JP2528008Y2 - テープレコーダーのマイクロフォン取付装置 - Google Patents

テープレコーダーのマイクロフォン取付装置

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JP2528008Y2
JP2528008Y2 JP1988140430U JP14043088U JP2528008Y2 JP 2528008 Y2 JP2528008 Y2 JP 2528008Y2 JP 1988140430 U JP1988140430 U JP 1988140430U JP 14043088 U JP14043088 U JP 14043088U JP 2528008 Y2 JP2528008 Y2 JP 2528008Y2
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microphone
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晴夫 関谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダーに関し、特にテープレコ
ーダー本体に組込まれるマイクロフォンの取付装置に関
する。
(ロ)従来の技術 会議の内容等をメモリ代りに録音するテープレコーダ
ーが普及しているが、斯かるテープレコーダーは携帯し
て使用されるため機器本体の小型化が要求される。ま
た、斯かるテープレコーダーは、その簡便さから音響信
号を電気信号に変換するマイクロフォンが機器本体の内
部に組込まれている。マイクロフォンが本体の内部に組
込まれているテープレコーダーでは、磁気テープを走行
駆動せしめる電動機等より発生する雑音即ち内部雑音が
マイクロフォンによって拾われ易いという問題がある。
斯かる問題を解決する方法として録音動作時マイクロフ
ォンをテープレコーダー本体の外部に突出せしめるもの
があり、斯かる技術としては、例えば実公昭51−26683
号公報に開示されたものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した公報に開示されている技術によれば確かに内
部雑音による影響を小さくすることが出来るもののその
構造が複雑であるためテープレコーダーの超小型化には
適していなかった。本考案は、斯かる点を改良したマイ
クロフォンの取付装置を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案のマイクロフォン取付装置は、テープレコーダ
ーの本体に設けられている収納部に収納されていると共
にスプリングによって常時外方に付勢され、且つ係合部
が設けられているマイクロフォンと、ロック位置にある
とき前記係合部と係合し前記マイクロフォンを収納位置
にロック保持するロック部材と、録音用操作釦に形成さ
れていると共に該操作釦が録音動作位置にあるとき前記
ロック部材に当接し該ロック部材を非ロック位置に押圧
変位せしめる押圧部とより構成されている。
(ホ)作用 本考案は、録音用操作釦に形成されている押圧部によ
ってマイクロフォンを収納位置にロック保持しているロ
ック部材を録音動作時非ロック位置に変位せしめてマイ
クロフォンを外方に突出せしめるようにしたものであ
る。
(ヘ)実施例 図面は、何れも本考案のマイクロフォン取付装置に関
し、第1図は停止状態を示す一部破断正面図、第2図は
録音状態を示す要部の一部破断正面図である。図におい
て、(1)はテープレコーダー本体であり、カセットテ
ープが装着される装着部(2)が設けられている。
(3),(4),(5),(6)及び(7)は、夫々停
止用操作釦、録音用操作釦、再生用操作釦、早送り用操
作釦及び巻戻し用操作釦であり、各操作時動作位置であ
る矢印(A)方向へ押圧変位せしめられると共に録音用
操作釦(4)、再生用操作釦(5)、早送り用操作釦
(6)及び巻戻し用操作釦(7)はロック機構(図示せ
ず)によって動作位置にロック保持されるように構成さ
れている。そして、各操作釦は、停止用操作釦(3)を
操作することによって動作位置におけるロックが解除さ
れて第1図に示した非動作位置に復帰するようにされて
いる。また、録音用操作釦(4)及び再生用操作釦
(5)を押圧操作すると各操作釦に関係する駆動レバー
等の変位動作が行なわれて各動作状態への切換えが行な
われるが、斯かる駆動レバー等は省略した。(8)はテ
ープレコーダー本体(1)の内部に設けられている収納
部、(9)は録音動作時動作状態になり音響信号を電気
信号に変換するマイクロフォンであり、前記収納部
(8)に第1図に示した収納位置と第2図に示した動作
位置である突出位置との間を変位可能に取付けられてい
ると共に係合部(10)が形成されている。また、前記マ
イクロフォン(9)は、収納位置にあるとき、第1図に
示したように上面、即ち該マイクロフォン(9)の突出
方向の面がテープレコーダー本体(1)の外部に露出し
た状態になるように構成されている。(11)は一端が前
記収納部(8)の下部に形成されている固定部(12)に
取付けられていると共に他端が前記マイクロフォン
(9)の下面(9a)に取付けられているスプリングであ
り、該マイクロフォン(9)を常時外方即ち矢印(B)
方向へ付勢する作用を有している。(13)は軸(14)に
よってキャビネット(1)に回動可能に取付けられてい
ると共にスプリング(15)によってロック位置方向であ
る反時計方向に回動付勢されているロック部材であり、
前記マイクロフォン(9)に形成されている係合部(1
0)と係合するロック片(16)が形成されている。また
前記ロック片(16)は、前記マイクロフォン(9)が収
納位置にあるとき該マイクロフォン(9)に設けられて
いる係合部(10)と係合するロック部(16a)と該マイ
クロフォン(9)が動作位置より収納位置まで変位する
とき係合部(10)が当接する傾斜部(16b)とより構成
されている。(17)は前記録音用操作釦(4)に形成さ
れている押圧部であり、該録音用操作釦(4)が動作位
置にあるとき前記ロック部材(13)に当接し該ロック部
材(13)を非ロック位置即ちマイクロフォン(9)に設
けられている係合部(10)とロック片(16)との係合関
係が断たれる位置まで回動変位せしめる作用を有してい
る。以上の如く本考案のマイクロフォン取付装置は構成
されており、次に動作について説明する。
再生、早送り及び巻戻し動作は、第1図に示した停止
状態にあるときに再生用操作釦(5)、早送り用操作釦
(6)及び巻戻し用操作釦(7)を押圧操作することに
よって行なわれるが、斯かる操作を行なう場合にはマイ
クロフォン(9)に対して何等作用することはない。テ
ープレコーダーが停止状態にあるときには、第1図に示
したように録音用操作釦(4)が非動作位置にあるため
ロック部材(13)はロック位置にあり、マイクロフォン
(9)は係合部(10)とロック片(16)との係合によっ
てテープレコーダー本体(1)の内部に収納された状態
にある。斯かる状態において、録音操作を行なうと録音
用操作釦(4)及び再生用操作釦(5)が動作位置へ変
位せしめられると共にロック機構によって動作位置にロ
ック保持される。前記録音用操作釦(4)が動作位置に
変位すると該操作釦(4)に形成されている押圧部(1
7)が前記ロック部材(13)に当接し、該ロック部材(1
3)をスプリング(15)の付勢力に抗して時計方向であ
る非ロック位置に回動変位せしめる。前記ロック部材
(13)が非ロック位置に回動変位するとマイクロフォン
(9)に設けられている係合部(10)とロック部材(1
3)に形成されているロック片(16)との係合が解除さ
れる。その結果、収納部(8)に収納されていたマイク
ロフォン(9)がスプリング(11)の付勢力によって矢
印(B)方向である動作位置に変位せしめられ第2図に
示した状態になる。斯かる状態即ちマイクロフォン
(9)がテープレコーダー本体(1)の外部に突出した
状態で録音動作が行なわれるため、内部雑音の影響を受
けることなく音声等の録音動作を行なうことが出来る。
また、斯かる録音動作状態にあるときロック部材(13)
は非ロック位置に変位保持された状態にあるため斯かる
状態でマイクロフォン(9)を第1図に示した収納位置
まで押圧変位せしめても該マイクロフォン(9)は収納
位置にロック保持されることはなく該マイクロフォン
(9)への押圧力を断つと第2図に示した動作位置にス
プリング(11)の付勢力によって変位復帰せしめられ
る。斯かる録音動作状態にあるときに停止用操作釦
(3)を押圧操作すると動作位置にあった録音用操作釦
(4)及び再生用操作釦(5)のロックが解除され、該
操作釦(4)(5)は第1図に示した非動作位置に復帰
せしめられる。前記録音用操作釦(4)が非動作位置に
変位すると非ロック位置に変位せしめられていたロック
部材(13)がスプリング(15)の付勢力によって反時計
方向であるロック位置に変位せしめられる。前記ロック
部材(13)がロック位置に変位せしめられた状態にある
ときにマイクロフォン(9)を動作位置より収納位置へ
押圧変位せしめると該マイクロフォン(9)に設けられ
ている係合部(10)がロック部材(13)に形成されてい
るロック片(16)の傾斜部(16b)に当接し、該ロック
部材(13)を時計方向へ変位せしめる。そして、マイク
ロフォン(9)が収納位置まで変位すると係合部(10)
がロック片(16)のロック部(16a)と係合する状態に
なり第1図に示した状態になる。従って、マイクロフォ
ン(9)は、ロック部材(13)によって収納位置にロッ
ク保持された状態になる。
(ト)考案の効果 本考案のマイクロフォン取付装置は、録音操作が行な
われると、テープレコーダー本体に設けられている収納
部内に収納されていたマイクロフォンを該テープレコー
ター本体より外部に突出させるように構成したので、操
作性に優れるだけでなく内部より発生する雑音による影
響を受けないので録音特性を向上させることが出来る。
また、本考案は、マイクロフォンを収納位置にロック保
持しているロック部材を録音動作時非ロック位置に変位
せしめるべく作用する押圧部を録音用操作釦に形成した
だけでなく、マイクロフォンが収納位置にあるとき該マ
イクロフォンの突出方向の面がテープレコーダー本体の
外部に露出した状態になるように構成したので、該収納
部を被う蓋等を設ける必要がなく、マイクロフォンの突
出機構の構成が簡潔となり、本考案は、超小型のテープ
レコーダーに実施した場合に非常に大きな効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、何れも本考案のマイクロフォン取付装置に関
し、第1図は停止状態を示す一部破断正面図、第2図は
録音状態を示す要部の一部破断正面図である。 主な図番の説明 (1)…テープレコーダー本体、(4)…録音用操作
釦、(8)…収納部、(9)…マイクロフォン、(10)
…係合部、(13)…ロック部材、(16)…ロック片、
(17)…押圧部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープレコーダー本体に設けられている収
    納部に収納された収納位置と該収納部より突出した突出
    位置との間を変位可能に設けられていると共にスプリン
    グによって常時突出位置方向へ付勢され、且つ収納位置
    にあるとき突出方向の面がテープレコーダー本体の外部
    に露出した状態にあるマイクロフォンと、ロック位置に
    あるとき前記マイクロフォンに設けられている係合部と
    係合し該マイクロフォンを収納位置にロック保持するロ
    ック部材と、録音操作時動作位置まで変位せしめられる
    と共にロック機構によって動作位置にロック保持される
    録音用操作釦と、該録音用操作釦に形成されていると共
    に該録音用操作釦が動作位置にあるとき前記ロック部材
    に当接し該ロック部材を非ロック位置に押圧変位せしめ
    る押圧部とより成り、録音操作による前記録音用操作釦
    の動作位置への変位動作時押圧部の前記ロック部材への
    当接により該ロック部材を非ロック位置へ変位せしめ、
    以って前記マイクロフォンを前記スプリングの付勢力に
    よって収納位置より突出位置へ変位させるようにしたこ
    とを特徴とするテープレコーダーのマイクロフォン取付
    装置。
JP1988140430U 1988-10-27 1988-10-27 テープレコーダーのマイクロフォン取付装置 Expired - Lifetime JP2528008Y2 (ja)

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JPH0260994U JPH0260994U (ja) 1990-05-07
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