JP2528115Y2 - 自発光式小型道路鋲 - Google Patents

自発光式小型道路鋲

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JP2528115Y2
JP2528115Y2 JP1992062981U JP6298192U JP2528115Y2 JP 2528115 Y2 JP2528115 Y2 JP 2528115Y2 JP 1992062981 U JP1992062981 U JP 1992062981U JP 6298192 U JP6298192 U JP 6298192U JP 2528115 Y2 JP2528115 Y2 JP 2528115Y2
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solar cell
storage battery
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tack
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義也 藤下
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Sekisui Jushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は道路、縁石等に設置され
る自発光式小型道路鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自発光式道路鋲は、鋲本体に太陽
電池、発光体、蓄電池、コントローラが配設され、昼間
太陽電池により充電された蓄電池を電源として夜間発光
体がコントローラにより発光制御されている。又、太陽
電池として、アモルファスシリコン太陽電池や結晶系シ
リコン太陽電池といった晴天一日分で数日分の発電能力
のあるものが使用され、蓄電池として、鉛シール蓄電池
やニッケルカドミウム電池といった数日分の充電容量を
有するものが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の自発光式道路鋲は、雨天、曇天等の悪天候時に太
陽電池の発電が期待できないことから、悪天候時にも正
常に作動させるために、数日分の充電容量を有する能力
の大きい蓄電池が使用され、太陽電池も晴天一日分で数
日分の出力ができる能力の大きいものが使用され、太陽
電池、蓄電池ともに嵩張り、大型で高価なものとなって
いる。
【0004】又、大型化することから、道路に設置する
場合にそのまま設置できず、土中埋設工事が必要となり
施工に手間がかかるとともに、縁石上等埋設できない箇
所に取付けると嵩張り、歩行者、自転車等に接触しやす
く危険な問題点がある。さらに、高価につくことから、
鋲本体内の蓄電池が交換可能なようになされているの
で、鋲本体が開閉しうる複雑な構造となり、鋲本体の水
密性が劣り、内部に水が浸入して故障しやすい問題点も
ある。
【0005】本考案はかかる従来の問題点を解消した自
発光式小型道路鋲を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は太陽電池として雨天、曇天等の悪天候時に
も発電可能な化合物半導体による薄膜太陽電池を使用
し、従来数日分の容量が必要であった蓄電池の容量を小
さくし、かつ太陽電池の能力も従来より小さい能力です
むようにし、小型化したものである。
【0007】すなわち、本考案自発光式小型道路鋲は、
鋲本体の上面に化合物半導体による薄膜太陽電池が、側
面に発光体発光体がが、内部にコイン型リチウム蓄電池
とコントローラ等の部品がそれぞれ配設され、鋲本体内
部に合成樹脂等の充填材が充填固化されて薄膜太陽電
池、発光体、蓄電池、コントローラ等の部品が埋設一体
化されると共に、鋲本体が密閉され、太陽電池により充
電された蓄電池を電源として発光体がコントローラによ
り発光制御されるようになされたものである。
【0008】
【作用】昼間天候にかかわらず太陽電池により少なくと
もその日の夜間発光するのに必要な量の電気が発電され
て蓄電池に充電される。そのために太陽電池、蓄電池と
もに容量、能力の小さいものですみ、小型化できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案について説
明する。図面において、1は鋲本体であって、合成樹
脂、金属等から作製され、一般に図1の如く断面台形等
適宜形状の偏平状となされている。鋲本体1の上面、側
面にはそれぞれ透明樹脂等からなる透明窓11,12が
設けられている。この透明窓11,12は鋲本体1と一
体成形されてもよいし、別途作製後鋲本体1に固着され
てもよい。
【0010】鋲本体1内には太陽電池2、発光体3、蓄
電池4、コントローラ5が配設されている。とくに太陽
電池2は図2の如く鋲本体1の上面透明窓11に面して
設けられ、発光体3は鋲本体1の側面透明窓12に面し
て設けられている。
【0011】太陽電池2としては、雨天、曇天等の悪天
候時にも発電可能な化合物半導体による薄膜太陽電池が
使用されている。この太陽電池2は半導体の光起電力効
果を利用した小型かつ軽量なものであって、結晶系シリ
コンに比べて各波長領域で高い分光特性をもち、アモル
ファスシリコンに比べて幅広い波長領域で感度をもち、
しかも太陽光照射に対しても長時間安定した特性を有し
ている。
【0012】又、発光体3としては、発光ダイオード、
電球、エレクトロルミネッセンス発光体等が使用され
る。蓄電池4としては、一日分の発光に要する量の電気
を充電するに足る容量のコイン型リチウム電池が使用さ
れる。コントローラ5は充電放電発光を制御する従来公
知の回路を有するものが使用される。
【0013】鋲本体1は一般に底面が開口され、この開
口部から内部に上記太陽電池2、蓄電池4、コントロー
ラ5等の部品が挿入され、さらに図2や図4の如く、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂等の合成
樹脂等からなる充填材6が充填固化され、内部に水等が
侵入しないように密閉されている。すなわち、一般に鋲
本体1内の蓄電池4等は交換不可能となされ、使い捨て
となされている。
【0014】かして、本考案自発光式小型道路鋲は、
コントローラ5の制御のもとに、昼間太陽電池2により
夜間発光するのに必要な量の電気が蓄電池4に充電さ
れ、この蓄電池4を電源として発光体3が点滅発光する
ようになされている。
【0015】なお、7は鋲本体1の側面に設けられた再
帰性反射材である。この反射材7は夜間視認性を向上さ
せるために設けられ、例えば図1、図2の場合は鋲本体
1の内側面がプリズム状凹凸となされて鋲本体1と一体
的に設けられ、図3、図4の場合はガラスビーズ等とな
され、鋲本体1に固着されている。
【0016】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案自発光式小型
道路鋲は、化合物半導体による薄膜太陽電池とコイン型
リチウム蓄電池が使用されているので、太陽電池と蓄電
池を従来に比べ容量、能力を減少させたコンパクトなも
のとし、小型かつ安価なものとすることができる。しか
も、小型で嵩張らないことから、施工に際して従来の如
く土中埋設工事を必要とせず、そのまま路面や縁石等に
取付けることができ、施工性を向上させることができ
る。
【0017】又、鋲本体の内部に合成樹脂等の充填材が
充填固化されて薄膜太陽電池、発光体、蓄電池、コント
ローラ等の部品が埋設一体化されているので、例え鋲本
体に亀裂等が入ってもこれらの部品は水密性がよく、浸
水による故障が発生せず、耐久性がよい。さらに、上記
安価なことと相まって鋲本体内の蓄電池等の交換を考慮
せずに使い捨てとして鋲本体を密閉でき、従来の蓄電池
等の交換を必要とするものに比べ構造を簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自発光式小型道路鋲の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図3】本考案自発光式小型道路鋲の他の実施例を示
し、(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図4】図3のB−B線における拡大断面図である。
【符号の説明】
1 鋲本体 2 太陽電池 3 発光体 4 蓄電池 5 コントローラ 6 充填材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋲本体の上面に化合物半導体による薄膜太
    陽電池が、側面に発光体が、内部にコイン型リチウム蓄
    電池とコントローラ等の部品がそれぞれ配設され、鋲本
    体内部に合成樹脂等の充填材が充填固化されて薄膜太陽
    電池、発光体、蓄電池、コントローラ等の部品が埋設一
    体化されると共に、鋲本体が密閉され、太陽電池により
    充電された蓄電池を電源として発光体がコントローラに
    より発光制御されるようになされた自発光式小型道路
    鋲」
JP1992062981U 1992-09-08 1992-09-08 自発光式小型道路鋲 Expired - Lifetime JP2528115Y2 (ja)

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JPH02117583U (ja) * 1989-03-08 1990-09-20

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