JP2529045Y2 - クリップホルダ− - Google Patents

クリップホルダ−

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JP2529045Y2
JP2529045Y2 JP4837891U JP4837891U JP2529045Y2 JP 2529045 Y2 JP2529045 Y2 JP 2529045Y2 JP 4837891 U JP4837891 U JP 4837891U JP 4837891 U JP4837891 U JP 4837891U JP 2529045 Y2 JP2529045 Y2 JP 2529045Y2
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JP
Japan
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clip
pressing body
holding portion
pressing
width
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JP4837891U
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English (en)
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JPH04132985U (ja
Inventor
浩之 斎藤
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】クリップホルダ−、すなわち、紙
やフィルムなどのシ−トを束ねるクリップのホルダ−に
関する。
【0002】
【従来の技術】断面が二等辺三角形状となるように金属
板を折り曲げたクリップを使用するようにしたホルダ−
などがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、大量のクリッ
プを収容しておくことができず、クリップ収容をしばし
ば繰り返さなければならない。
【0004】これに対して、本考案者は先に一つの手段
を提供した(実願平3−17242号)。添付図3に示
すのがその一例であり、以下に説明する。
【0005】クリップホルダ−Aの点線で示す部分がク
リップ収容室1であり、このクリップ収容室1には、例
えば、図4と図5に示すクリップBが収容される。
【0006】クリップBは、平坦な枠状の外挾持部2
と、隙間3によって外挾持部2と区分され基部4によっ
て外挾持部2と連結する内挾持部5とを有している。内
挾持部5は折り返しを有し、図面最左側に位置する折り
返しによって形成されているのが斜方に突出する突出部
6である。突出部6の幅(図4では上下方向の長さ)は
基部4の幅より大きい。
【0007】クリップホルダ−Aのクリップ収容室1に
は、このクリップBが複数枚畳重状態で収容される。ま
た、図示は省略したが、クリップ収容室1内には、例え
ば、コイルスプリングなどの弾撥体を配しておき、クリ
ップBがクリップ収容室1の開口側へ弾撥付勢されるも
のとしてあり、従って、そのままではクリップBが飛出
してしまうので、これを防止するために、参照符号7で
示す案内体が設けてある。案内体7はクリップB一枚の
みを摺動し得る隙間8を有する。即ち、図3で最上部に
位置するクリップ(端クリップと呼ぶ)B1を摺動させ
送出する。
【0008】摺動させるには、押圧体9を指先などで加
圧し、端クリップB1を後方(図面右側)から押圧す
る。端クリップB1の摺動していく先方(図面左側)に
は、端クリップB1の外挾持部2を上側に通す外挾持部
押体11と端クリップB1の内挾持部5を下側に通す内
挾持部開板12とからなるクリップ拡開体10が設けて
あり、図6に示すように、端クリップB1の突出部6が
外挾持部2から突出しているところにクリップ拡開体1
0が嵌まった後、下挾持部5が内挾持部開板12によっ
て次第に拡開していく。内挾持部開板12は、クリップ
Bの内挾持部5の外挾持部2からの突出方向に外挾持部
押体11から突出している。また、クリップBの内挾持
部5の突出幅より狭いが基部4の幅より広い間隔を有し
ている。この図示の状態から更に端クリップB1を押圧
摺動させると、内挾持部開板12は端クリップB1の基
部4の脇の隙間3を通り抜けることになる。
【0009】そこで、その前に、外挾持部押体11と内
挾持部開板12との先端隙間13のところにシ−トを挿
入しておくと、シ−トはクリップ止めされることにな
る。
【0010】このようにして、大量のクリップをコンパ
クトに収容しておくことができ、また、シ−トのクリッ
プ止めも簡便になすことができるものたり得るのである
が、その後の検討により、端クリップと、次に端クリッ
プとなるクリップ、即ち、隣接クリップとの間に引っ掛
かりが生じる可能性があることが判明した。
【0011】即ち、図7に示すように、端クリップB1
の突出部6の先端が隣接クリップB2の外挾持部2の端
部に引っ掛かることがあり得るのである。勿論、クリッ
プ形状に依るところもあり、クリップBが常にこのよう
な引っ掛かりを生じる訳ではないが、操作の確実性は向
上されなければならない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、平坦な外挾持
部と該外挾持部と基部で連結し該基部の幅よりも大きな
幅で前記外挾持部の一方の面から斜方に突出する突出部
を有する内挾持部とよりなる金属板製クリップを、複数
枚畳重状態で収容し、また、開口側へ弾撥付勢するクリ
ップ収容室と;前記クリップの飛出防止体であるととも
に前記クリップ収容室の最も開口部側に位置する端クリ
ップのみを摺動送出し得る隙間を有する案内体と;前記
端クリップを押圧摺動する押圧体と;前記端クリップの
摺動先方に位置するクリップ拡開体であって、外挾持部
押体と、該外挾持部押体から前記クリップの内挾持部の
突出方向に突出し、かつ、前記内挾持部の突出部の幅よ
りは狭いが前記基部の幅よりは広い間隔を有する内挾持
部開板とよりなり、これら外挾持部押体と内挾持部開板
の先端隙間を、クリップ止めするシ−トの挿入部として
なるものと;前記押圧体とカム係合するリンク体であっ
て、前記押圧体とのカム係合部の前方に回転軸及びクリ
ップ押部を有し、前記カム係合は、前記クリップ押部を
して、前記押圧体が前記端クリップを押圧摺動し始める
と前記端クリップの外挾持部と内挾持部との隙間に露出
する隣接クリップの外挾持部を押圧させ、また、前記端
クリップの内挾持部の先端が前記隣接クリップの外挾持
部の部分へ移動後は、前記隣接クリップの外挾持部の押
圧を解除させるものであるものとを有してなるクリップ
ホルダ−を要旨とする。
【0013】
【実施例】図1,図2に一例を示す。前述のものと基本
的に同一の部位には同一の参照符号を使用したが、相違
点は、押圧体9に溝9aを設けたこととリンク体14を
使用したところにある。押圧体9の溝9aは山状あるい
は台地状に曲がっており、リンク体14は、この押圧体
9の溝9aに非固定的に係合する突起14aと、クリッ
プホルダ−Aの本体に対して軸支されるべく回転軸14
bと、先端側に形成したクリップ押部14cを有してい
る。押圧体9を前進させると、突起14aが溝9aを移
動するのに応じてリンク体14が揺動するが、このと
き、溝9aの形状により、突起14aは図面上方に移動
した後、図面下方に移動し、反対に、先端側におけるク
リップ押部14cは、図面下方に移動した後、図面上方
に移動する。
【0014】ここで、クリップ押部14cはクリップB
を押す。それも、端クリップB1の隣接クリップB2を
押すものであり、また、端クリップB1が摺動し始め、
端クリップB1の外挾持部2と内挾持部5との隙間3に
隣接クリップB2の外挾持部2が露出するようになれ
ば、この隣接クリップB2の露出した外挾持部2を押す
ものとなっている。このクリップ押部14cによる隣接
クリップB2の外挾持部2の押圧は、勿論、端クリップ
B1の摺動を阻害するものではなく、押圧体9の溝9a
形状により、端クリップB1の内挾持部5の先端が隣接
クリップB2の外挾持部2の部分へ移動後は解除される
ものとなっている。
【0015】以上、一例の説明をしたが、その他にも種
々なせる。例えば、溝9aと突起14aとの関係を逆に
することもできる。即ち、押圧体9に突起を設け、リン
ク体14に溝を設けることもできる。押圧体9とリンク
体14とはカム係合するものであればよく、カム係合部
の構造は適宜であることによる。
【0016】
【考案の効果】本考案のクリップホルダ−は、平坦な外
挾持部と該外挾持部と基部で連結し該基部の幅よりも大
きな幅で前記外挾持部の一方の面から斜方に突出する突
出部を有する内挾持部とよりなる金属板製クリップを、
複数枚畳重状態で収容し、また、開口側へ弾撥付勢する
クリップ収容室と;前記クリップの飛出防止体であると
ともに前記クリップ収容室の最も開口部側に位置する端
クリップのみを摺動送出し得る隙間を有する案内体と;
前記端クリップを押圧摺動する押圧体と;前記端クリッ
プの摺動先方に位置するクリップ拡開体であって、外挾
持部押体と、該外挾持部押体から前記クリップの内挾持
部の突出方向に突出し、かつ、前記内挾持部の突出部の
幅よりは狭いが前記基部の幅よりは広い間隔を有する内
挾持部開板とよりなり、これら外挾持部押体と内挾持部
開板の先端隙間を、クリップ止めするシ−トの挿入部と
してなるものと;前記押圧体とカム係合するリンク体で
あって、前記押圧体とのカム係合部の前方に回転軸及び
クリップ押部を有し、前記カム係合は、前記クリップ押
部をして、前記押圧体が前記端クリップを押圧摺動し始
めると前記端クリップの外挾持部と内挾持部との隙間に
露出する隣接クリップの外挾持部を押圧させ、また、前
記端クリップの内挾持部の先端が前記隣接クリップの外
挾持部の部分へ移動後は、前記隣接クリップの外挾持部
の押圧を解除させるものであるものとを有してなるの
で、大量のクリップをコンパクトに収容しておくことが
でき、また、シ−トのクリップ止めも簡便になすことが
できるものとして、操作の確実性が高いものたり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の要部拡大斜視図。
【図3】クリップホルダ−の一例を示す斜視図。
【図4】クリップの一例を示す正面図。
【図5】図4のクリップの側面図。
【図6】クリップ拡開状態を示す図3のクリップ拡開体
部分の斜視図。
【図7】端クリップが隣接クリップに引っ掛かった状態
を示す断面図。
【符号の説明】
A クリップホルダ− 1 クリップ収容室 7 案内体 8 隙間 9 押圧体 9a 溝 10 クリップ拡開体 11 外挾持部押体 12 内挾持部開板 13 先端隙間 14 リンク体 14a 突起 14b 回転軸 14c クリップ押部 B クリップ B1 端クリップ B2 隣接クリップ 2 外挾持部 3 隙間 4 基部 5 内挾持部 6 突出部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な外挾持部と該外挾持部と基部で連
    結し該基部の幅よりも大きな幅で前記外挾持部の一方の
    面から斜方に突出する突出部を有する内挾持部とよりな
    る金属板製クリップを、複数枚畳重状態で収容し、ま
    た、開口側へ弾撥付勢するクリップ収容室と;前記クリ
    ップの飛出防止体であるとともに前記クリップ収容室の
    最も開口部側に位置する端クリップのみを摺動送出し得
    る隙間を有する案内体と;前記端クリップを押圧摺動す
    る押圧体と;前記端クリップの摺動先方に位置するクリ
    ップ拡開体であって、外挾持部押体と、該外挾持部押体
    から前記クリップの内挾持部の突出方向に突出し、か
    つ、前記内挾持部の突出部の幅よりは狭いが前記基部の
    幅よりは広い間隔を有する内挾持部開板とよりなり、こ
    れら外挾持部押体と内挾持部開板の先端隙間を、クリッ
    プ止めするシ−トの挿入部としてなるものと;前記押圧
    体とカム係合するリンク体であって、前記押圧体とのカ
    ム係合部の前方に回転軸及びクリップ押部を有し、前記
    カム係合は、前記クリップ押部をして、前記押圧体が前
    記端クリップを押圧摺動し始めると前記端クリップの外
    挾持部と内挾持部との隙間に露出する隣接クリップの外
    挾持部を押圧させ、また、前記端クリップの内挾持部の
    先端が前記隣接クリップの外挾持部の部分へ移動後は、
    前記隣接クリップの外挾持部の押圧を解除させるもので
    あるものとを有してなるクリップホルダ−。
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