JP2528826Y2 - 毛髪処理促進装置 - Google Patents

毛髪処理促進装置

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JP2528826Y2
JP2528826Y2 JP1991082076U JP8207691U JP2528826Y2 JP 2528826 Y2 JP2528826 Y2 JP 2528826Y2 JP 1991082076 U JP1991082076 U JP 1991082076U JP 8207691 U JP8207691 U JP 8207691U JP 2528826 Y2 JP2528826 Y2 JP 2528826Y2
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rotating arm
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有司 角矢
昌春 進藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、理美容に際して、洗髪
時の毛髪の乾燥や、染色時の促進、パーマネントのウエ
ーブ化の促進のため、頭髪に向かって温熱風を吹きつけ
る毛髪処理促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温熱風の吹き付けを行うことがで
きる毛髪処理促進装置としては、一般にオカマと称され
る頭部に冠するフード内に、ヒータとファンによって温
熱風を送風し、或いはフード内での攪拌を行うもの、或
いはハンドドライヤと称される手で持って、所要の場所
に温風を送風するものがあった。又、毛髪処理促進装置
としては、この他に、赤外線ヒータを1以上、頭髪に向
かって設置し、その輻射熱によって、毛髪の処理促進を
行うものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そして、前述のオカマ
と称される毛髪処理促進装置は、最近流行のロングヘア
では、毛髪全部をフード内に収容することができないこ
とがある。また、その乾燥具合や、攪拌による毛の乱れ
等はフードを外さないと見えず、毛髪のスタイリングを
行いながら乾燥することができない等の欠点がある。
【0004】さらに、赤外線を照射する毛髪処理促進装
置においては、温風を吹き出す送風器が設置されている
ものがあるが、その吹き付ける範囲は一定で、毛髪全面
には行きわたらないので、乾燥が均一に行われないこと
が多い。また、赤外線が照射され、或いは熱風を吹き付
けられる場所も不変であるため、これによる乾燥や毛髪
処理促進は一様に行われないと共に、赤外線を照射され
ている部位が熱く感ずる等の欠点があった。
【0005】本考案は、従来の毛髪処理促進装置の前述
の問題点を解消すると共に、ヘアスタイリングをくずさ
ずに、かつ、技術者がつきっきりで施術しないですみ、
均一に、短時間で乾燥できるようにする。そして、ロン
グヘアやネープ部に対しても乾燥や毛髪処理が可能であ
るばかりでなく、被施術者の姿勢に基づく頭の位置、或
いは頭髪の広がり具合に対しても平均的に温熱風を吹き
付けることにより、熱い部位や圧迫感、窮屈感、不快感
を感ぜずに、手で触って乾燥状態を確認できるようにす
る。
【0006】さらに、円錐面内を回転する回転腕が、被
施術者の肩や、施術者の体の一部等に当たって、その回
転が阻止される状態に成った時、その回転動作を中止さ
せ、被施術者や施術者に強い圧力が加わり、苦痛や体の
ふらつきを生じないようにする外、前記回転腕の取付角
度可変手段がラック歯、扇状歯車および歯車とより構成
し、歯車を前記ラック歯と扇状歯車に対して噛合離脱自
在としたので、回転腕の角度調整を簡単に、かつ、固定
状態を確実に保持できるようにしたことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の目的を
達成するための毛髪処理促進装置の手段に関し、吹出口
に向かって送風する送風手段と、該送風手段から吹出口
に至る送風径路中に設けられたヒータとを有する回転腕
と、該回転腕を本体カバーに対して円錐面内で回転させ
るモータ等の原動機を用いた回転手段と、該回転手段を
有する前記本体カバーを支杆等の固定部材に対して可変
とする可傾手段とを備えたものである。
【0008】また、回転手段に設けられ前記回転腕の回
転する円錐面の軸心角度を可変とする取付角度可変手段
が、回転手段側に固定されたラック歯と、回転腕側に固
定された扇状歯車と、前記回転手段側に軸方向に対して
摺動自在に軸支されると共に前記ラック歯と前記扇状歯
車との噛合離脱可能な歯車とから構成されたものであ
る。さらに、回転手段内に配置され前記回転腕の基準位
置と回動限界位置とを検出する円盤とフォトセンサとか
らなる回動位置検出手段とを備えることが望ましい。
【0009】
【作用】本考案の毛髪処理促進装置は、温熱風の吹出口
を有する回転腕が円錐面内を移動するので、その温熱風
は頭髪の前頭頂部から後頭下部の広い範囲に吹き付けら
れるので、その乾燥や毛髪処理促進が均一に行われ、そ
の吹き付けが1個処に集中しないので熱さを感じる程度
を抑えることができる。
【0010】また、頭髪の周囲を開放状態とし、何時で
も頭髪に手を触れることもできるようになる。しかも回
転腕は、回転腕の回転する円錐面の軸心の角度を、回転
手段の可傾手段によって変えることができるので、被施
術者の姿勢、例えば前かがみ、後反り等に基因する頭の
位置の変化に対しても、吹出口から頭髪までの距離を均
一化して、温熱風の吹付を均等化することができる。
【0011】また、ヘアスタイルによる頭髪の脹らまし
具合等に基因する頭髪の広がり具合に対しても、回転腕
の回転する円錐面の底部の径を、回転腕の取付角度可変
手段によって変え、吹出口から頭髪までの距離を均一化
して、温熱風の吹付を均等化することができ、しかも、
前記取付角度可変手段がラック歯、扇状歯車および歯車
とで構成され、歯車を前記ラック歯と扇状歯車に対して
噛合離脱自在であることから、回転腕の角度調整を簡単
に、かつ、固定状態を確実に保持できるものである。
【0012】さらに、円錐面内を回転腕が回転中に、回
転腕が被施術者や施術者の体の一部、或いは器物に触れ
て、その回転動作に異常な負荷が加わった際には回転手
段内のスリップ手段がスリップし、回転腕の回転動作を
中止させ、また、回動腕は一定の角度範囲内で往復運動
するので、リード線が捩れたりすることがないと共に、
タイマによる設定時間の経過後あるいは停止操作を行っ
た場合には、回動腕は予め定められた基準位置で停止す
るものである。
【0013】
【実施例】次に、本考案の実施の一例を、図1、図2に
ついて以下に説明する。1は床面に設置される基台上に
立設された支杆で、その上端には本体カバー2が固定さ
れている。この本体カバー2内の基板3にはモータ4が
取付けられていて、そのプーリ5に架設されたベルト6
は、基板3に軸承されている回転軸7のプーリ8に架設
され、モータ4によって回転軸7は駆動される。
【0014】回転軸7に取付けられている回転給電器9
の固定側は基板3に支持され、その回転側は回転軸7の
回転板10に支持されていて、基板3側に接続されてい
る電源からの電流を、回転板10側から導出することが
できる。回転軸7には、回転基体12が取付けられてい
て、この回転基体12には、軸17によって回転腕11
が回転基体12と共に回転するように取付けられてい
る。
【0015】従って、回転腕11は、回転軸7を軸心と
する円錐面に沿って回転することになるが、軸17によ
って回転基体12に対する取付角度を変えることによっ
て、回転腕11が回転する円錐面の頂角を変える、即ち
回転腕11は平坦に近い円錐面、或いはとんがった円錐
面等の任意の円錐面に沿って回転するものである。
【0016】回転腕11は、前記円錐面の中心に向って
長い開口13が開設されていて、この開口13には、電
熱線を用いた直線状のヒータ14が設置され、かつ、回
転腕11内にはモータ15によって駆動されるシロッコ
ファン16が収容されている。なお、ヒータ14はニク
ロム線、赤外線ヒータを使用するが、赤外線ヒータの場
合には反射板を背面に取付ける必要がある。
【0017】前記モータ15、ヒータ14は回転板10
側の回転給電器9に接続され、本体カバー2に取付けら
れているスイッチを介して電源からの電流を供給され、
このスイッチのONによって回転、或いは発熱するもの
である。そして、シロッコファン16は、ヒータ14の
全長にわたって設けられているので、ヒータ14を通過
する風量は、ヒータ14のどの部分でも均等であり、同
じ温度となるので、その送風による頭髪の加熱を均等化
することができる。
【0018】従って、被施術者の頭を前記円錐面の中心
の延長上に位置させ、スイッチのONによってシロッコ
ファン16を回転させると共にヒータ14を発熱させれ
ば、シロッコファン16からの送風はヒータ14によっ
て加熱され、温風若しくは熱風となって、開口13から
均等に吹き出す。
【0019】この開口13は、回転腕11が回転する円
錐面の中心に向って開口しており、且つ被施術者の頭部
は円錐面の中心の延長上にあるので、温熱風は被施術者
の頭髪に向って吹き付けることとなり、かつ、回転腕1
1を回転基体12に対し、図1の角度αの範囲で取付角
度を変えることができるため、その回転する円錐面は、
同図の2点鎖線から1点鎖線の範囲で変えることができ
るから、同図2点鎖線のような広がった頭髪に対して
も、ヒータ14、開口13から頭髪までの距離を均一化
できる。
【0020】そのため、ヘアスタイルの如何なるに拘ら
ず全頭髪に対する赤外線や温熱風の作用が均等化され、
乾燥や毛髪処理が平均して行われるものである。また、
ヒータ14への電流をOFFとすれば、シロッコファン
16よりの送風は冷風となり、この冷風のみを頭髪に加
えることもできる。
【0021】さらに、回転腕1は、回転基体12の全周
回転による一方、回転、往復回転による往復運動とする
こともでき、往復運動とする時は回転給電器9を省略し
てもよい。上記実施例においては、送風機をシロッコフ
ァン16を回転腕16内に収容したが、これを遠心力フ
ァンとして本体カバー2内に収容し、送風パイプで回転
腕11に送風を導いてもよい。
【0022】次に、本考案の他の実施例を、図3、図4
について説明する。この実施例においては、床面に設置
される基台上に立設されている支杆1の先端には、U字
状の支腕20が取付けられ、その先端に、軸21によっ
て前記実施例と同様な本体カバー2が可傾的に取り付け
られている。この本体カバー2内には回転基体12を回
転させるモータ等の回転手段が設置されており、回転基
体12には、回転腕11が可撓接続具22によって可傾
的に取付けられている。
【0023】回転腕11には、前実施例と同様に、シロ
ッコファン16、ヒータ14、これ等による熱風吹出口
13が設けられている。従って、この実施例において
は、本体カバー2を軸21によって、その傾斜角度を変
えることにより、回転腕11が回転する円錐面の軸心
を、任意の角度傾けることができる。
【0024】一般に被施術者は、毛髪処理に際しては椅
子に腰掛けるのが普通であるが、その姿勢は前傾、後傾
等であり、本を読む、眠る等のその時の状態によって頭
の角度も変化する。本考案のように、温熱風の吹出口1
3が円錐面内を回転する毛髪処理装置においては、被施
術者の頭の中心線と、回転腕11が回転する円錐面の中
心が一致するのが望ましい。
【0025】これに対し、本体カバー2を傾けることに
よって、頭の中心線の延長上に、円錐面の中心を一致さ
せることができる。そのため、頭の中心線を中心として
回転腕11が回転するので、頭髪から回転腕11までの
距離の均一化を図ることができ、被施術者の姿勢や頭の
角度に対しての対応が可能となる。
【0026】次に、本考案の第3の実施例を、図5〜図
8について説明するが、前2実施例と同一の部分には同
一の符号を付し、その説明は省略する。31は床面をキ
ャスタ32で動かすことができる基台で、その支管33
の上端にはハンドル34を締めつけることで固定でき、
緩めることで上下にスライド可能に支杆1が取付けられ
ている。
【0027】モータ4は、本体カバー2内に固定されて
いる副フレーム2aに取付けられていて、その回転はギ
ヤ35でギヤ36に伝達される。このギヤ36は、本体
カバー2と副フレーム2aとに軸受37で軸受されてい
る回転軸7に固定されているスリップ円盤38に遊嵌さ
れ、このスリップ円盤38とギヤ36との間には、フエ
ルトのようなスリップ材39が介在されている。
【0028】そして、副フレーム2aと回転軸7との間
には押しばね40が架設されていて、回転軸7を上方向
に付勢して、スリップ材39を介してスリップ円盤38
をギヤ36に圧接し、その間の摩擦力でギヤ36の回転
をスリップ円盤38に伝達する。 しかし、スリップ円
盤38の回転が、何らかの原因で阻止された場合には、
スリップ材39のスリップにより、ギヤ36の回転はス
リップ円盤38に伝達されなくなる。
【0029】また、本体カバー2には前各実施例と同様
に回転給電器9の固定側が、回転軸7にはその回転側が
取付けられ、本体カバー2側に接続されている電源から
の電流を、回転側から導出することができるようになっ
ている。さらに、スリップ円盤38には、その回転位置
を検出するための円盤41が取付けられ、この円盤41
には図9に示すような内周のスリット41aと外周のス
リット41bとが形成され、かつ、この円盤41を挟ん
でスリット41a,41bを検出するためのフォトセン
サ42が本体カバー2に設けられている。そして、フォ
トセンサ42よりの出力によって回転軸7と連動する回
転腕11の回動位置を検出できるようになっている。
【0030】すなわち、円盤41のスリット41a,4
1bは回転腕11が床面に対して垂直状態(図5参照)
を基準位置とすると、この基準位置を検出するための基
準スリット41a1 ,41b1 とが形成されると共に、
回転腕11の回動限界位置を検出するための、前記基準
スリット41a1 から左右方向略115度の位置と、部
11の回動限界位置を検出するための、前記基準スリッ
ト41b1 から略100度の位置に反転スリット41a
2 ,41b2 が夫々形成されている。
【0031】このように構成した回転腕11の位置検出
手段により、回転腕11の回動角度設定スイッチ(図示
せず)を操作し330度の往復回動にセットすると、フ
ォトセンサ42は初期状態において内周スリット41a
の基準スリット41a1 を検出しているので、この位置
からモータ4を回転させて右あるいは左方向に回転腕1
1を回動させる。
【0032】そして、回転腕11が回動してフォトセン
サ42が反転スリット41a2 を検出すると、モータ4
を反転させて回転腕11を反対方向に、他の反転スリッ
ト41a2 を検出するまで回動させる。これにより、回
転腕11は300度の角度で往復回動するものである。
この往復回動状態において、タイマによる設定時間にな
り、または、停止スイッチを操作すると、回転腕11が
どの位置にあってもフォトセンサ42が基準スリット4
1a1 を検出するまでモータ4への通電を行い、フォト
センサ42が基準スリット41a1 を検出すると、モー
タ4への通電を遮断して回転腕11を垂直状態で停止さ
せる。
【0033】また、回転腕11の回動角度設定を200
度にセットすると、フォトセンサ42は外周スリット4
1b1 を検出しているので、この基準位置からフォトセ
ンサ42が反転スリット41b2 を検出するまでモータ
4を左右方向の何れかに回動させ、フォトセンサ42が
他の反転スリット41b2 を検出すると反転して回転腕
11を200度の角度で往復回動するものである。ま
た、この往復回動状態においてタイマによる設定時間に
なり、または、停止スイッチを操作した場合には、前記
したと同様な動作によって回転腕11が垂直状態となっ
た時にモータ4への通電は遮断されるものである。
【0034】なお、外周スリット41bの基準スリット
41b1 および反転スリット41b2 を複数のスリット
としたものを示したが、これは、1つのスリットである
と何らかの原因で、該スリットの検出ができなかった場
合にも反転および停止を確実にできるようにしたもので
あり、また、内周スリット41aを検出する場合にも外
周スリット41aを読み込むことによって、内周スリッ
ト41aの読み込みの補助を行っているものである。
【0035】前記回転軸7に固定して取付けられている
回転基体12に、軸17で軸支されている回転腕11の
基端側のアーム11aには、回転基体12に傾斜可能に
支持されている支持体43に螺合しているハンドル螺子
44の先端が取付けられている。従って、ハンドル螺子
44を回転すれば、回転腕11は軸17を支点として回
動するので、回転軸7の回転に伴って、回転腕11が回
動する際に描く円錐面の頂角を変えることができるもの
である。 回転腕11には、前各実施例と同様に、開口
13,ヒータ14,モータ16によって駆動されるシロ
ッコファン16が収容されている。
【0036】この実施例は、モータ4によって回転腕1
1が駆動される際に、回転腕11が被施術者の肩、その
他の場所、或いは施術者の腕、体等に当たった時、回転
腕11はスリップ材39によるスリップで、スリップ円
盤38とギヤ36間の動力伝達をスリップさせ、回転腕
11がそれ以上に回転しないようにする。そのため、回
転腕11がそれ以上回転しようとすることに起因する被
施術者、或いは施術者の回転腕11が当たっている場所
に圧力が加わるのを未然に防止できるばかりでなく、こ
の毛髪処理促進装置が倒れたりするのを、なくすことが
できるものである。
【0037】その他、前実施例と同様な作用を生ずるこ
とに変りはない。なお、前記した実施例にあっては、回
転腕11を一方向に連続して回転するものについて説明
したが、この回転腕11は往復回転するようにしても良
い。この場合、回転給電器9に代えてリード線を使用で
き、コストの低下を図ることができるものである。
【0038】次に、図10、図11に示す回転腕11の
回転する円錐面の軸心角度を可変するための取付角度可
変手段の他の実施例について説明するに、45は回転基
体12に固定されたラック歯、46は回転腕11の基部
に延長して形成された扇状歯車、47は前記回転基体1
2に対して軸方向に摺動自在に軸支された操作棒にし
て、この操作棒には前記ラック歯45と扇状歯車46と
に噛合離脱自在な歯車48が固着されると共にスプリン
グ49によって常時は前記噛合状態を保持するようにバ
ネ付勢されている。
【0039】而して、本実施例にあっては、回転腕11
の回転基体12に対する角度を調整する場合には、スプ
リング49のバネ力に抗して操作棒47を押し込むと、
歯車48とラック歯45と扇状歯車46との噛合が解除
される。ここで、回転腕11を操作棒47を支点として
回転させ操作棒47の操作力を解除すると、該操作棒4
7はスプリング49のバネ力によって復帰するので、歯
車48とラック歯45および扇状歯車46とは噛合さ
れ、従って、回転腕11は回転基体12に対して固定さ
れる。
【0040】
【考案の効果】本考案は叙上のように、回転腕が円錐面
を移動しながら円錐面の軸心に向って温熱風を吹き付け
るので、その温熱風は頭髪の前頭頂部から後頭下部にわ
たる広い範囲に、4周から吹き付ける。そのため、1個
所に吹き付けが集中しないので、熱さ感を与えるとこが
ないと共に、頭髪の周囲が開放されているため、頭髪の
スタイリングや乾燥処理促進が手で触って確認し易く、
スタイリングがくずれそうになった時、容易にこれを直
すことができる。
【0041】しかも回転腕は、取付角度可変手段によっ
て、その取付角度を変えることにより、その回転する円
錐面の頂角を広く、或いは狭くすることができるので、
頭髪の広がりに応じ、広い範囲に、或いは狭い範囲に温
熱風を吹き付けることができ、しかも、ラック歯、扇状
歯車および歯車とで構成し、歯車をラック歯と扇状歯車
に対して噛合離脱自在としたことから、回転腕の角度調
整を簡単に、かつ、固定状態を確実に保持できるもので
ある。
【0042】また、回転腕を回転させる回転手段を可傾
手段によって傾けることにより、被施術者の姿勢や頭の
角度の変化に対して、回転腕の回転する円錐面の中心
を、頭の中心と一致させることができるからその姿勢や
頭の角度に対応して温熱風を吹き付けることができる。
従って、ヘアスタイル、被施術者の姿勢や頭の角度が個
々に違っていても、頭髪への温熱風の吹き付けを均一化
して行うことができ、毛髪の乾燥や処理を短時間に、か
つ、均等に行うことができるものである。
【0043】さらに、回転腕が円錐面を回転中に、被施
術者、施術者の体の一部、或いは器物等に当たった際に
は、スリップ手段のスリップにより、回転腕の回転動作
を中止させることができ、それ以上回転腕が回転しよう
とすることによる被施術者、施術者の回転腕が当たって
いる部分への異常な圧力が加わることによる不快感、負
傷を防止できる。また、この際に毛髪処理促進装置が倒
れ、その損傷や器物の損傷をも未然に防止できる効果を
奏するものである。
【0044】また、回転腕はモータによって往復回動す
るので、リード線が捩れたりすることがないと共に、タ
イマによる設定時間の経過や停止操作を行った場合に
は、回転腕は予め決められた基準位置で停止するので、
被施術者が椅子に座る際に回動腕が邪魔になったりする
ことがない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例の断面図である。
【図2】第2図は同上における回転腕の取付部の断面図
である。
【図3】図3は他の実施例の側面図である。
【図4】図4は同上の背面図である。
【図5】図5は更に他の実施例の全体の側面図である。
【図6】図6は同上の本体カバーの断面図である。
【図7】図7は本体カバーと回転腕の取付け部分の断面
図である。
【図8】図8は回転腕の断面図である。
【図9】図9は回転腕の位置検出用円盤の平面図であ
る。
【図10】図10は取付角度可変手段の他の実施例を示
す側面図である。
【図11】図11は図10のの断面図である。
【符号の説明】
2 本体カバー 2a 副フレーム 4 モータ 7 回転軸 11 回転腕 12 回転基体 13 開口 14 ヒータ 16 シロッコファン 17 軸 20 支腕 21 軸 22 可撓接続具 35,36 ギヤ 38 スリップ円盤 39 スリップ材 41 円盤 41a 内周スリット 41b 外周スリット 42 フォトセンサ 45 ラック歯 46 扇状歯車 47 操作棒 48 歯車 49 スプリング

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口に向かって送風する送風手段と、
    該送風手段から吹出口に至る送風径路中に設けられたヒ
    ータとを有する回転腕と、該回転腕を本体カバーに対し
    て円錐面内で回転させるモータ等の原動機を用いた回転
    手段と、該回転手段を有する前記本体カバーを支杆等の
    固定部材に対して可変とする可傾手段とを備えたことを
    特徴とする毛髪処理促進装置。
  2. 【請求項2】 吹出口に向かって送風する送風手段と、
    該送風手段から吹出口に至る送風径路中に設けられたヒ
    ータとを有する回転腕と、該回転腕を本体カバーに対し
    て円錐面内で回転させるモータ等の原動機を用いた回転
    手段と、該回転手段に設けられ前記回転腕の回転する円
    錐面の軸心角度を可変とする取付角度可変手段とを備
    え、該取付角度可変手段が、回転手段側に固定されたラ
    ック歯と、回転腕側に固定された扇状歯車と、前記回転
    手段側に軸方向に対して摺動自在に軸支されると共に前
    記ラック歯と前記扇状歯車との噛合離脱可能な歯車とか
    ら構成されていることを特徴とする毛髪処理促進装置。
  3. 【請求項3】 回転手段内に設けられた回転腕の回転が
    外力によって阻止された時に該回転手段の原動機の回転
    をスリップさせるスリップ手段を備えたことを特徴とす
    請求項1または請求項2記載の毛髪処理促進装置。
  4. 【請求項4】 吹出口に向かって送風する送風手段と、
    該送風手段から吹出口に至る送風径路中に設けられたヒ
    ータを有する回転腕と、該回転腕を本体カバーに対して
    円錐面内で回転させるモータ等の原動機を用いた回転手
    段と、該回転手段内に配置され前記回転腕の基準位置と
    回動限界位置とを検出する円盤とフォトセンサとからな
    る回動位置検出手段とを備えたことを特徴とする毛髪処
    理促進装置。
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