JP2528011Y2 - アイスバーン破砕装置 - Google Patents
アイスバーン破砕装置Info
- Publication number
- JP2528011Y2 JP2528011Y2 JP1989035152U JP3515289U JP2528011Y2 JP 2528011 Y2 JP2528011 Y2 JP 2528011Y2 JP 1989035152 U JP1989035152 U JP 1989035152U JP 3515289 U JP3515289 U JP 3515289U JP 2528011 Y2 JP2528011 Y2 JP 2528011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth pole
- bucket
- tooth
- general
- ice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、バケットタイプのホイルローダーショベルあ
るいは可変ブレードタイプのホイルローダーショベルに
装着するのに好適なアイスバーン破砕装置に関するもの
である。
るいは可変ブレードタイプのホイルローダーショベルに
装着するのに好適なアイスバーン破砕装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種のものにあっては、モーターグレーダー
(スカリファイヤー)に装着した構造になっている。
(スカリファイヤー)に装着した構造になっている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問
題点を有していた。
題点を有していた。
モーターグレーダーは大型のため、小回りができず、
かつ、除雪はある程度できるが、アイスバーンの破砕を
することができなかった。
かつ、除雪はある程度できるが、アイスバーンの破砕を
することができなかった。
本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のよ
うになるものである。
うになるものである。
すなわち、本願のものは、バケットタイプのホイルロ
ーダーショベルにおけるバケット1Dの背面部の下部に所
定間隔をもってツースポールボックス1Gが固着され、こ
のツースポールボックスには、ツースポール1Hが昇降調
整自在に取付けられ、このツースポール1Hは、垂直部1H
1の下端前面に斜め下方に向けた爪1H2が連設され、ダン
プシリンダー1F1でバケット1Dの先端を上昇させバケッ
ト後方部を降下せしめることでツースポールの爪を接地
させるよう構成されているアイスバーン破砕装置であ
る。
ーダーショベルにおけるバケット1Dの背面部の下部に所
定間隔をもってツースポールボックス1Gが固着され、こ
のツースポールボックスには、ツースポール1Hが昇降調
整自在に取付けられ、このツースポール1Hは、垂直部1H
1の下端前面に斜め下方に向けた爪1H2が連設され、ダン
プシリンダー1F1でバケット1Dの先端を上昇させバケッ
ト後方部を降下せしめることでツースポールの爪を接地
させるよう構成されているアイスバーン破砕装置であ
る。
また、可変ブレードタイプのホイルローダーショベル
における汎用ブレードボディ11Dの背面部の下部に所定
間隔をもってツースポールボックス11Hが固着され、こ
のツースポールボックスには、ツースポール11Jが昇降
調整自在に取付けられ、このツースポール11Jは、垂直
部11J2の下端前面に斜め下方に向けた爪11J3が連設さ
れ、ダンプシリンダー11F1で汎用ブレードボディ11Dの
先端を上昇させ汎用ブレードボディ後方部を降下せしめ
ることでツースポールの爪を接地させるよう構成されて
いることを特徴とするアイスバーン破砕装置である。
における汎用ブレードボディ11Dの背面部の下部に所定
間隔をもってツースポールボックス11Hが固着され、こ
のツースポールボックスには、ツースポール11Jが昇降
調整自在に取付けられ、このツースポール11Jは、垂直
部11J2の下端前面に斜め下方に向けた爪11J3が連設さ
れ、ダンプシリンダー11F1で汎用ブレードボディ11Dの
先端を上昇させ汎用ブレードボディ後方部を降下せしめ
ることでツースポールの爪を接地させるよう構成されて
いることを特徴とするアイスバーン破砕装置である。
[作用] 本考案のものは下記のように作用する。
第4図,第5図は可変ブレードタイプのもので示して
いるが、その作用はバケットタイプの場合も同様であ
る。
いるが、その作用はバケットタイプの場合も同様であ
る。
第4図の如く、公知の方法で可変ブレードで除雪処理
している時、アイスバーンIを処理しなければならない
場合に立ち至った時、リフトアームやダンプロットを操
作してツースポールを接地せしめる。
している時、アイスバーンIを処理しなければならない
場合に立ち至った時、リフトアームやダンプロットを操
作してツースポールを接地せしめる。
このまま前進させるとアイスバーンIは破砕されるこ
とになる。
とになる。
[考案の実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
1は本案のアイスバーン破砕装置である。
バケットタイプのホイルローダーショベルにおけるバ
ケットの後方部に適数本のツースポールを垂下固定し、
ダンプシリンダーでバケットの先端を上昇させバケット
後方部を降下せしめることでツースポールのみを接地さ
せるよう構成されている。
ケットの後方部に適数本のツースポールを垂下固定し、
ダンプシリンダーでバケットの先端を上昇させバケット
後方部を降下せしめることでツースポールのみを接地さ
せるよう構成されている。
すなわち、1Aはホイルローダーショベル本体1Bの前方
にリフトシリンダー1Cで昇降自在に配設されたリフトア
ームで、このリフトアームの先端にはバケット1Dがピン
1D1で連結されている。
にリフトシリンダー1Cで昇降自在に配設されたリフトア
ームで、このリフトアームの先端にはバケット1Dがピン
1D1で連結されている。
1D2はリフトアームボスである。
1Eはこのバケット1Dの背面中央部で、かつ、ピン1D1
より上方位置をもってピン1E1で連結されたダンプロッ
トで、このダンプロットはベルクランク1F、ダンプシリ
ンダー1F1を介してホイルローダーショベル本体1Bの前
方に連結されている。
より上方位置をもってピン1E1で連結されたダンプロッ
トで、このダンプロットはベルクランク1F、ダンプシリ
ンダー1F1を介してホイルローダーショベル本体1Bの前
方に連結されている。
1E2はダンプロットボスである。
1Gはバケット1Dの背面部の下部に所定間隔をもって固
着されたツースポールボックスで、このツースポールボ
ックスには、下方からツースポール1Hが昇降調整自在に
取付けられている。
着されたツースポールボックスで、このツースポールボ
ックスには、下方からツースポール1Hが昇降調整自在に
取付けられている。
1G1は連結ピンである。
1Iはこのツースポール1Hの先端に着脱自在に嵌着され
たポイントである。
たポイントである。
11は他の実施例のアイスバーン破砕装置である。
可変ブレードタイプのホイルローダーショベルにおけ
る汎用ブレードボディの後方部に適数本のツースポール
を垂下固定し、ダンプシリンダーで可変ブレードの先端
を上昇させ汎用ブレードボディ後方部を降下せしめるこ
とでツースポールのみを接地させるよう構成されてい
る。
る汎用ブレードボディの後方部に適数本のツースポール
を垂下固定し、ダンプシリンダーで可変ブレードの先端
を上昇させ汎用ブレードボディ後方部を降下せしめるこ
とでツースポールのみを接地させるよう構成されてい
る。
すなわち、11Aはホイルローダーショベル本体11Bの前
方にリフトシリンダー11Cで昇降自在に配設されたリフ
トアームで、このリフトアームの先端には公知の汎用ブ
レードボディ11Dがピン11D1で連結されている。
方にリフトシリンダー11Cで昇降自在に配設されたリフ
トアームで、このリフトアームの先端には公知の汎用ブ
レードボディ11Dがピン11D1で連結されている。
11D2はリフトアームボスである。
11Eはこの汎用ブレードボディ11Dの背面中央部で、か
つ、ピン11D1より上方位置をもってピン11E1で連結され
たダンプロットで、このダンプロットはベルクランク11
F、ダンプシリンダー11F1を介してホイルローダーショ
ベル本体11Bの前方に連結されている。
つ、ピン11D1より上方位置をもってピン11E1で連結され
たダンプロットで、このダンプロットはベルクランク11
F、ダンプシリンダー11F1を介してホイルローダーショ
ベル本体11Bの前方に連結されている。
11E2はダンプロットボスである。
11Hは汎用ブレードボディ11Dの先端部に連結された公
知の可変ブレードで、11H1は可変ブレード用シリンダ
ー、11H2はソリである。
知の可変ブレードで、11H1は可変ブレード用シリンダ
ー、11H2はソリである。
11Iは汎用ブレードボディ11Dの背面部に所定間隔をも
って固着されたツースポールボックスで、このツースポ
ールボックスには、下方からツースポール11Jが昇降調
整自在に取付けられている。
って固着されたツースポールボックスで、このツースポ
ールボックスには、下方からツースポール11Jが昇降調
整自在に取付けられている。
11J1は連結ピンである。
11Kはこのツースポール11Jの先端に着脱自在に嵌着さ
れたポイントである。
れたポイントである。
なお、ツースポール1H,11Jについて詳述すると、垂直
部1H1,11J2の下端の前面には斜め下方に向けた爪1H2,11
J3が連設され、垂直部1H1,11J2には調節穴Hが穿設され
た構造に構成されている。
部1H1,11J2の下端の前面には斜め下方に向けた爪1H2,11
J3が連設され、垂直部1H1,11J2には調節穴Hが穿設され
た構造に構成されている。
そこで、第2図を参照して、垂直部をツースポールボ
ックス1G,11Iに差し込み、所望する高さにして、連結ピ
ン1G1,11J1を調節穴とツースポールボックスに開設した
固定穴に貫入して固定する。
ックス1G,11Iに差し込み、所望する高さにして、連結ピ
ン1G1,11J1を調節穴とツースポールボックスに開設した
固定穴に貫入して固定する。
[考案の効果] 本考案は、上述の通り構成されているので次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
1.除雪処理をする場合は、バケットあるいは可変ブレー
ドを接地して行うことができる。
ドを接地して行うことができる。
2.アイスバーンIを処理しなければならない場合に立ち
至った時、リフトアームやダンプロットを操作してツー
スポールを接地せしめ、このまま前進させるとアイスバ
ーンIを破砕し、その後、バケットなどで仕上げするこ
とができる。
至った時、リフトアームやダンプロットを操作してツー
スポールを接地せしめ、このまま前進させるとアイスバ
ーンIを破砕し、その後、バケットなどで仕上げするこ
とができる。
3.このように本案のものを1台用意することで、処理面
の状態に応じて、バケットあるいは可変ブレードを使用
したり、ツースポールを使用することで、迅速、確実な
路面処理を行うことができると共に、ホイルローダーシ
ョベルに装着されているから、小回りが可能で、この面
でも効果的作業をすることができる。
の状態に応じて、バケットあるいは可変ブレードを使用
したり、ツースポールを使用することで、迅速、確実な
路面処理を行うことができると共に、ホイルローダーシ
ョベルに装着されているから、小回りが可能で、この面
でも効果的作業をすることができる。
4.ツースポールボックスには、下方からツースポールが
昇降調整自在に取付けられていると共に、このツースポ
ールは、垂直部の下端前面に斜め下方に向けた爪が連設
構成されているから、アイスバーンの深さなどに対し
て、ツースポールを最適な状態にその支持高さや支持角
度を保持でき、この結果、確実なアイスバーンの破砕作
業を行うことができる。
昇降調整自在に取付けられていると共に、このツースポ
ールは、垂直部の下端前面に斜め下方に向けた爪が連設
構成されているから、アイスバーンの深さなどに対し
て、ツースポールを最適な状態にその支持高さや支持角
度を保持でき、この結果、確実なアイスバーンの破砕作
業を行うことができる。
第1図はバケットタイプにおける装置の要部拡大斜視
図、 第2図はツースポール部分の分解した斜視図、 第3図は可変ブレードタイプにおける装置の要部拡大斜
視図、 第4図は可変ブレードを使用している状態の側面図、 第5図はツースポールを使用している状態の側面図であ
る。 1……アイスバーン破砕装置、1D……バケット、1H……
ツースポール、11……アイスバーン破砕装置、11E……
ダンプロット、11J……ツースポール。
図、 第2図はツースポール部分の分解した斜視図、 第3図は可変ブレードタイプにおける装置の要部拡大斜
視図、 第4図は可変ブレードを使用している状態の側面図、 第5図はツースポールを使用している状態の側面図であ
る。 1……アイスバーン破砕装置、1D……バケット、1H……
ツースポール、11……アイスバーン破砕装置、11E……
ダンプロット、11J……ツースポール。
Claims (2)
- 【請求項1】バケットタイプのホイルローダーショベル
におけるバケット(1D)の背面部の下部に所定間隔をも
ってツースポールボックス(1G)が固着され、このツー
スポールボックスには、ツースポール(1H)が昇降調整
自在に取付けられ、このツースポール(1H)は、垂直部
(1H1)の下端前面に斜め下方に向けた爪(1H2)が連設
され、ダンプシリンダー(1F1)でバケット(1D)の先
端を上昇させバケット後方部を降下せしめることでツー
スポールの爪を接地させるよう構成されていることを特
徴とするアイスバーン破砕装置。 - 【請求項2】可変ブレードタイプのホイルローダーショ
ベルにおける汎用ブレードボディ(11D)の背面部の下
部に所定間隔をもってツースポールボックス(11H)が
固着され、このツースポールボックスには、ツースポー
ル(11J)が昇降調整自在に取付けられ、このツースポ
ール(11J)は、垂直部(11J2)の下端前面に斜め下方
に向けた爪(11J3)が連設され、ダンプシリンダー(11
F1)で汎用ブレードボディ(11D)の先端を上昇させ汎
用ブレードボディ後方部を降下せしめることでツースポ
ールの爪を接地させるよう構成されていることを特徴と
するアイスバーン破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035152U JP2528011Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | アイスバーン破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035152U JP2528011Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | アイスバーン破砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125028U JPH02125028U (ja) | 1990-10-15 |
JP2528011Y2 true JP2528011Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31540260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989035152U Expired - Lifetime JP2528011Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | アイスバーン破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528011Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6424119B2 (ja) * | 2015-03-19 | 2018-11-14 | 佐藤 浩之 | 爪ブロック及び除雪方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0419065Y2 (ja) * | 1984-09-20 | 1992-04-28 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1989035152U patent/JP2528011Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02125028U (ja) | 1990-10-15 |
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