JP2529116B2 - フイルタ取付け機 - Google Patents
フイルタ取付け機Info
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Links
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24C—MACHINES FOR MAKING CIGARS OR CIGARETTES
- A24C5/00—Making cigarettes; Making tipping materials for, or attaching filters or mouthpieces to, cigars or cigarettes
- A24C5/47—Attaching filters or mouthpieces to cigars or cigarettes, e.g. inserting filters into cigarettes or their mouthpieces
- A24C5/471—Attaching filters or mouthpieces to cigars or cigarettes, e.g. inserting filters into cigarettes or their mouthpieces by means of a connecting band
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フイルタ取付け機に関する。
特に、この発明は、両頭フイルタ（double filter）
により分断されている２本の巻きたばこ部からなるグル
ープを収容するように各々配置された受け部を周縁に複
数個備えた送りローラからなり、各両頭フイルタが、両
頭フイルタと接触するように供給され、回転ステーシヨ
ンで対応するグループを回転することにより両頭フイル
タの周囲と巻きたばこ部の各端部の周囲に巻き付けられ
る糊付き帯体により対応する巻きたばこ部に接合される
タイプのフイルタ取付け機に関する。
により分断されている２本の巻きたばこ部からなるグル
ープを収容するように各々配置された受け部を周縁に複
数個備えた送りローラからなり、各両頭フイルタが、両
頭フイルタと接触するように供給され、回転ステーシヨ
ンで対応するグループを回転することにより両頭フイル
タの周囲と巻きたばこ部の各端部の周囲に巻き付けられ
る糊付き帯体により対応する巻きたばこ部に接合される
タイプのフイルタ取付け機に関する。
巻きたばこ製造機の製造速度を増加するには、各巻き
たばこ製造機の出口部が各フイルタ取付け機の入口部に
接続できる巻きたばこ製造ラインを構成するため、速さ
が増加したフイルタ取付け機の登場が必要とされてい
る。
たばこ製造機の出口部が各フイルタ取付け機の入口部に
接続できる巻きたばこ製造ラインを構成するため、速さ
が増加したフイルタ取付け機の登場が必要とされてい
る。
公知のタイプの高速稼動型フイルタ取付け機は、帯体
が回転工程前で前記グループに一端でのみ、すなわち
「旗」状にひつつくことから重大な問題を生じていた。
というのは、送りローラの回転速度が速く、従つて遠心
力が大きいため、帯体が前記グループから剥がれやすか
つた。このような剥がれが生じると、接続する帯体のな
いグループは取り除かなければならない。また、剥がれ
た帯体が、機械の正しい動作を妨げることもある。
が回転工程前で前記グループに一端でのみ、すなわち
「旗」状にひつつくことから重大な問題を生じていた。
というのは、送りローラの回転速度が速く、従つて遠心
力が大きいため、帯体が前記グループから剥がれやすか
つた。このような剥がれが生じると、接続する帯体のな
いグループは取り除かなければならない。また、剥がれ
た帯体が、機械の正しい動作を妨げることもある。
この発明の目的は、上述した欠点を生ずることなく公
知のフイルタ取付け機の稼動速度を超える速度で動作で
きるフイルタ取付け機を提供することにある。
知のフイルタ取付け機の稼動速度を超える速度で動作で
きるフイルタ取付け機を提供することにある。
この発明は、両頭フイルタ（double filter）により
分断されている軸線を同じくする２本の巻きたばこ部か
ら各々がなる各グループ用に周縁で等間隔に設けられた
複数個の受け部を備えた入口ローラと、両等フイルタの
周囲と巻きたばこ部の各端部の周囲に巻き付けられるの
り付き帯体により巻きたばこ部と両頭フイルタとを固定
接合する回転機構と、入口ローラと回転機構との間に配
置され、入口ローラから連続して前記グループを受取り
所定の通路に沿ってこれを送るための支持部を等間隔で
備えた送り機構と、支持部により送られる前記グループ
に帯体を供給して接触させる供給機構であって、送り機
構の回転方向において入口ローラよりも下流でかつ回転
機構よりも上流の箇所で送り機構と接するものとからな
るフィルタ取付け機において、支持部は、帯体を前記グ
ループと接触させたまま保持する機構を備えていること
を特徴とするフイルタ取付け機を提供するものである。
分断されている軸線を同じくする２本の巻きたばこ部か
ら各々がなる各グループ用に周縁で等間隔に設けられた
複数個の受け部を備えた入口ローラと、両等フイルタの
周囲と巻きたばこ部の各端部の周囲に巻き付けられるの
り付き帯体により巻きたばこ部と両頭フイルタとを固定
接合する回転機構と、入口ローラと回転機構との間に配
置され、入口ローラから連続して前記グループを受取り
所定の通路に沿ってこれを送るための支持部を等間隔で
備えた送り機構と、支持部により送られる前記グループ
に帯体を供給して接触させる供給機構であって、送り機
構の回転方向において入口ローラよりも下流でかつ回転
機構よりも上流の箇所で送り機構と接するものとからな
るフィルタ取付け機において、支持部は、帯体を前記グ
ループと接触させたまま保持する機構を備えていること
を特徴とするフイルタ取付け機を提供するものである。
以下、幾つかの非限定的な実施例を示した添付図面を
参照しながら本発明について詳述する。
参照しながら本発明について詳述する。
第１図は、全体を符号１で示したフイルタ取付け機の
一部を示すものである。
一部を示すものである。
フイルタ取付け機１のこの部分は、周縁に均等に配列
された複数個の吸引受け部３を備えた入口ローラ２を有
する。各受け部３は、軸線を同じくする２本の巻きたば
こ部からなる（態様については図示せず）グループ４を
巻きたばこ部間に介在させた両頭フイルタと接触させた
まま（図示はしないが公知のやり方で）受け取り保持す
るように配置されている。
された複数個の吸引受け部３を備えた入口ローラ２を有
する。各受け部３は、軸線を同じくする２本の巻きたば
こ部からなる（態様については図示せず）グループ４を
巻きたばこ部間に介在させた両頭フイルタと接触させた
まま（図示はしないが公知のやり方で）受け取り保持す
るように配置されている。
入口ローラ２は、前記グループ４を作業ラインに沿つ
て移動し、後述のように前記グループに所定の作業を施
すように配置され互いの軸線が水平でかつ平行な一連の
ローラのうち最初のものを示すものである。詳述する
と、入口ローラ２は、送りローラ５と接して配置され、
送りローラは、出口ローラ７に近接する回転ローラ６の
近くを通る。
て移動し、後述のように前記グループに所定の作業を施
すように配置され互いの軸線が水平でかつ平行な一連の
ローラのうち最初のものを示すものである。詳述する
と、入口ローラ２は、送りローラ５と接して配置され、
送りローラは、出口ローラ７に近接する回転ローラ６の
近くを通る。
入口ローラ２は、図示していない駆動機構の作用によ
り第１図に関して時計回りに回転する。一方、送りロー
ラ５は、反時計回りに回転して全体を符号８で示した回
転機構の入口ローラとして機能する。回転機構８は、両
頭フイルタの周りと巻きたばこ部の互いに近接する各端
部の周りに従来のようにのり付け帯体９を巻き付けるこ
とにより巻きたばこ部と各グループ４の両頭フイルタと
を接続できるように配置される。
り第１図に関して時計回りに回転する。一方、送りロー
ラ５は、反時計回りに回転して全体を符号８で示した回
転機構の入口ローラとして機能する。回転機構８は、両
頭フイルタの周りと巻きたばこ部の互いに近接する各端
部の周りに従来のようにのり付け帯体９を巻き付けるこ
とにより巻きたばこ部と各グループ４の両頭フイルタと
を接続できるように配置される。
送りローラ（以下「コンベア」という）５は、各受け
部３間の距離に等しい距離で周縁に沿つて均等に配列さ
れ各々グループ４と帯体９とを受け取るように配置され
た複数個の支持部10を備える。各支持部10は、送りロー
ラ５の周縁に直接設けられ対応するグループ４を収容し
吸引によりこれを保持するように配置された受け部11を
備える。第１図、第３図及び第４図に示すように、送り
ローラ５が回転する間、各受け部11は、送りローラ５が
入口ローラに及び回転ローラ６と接する箇所間の通路の
部分に渡って、送りローラ５の固定部に形成された弓型
のスロツト13からなり公知の手段（図示せず）で吸引源
（図示せず）と接続された分配機構に各ダクト12により
接続される。
部３間の距離に等しい距離で周縁に沿つて均等に配列さ
れ各々グループ４と帯体９とを受け取るように配置され
た複数個の支持部10を備える。各支持部10は、送りロー
ラ５の周縁に直接設けられ対応するグループ４を収容し
吸引によりこれを保持するように配置された受け部11を
備える。第１図、第３図及び第４図に示すように、送り
ローラ５が回転する間、各受け部11は、送りローラ５が
入口ローラに及び回転ローラ６と接する箇所間の通路の
部分に渡って、送りローラ５の固定部に形成された弓型
のスロツト13からなり公知の手段（図示せず）で吸引源
（図示せず）と接続された分配機構に各ダクト12により
接続される。
各支持部10は、送りローラ５の回転方向に関して対応
する受け部11の上流で送りローラ５の周縁に固定された
ブロツク14を備える。各ブロツク14には、半径方向外側
に突出して対応する帯体９の接着面を送りローラ５の表
面から離れた位置に維持する突起15が固定される。第１
図及び第３図に示すように、各支持部10は、受け部11と
突起15の間にある対応ブロツク14の箇所で軸線が送りロ
ーラ５に対して半径方向に向くように位置付けられ所定
の長さ分送りローラから突出する管状吸引部材16からな
る保持機構も備える。
する受け部11の上流で送りローラ５の周縁に固定された
ブロツク14を備える。各ブロツク14には、半径方向外側
に突出して対応する帯体９の接着面を送りローラ５の表
面から離れた位置に維持する突起15が固定される。第１
図及び第３図に示すように、各支持部10は、受け部11と
突起15の間にある対応ブロツク14の箇所で軸線が送りロ
ーラ５に対して半径方向に向くように位置付けられ所定
の長さ分送りローラから突出する管状吸引部材16からな
る保持機構も備える。
第１図に示した実施例では、各管状吸引部材16は、こ
れに近接した受け部11に接続したダクト12とダクト17に
より連通するので、送りローラ５が入口ローラ２と回転
ローラ６と接する箇所間の通路に沿つて吸引力を加える
ことができる。
れに近接した受け部11に接続したダクト12とダクト17に
より連通するので、送りローラ５が入口ローラ２と回転
ローラ６と接する箇所間の通路に沿つて吸引力を加える
ことができる。
接着剤がのり付け機構（図示せず）により一方の面に
塗布されたウエツブ18を横に裁断（図示しないが公知の
手段で）することにより得られる帯体９を第１図に関し
て、時計回りに回転可能であり送りローラ５の回転方向
に関して入口ローラ２と送りローラ５とが互いに接する
箇所の下流に位置する送りローラ５の周縁の箇所と実質
的に接する供給ローラからなる供給機構により送りロー
ラ５に次から次へと供給する。各帯体９は、供給ローラ
19の回転方向において先端に当たるのり付け端がグルー
プ４と接し、さらに中間部分が管状吸引部材16の自由端
にくつつき後端に近接した部分が突起15の１つに載るよ
うに、供給ローラ19によりグループ４に付けられる。
塗布されたウエツブ18を横に裁断（図示しないが公知の
手段で）することにより得られる帯体９を第１図に関し
て、時計回りに回転可能であり送りローラ５の回転方向
に関して入口ローラ２と送りローラ５とが互いに接する
箇所の下流に位置する送りローラ５の周縁の箇所と実質
的に接する供給ローラからなる供給機構により送りロー
ラ５に次から次へと供給する。各帯体９は、供給ローラ
19の回転方向において先端に当たるのり付け端がグルー
プ４と接し、さらに中間部分が管状吸引部材16の自由端
にくつつき後端に近接した部分が突起15の１つに載るよ
うに、供給ローラ19によりグループ４に付けられる。
帯体９ののり付け部が突起15と管状吸引部材16の端部
と接触するのを回避するため、ウエツブ18の各帯体９
は、第２図に示すように接着剤が付いていない部分20を
有する。
と接触するのを回避するため、ウエツブ18の各帯体９
は、第２図に示すように接着剤が付いていない部分20を
有する。
回転ローラ６は、送りローラ５の回転方向において送
りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所の下流に位置す
る送りローラ５の周縁部分に接するように位置付けられ
る。回転ローラ６は、その周縁に等間隔で置かれた複数
個の吸引受け部21を備え、この吸引受け部により、回転
ステーシヨンにある回転台22と接触させたまま従来のよ
うにグループ４を回転させることにより帯体９をグルー
プ４の周囲に巻き付けて接合し、こうしてできた２本組
巻きたばこ23を出口ローラ７の周縁に設けた対応する吸
引受け部24に転送する。
りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所の下流に位置す
る送りローラ５の周縁部分に接するように位置付けられ
る。回転ローラ６は、その周縁に等間隔で置かれた複数
個の吸引受け部21を備え、この吸引受け部により、回転
ステーシヨンにある回転台22と接触させたまま従来のよ
うにグループ４を回転させることにより帯体９をグルー
プ４の周囲に巻き付けて接合し、こうしてできた２本組
巻きたばこ23を出口ローラ７の周縁に設けた対応する吸
引受け部24に転送する。
送りローラ５の周囲面と接して設けられた回転ブラシ
25により、送りローラ５にのり付き帯体９によつて付け
られた接着剤の残留分を除去する。
25により、送りローラ５にのり付き帯体９によつて付け
られた接着剤の残留分を除去する。
動作中、入口ローラ２の受け部３に最初収容されたグ
ループ４は、従来のように次から次へと、周速が入口ロ
ーラ２の周速と等しい送りローラ５の受け部11に転送さ
れる。
ループ４は、従来のように次から次へと、周速が入口ロ
ーラ２の周速と等しい送りローラ５の受け部11に転送さ
れる。
吸引により受け部11に保持された各グループ４は、送
りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所を通過する際に
帯体９を受け取り、帯体の一端が、対応するグループ４
の周縁の外向き部と接着する。一方、帯体の他端は、対
応する突起15の自由端に載る。接着剤のない帯体の部分
20をなす各帯体９の中間部は、対応する支持部10に設け
られた管状吸引部材16の自由端にくつつき、対応するグ
ループ４と接触したまま正しい位置へ保持される。
りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所を通過する際に
帯体９を受け取り、帯体の一端が、対応するグループ４
の周縁の外向き部と接着する。一方、帯体の他端は、対
応する突起15の自由端に載る。接着剤のない帯体の部分
20をなす各帯体９の中間部は、対応する支持部10に設け
られた管状吸引部材16の自由端にくつつき、対応するグ
ループ４と接触したまま正しい位置へ保持される。
次いで、互いに部分的に接着したグループ４と帯体９
とは、回転ローラ６の受け部21内へ次から次へと転送さ
れる。回転台22と接触しながら移動する間に、各グルー
プ４は当初の受け部の後方に次位の受け部21に来るまで
回転ローラ６の表面を回転する。この回転動作の最中
に、各帯体９は、対応する両頭フイルタの周囲とこれに
隣接する巻きたばこ部の端部の周囲に巻き付けられ、各
グループ４が、２本組の巻きたばこ23となり、次いで、
出口ローラ７の受け部24に従来のように転送される。
とは、回転ローラ６の受け部21内へ次から次へと転送さ
れる。回転台22と接触しながら移動する間に、各グルー
プ４は当初の受け部の後方に次位の受け部21に来るまで
回転ローラ６の表面を回転する。この回転動作の最中
に、各帯体９は、対応する両頭フイルタの周囲とこれに
隣接する巻きたばこ部の端部の周囲に巻き付けられ、各
グループ４が、２本組の巻きたばこ23となり、次いで、
出口ローラ７の受け部24に従来のように転送される。
第３図に示した本発明の変形例によれば、各管状吸引
部材16は、弓型スロツト13と同心円をなす弓型スロツト
27からなり、送りローラ５の固定部分に設けられた分配
機構とダクト26により連通する。分配機構は、吸引源
（図示せず）に図示していない手段で接続される。
部材16は、弓型スロツト13と同心円をなす弓型スロツト
27からなり、送りローラ５の固定部分に設けられた分配
機構とダクト26により連通する。分配機構は、吸引源
（図示せず）に図示していない手段で接続される。
スロツト27は、帯体９がグループ４に付けられる瞬間
からグループ４が回転ローラ６に引き渡される瞬間まで
管状吸引部材16を吸引源に接続できるようにのびてい
る。
からグループ４が回転ローラ６に引き渡される瞬間まで
管状吸引部材16を吸引源に接続できるようにのびてい
る。
第４図は、本発明の別の変形例を示すもので、帯体９
をグループ４に接触させたまま保持する保持機構は、グ
ループ４を収容する各受け部11と連携する押付け機構28
からなる。
をグループ４に接触させたまま保持する保持機構は、グ
ループ４を収容する各受け部11と連携する押付け機構28
からなる。
各押付け機構28は、送りローラ５により支持された水
平軸30に支持されたダブルアームレバー29からなる。各
ダブルアームレバー29のアーム31は、アイドルローラ32
からなるカム従動子を自由端で支持する。このカム従動
子は、カム５が回転すると、送りローラ５の固定部分に
形成された環状カム33からなる制御機構と連動してダブ
ルアームレバー29を軸30の軸線を中心に揺れ動かす。各
押付け機構28の第２のアーム34は、自由端が送りローラ
５の周囲表面に近接して位置付けられ、対応するグルー
プ４の中央部についてカム33の作用によりこの中央部に
押圧力を与えられるような形状及び位置につめ35を設け
られる。支持部10に帯体９を供給する供給ローラ19に
は、周縁に均等に分配された複数個の凹部36が設けられ
る。凹部36は、ウエツブ18から分離された帯体９の、供
給ローラの回転方向において前端に当る部分が位置する
供給ローラ19の母線（generating line）上に中心が実
質的に位置するように位置付けられる。
平軸30に支持されたダブルアームレバー29からなる。各
ダブルアームレバー29のアーム31は、アイドルローラ32
からなるカム従動子を自由端で支持する。このカム従動
子は、カム５が回転すると、送りローラ５の固定部分に
形成された環状カム33からなる制御機構と連動してダブ
ルアームレバー29を軸30の軸線を中心に揺れ動かす。各
押付け機構28の第２のアーム34は、自由端が送りローラ
５の周囲表面に近接して位置付けられ、対応するグルー
プ４の中央部についてカム33の作用によりこの中央部に
押圧力を与えられるような形状及び位置につめ35を設け
られる。支持部10に帯体９を供給する供給ローラ19に
は、周縁に均等に分配された複数個の凹部36が設けられ
る。凹部36は、ウエツブ18から分離された帯体９の、供
給ローラの回転方向において前端に当る部分が位置する
供給ローラ19の母線（generating line）上に中心が実
質的に位置するように位置付けられる。
送りローラ５の回転中に、各支持部10は、送りローラ
５と入口ローラ２とが接する箇所に達すると、対応する
押付け機構28が、カム33の作用により対応する軸30を中
心に反時計回り方向に回転して、つめ35が、送りローラ
５の周囲面から突出しない。受け部11に収容されたグル
ープ４が送りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所に近
づくと、押付け機構28は、時計回り方向に回転するた
め、帯体９をグループ４に転送した直後に、アーム34の
端部に配置されたつめ35がグループ４に接着している帯
体９の端部と接触して、帯体が回転ローラ６の方へ移動
して行く間中これをグループ４に接着させておく。供給
ローラ19には凹部36があるため、押付け機構29は、つめ
35と供給ローラ19の周囲面間で衝突が生ずることなく回
転できる。
５と入口ローラ２とが接する箇所に達すると、対応する
押付け機構28が、カム33の作用により対応する軸30を中
心に反時計回り方向に回転して、つめ35が、送りローラ
５の周囲面から突出しない。受け部11に収容されたグル
ープ４が送りローラ５と供給ローラ19間の接点箇所に近
づくと、押付け機構28は、時計回り方向に回転するた
め、帯体９をグループ４に転送した直後に、アーム34の
端部に配置されたつめ35がグループ４に接着している帯
体９の端部と接触して、帯体が回転ローラ６の方へ移動
して行く間中これをグループ４に接着させておく。供給
ローラ19には凹部36があるため、押付け機構29は、つめ
35と供給ローラ19の周囲面間で衝突が生ずることなく回
転できる。
各グループ４が、送りローラ５と回転ローラ６の相互
接触箇所に到達する直前に、カム33により、グループ４
に対応する押付け機構28は、反時計回りに回転してグル
ープ４が送りローラ５から回転ローラ６に移転できるよ
うなっている。この箇所を通過すると、各押付け機構28
は、供給ローラ19に近接した位置に戻り従前の状態に復
帰するまでつめ35を送りローラ５の周囲面よりも内側に
位置せしめたままでいる。
接触箇所に到達する直前に、カム33により、グループ４
に対応する押付け機構28は、反時計回りに回転してグル
ープ４が送りローラ５から回転ローラ６に移転できるよ
うなっている。この箇所を通過すると、各押付け機構28
は、供給ローラ19に近接した位置に戻り従前の状態に復
帰するまでつめ35を送りローラ５の周囲面よりも内側に
位置せしめたままでいる。
以上のように、上述した保持機構16または28を用いる
ことによつて、帯体９が回転ローラ６の方に移動すると
き、帯体は、その端部がグループ４と接触状態を保つて
おりグループ４から剥がれないので、公知のフイルタ取
付け機が有していた先に述べた欠点が解消される。
ことによつて、帯体９が回転ローラ６の方に移動すると
き、帯体は、その端部がグループ４と接触状態を保つて
おりグループ４から剥がれないので、公知のフイルタ取
付け機が有していた先に述べた欠点が解消される。
第１図は、本発明によるフイルタ取付け機の一部の概略
説明図である。第２図は、本発明によるフイルタ取付け
機に用いるのに適したウエツブをなすのり付き帯体の一
部を示すものである。第３図及び第４図は、第１図に示
したフイルタ取付け機の一部の２つの変形例を拡大図で
示した概略説明図である。 ２……入口ローラ、３及び11……受け部、４……２本の
巻きたばこ部からなるグループ、５……送りローラ、６
……回転ローラ、７……出口ローラ、８……回転機構、
９……帯体、10……支持部、15……突起、16……管状吸
引部材、18……ウエツブ、19……供給ローラ、28……押
付け機構
説明図である。第２図は、本発明によるフイルタ取付け
機に用いるのに適したウエツブをなすのり付き帯体の一
部を示すものである。第３図及び第４図は、第１図に示
したフイルタ取付け機の一部の２つの変形例を拡大図で
示した概略説明図である。 ２……入口ローラ、３及び11……受け部、４……２本の
巻きたばこ部からなるグループ、５……送りローラ、６
……回転ローラ、７……出口ローラ、８……回転機構、
９……帯体、10……支持部、15……突起、16……管状吸
引部材、18……ウエツブ、19……供給ローラ、28……押
付け機構
Claims (6)
- 【請求項１】両頭フィルタにより分断されている軸線を
同じくする２本の巻きたばこ部から各々がなる各グルー
プ（４）用に周縁で等間隔に設けられた複数個の受け部
（３）を備えた入口ローラ（２）と、 両頭フィルタの周囲と巻きたばこ部の各端部の周囲に巻
きつけられるのり付き帯体（９）により巻きたばこ部と
両頭フィルタとを固定接合する回転機構（８）と、 入口ローラ（２）と回転機構（８）との間に配置され、
入口ローラ（２）から連続して前記グループ（４）を受
取り所定の通路に沿ってこれを送るための支持部（10）
を等間隔で備えた送り機構（５）と、 支持部（10）により送られる前記グループ（４）に帯体
（９）を供給して接触させる供給機構（19）であって、
送り機構（５）の回転方向において入口ローラ（２）よ
りも下流でかつ回転機構（８）よりも上流の箇所で送り
機構（５）と接するものとからなるフィルタ取付け機に
おいて、支持部（10）は、帯体（９）を前記グループ
（４）と 接触させたまま保持する機構（16又は28）を備えている
ことを特徴とするフイルタ取付け機。 - 【請求項２】前記送り機構は、前記入口ローラ（２）の
軸線と平行な軸線を中心として回転可能な送りローラ
（５）からなり、前記支持部（10）の各々は、対応する
前記グループ（４）用の吸引受け部（11）と吸引受け部
（11）の上流に設けられ送りローラ（５）から外方の突
出して対応する前記帯体（９）の一端を支持する突起
（15）とからなり、前記保持機構は、支持部（10）の各
々に、吸引受け部（11）と突起（15）との間に設けられ
た吸引部材（16）を備えることを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載のフイルタ取付け機。 - 【請求項３】吸気源に接続され前記吸引機構（16）と連
通する空気流分配機構（13）を、前記グループ（４）が
通る所定の通路に沿つて備えている特許請求の範囲第２
項に記載のフイルタ取付け機。 - 【請求項４】前記回転機構（８）は、前記送りローラ
（５）に対し実質的に接線方向にあり前記グループ
（４）の各々の中間部分の回りに前記帯体（９）を巻き
つける回転台（22）と連携する回転ローラ（６）からな
り、前記送りローラ（５）が前記供給機構（19）に接す
る位置と前記送りローラ（５）が前記回転ローラ（６）
に接する位置との間にある前記グループ（４）の通路の
部分に実質的に沿つて、吸気源に接続され前記吸引部材
（16）と連通する空気分配機構（27）を備えたことを特
徴とする特許請求の範囲第２項に記載したフイルタ取付
け機。 - 【請求項５】前記送り機構は、前記入口ローラ（２）の
軸線と平行な軸線を中心として回転可能な送りローラ
（５）からなり、前記支持部（10）の各々は、対応する
前記グループ（４）用の吸引受け部（11）と、吸引受け
部（11）の上流に位置付けられて送りローラ（５）から
外方の突出することにより対応する前記帯体（９）の一
端を支持する突起（15）とからなり、前記保持機構は、
前記支持部（10）の各々に、前記グループ（４）と接し
て置かれる前記帯体（９）を押付ける位置と帯体（９）
から離れる位置との間で移動する押付け機構（28）と、
押付け機構（28）を前記両位置間で移動できるように設
けた制御機構（33）とを備えていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載したフイルタ取付け機。 - 【請求項６】前記制御機構は、カム機構（33）からな
り、押付け機構（28）の各々は、前記送りローラ（５）
に保持された軸（30）に支持されたダブルアームレバー
（29）からなり、ダブルアームレバー（29）の第１アー
ム（31）は、前記カム機構（33）とかみ合うように設け
られたカム従動子（32）を支持し、ダブルアームレバー
（29）の第２アーム（34）は、前記帯体（９）を対応す
る前記グループ（４）に押付けるつめ（35）を備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載したフ
イルタ取付け機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT3544A/86 | 1986-10-17 | ||
| IT03544/86A IT1200229B (it) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | Macchina mettifiltro |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105664A JPS63105664A (ja) | 1988-05-10 |
| JP2529116B2 true JP2529116B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62254503A Expired - Lifetime JP2529116B2 (ja) | 1986-10-17 | 1987-10-08 | フイルタ取付け機 |
Country Status (7)
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| JP (1) | JP2529116B2 (ja) |
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| GB (1) | GB2196229B (ja) |
| IT (1) | IT1200229B (ja) |
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-
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