JP2528269Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JP2528269Y2 JP2528269Y2 JP1990063990U JP6399090U JP2528269Y2 JP 2528269 Y2 JP2528269 Y2 JP 2528269Y2 JP 1990063990 U JP1990063990 U JP 1990063990U JP 6399090 U JP6399090 U JP 6399090U JP 2528269 Y2 JP2528269 Y2 JP 2528269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- case
- shutter
- disc
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハードディスク、特に両面タイプのハード
ディスクをケース内に収納したディスクカートリッジに
関するものである。
ディスクをケース内に収納したディスクカートリッジに
関するものである。
一般に情報記録担体としてのコンパクトディスク（C
D）或いはビデオディスク（LD）はケースごと取扱われ
ているが、ディスクをケースのディスク収納エリアにそ
のまま収納したのではディスクがケースに接触して埃や
傷がつきやすいので、保管時、運搬時などの未使用時に
はディスクに埃や傷がつかないようにケース内におい
て、ディスクを保持部材で支持されることが知られてい
る。
D）或いはビデオディスク（LD）はケースごと取扱われ
ているが、ディスクをケースのディスク収納エリアにそ
のまま収納したのではディスクがケースに接触して埃や
傷がつきやすいので、保管時、運搬時などの未使用時に
はディスクに埃や傷がつかないようにケース内におい
て、ディスクを保持部材で支持されることが知られてい
る。
従来のディスクカートリッジでは、未使用時における
ディスクの保持部材はシャッタの開閉とディスク保持部
材の保持・未保持の動作はドライブ上の別部材が行って
いたためドライブの機構が複雑になっていた。また、デ
ィスク保持部材を単独で設けると、複数個の保持部材が
必要となりディスクカートリッジの部品点数が増えてコ
ストも増し、組立性も悪くなるといった不具合が生じる
ばかりか取扱いも煩雑となる欠点があった。
ディスクの保持部材はシャッタの開閉とディスク保持部
材の保持・未保持の動作はドライブ上の別部材が行って
いたためドライブの機構が複雑になっていた。また、デ
ィスク保持部材を単独で設けると、複数個の保持部材が
必要となりディスクカートリッジの部品点数が増えてコ
ストも増し、組立性も悪くなるといった不具合が生じる
ばかりか取扱いも煩雑となる欠点があった。
本考案は、これら従来の欠点を適確に除去しようとす
るもので、ディスクへの保持部材の接離動作のドライブ
機構の簡素化と、組立性の簡便化とを可能にし、保持時
にはディスクをケース内に確実に常備でき、記録面への
影響がなく安全に収納できるディスクカートリッジを構
成簡単で安価な形態で提供することを目的とするもので
ある。
るもので、ディスクへの保持部材の接離動作のドライブ
機構の簡素化と、組立性の簡便化とを可能にし、保持時
にはディスクをケース内に確実に常備でき、記録面への
影響がなく安全に収納できるディスクカートリッジを構
成簡単で安価な形態で提供することを目的とするもので
ある。
本考案は、ディスクと、該ディスクを回転自在に収納
しうる上ケースと下ケースとからなるケースと、このケ
ースに形成したピックアップ挿入用窓孔を開閉するよう
にスライド可能に設けたシャッタとを備えたディスクカ
ートリッジにおいて、前記ケース内に前記ディスクの外
周部に沿って環状または円弧状の当て受けリブを備える
と共に、前記シャッタのスライダの一端側を延設したス
ライダ端部に、前記シャッタが前記窓孔を閉じた状態の
ときに前記ディスクを前記当て受けリブと協同して挟み
込むディスク当接面のあるディスク保持部材を突設した
ものである。
しうる上ケースと下ケースとからなるケースと、このケ
ースに形成したピックアップ挿入用窓孔を開閉するよう
にスライド可能に設けたシャッタとを備えたディスクカ
ートリッジにおいて、前記ケース内に前記ディスクの外
周部に沿って環状または円弧状の当て受けリブを備える
と共に、前記シャッタのスライダの一端側を延設したス
ライダ端部に、前記シャッタが前記窓孔を閉じた状態の
ときに前記ディスクを前記当て受けリブと協同して挟み
込むディスク当接面のあるディスク保持部材を突設した
ものである。
本考案は、ディスク１と、該ディスク１を回転自在に
収納しうる上ケースと下ケースとからなるケース２と、
このケースに形成した駆動部挿入孔３およびピックアッ
プ挿入用窓孔４を開閉するようにスライド自在に設けた
シャッタ５とを備えたディスクカートリッジにおいて、
前記ケース２内に前記ディスク１の外周部に沿って環状
または円弧状の当て受けリブ７を備えると共に、前記シ
ャッタ５のスライダ51の一端側を延設したスライダ端部
に、前記シャッタ５が前記窓孔４を閉じた状態のときに
前記ディスク１を前記当て受けリブ７と協同して挟み込
むディスク当接面61のあるディスク保持部材６を突設し
たものである。
収納しうる上ケースと下ケースとからなるケース２と、
このケースに形成した駆動部挿入孔３およびピックアッ
プ挿入用窓孔４を開閉するようにスライド自在に設けた
シャッタ５とを備えたディスクカートリッジにおいて、
前記ケース２内に前記ディスク１の外周部に沿って環状
または円弧状の当て受けリブ７を備えると共に、前記シ
ャッタ５のスライダ51の一端側を延設したスライダ端部
に、前記シャッタ５が前記窓孔４を閉じた状態のときに
前記ディスク１を前記当て受けリブ７と協同して挟み込
むディスク当接面61のあるディスク保持部材６を突設し
たものである。
前記シャッタ５としては、上下シャッタ板と、該シャ
ッタ板を連結するスライダ51とからなり、さらに前記デ
ィスク保持部材６は前記ディスク１の外周側面に沿う円
弧状の弾性当接面61を備えている。
ッタ板を連結するスライダ51とからなり、さらに前記デ
ィスク保持部材６は前記ディスク１の外周側面に沿う円
弧状の弾性当接面61を備えている。
また、前記スライダ51としては、合成樹脂材で構成し
てあるが、他の連結部材に代替することもできるし、ケ
ース２の外側に配備することに限らず、ケース２の内側
に摺動自在に配備することも選んでできる。さらに、前
記上下ケースはシャッタ５のスライド溝（図示せず）を
備えてあり、しかもケース２の内面には前記ディスク１
と当接する面の一部または全体にクッション性を有する
当接部材、例えば超高分子量ポリエチレン、超高分子量
ポリエチレン発泡材ないしはグラファイトテフロンポリ
エステル（PET）さらには低摩擦並びに耐摩耗性の高
い、ステンレスその他の合金などの金属材料でベルト状
のシートを貼付固着してある。
てあるが、他の連結部材に代替することもできるし、ケ
ース２の外側に配備することに限らず、ケース２の内側
に摺動自在に配備することも選んでできる。さらに、前
記上下ケースはシャッタ５のスライド溝（図示せず）を
備えてあり、しかもケース２の内面には前記ディスク１
と当接する面の一部または全体にクッション性を有する
当接部材、例えば超高分子量ポリエチレン、超高分子量
ポリエチレン発泡材ないしはグラファイトテフロンポリ
エステル（PET）さらには低摩擦並びに耐摩耗性の高
い、ステンレスその他の合金などの金属材料でベルト状
のシートを貼付固着してある。
この場合、前記当接部材はシャッタ５を前記ケース２
の内側に設けたときにはシャッタ５とディスク１とを当
接する面の一部または全体に設けたり、前記保持部材６
の当接面61に設けてもよい。
の内側に設けたときにはシャッタ５とディスク１とを当
接する面の一部または全体に設けたり、前記保持部材６
の当接面61に設けてもよい。
また前記シャッタ５は、ケース２に形成した記録・再
生用ピックアップ挿入用窓部４及び／または駆動部挿入
孔３を自動的に開閉するように摺動自在にケース２に設
けられ機器内の開閉機構（図示せず）で移動させられる
バネで閉方向側に付勢配備されている。９はシャッタ案
内用凹面である。
生用ピックアップ挿入用窓部４及び／または駆動部挿入
孔３を自動的に開閉するように摺動自在にケース２に設
けられ機器内の開閉機構（図示せず）で移動させられる
バネで閉方向側に付勢配備されている。９はシャッタ案
内用凹面である。
しかしてケース２内においてディスク１が、運転使用
中では第２図のようにシャッタ５が開いて機器内の駆動
部材（図示せず）で宙に浮いた状態となり、また機器か
らカートリッジを取り出すときはシャッタ５が閉まって
保持部材６が当接面で接触し、第１図に示すようにディ
スク１の支持がケース２の収納エリア内で可能であるの
で、ディスク１の記録面部のこすれがなく当たり傷の発
生を適確になくし安全に使用することができ、保管、運
搬の取扱を容易にするものである。
中では第２図のようにシャッタ５が開いて機器内の駆動
部材（図示せず）で宙に浮いた状態となり、また機器か
らカートリッジを取り出すときはシャッタ５が閉まって
保持部材６が当接面で接触し、第１図に示すようにディ
スク１の支持がケース２の収納エリア内で可能であるの
で、ディスク１の記録面部のこすれがなく当たり傷の発
生を適確になくし安全に使用することができ、保管、運
搬の取扱を容易にするものである。
本考案は、ディスクと、該ディスクを回転自在に収納
しうる上ケースと下ケースとからなるケースと、このケ
ースに形成した駆動部挿入孔およびピックアップ挿入用
窓孔を開閉するようにスライド可能に設けたシャッタと
を備えたディスクカートリッジにおいて、前記ケース内
に前記ディスクの外周部に沿って環状または円弧状の当
て受けリブを備えると共に、前記シャッタのスライダの
一端側を延設したスライダ端部に、前記シャッタが前記
窓孔を閉じた状態のときに前記ディスクを前記当て受け
リブと協同して挟み込むディスク当接面のあるディスク
保持部材を突設したことにより、ディスクへの保持部材
の接離動作のドライブ機構の簡素化と組立性の簡便化と
を可能にし、保持時にはディスクの記録面部がよごれた
り、こすられて損傷するおそれがなく安全保持されて用
いられると共に、経時変化も少なく未使用時の保管，運
搬，取扱いにも支障がなく、ディスクの安定した常備が
可能で、しかもディスク保持のための部品点数も少なく
し、組立性も一層良好にし、構成簡単で安価な形態で構
成することができるものである。
しうる上ケースと下ケースとからなるケースと、このケ
ースに形成した駆動部挿入孔およびピックアップ挿入用
窓孔を開閉するようにスライド可能に設けたシャッタと
を備えたディスクカートリッジにおいて、前記ケース内
に前記ディスクの外周部に沿って環状または円弧状の当
て受けリブを備えると共に、前記シャッタのスライダの
一端側を延設したスライダ端部に、前記シャッタが前記
窓孔を閉じた状態のときに前記ディスクを前記当て受け
リブと協同して挟み込むディスク当接面のあるディスク
保持部材を突設したことにより、ディスクへの保持部材
の接離動作のドライブ機構の簡素化と組立性の簡便化と
を可能にし、保持時にはディスクの記録面部がよごれた
り、こすられて損傷するおそれがなく安全保持されて用
いられると共に、経時変化も少なく未使用時の保管，運
搬，取扱いにも支障がなく、ディスクの安定した常備が
可能で、しかもディスク保持のための部品点数も少なく
し、組立性も一層良好にし、構成簡単で安価な形態で構
成することができるものである。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は未使用状態の平
面図、第２図は使用状態の平面図である。 １……ディスク、２……ケース、３……駆動部挿入孔、
４……ピックアップ挿入用窓孔、５……シャッタ、51…
…スライダ、６……保持部材、７……当て受けリブ。
面図、第２図は使用状態の平面図である。 １……ディスク、２……ケース、３……駆動部挿入孔、
４……ピックアップ挿入用窓孔、５……シャッタ、51…
…スライダ、６……保持部材、７……当て受けリブ。
Claims (2)
- 【請求項１】ディスク１と、該ディスクを回転自在に収
納しうる上ケースと下ケースとからなるケース２と、こ
のケースに形成したピックアップ挿入用窓孔４を開閉す
るようにスライド可能に設けたシャッタ５とを備えたデ
ィスクカートリッジにおいて、前記ケース２内に前記デ
ィスク１の外周部に沿って環状または円弧状の当て受け
リブ７を備えると共に、前記シャッタ５のスライダ51の
一端側を延設したスライダ端部に前記シャッタ５が前記
窓孔４を閉じた状態のときに前記ディスク１を前記当て
受けリブ７と協同して挟み込むディスク当接面61のある
ディスク保持部材６を突設したことを特徴とするディス
クカートリッジ。 - 【請求項２】前記ディスク保持部材６が前記ディスクの
外周側面に沿って弾性当接面61を備えている請求項１記
載のディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063990U JP2528269Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063990U JP2528269Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0426462U JPH0426462U (ja) | 1992-03-03 |
| JP2528269Y2 true JP2528269Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31594529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990063990U Expired - Lifetime JP2528269Y2 (ja) | 1990-06-19 | 1990-06-19 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528269Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62248182A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | デイスクカ−トリツジ |
-
1990
- 1990-06-19 JP JP1990063990U patent/JP2528269Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0426462U (ja) | 1992-03-03 |
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