JP2528373Y2 - 流し台キャビネット等におけるパイプ棚 - Google Patents

流し台キャビネット等におけるパイプ棚

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JP2528373Y2
JP2528373Y2 JP3111991U JP3111991U JP2528373Y2 JP 2528373 Y2 JP2528373 Y2 JP 2528373Y2 JP 3111991 U JP3111991 U JP 3111991U JP 3111991 U JP3111991 U JP 3111991U JP 2528373 Y2 JP2528373 Y2 JP 2528373Y2
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良登 滝本
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株式会社伸晃
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として流し台のキャ
ビネット内に設置するためのパイプ棚の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、流し台のキャビネット内には、
スペースを有効に利用するために別途小型の整理棚が設
置されるが、その構造としては例えば左右の支脚と一体
に構成された線又は網状の棚板を備えたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、流し台のキ
ャビネット内には、通常シンクを貫通する排水管及び排
水トラップが垂設されていることから、棚板が支脚に一
体に固定された上記構成の整理棚では、上述した排水管
或いは排水トラップを避けて設置する必要があった。す
なわち、キャビネット内の排水管部分に整理棚を設置す
る場合には、排水管の前又は後方に小巾の棚を置くとい
う手段を余儀無くされ、いきおい、この部分のスペース
を有効に利用することができないという課題が見られ
た。
【0004】本考案は、排水管等を避けることなく、流
し台キャビネット内の上記排水管等に対応して自由に設
置し得るパイプ棚の提供を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案は、左右の支脚上部の両側内面に止孔を対設
すると共に、その中間の支脚上面に一定間隔で係止凹部
を対設してなり、上記止孔には差込パイプを密嵌可能に
取付ける一方、上記係止凹部には棚パイプ両端に設けら
れた係止頭を嵌脱自在に挿嵌するという手段を用いた。
【0006】
【作用】上述の技術的手段による本考案において、支脚
両側の止孔に密に挿着された差込パイプが支脚の起立状
態を維持すると共に、支脚上面の各係止凹部に挿嵌され
る棚パイプが支脚の外側方向への移動を規制してパイプ
棚を強固に保つという作用を奏する。又、上記棚パイプ
は支脚に対して嵌脱が自在であるから、流し台キャビネ
ットの排水管が位置する箇所の棚パイプのみを除外して
棚板を自由に取付けることができる。
【0007】
【実施例】以下、本案の構成を図面に示す実施例に従っ
て更に具体的に述べると、図1・2において、1は左右
の支脚、2は該各支脚の上枠1aの両端内面に一定深さ
で設けられた円形の止孔、3は同じく上枠1aの上面に
一定間隔で形成された係止凹部であって、末端を球面状
3aとし、基端側に溝部3bが連成される。また4は上
記止孔2に挿入自在な差込パイプ、5は係止凹部3の球
面状3a部分に挿嵌可能な球状とした係止頭6を両端に
有する棚パイプであって、図3に示したように別途成形
した係止頭6の基端6aをパイプ端に挿着固定してなる
ものである。
【0008】尚、図中4aは必要に応じて差込パイプの
両端に挿着されるキャップを示す。
【0009】而して、上記実施例の本案パイプ棚を使用
するに当たっては、キャビネット(C)内において、排
水管(P)を挟んで左右に支脚1を配置し、該支脚両端
の止孔2にそれぞれ差込パイプ4を密嵌することで左右
の支脚1を連結した上、排水管(P)が位置する箇所を
除いて両支脚1の対応する各係止凹部の球面状3a部分
に棚パイプ両端の係止頭6を挿嵌するのである。
【0010】上記実施例では棚パイプ5両端の係止頭6
を球状とし、これに対応して支脚1の係止凹部3の末端
を球面状3aとしたが、本考案は上記形状に限定され
ず、例えば係止頭6を蟻溝又は立方形とし、係止凹部も
これに対応する形状としても差し支えない。
【0011】更に、上記係止凹部3の数を増やして棚パ
イプ5の取付間隔をより狭くし、該棚パイプを架設しな
い間隔(L)が排水パイプ(P)の正味の直径だけに止
められるようにすれば、比較的小さい物品を棚に載置す
る際の有効棚面積を増加することができる。又、両端の
差込パイプ4を棚パイプ5と同一高さに位置するように
すれば、両側の差込パイプ4も棚面を構成するため、該
棚面の最大幅が増加する。更に、小物類を載置する場合
には図4に示したようなトレイ(T)をパイプ上に横架
すれば良い。
【0012】この他、本考案のパイプ棚の長さは、キャ
ビネット(C)の幅に合わせて適宜変更することは勿
論、例えば、支脚の上下面が凹凸嵌合する構成とすれ
ば、キャビネット内で本案パイプ棚を二段に積み重ねる
ことも可能である。
【0013】
【考案の効果】本考案のパイプ棚は支脚の両側に密嵌さ
れる差込パイプ及び支脚上面に挿嵌される棚パイプを介
して支脚を起立状態に維持する一方、上記棚パイプをキ
ャビネット内の排水管の位置を除いて任意に設けるよう
にしたものであるから、従来のように、パイプ棚自体を
排水管を避けて設置する必要がなく、キャビネットに対
応して充分な大きさの棚を設置することができ、キャビ
ネットのスペースが有効に利用できるという格別の効果
を奏するものである。又、本案パイプ棚の設置や取外し
は、差込パイプや棚パイプを支脚から着脱するという簡
単な作業で行えるため、一般の主婦や老人でも容易に使
用し得る他、製造自体も簡単且つ安価である等、種々の
優れた実用的利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案パイプ棚の一実施例を示す斜視図。
【図2】パイプの嵌合構造を示す拡大斜視図。
【図3】棚パイプの一部切欠正面図。
【図4】トレイの使用状態を示す斜視図。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の支脚1上部の両側内面に止孔2を対
    設すると共に、その中間の支脚1上面に一定間隔で係止
    凹部3を対設してなり、上記止孔2には差込パイプ4を
    密嵌可能とする一方、上記係止凹部3には棚パイプ5両
    端に設けられた係止頭6を嵌脱自在としたことを特徴と
    する流し台キャビネット等におけるパイプ棚。
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