JP2528325B2 - 水処理用接触材の製造方法 - Google Patents

水処理用接触材の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、廃水を生物学的方法により接触酸化処理す
るに際して多数本を水中に張設して使用する水処理接触
材の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の接触酸化用紐状接触材としては、特公昭59−38
838号公報に記載されているように、メリヤス編に編組
されて筒状に撚り加工された紐状基布より編込まれたル
ープ糸のパイルを放射状に植立した構成が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の特公昭59−38838号公報に記載の紐状接触材
は、撚り加工がメリヤス編の編目とパイルとに対してど
の方向に撚られているか不明であるが、メリヤス編の鎖
組織の方向やメリヤス編生地の撚りの方向によってはル
ープが紐の周囲で充分に拡開せず、活性汚泥の捕捉効果
が低いものになるという問題がある。
仮に、特公昭59−38838号公報に記載の紐状接触材
が、撚りがかけられているとしても、複数の矩形状フレ
ームが小間隔を隔てて互いに平行に配設されており、各
フレームに長尺な紐状接触材を掛け渡しているだけで、
この紐状接触材の折り返し個所に止めがないため、撚り
が戻りやすい。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、パイル
組織糸を織込んだ細巾メリヤス編生地の撚りを戻らない
ようにするとともに表面に突出したループ糸が充分に拡
開し活性汚泥の捕捉効果の高い水処理用接触材の製造方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、鎖組織糸と挿入糸
とよりなるメリヤス編基礎組織に前記鎖組織糸と共に編
込まれたパイル組織糸によって表面に多数のループ糸を
引出した細巾メリヤス編生地に、前記鎖組織糸が前記ル
ープ糸の引出し基部を表面に押し出す方向に撚りをか
け、前記メリヤス編生地よりなる螺旋状の中空芯材の外
周に前記ループ糸を放射状に突出させて多空隙状の円筒
形紐状体を形成し、この円筒形紐状体の端部に支持杆を
沿わせその外側から締付管を嵌着して、この円筒形紐状
体を撚りが戻らないように支持すること、または、この
円筒形紐状体の端部を袋状の布に縫着し、この袋状の布
に支持杆を挿通して、前記円筒形紐状体を撚りが戻らな
いように支持することを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、細巾メリヤス編生地にループ糸の引
出し基部を表面に押し出す方向に撚りをかけると鎖組織
糸がパイル組織糸からのループ糸の引出し基部を細巾メ
リヤス編生地の表面に突出する方向に押し出し、ループ
糸は弾撥力により細巾メリヤス編生地の表面より立ち上
った状態を保ち、これが螺旋状の芯材を囲んで放射状に
拡開して突出し活性汚泥捕捉空隙を形成するものであ
る。また、支持杆と締付管とで紐状体の両端を固定する
こと、または、円筒形紐状体の端部を袋状の布に縫着
し、この袋状の布に支持杆を挿通することで、この紐状
体の撚りが戻らないように工夫している。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図ないし第3図に示すように、細巾メリヤス編生
地1を螺旋状に捲回して中空筒状芯材2を形成すると、
芯材2の周囲よりループ糸3が放射状に突出し、芯材2
のループ糸3より多空隙状の円筒形紐状体4が形成され
る。
そして、第1図は本発明の第1実施例を示すものであ
るが、紐状体4は撚りが戻らないように、支持杆8とこ
れに紐状体4の外側から嵌着される締付管9とによって
両端を固定して支持しておく。
また、本発明の第2実施例として第18図に示すよう
に、撚りをかけた多数本の紐状体4を並列し両端を夫々
袋状の布10に縫着し、該袋状の布10を支持杆8に挿通し
て固定する。
前記細巾メリヤス編生地1は第4図に示すように、ポ
リエステル繊維よりなる鎖組織糸5と塩化ビニリデン繊
維よりなる挿入糸6とでメリヤス編が編成され、さらに
鎖組織糸5に同時にほとんど撚りのない塩化ビリニデン
繊維10本の集合体よりなるパイル組織糸7が編込まれ、
このパイル組織糸7より細巾メリヤス編生地1の表面に
鎖編目1目毎にリープ糸3を引出して編成される。
鎖組織糸5の鎖編目の方向は一定方向となっている。
第4図において、A区域は鎖組織糸5と挿入糸6より
なる基礎組織を示し、B区域は前記基礎組織にパイル組
織糸7を編込んだ組織を示し、C区域は、鎖組織糸5と
パイル組織糸7の編込み組織を示し、D区域はパイル組
織糸7の組織を示している。
また、第4図のB,C,D区域において、パイプ組織糸7
のループ糸3は右方向に突出されているがこれはループ
糸を突出させるために引出されている状態図であって編
機のピンから外されたときは鎖線で示すように左下方に
ループをなして垂れ下がった状態となる。
さらに、第5図は鎖組織糸5の組織図、第6図は鎖組
織糸5と挿入糸6の組織図、第7図はパイル組織糸7の
組織図を夫々示している。
また第8図はパイル組織糸7単独の編成状態の正面を
示し、第9図はその側面を示している。そして第10図は
細巾メリヤス編生地1に編込まれたパイル組織糸7のル
ープ糸3の正面を示し、第11図はその平面を示してい
る。第9図ないし第11図には、ループ糸3はその弾力性
によって細巾メリヤス編生地1の表面から突出している
ことが示されている。
次に上述のようにして編成された細巾メリヤス編生地
1に、第4図において指矢の方向に撚りをかけ、細巾メ
リヤス編生地1の裏面を内周面とした螺旋状の細い中空
筒体よりなる芯材2を形成すると芯材2の周囲にループ
糸3が放射状に拡開して突出する。
その理由を第12図ないし第15図によって説明する。細
巾メリヤス編生地1に撚りをかけない場合はループ糸3
の引出し基部3aは第12図およびその一部の拡大図である
第13図に示すように、鎖組織糸5とパイル組織糸7によ
って押えられているためその弾性反撥力によって稍下方
に傾斜したループを形成している。つぎに、第12図また
は第15図において指矢の方向に撚りが加えられると、ル
ープ糸3の引出し基部3aを上方から押えていた鎖組織糸
5の押え部5aが浮上り、同時に引出し基部3aの下面に位
置した鎖組織糸5の押上部5bがループ糸3の引出し基部
3aを表面に押上げる作用をする。このため細巾メリヤス
編生地1の表面に沿って寝た状態にあったループ糸3が
鎖組織糸5の押上げ力と自己の弾撥力により細巾メリヤ
ス編生地1の表面に立ち上った状態となり、第16図に示
すように芯材2より略水平に近く拡散した放射状に突出
した状態となる。
したがって上下左右のループ糸間の空隙率が大となり
紐状体4の内部まで活性汚泥が捕捉され易い状態とな
る。このときループ糸3を構成する10本の塩化ビニリデ
ン繊維もばらばらに拡散する。
細巾メリヤス編生地1に対する撚りの方向が第4図に
示す指矢の方向と逆向きになると、ループ糸3の引出し
基部3aが鎖組織糸5によって内方に押込まれた状態とな
り、リープ糸3の立ち上りが少なく、傘をすぼめた状態
となる。
したがって、芯材2を軸としたループ糸3の拡開度が
少なく第17図に示すように紐状体4の直径が小さくなり
ループ糸3間に活性汚泥を捕捉する間隙が少なくなり、
活性汚泥はループ糸3の先端即ち紐状体4の外周附近の
みでしか捕捉されない。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の水処理用接触材の製造方法
は、表面にループ糸を引出した細巾メリヤス編生地に撚
りをかけて芯材を形成し、その外周に突出した多数のル
ープ糸を形成するに際し、撚りの方向を、細巾メリヤス
編生地を構成する鎖組織糸がループ糸の引出し基部を押
出す方向にしたために、ループ糸が自己の弾撥力と鎖組
織糸の押出し力とによって芯材の表面に突出し、芯材の
周囲に多数のループ糸よりなる多空隙状の円筒体が形成
され、しかも細巾のメリヤス編生地の撚りが戻らないよ
うに工夫していることも加えて、この円筒体の内部まで
活性汚泥が捕捉されるから接触酸化効果を上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の水処理用接触材の製造方法の第1実施
例によって得られた水処理用接触材の正面図、第2図は
同上一部の拡大図、第3図は同上横断平面図、第4図は
同上細巾メリヤス編生地の編成時の拡大正面図、第5図
は鎖組織糸の組織図、第6図は同上基礎組織の組織図、
第7図は同上パイル組織糸の組織図、第8図は同上パイ
ル組織糸の編成正面図、第9図は同上側面図、第10図は
同上鎖組織糸とパイル組織糸の編成正面図、第11図は同
上平面図、第12図は同上一部の拡大正面図、第13図は同
上矢視部の拡大正面図、第14図は同上撚りをかける前の
鎖組織糸とループ糸との関係を示す正面図、第15図は同
上撚りをかけた状態を示す正面図、第16図は同上ループ
糸の拡開状態を示す拡大横断平面図、第17図は撚りの方
向が逆の場合のループ糸の拡開状態を示す横断平面図、
第18図は水処理用接触材の製造方法の第2実施例によっ
て得られた水処理用接触材の正面図である。 1……メリヤス編生地、2……芯材 3……ループ糸、3a……引出し基部 4……紐状体、5……鎖組織糸 6……挿入糸、7……パイル組織糸 8……支持杆、9……締付管 10……袋状の布

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鎖組織糸と挿入糸とよりなるメリヤス編基
    礎組織に前記鎖組織糸と共に編込まれたパイル組織糸に
    よって表面に多数のループ糸を引出した細巾メリヤス編
    生地に、前記鎖組織糸が前記ループ糸の引出し基部を表
    面に押し出す方向に撚りをかけ、前記メリヤス編生地よ
    りなる螺旋状の中空芯材の外周に前記ループ糸を放射状
    に突出させて多空隙状の円筒形紐状体を形成し、この円
    筒形紐状体の端部に支持杆を沿わせその外側から締付管
    を嵌着して、この円筒形紐状体を撚りが戻らないように
    支持することを特徴とする水処理用接触材の製造方法。
  2. 【請求項2】鎖組織糸と挿入糸とよりなるメリヤス編基
    礎組織に前記鎖組織糸と共に編込まれたパイル組織糸に
    よって表面に多数のループ糸を引出した細巾メリヤス編
    生地に、前記鎖組織糸が前記ループ糸の引出し基部を表
    面に押し出す方向に撚りをかけ、前記メリヤス編生地よ
    りなる螺旋状の中空芯材の外周に前記ループ糸を放射状
    に突出させて多空隙状の円筒形紐状体を形成し、この円
    筒形紐状体の端部を袋状の布に縫着し、この袋状の布に
    支持杆を挿通して、前記円筒形紐状体を撚りが戻らない
    ように支持することを特徴とする水処理用接触材の製造
    方法。
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