JPS5856094Y2 - 切断装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は切断装置に関し、特に、長手のワークをその
幅方向に延びる切断線に沿って切断するための切断装置
に関する。

第１図ないし第８図はそれぞれこの考案が適用されるワ
ークの切断態様の種々の例を示す。

第１図ないし第８図に示すように、ワーク１は、その長
手方向に延びるような帯状をなしている。

各帯状のワーク１に対して、その幅方向に延びる線は、
切断線２を表わしている。

このような切断線２に沿って切断され得られた製品は、
たとえばトランスなどの巻芯として用いられるものであ
り、その場合には、ワーク１の材料としては珪素鋼板が
用いられる。

各ワーク１は、その長さ方向に間欠的に送りながら、そ
の停止状態において切断刃を作用させて切断線２に沿っ
て切断することを行なう。

通常、ワーク１は、一定の方向に間欠的に送られるので
、たとえば第１図に示すような切断線２を得る場合には
、切断刃の方向を順次変更しなければならない。

このようなことが、第５図ないし第８図に示すワーク１
に対してもいえる。

したがって、この切断操作を能率的に行なうためには、
切断刃の方向転換が高速で行なえることが望まれる。

また、１つの切断装置に対して、第１図ないし第８図に
示す全てのワーク１の切断操作が可能であることが望ま
しい。

そのため、切断刃の方向転換が容易であることが要求さ
れる。

なお、第１図ないし第８図で例示したワーク１における
切断線２は、ワーク１の長さ方向に直交して延びる場合
と、４５°の角度で延びる場合のみを示しているが、こ
れらの場合に限らず、ワークの長さ方向に対して任意の
角度で交わる切断線が得られることもまた望ましい。

それゆえに、この考案の主たる目的は、高速でかつ容易
に切断刃の方向転換を行なうことができる切断装置を提
供することである。

この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろつ。

第９図はこの考案の一実施例の上半分の構成を示す斜視
図であり、第１０図は同じく下半分の構成を示す斜視図
である。

第１１図は第９図の往復回動出カニニットを示す平面図
である。

第１２図は第９図および第１０図に示す切断装置全体の
タイミング図である。

第９図を参照して、この装置の上面ハウジング３から上
方へ突出して、切断刃ユニット４が設けられる。

切断刃ユニット４は、ワークの上下にそれぞれ対向して
配置される上刃５および下刃６を含む。

第９図にはワークは図示されないが、ワークは適宜の搬
送手段（図示せず）によって、矢印７で示す方向および
位置に搬送され、上刃５と下刃６との間に案内される。

上刃５は、その下刃６との間での切断動作を円滑にする
ため、水平方向に対して傾斜した切断エツジを有してい
る。

上刃５は、上型８の下面に保持される。

下刃６は下型９の上面に保持される。

上刃５と下刃６とを相互に近接させ切断動作を行ない、
かつ上刃５と下刃６とを相互に離隔させワークの通過を
許容するように、上型８と下型９とは相互に近接離隔可
能に設けられる。

そのためのガイド部材として、ガイドシャフト１０を備
える。

ガイドシャフト１０は、切断刃ユニット４の両端部分に
上下方向に延びて配置される。

ガイドシャフト１０の上端は、上型８の各端部に固定さ
れる。

下型９の各端部には、ガイドチューブ１１が形成され、
このガイドチューブ１１はガイドシャフト１０の比較的
下部をスライド可能に受は入れる。

ガイドチューブ１１のたとえば前方側壁は切り欠がれ、
そこに開口１２が形成される。

したがって、下型９より下方の位置にまで延びたガイド
シャフト１０の一部は、この間口１２から露出する。

切断刃ユニット４は、全体として、支持テーブル１３に
よって実質的に下方から支持される。

支持テーブル１３の両端は前述のガイドチューブ１１の
下端に固定される。

支持テーブル１３の中央には、円形の透孔１４が形成さ
れる。

支持テーブル１３上に１対のブラケット１５が固定され
、このブラケット１５上に位置する軸１６によって１対
のアーム１７が下型９より下方の位置で揺動可能に取付
けられる。

この各アーム１７の両端には、第１および第２の長孔１
Ｂ、 １９が設けられる。

下型９より下方の位置にあるガイドシャフト１０の開口
１２から露出した部分には、ピン２０が設けられ、第１
の長孔１Ｂはピン２０を受は入れる。

このようなアーム１７とガイドシャフト１０との連結状
態は、アーム１７の揺動に応じて円滑にガイドシャフト
１０を上下動させるためのものである。

第２の長孔１９については後述するが、これも同様の働
きをする。

支持テーブル１３は、往復回動出力シャフト２１に取付
けられ、往復回動出力シャフト２１によって、水平方向
の往復回動運動が与えられる。

この往復回動出力シャフト２１を含む往復回動出カニニ
ット２２の構成について次に説明する。

第９図および第１１図を参照して、往復回動出カニニッ
ト２２は、支持テーブル１３の下方に位置し、この装置
の固定部分に重量が支えられた状態で固定的に設けられ
たハウジング２３を含む。

ハウジング２３内には、上述の往復回動出力シャフト２
１と一体的に形成されまたは一体的に回動するように設
けられたタレット２４が配置される。

このタレット２４および往復回動出力シャフト２１を含
む構造物は、その回動軸に沿って貫通孔２５を有する。

タレット２４の周面には、複数個のカムフォロア２６が
等間隔に分布して設けられる。

カムフォロア２６と接触してカム装置を構成する円筒カ
ム２７が、タレット２４と直交する回転軸をもって設け
られる。

円筒カム２７０周面には、カム溝２８が設けられ、この
カム溝２８とカムフォロア２６との接触により、円筒カ
ム２７を所定角度回動させたときには、タレット２４は
所望の角度および方向に回動するように設計されている
。

円筒カム２７と一体的に回転するように入力シャフト２
９が設けられる。

入力シャフト２９は、ハウジング２３の両側に突出する
ように延びる。

なお、このようなタレットおよび円筒カムを含む装置は
、通常、「インデックスドライブ」と呼ばれている。

入力シャフト２９は、正転および逆転のいずれかに選択
的に回転される。

この回転駆動のために、正転モータ３０および逆転モー
タ３１が設けられる。

各モータ３０．３１に関連して、正転用クラッチ装置３
２および逆転用クラッチ装置３３が設けられる。

正転用クラッチ装置３２にはブレーキも内蔵されている
。

各モータ３０．３１のモータ軸３４．３５には、それそ
゛れ、タイミングプーリ３６．３７が固定される。

各クラッチ装置３２．３３の入力軸３Ｂ、 ３９には、
それぞ゛れ、タイミングプーリ４０．４１が固定される
。

各プーリ３６．３７と各プーリ４０．４１との間には、
それぞれ、タイミングベル） ４２．４３が巻掛けされ
る。

各クラッチ装置３２．３３の出力軸４４．４５には、そ
れぞれ、タイミングプーリ４６．４７が固定される。

前述した入力シャフト２９の両端には、それそ゛れ、タ
イミングプーリ４８．４９か゛固定される。

各タイミングプーリ４６．４７と各タイミングプーリ４
Ｂ、 ４９との間には、それぞれ、タイミングベルト５
０、５１が巻掛けされる。

このような伝達機構において、正転モータ３０および逆
転モータ３１は常時回転されていて、正転用クラッチ装
置３２が伝達状態となったときには、その回転が円筒カ
ム２７にまで伝達され、これによってタレット２４が所
定角度だけ正転される。

この正転用クラッチ装置３２が非伝達状態となったとき
には、そこに含まれるブレーキが働き、その出力軸４４
ひいてはタレット２４の回転を直ちに停止させる。

一方、逆転用クラッチ装置３３が伝達状態となったとき
には、円筒カム２７が逆転され、応じてタレット２４が
所定角度だけ逆転する。

そして、逆転用クラッチ装置３３が非伝達状態となった
ときには、正転用クラッチ装置３２に含まれるブレーキ
も働き、応じてタレット２４が直ちに停止する。

すなわち、第１１図にその一例を示すように、タレット
２４は、プラス方向に４５°だけ回動じたり、マイナス
方向に４５°だけ回動したりするように制御されること
ができる。

前述したように、往復回動出力シャフト２１およびタレ
ット２４を含む構造物には、貫通孔２５が設けられてい
る。

この貫通孔２５を貫通して上下方向に延びる上下駆動シ
ャフト５２が配置される。

この上下駆動シャフト５２の貫通状態は第９図および第
１１図によく示されている。

上下駆動シャフト５２は、その軸線のまわりに回転可能
でありかつ上下方向に移動可能に保持されている。

上下駆動シャフト５２の上半分の構成は第９図に示され
、下半分の構成は第１０図に示されている。

第９図を参照して、上下駆動シャフト５２の上端には、
ブロック５３が形成される。

ブロック５３には、１対のピン５４が設けられる。

各ピン５４は、前述したアーム１７の第２の長孔１９内
に受は入れられる。

この上下駆動シャフト５２からガイドシャフト１０に至
る連結構成により、上下駆動シャフト５２が上動したと
きには、上型８が下動し２逆に、上下駆動シャフト５２
が下動したときには、上型８は上動することが理解され
よう。

なお、上型８の下動は、切断動作を生じさせる。

切断動作を完了したとき、直ちに上型８を上動させ得る
ように、上型８を下型９から離隔させる方向に付勢する
ばね５５が設けられる。

第１０図を参照して、上下駆動シャフト５２の下方には
ガイド５６が配置される。

ガイド５６の上面には、座金５７が設けられる。

座金５７の面は、好ましくは皿状面をなすように整形さ
れる。

上下駆動シャフト５２の下端には、フランジ５８が形成
される。

フランジ５Ｂの下面は、好ましくは、球面をなすように
整形され、座金５７に当接した状態で、上下駆動シャフ
ト５２はその軸線のまわりの回転が許容される。

フランジ５８の上面に係合して、上下駆動シャフト５２
とガイド５６とが一体に上下移動するように、キャップ
５９がガイド５６に固定される。

ガイド５６は、上下方向にのみ移動可能なように、１対
のガイドポスト６０が固定的に設けられ、このガイドポ
スト６０の長さ方向にスライド可能にガイド５６が設け
られる。

ガイド５６には、横方向に延びるガイド溝６１が設けら
れる。

ガイド溝６１内には、スライダ６２が横方向にのみスラ
イド可能に配置される。

上下駆動シャフト５２の上下移動は、上下駆動モータ６
３によって遠戚される。

上下駆動モータ６３のモータ軸には、タイミングプーリ
６４が固定される。

一方、固定的な軸線をもって、回転駆動シャフト６５が
回転可能に設けられる。

回転駆動シャフト６５の一端には、クラッチ装置（図示
せず）を介してタイミングプーリ６６が連結される。

タイミングプーリ６４とタイミングプーリ６６との間に
は、タイミングベルト６７が巻掛けされる。

回転駆動シャフト６５の他端には、この回転駆動シャフ
ト６５に対して偏心した軸をもつ偏心シャフト６８が設
けられる。

偏心シャフト６８は、スライダ６２に対して回転可能に
連結される。

第１０図に示す構成において、モータ６３の駆動および
クラッチ装置の伝達により、回転駆動シャフト６５か゛
１回転したときには、スライダ６２とガイド溝６１との
スライドを伴いながら、ガイド５６が上下に１往復し、
応じて上下駆動シャフト５２が上下に１往復だけ移動す
ることが理解されよう。

以上第９図ないし第１１図を参照して説明した構成にお
いて、その動作の特徴となるのは、往復回動出カニニッ
ト２２の往復回動出力シャフト２１の回動により、支持
テーブル１３を介して切断刃ユニット４が水平方向に回
動されることと、今一つは、上下駆動シャフト５２の上
下移動により、アーム１７およびガイドシャフト１０を
介して上型８が下型９に対して近接離隔するように上下
移動をされることとである。

そして、前者の切断刃ユニット４の水平方向の回動に応
じて、上下駆動シャフト５２もその軸線のまわりに回転
されるが、この回転は、フランジ５８と座金５７との間
で有利に吸収される。

次に、ここに示す切断装置の全体の動作の一例について
、第１２図を参照して説明する。

第１２図は、第１図のワーク１を得る場合の動作につい
て示したものである。

初期状態において、この切断装置は、その切断刃ユニッ
ト４がワーク１の長さ方向に直交する方向に延びていて
、この直交方向での切断を完了した状態にあるとする。

上述の初期状態から第１ステツプ１においては、正転モ
ータ３０の回転が正転用クラッチ装置３２によって入力
シャフト２９に伝達され、応じてタレット２４、往復回
動出力シャフト２１および支持テーブル１３が＋４５°
だけ回動され、切断刃ユニット４か＋４５°だけ回動す
る。

第１１図で示せば、この第１ステツプ１において、１で
示す矢印の回動か行なわれている。

この第１ステツプ１を完了したとき、切断刃ユニット４
は第１２図のワーク１における切断線２ａを得る態勢に
ある。

第２ステツプ２において、上下駆動モータ６３の回転が
クラッチ装置により回転駆動シャフト６５に伝達され、
応じて偏心シャフト６８が１回転する。

これに応じて、上下駆動シャフト５２がその下端位置か
ら上端位置に至り再び下端位置にもどる。

この一連の往復上下動に応じて、上型８は上端位置から
下端位置に至り再び上端位置にもどる。

ここで、上型８の下動に応じて、上刃５と下刃６とによ
り１回の切断操作が行なわれ、上型８の上動に応してワ
ーク１の通過を許容する状態となる。

第３ステツプ３において、逆転モータ３１の回転が逆転
用クラッチ装置３３によって入力シャフト２９に伝達さ
れる。

これに応じて、前述の第１ステツプ１の場合と同様の連
動機構により、切断刃ユニット４が一４５°だけ回動さ
れる。

この回動は、第１１図に矢印３で示す方向および範囲で
ある。

この第３ステツプ３を完了したとき、切断刃ユニット４
は、切断線２ｂを得る態勢である。

第４ステツプ４において、前述の第２ステツプ２と同様
の動作が進行し、切断線２ｂに沿う切断が行なわれる。

第５ステツプ５において、逆転モータ３１の回転が、引
き続き、逆転用クラッチ装置３３によって入力シャフト
２９に伝達される。

これに応じて、切断刃ユニット４は一４５°だけさらに
回動される。

二〇回動は、第１１図に矢印５で示す方向および範囲に
相当するものである。

この第５ステツプ５を完了したとき、切断線２Ｃを得る
態勢となる。

第６ステツプ６において、前述の第２ステツプ２と同様
の動作が進行し、切断線２Ｃに沿う切断が行なわれる。

第７ステツプ７において、今度は正転モータ３０の回転
が正転用クラッチ装置３２によって入力シャフト２９に
伝達される。

応じて、切断刃ユニット４は＋４５°だけ回動する。

この回動は、第１１図の矢印７で示す方向および範囲に
相当する。

この第７ステツプ７を完了したとき、切断刃ユニット４
は切断線２ｄを得る態勢にある。

第８ステツプ８において、前述の第２ステツプ２と同様
の動作が進行し、切断線２ｄに沿う切断が行なわれる。

これで第１図に示すワークの切断動作の１サイクルが完
了したわけである。

以下、再び第１ステツプ１、第２ステツプ２等が順番に
繰り返し行なわれる。

第１２図に示すような動作タイミングは、この切断装置
の各動作部分にたとえばリミットスイッチ等を設け、こ
のリミットスイッチ等からの信号を用いごことにより周
知の方法で容易に実現することができる。

また、上述のようなリミットスイッチ手段に替えて、動
作部分を一定の位置で集中的に制御することも可能であ
ろう。

また、タイマ手段による制御も可能であろう。

このような適宜の制御手段を用いれば、たとえば第１図
ないし第８図に示す各ワーク１のいずれに対しても、こ
の切断装置を適応させることができる。

なお、この考案を、上述したような実施例に基づいて説
明したが、他に種々変更することも可能である。

たとえば、上下駆動シャフト５２を上下動させる手段と
して、油空圧機構またはカム機構などを用いることもで
きる。

以上のように、この考案によれば、切断刃ユニットに含
まれる上型および下型を相互に近接離隔させるための上
下駆動シャフトが、往復回動出カニニットを貫通して下
方に延び、上下駆動シャフトを動作させる駆動体が切断
刃ユニットに直接重量を加えない配置とされているので
、切断刃ユニットを軽量化することができ、その水平方
向の回動に大きな負荷がかからない。

したがって、切断刃ユニットの高速での水平方向の回動
が可能となり、種々の方向の切断を能率よく行なうこと
ができる。

また、このような１種類のワークに対しての複数種類の
切断の場合に限らず、複数種類のワークを適用する場合
には、迅速にそのワークに対応させて切断刃ユニットを
水平方向に回動させることも可能である。

また、上下駆動シャフトや往復回動出カニニット、さら
には上下駆動シャフトから上型に至る連動機構が、上型
および下型の下方にほぼ集中して配置されるので、上型
および下型の上方および側方には、ワークの挿入または
切断動作の監視に対して障害となるものがなく、この種
の切断装置にとって極めて好都合である。

また、往復回動出カニニットとしてタレットと、円筒カ
ムと、カムフォロアを含む機構が用いられるので、カム
形状を所望の往復回動動作に応じて任意に設計すること
ができ、しかも、往復回動出力シャフトの回動後の停止
位置の制御も、カム形状によっである程度制御できるの
で、この往復回動出カニニットの入力シャフトに与えら
れる回転の停止のタイミングは、それほど厳密でなくて
もよい。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図はそれぞれこの考案か゛適用される
ワークの切断態様の種々の例を示す。 第９図はこの考案の一実施例の上半分の構成を示す斜視
図であり、第１０図は同じく下半分の構成を示す斜視図
である。 第１１図は第９図の往復回動出カニニットを示す平面図
である。 第１２図は第９図および第１０図に示す切断装置全体の
タイミング図である。 図において、１はワーク、２． ２ａ、 ２ｂ、
２Ｃ，２ｄは切断線、４は切断刃ユニット、５は上刃、
６は下刃、８は上型、９は下型、１０はガイドシャフト
、１１はガイドチューブ、１３は支持テーブル、１４は
透孔、１７はアーム、２１は往復回動出力シャフト、２
２は往復回動出カニニット、２４はタレット、２５は貫
通孔、２６はカムフォロア、２７は円筒カム、２９は入
力シャフト、５２は上下駆動シャフト、５６はガイド、
６１はガイド溝、６２はスライダ、６５は回転駆動シャ
フト、６８は偏心シャフトである。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワークの上下にそれぞれ対向して配置される上刃および
   ゛下刃と、 前記上刃および下刃をそれぞれ保持する上型および下型
   と、 前記上型の両端部分において上下方向に延び当該上型の
   両端部分に固定されかつ前記下型の両端部分に対して上
   下方向にスライド可能に保持され、下型より下方の位置
   まで延びるガイドシャフトと、 前記上刃、下刃、上型、下型およびガイドシャフトを含
   む切断刃ユニットを、前記下型の部分を介して下方から
   支持するために、前記下型と固定的に連結され、水平方
   向に往復回動可能に設けられ、回動の中心部分に透孔が
   形成された支持テーブルと、 回動軸に沿う貫通孔を有し、前記貫通孔と前記透孔とが
   重なり合った状態で前記支持テーブルに水平方向に往復
   回動運動を与えるように支持テーブルの下方に取付けら
   れる往復回動出力シャフトを有する往復回動出カニニッ
   トと、 前記透孔および前記貫通孔を通って延び、軸線のまわり
   に回転可能でありこの回転によって前記切断刃ユニット
   全体および前記支持テーブルの前記水平方向の往復回動
   を許容するものであり、かつ上下方向に移動可能な上下
   駆動シャフトと、前記下型より下方に位置し、前記ガイ
   ドシャフトの前記下型より下方の位置と前記上下駆動シ
   ャフトの上端とを両端で動作可能に相互に連結し、かつ
   前記支持テーブルから固定的に延びるブラケット上に位
   置する回動支点によって揺動可能に支持され、前記上下
   駆動シャフトの上下方向の移動によって前記上型および
   下型を相互に近接または離隔させるアームと、 前記上下駆動シャフトの下方に配置され、上下駆動シャ
   フトを上下移動駆動する上下移動駆動ユニットとを備え
   、 前記往復回動出カニニットは、前記往復回動出力シャフ
   トと一体に回動するタレットと、前記タレットの周面に
   分布して設けられたカムフォロアと、前記カムフォロア
   と接触して前記タレットを回転させる円筒カムと、前記
   円筒カムを回転させる出力シャフトとを備える、 切断装置。