JP2528342Y2 - 事務用パンチのゲージ取付装置 - Google Patents

事務用パンチのゲージ取付装置

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JP2528342Y2
JP2528342Y2 JP1991071136U JP7113691U JP2528342Y2 JP 2528342 Y2 JP2528342 Y2 JP 2528342Y2 JP 1991071136 U JP1991071136 U JP 1991071136U JP 7113691 U JP7113691 U JP 7113691U JP 2528342 Y2 JP2528342 Y2 JP 2528342Y2
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JP
Japan
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gauge
base
leaf spring
locking
hole
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JP1991071136U
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JPH0516199U (ja
Inventor
石松 窪田
Original Assignee
石松 窪田
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、事務用パンチのゲージ
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲージの取付装置として特開昭63−1
14899号に見られるように特殊な3穴タイプのパン
チに板バネを取付け、ゲージを挿入するものであった。
【0003】通常使用する2穴タイプのパンチにおいて
は、ベースの幅が狭くなり、梱包時には製品の幅よりゲ
ージが大きくはみだし、梱包、包装が大きくなり、コス
トアップとなると同時に輸送コストもアップするためゲ
ージを取り外して梱包し出荷をした。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】特殊な3穴タイプのパ
ンチにおいては、幅広のベースとなるため、梱包時は板
バネとゲージを組付けし出荷できたが、使用時ゲージを
引き過ぎるとゲージが外れ、再びゲージを組付けする必
要があり煩わしいものであった。
【0005】通常使用する2穴タイプのパンチにおいて
は、輸送時にゲージを取り外して梱包出荷するため、振
動により板バネが外れてすぐに使用できなかったり紛失
したりした。又、板バネはゲージの位置出しだけのた
め、勢い余って引き過ぎるとゲージが外れ、その都度組
付けする必要があり煩わしいものであった。
【0006】本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、少しの振動があ
ってもベースの段部に取付けられた板バネが、輸送中に
外れる事なく、ゲージ組付け後はゲージを引っ張り過ぎ
てもゲージの抜けを防止しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案にあたっては、上
記従来の課題を解決するためにバンチ本体のベースの両
側部の上端に角孔を、ベースの中央平面部に開口部を設
け、互いに向かい合う一対の突部と、この突部をはさで
両側にL字状になる二対の段部とをそれぞれ設けるとと
もに、上向きに円弧状になる板バネの中央に突起を設
け、一端の中央に上向きに傾斜してなる起し部と、この
起し部をはさんで両側に下向きに且つやや内方向に曲折
してなる2ケの短い係止部を設け、他端に下向きに且つ
やや内方向に曲折してなる長い係止部とをそれぞれ設
け、L字状になるゲージの下面に複数の凹溝を設け、水
平部の端部に係止孔を設け、前記ベースの二対の段部に
板バネの短い係止部と長い係止部とを係止し、ゲージを
ベースの両側部の上端の角孔に挿通し、板バネの突起は
ゲージの凹溝に、板バネの起し部はゲージの係止孔に係
止してなるものである。
【0008】
【作用】輸送時において板バネの起し部はベース内面
に、板バネの中央はベースの一対の突部の内面にそれぞ
れ当接し、上動を阻止され又、板バネの両端の曲げ高さ
の異なる係止部は、それぞれベースの段部に係止し左右
の移動を阻止し、板バネの外れが皆無となる。
【0009】又、使用時においてはベース両側部の上端
の角孔と板バネの上端にゲージを通し、ゲージの下面に
設けた凹溝に板バネの突起が係合し、位置決めするよう
になる。又、ゲージを引き過ぎた時は、板バネの起し部
にゲージの係止孔が係合し、ゲージの抜けを防止する。
ゲージを縮小方向に移動する時は、紙規制部がベースの
一側部に当接しゲージの抜けを防止する。
【0010】
【実施例】実施例について説明すると、1はベースで、
両側部の上端には角孔2・2を設けている。3はベース
1の中央平面部に設けた開口部で、この開口部3には、
一対の突部4・4とこの突部4・4をはさんで両側にL
字状になる二対の段部5・5・5・5を設けてなる。こ
の段部5・5・5・5は後記する板バネ6とゲージ11
の板厚とを加算した寸法より若干深く設定されている。
【0011】6は板バネで、上向きに円弧状になり中央
には突起7を設けている。8は板バネ6の一端の中央に
上向きに傾斜してなる起し部である。9・9はこの起し
部8をはさんで両側に、下向きに且つやや内方向に曲折
してなる2ケの短い係止部である。10は他端に下向き
に且つやや内方向に曲折してなる長い係止部である。
【0012】11はL字状になるゲージで、その一端に
は垂直に折り曲げられた紙規制部12と水平部の端部に
は係止孔13を設けている。14は水平部の上面に紙の
サイズを表示する刻印である。15は水平部の下面に前
記刻印14と同位置に設けた凹溝である。
【0013】ベース1に板バネ6を組付けする時は、図
3のようにベース1の段部5・5・5・5の上に板バネ
6の短い係止部9・9を乗せ、起し部8を押し下げ、そ
の後長い係止部10を水平方向に押すと、図4の様に起
し部9の先端はベース1の水平部の下面に当接し、同時
に板バネ6の中央部はベース1の突部4・4に当接し、
さらに長い係止部10が上動しても上下方向のガタ以上
に長くしてなるため、上方向に外れることはない。又、
ベース1の段部5・5・5・5に曲げ高さの異なる係止
部9・9と10が係止し、左右の移動を阻止する。
【0014】ゲージ11を組付けする時は、前記のよう
にベース1の段部5・5・5・5に組付けされた板バネ
6の上面とベース1の両側部の上端の角孔2・2にゲー
ジ11の水平部を挿入し、組付けが完了する。ゲージ合
わせは使用する紙サイズの刻印14をベース1の突部4
・4に合わせると、刻印14の下面に設けた凹溝15に
板バネ6の突起7が係合し、固定され使用状態となる。
なお、この時ゲージ11は板バネ6と起し部8の弾性に
より、常時ベース1の下面に押圧されている。
【0015】誤ってゲージを引き過ぎた時は、板バネ6
の起し部8がゲージ11の係止孔13に係合し停止する
ため、ゲージ11の抜けが防止される。本実施例ではゲ
ージ11に係止孔13を設けているが、凹部にしても同
様な効果を得ることができる。(図6参照)
【0016】用紙に穴を開ける時は、使用する用紙のサ
イズを表示しているゲージ11の刻印14をベース1の
突部4に合せる。すると刻印14と同一位置のゲージ1
1の下面の凹溝15に板バネ6の突起7が係合、板バネ
6の弾性により常時押圧され保持され、この状態で用紙
の端部をゲージ11の紙規制部12に押し当ててレバー
22を押し下げると、指定された位置に穿孔することが
できる。
【0017】16はベース1の平面部に設けたパンチ孔
である。17はベースの平面部上に取付けたフレームで
ある。18はパンチ刃でフレーム17を垂直に挿通し、
支軸19により取付けられている。20は支点軸で、こ
の外周には捩りバネ21が取付けられている。22はレ
バーで前記支点軸20を支点とし、レバー22の降下に
伴い支軸19に取付けたパンチ刃18がベース1のパン
チ孔16まで降下し用紙を貫通する。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように板バネの起し部はベ
ース内面に、板バネの中央はベースに設けた一対の突部
の内面にそれぞれ当接し上動を阻止し、板バネの両端の
係止部がそれぞれベースの段部に係止し、左右の移動を
阻止するため、輸送時による外れや紛失を防止できる。
さらにベース両側部の上端の角孔と板バネの上端に係止
孔を設けたゲージを通し、ゲージを引き過ぎた時、板バ
ネの短い係止部側に設けた起し部がゲージの係止孔に係
合し、ゲージの抜けを防止できるため、いちいち組付け
をする煩わしさが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る事務用パンチの一部組付け前の斜
視図
【図2】要部の断面図
【図3】板バネ組付け前の断面図
【図4】板バネ組付け後の断面図
【図5】図4におけるA矢視図
【図6】ゲージ外れ防止時の断面図
【符号の説明】
1 ベース 2 角孔 3 開口部 4 突部 5 段部 6 板バネ 7 突起 8 起し部 9 短い係止部 10 長い係止部 11 ゲージ 12 紙規制部 13 係止孔 14 刻印 15 凹溝 16 パンチ孔 17 フレーム 18 パンチ刃 20 支点軸 21 捩りバネ 22 レバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチ本体のベースの両側部の上端に角
    孔を、ベースの中央平面部に開口部を設け、互いに向か
    い合う一対の突部と、この突部をはさで両側にL字状に
    なる二対の段部とをそれぞれ設けるとともに、上向きに
    円弧状になる板バネの中央に突起を設け、一端の中央に
    上向きに傾斜してなる起し部と、この起し部をはさんで
    両側に下向きに且つやや内方向に曲折してなる2ケの短
    い係止部を設け、他端に下向きに且つやや内方向に曲折
    してなる長い係止部とをそれぞれ設け、L字状になるゲ
    ージの下面に複数の凹溝を設け、水平部の端部に係止孔
    を設け、前記ベースの二対の段部に板バネの短い係止部
    と長い係止部とを係止し、ゲージをベースの両側部の上
    端の角孔に挿通し、板バネの突起はゲージの凹溝に、バ
    ネの起し部はゲージの係止孔に係止することを特徴とす
    る事務用パンチのゲージ取付装置。
JP1991071136U 1991-08-09 1991-08-09 事務用パンチのゲージ取付装置 Expired - Lifetime JP2528342Y2 (ja)

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JPH0516199U JPH0516199U (ja) 1993-03-02
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JPH0798319B2 (ja) * 1986-10-31 1995-10-25 カ−ル事務器株式会社 多穴パンチ

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