132843B1 (en) | 1983-07-26 | 1984-07-25 | Winding apparatus |
US06/798,025 US4694999A (en) | 1983-07-26 | 1985-11-14 | Toroidal winding apparatus |
US06/799,741 US4688733A (en) | 1983-07-26 | 1985-11-19 | Toroidal core winding apparatus |
US06/805,208 US4691872A (en) | 1983-07-26 | 1985-12-05 | Toroidal winding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19948483A JPS6091614A (ja) | 1983-10-25 | 1983-10-25 | 巻線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6091614A JPS6091614A (ja) | 1985-05-23 |
JPS6310571B2 true JPS6310571B2 (ja) | 1988-03-08 |
Family
ID=16408569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19948483A Granted JPS6091614A (ja) | 1983-07-26 | 1983-10-25 | 巻線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6091614A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07120594B2 (ja) * | 1988-10-28 | 1995-12-20 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘッド用巻線機 |
JPH07120595B2 (ja) * | 1988-10-28 | 1995-12-20 | アルプス電気株式会社 | 磁気ヘッド用巻線機 |
CN111785499B (zh) * | 2020-07-08 | 2021-09-24 | 苏州创易技研股份有限公司 | 套管挡墙包胶绕线一体机及其绕线工艺 |
-
1983
- 1983-10-25 JP JP19948483A patent/JPS6091614A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6091614A (ja) | 1985-05-23 |
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