JP2528042Y2 - 接続用弾性ホース - Google Patents

接続用弾性ホース

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JP2528042Y2
JP2528042Y2 JP1991018779U JP1877991U JP2528042Y2 JP 2528042 Y2 JP2528042 Y2 JP 2528042Y2 JP 1991018779 U JP1991018779 U JP 1991018779U JP 1877991 U JP1877991 U JP 1877991U JP 2528042 Y2 JP2528042 Y2 JP 2528042Y2
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JP
Japan
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hose
deodorizing
rib
connection
elastic hose
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JP1991018779U
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JPH0497974U (ja
Inventor
優孝 水谷
英司 齋藤
育哉 井戸田
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、シャワートイレの脱臭
用等の気密性を保持する必要のある個所へ使用される接
続用の弾性ホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、気密性を保持する必要のある個
所へ使用される弾性ホースとしては、シャワートイレ等
において使用される脱臭用のものがある。この脱臭用ホ
ースは、ゴム,塩化ビニール,ポリエチレン,シリコン
等で成形されている。脱臭用ホースの一方側は、脱臭フ
ァンを介して便鉢内へ連通すべく接続されており、他方
側は下水又は脱臭本管等へ連通接続されている。而し
て、その接続は、図5に示すように、下水等へ連通する
排気管1に脱臭用ホース2の接続部(一方の端部)を外
嵌装着し、その状態で更に脱臭用ホース2の外周囲にバ
ンド3を締結し、該バンド3で脱臭用ホース2と排気管
1との間の気密性を保持するようにしている。これは、
気密性が保たれない場合は、下水等からの臭気が逆流す
るという問題があるからである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
脱臭用ホース2の接続方法では、バンド3の締結力以上
の力が加わった場合に前記脱臭用ホース2が外れること
があり、その気密性が失われるという欠点があった。シ
ャワートイレの脱臭用ホースとして用いる場合には、ト
イレ室内に臭気が充満するという欠点があった。このよ
うな問題は、気密性及び水密性を保持する必要のあるそ
の他の用途の弾性ホースにおいても頻繁に発生する事項
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来の弾性ホ
ースの接続構造の前記課題に鑑みてこれを改良除去した
ものであって、意図的行為による場合の外は決して外れ
ることがなく、しかも気密性の確保が確実でなお且つシ
ールパッキン等が不要なシャワートイレの脱臭に用いる
接続用の弾性ホースを提供せんとするものである。
【0005】而して、前記課題を解決するために本考案
が採用した手段は、脱臭用の弾性ホースの接続部の
囲にシールパッキンを兼用するリブを一体的に突設し
袋ナットと分岐接続管の端面との間で前記リブを圧着挟
持するようにしたことを特徴とする接続用弾性ホースで
ある。
【0006】
【作用】弾性ホースの接続部の周囲に形成したリブは、
袋ナットを用いて接続すると、前記リブの部分がシール
パッキンの役目と、抜け止めの役目をする。そのため、
通常の使用状態で弾性ホースが抜けるというようなこと
は決してなく、またシール性も確実であるので、ホース
内を流れる流体が漏れ出るというようなこともなくな
る。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の構成を図面に示す実施例に
基づいて図面を参照して説明すると次の通りである。
【0008】図1乃至図4は、本考案の弾性ホースをシ
ャワートイレ4の脱臭用ホース5へ適用した場合の実施
例に係るものである。図1はシャワートイレ4の全体を
示す透視図、図2は脱臭構造を示すシャワートイレ4の
縦断面側面図、図3は脱臭用ホース5の斜視図、図4は
脱臭用ホース5の接続構造を示す縦断面図である。図1
及び図2に示すように、このシャワートイレ4は、便器
本体6の後部側にメカボックス7が形成されており、該
メカボックス7に温水タンク8,シャワーノズル9,温
風ファン10,電磁ポンプ11が設置されている。シャ
ワーノズル9の先端は、メカボックス7の前面側に形成
された開口12を通じて便鉢13の内部空間14へ進退
自在になされている。便器本体6の後部側上面には、洗
浄タンク15とこれを覆うタンクカバー16とが設置さ
れている。そして、タンクカバー16内における洗浄タ
ンク15の全面側には、電気回路基盤17と電動モータ
18と脱臭ファン19とが取り付けられている。
【0009】脱臭ファン19は、図2に詳しく表されて
いるように、その吸入口20は接続ホース21を介して
前記開口12へ連通接続されている。また脱臭ファン1
9の排出口22は、脱臭用ホース5を介して下水等へ連
通する排水管23へ接続されている。この接続は、便器
本体6の後部側の外部において行われており、また排水
トラップ部24の下流側において行なわている。なお、
図2において、符号25は臭気の逆流を防止するため
に、脱臭ファン19の排出口22に配設された電磁式の
逆止弁である。
【0010】而して、脱臭用ホース5は、その途中外周
面に環状のリブ26を有し、また下端側の接続部27の
外周面にシールパッキンを兼用する環状のリブ28を有
している。脱臭用ホース5の取り付けは、その上端側の
接続部29を脱臭ファン19の排出口22へ外嵌装着
し、途中のリブ26を便器本体6の外部貫通孔30へ無
理嵌めするようにしている。リブ26の無理嵌めは、脱
臭用ホース5の全体がゴム,シリコン等の弾性材料で形
成されているため、弾性を利用してリブ26の部分を丸
めて外部貫通孔30へ差込み、装着後に便器本体6の内
部でリブ26を拡開させてこれを抜け止めとして利用す
ればよい。また脱臭用ホース5の下端側接続部27にあ
っては、先ずこれを排水管23の分岐接続管31へ内嵌
し、リブ28を前記分岐接続管31の端面へ当接させて
いる。そして、この状態で袋ナット32を分岐接続管3
1の螺子部33へ螺着し、袋ナット32と分岐接続管3
1の端面との間で前記リブ28を圧着挟持するようにし
ている。これにより、リブ28は弾性変形して両者間の
間隔を埋めるようになり、シールパッキンとして機能
し、気密性を発揮する。またリブ28は、袋ナット32
と分岐接続管31の端面との間に挟持されることによ
り、抜け止めともなる。このようにこの実施例の脱臭用
ホース5にあっては、確実なシール性の確保と、抜け止
めとを行うことが可能であり、また別途バンド等の締結
部材を必要とするものではない。
【0011】ところで、本考案は上述した実施例に限定
されるものではなく、例えば弾性ホース及びリブの形
状,大きさ等は適宜の変更が可能である。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
弾性ホースの接続部の周囲に一体的にリブを突設してい
る。そのため、弾性ホースの接続は、前記リブの部分を
袋ナットを用いて締結することで、袋ナットと被接続管
の管端との間で前記リブを圧着挟持することができ、前
記リブにシールパッキンの機能を発揮させて確実なシー
ル性を確保することが可能である。また前記リブは、袋
ナットと被接続管の管端との間で挟持されており、抜け
止めの役目もする。それに加えて、リブは弾性ホースに
一体形成されているので、別途に締結用のバンド等を準
備することは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るシャワートイレの全体
を示す透視図である。
【図2】本考案の一実施例に係るシャワートイレの縦断
面側面図である。
【図3】本考案の一実施例に係る弾性ホースの斜視図で
ある。
【図4】本考案の一実施例に係る弾性ホースの取付構造
を示す縦断面図である。
【図5】従来の弾性ホースの取付構造を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
5…弾性ホース(脱臭用ホース) 27…接続用端部 28…リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱臭用の弾性ホースの接続部の外周囲にシ
    ールパッキンを兼用するリブを一体的に突設し、袋ナッ
    トと分岐接続管の端面との間で前記リブを圧着挟持する
    ようにしたことを特徴とする接続用弾性ホース。
JP1991018779U 1991-01-08 1991-01-08 接続用弾性ホース Expired - Lifetime JP2528042Y2 (ja)

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JPH0497974U JPH0497974U (ja) 1992-08-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3146272A1 (de) * 1981-11-21 1983-06-01 Metzeler Kautschuk GmbH, 8000 München "vorrichtung zur anbringung eines schlauches an einem anschlussstueck"

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JPH0497974U (ja) 1992-08-25

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