JP2527984B2 - アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸の(ポリ)オキサアルキレン−α,ω−ビスイミド化合物、その製法及び該化合物を含有する硬化性混合物 - Google Patents
アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸の(ポリ)オキサアルキレン−α,ω−ビスイミド化合物、その製法及び該化合物を含有する硬化性混合物Info
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−
5−エン−2,3−ジカルボン酸の(ポリ)オキサ−アル
キレン−α,ω−ビスイミド、その製造方法及び所望に
より、加熱によりポリマーを製造するために他の不飽和
イミドを一緒に使用する、該化合物の使用法に関する。
5−エン−2,3−ジカルボン酸の(ポリ)オキサ−アル
キレン−α,ω−ビスイミド、その製造方法及び所望に
より、加熱によりポリマーを製造するために他の不飽和
イミドを一緒に使用する、該化合物の使用法に関する。
ヨーロッパ特許公告第105,024号及び152,372号公報に
は、アリル−またはメタリル置換(メチル)ビシクロ−
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミ
ド、及び該化合物から加熱により架橋ポリマーを製造し
うることが記載されている。ヨーロッパ特許公告第166,
693号には、ヒドロキシル化された二環式イミド、及び
そのエポキシ樹脂の硬化剤としての使用法が記載されて
いる。
は、アリル−またはメタリル置換(メチル)ビシクロ−
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミ
ド、及び該化合物から加熱により架橋ポリマーを製造し
うることが記載されている。ヨーロッパ特許公告第166,
693号には、ヒドロキシル化された二環式イミド、及び
そのエポキシ樹脂の硬化剤としての使用法が記載されて
いる。
本発明は次式I: (式中、R1及びR2は各々独立に水素原子またはメチル基
を表わし、そしてRは次式: (CpH2pO)s(CqH2qO)tCrH2r で表わされる(ポリ)オキサ−アルキレン基を表わし、
そしてp,q及びrは各々独立に2ないし6の整数を表わ
し、sは0または1を表わし、そしてtは1ないし30の
数を表わす)で表わされるイミドに関する。
を表わし、そしてRは次式: (CpH2pO)s(CqH2qO)tCrH2r で表わされる(ポリ)オキサ−アルキレン基を表わし、
そしてp,q及びrは各々独立に2ないし6の整数を表わ
し、sは0または1を表わし、そしてtは1ないし30の
数を表わす)で表わされるイミドに関する。
好ましくは、R1及びR2は水素原子を表わす。
上記式I中、sが1を表わし、p及びrの値が等し
く、tが1ないし20を表わすイミドが好ましく、特にp
及びrが各々2を表わすか、または特に3を表わし、q
が2ないし4を表わし、そしてtが1ないし10を表わす
イミドが好ましい。
く、tが1ないし20を表わすイミドが好ましく、特にp
及びrが各々2を表わすか、または特に3を表わし、q
が2ないし4を表わし、そしてtが1ないし10を表わす
イミドが好ましい。
上記式I中、sが0を表わし、q及びrが等しく、そ
してtが1ないし20の数を表わすイミドも好ましく、特
にq及びrが各々2、3または4を表わし、そしてtが
1ないし10の数を表わすイミドが好ましい。
してtが1ないし20の数を表わすイミドも好ましく、特
にq及びrが各々2、3または4を表わし、そしてtが
1ないし10の数を表わすイミドが好ましい。
式Iのイミドの(ポリ)オキサ−アルキレン基R中の
アルキレン基は、各々独立に直鎖または枝分かれ鎖であ
ってよく、直鎖のアルキレン基が好ましい。適当なアル
キレン基の例としては、エチレン基、1,2−及び1,3−プ
ロピレン基、1,2−、1,3−及び1,4−ブチレン基、ペン
チレン基またはヘキシレン基が挙げられる。
アルキレン基は、各々独立に直鎖または枝分かれ鎖であ
ってよく、直鎖のアルキレン基が好ましい。適当なアル
キレン基の例としては、エチレン基、1,2−及び1,3−プ
ロピレン基、1,2−、1,3−及び1,4−ブチレン基、ペン
チレン基またはヘキシレン基が挙げられる。
好ましい式Iのイミドの(ポリ)オキサ−アルキレン
基Rは、sが1を表わす場合は −(CH2)3OCH2CH2O−(CH2)3−、 −(CH2)3OCH2CH2CH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3O(CH2CH2O)2(CH2)3−または −(CH2)3O(CH2CH2−CH2CH2O)9(CH2)3−であ
り、sが0を表わす場合は、−(CH2CH2O)tCH2CH2−、
−(CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2−、 または−(CH2CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2CH2−であり、こ
れらのうち特にtが1ないし10の数を表わすものが好ま
しい。式I中、R1及びR2が水素原子であり、Rが次式: −(CH2)3OCH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3O(CH2CH2CH2CH2O)9(CH2)3−及び特に −(CH2)3O(CH2CH2O)2(CH2)3−または −(CH2)3OCH2CH2CH2CH2O(CH2)3−で表わされる基
であるイミドは特に非常に好ましい。
基Rは、sが1を表わす場合は −(CH2)3OCH2CH2O−(CH2)3−、 −(CH2)3OCH2CH2CH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3O(CH2CH2O)2(CH2)3−または −(CH2)3O(CH2CH2−CH2CH2O)9(CH2)3−であ
り、sが0を表わす場合は、−(CH2CH2O)tCH2CH2−、
−(CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2−、 または−(CH2CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2CH2−であり、こ
れらのうち特にtが1ないし10の数を表わすものが好ま
しい。式I中、R1及びR2が水素原子であり、Rが次式: −(CH2)3OCH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3O(CH2CH2CH2CH2O)9(CH2)3−及び特に −(CH2)3O(CH2CH2O)2(CH2)3−または −(CH2)3OCH2CH2CH2CH2O(CH2)3−で表わされる基
であるイミドは特に非常に好ましい。
式Iのイミドは、次式II: (式中、R1及びR2は前記式Iで定義した意味を表わす)
で表わされる無水物を、高めた温度で反応中に生じる水
分を留去しながら次式III: H2N−R−NH2 (III) (式中、Rは前記式Iで定義した意味を表わす)で表わ
されるジアミンと反応させることにより製造することが
できる。
で表わされる無水物を、高めた温度で反応中に生じる水
分を留去しながら次式III: H2N−R−NH2 (III) (式中、Rは前記式Iで定義した意味を表わす)で表わ
されるジアミンと反応させることにより製造することが
できる。
反応は溶媒なしに、または水の共沸蒸留に適する不活
性溶媒(エントレイナー、例えばトルエン及びキシレ
ン)の存在下で行なうことができる。溶媒の存在下での
反応温度は、100℃と還流温度との間の温度でありう
る。溶融状態での反応は、有利には大気圧下及び/また
は減圧下で、100℃と250℃との間の温度で、特に130℃
と220℃との間の温度で行なわれる。溶融状態での反応
が好ましい。
性溶媒(エントレイナー、例えばトルエン及びキシレ
ン)の存在下で行なうことができる。溶媒の存在下での
反応温度は、100℃と還流温度との間の温度でありう
る。溶融状態での反応は、有利には大気圧下及び/また
は減圧下で、100℃と250℃との間の温度で、特に130℃
と220℃との間の温度で行なわれる。溶融状態での反応
が好ましい。
式II及び式IIIの化合物は公知であるか、またはそれ
自体公知の方法により製造されうる。式IIの無水物は、
例えば合衆国特許第3,105,839号明細書に記載された方
法により、ナトリウムシクロペンタジエニドまたはナト
リウムメチルシクロペンタジエニドを、アリルまたはメ
タリルハライドと反応させ、続いて無水マレイン酸との
ディールス−アルダー(Diels−Alder)反応を行なうこ
とにより得られる。合衆国特許明細書には、アリル基が
二環系の7位に結合していることが記載されているが、
さらに最近の研究においては、アリル基またはメタリル
基の位置(1位及び6位)に関する、並びに無水部分の
エンド及びエキソ配位に関する異性体混合物が生じるこ
とが示されている。
自体公知の方法により製造されうる。式IIの無水物は、
例えば合衆国特許第3,105,839号明細書に記載された方
法により、ナトリウムシクロペンタジエニドまたはナト
リウムメチルシクロペンタジエニドを、アリルまたはメ
タリルハライドと反応させ、続いて無水マレイン酸との
ディールス−アルダー(Diels−Alder)反応を行なうこ
とにより得られる。合衆国特許明細書には、アリル基が
二環系の7位に結合していることが記載されているが、
さらに最近の研究においては、アリル基またはメタリル
基の位置(1位及び6位)に関する、並びに無水部分の
エンド及びエキソ配位に関する異性体混合物が生じるこ
とが示されている。
式IIIのジアミンは、例えば、塩基触媒の存在下にお
ける(ポリ)エーテルジオールのシアノエチル化、及び
それに続くジシアノ化合物の水素化により製造しうる。
シアノエチル化は、例えばOrganic Reaction 5,79−13
5(1949)に記載されている。いくつかの式IIIのジアミ
ンはBASFによる市販品として得られる。
ける(ポリ)エーテルジオールのシアノエチル化、及び
それに続くジシアノ化合物の水素化により製造しうる。
シアノエチル化は、例えばOrganic Reaction 5,79−13
5(1949)に記載されている。いくつかの式IIIのジアミ
ンはBASFによる市販品として得られる。
式Iのイミドは、一般的には固体または非常に粘稠な
樹脂の形態であり、重合化すると、優れた性質を有する
架橋生成物が得られる。これらは種々の方法で、例えば
耐熱性接着剤、電子部品及び電気技術における絶縁材、
そして特に複合材料のためのマトリックス樹脂として使
用しうる。式Iのイミドは単独で、または他の不飽和イ
ミドと共に重合化しうる。重合は、180℃と300℃の間、
好ましくは200℃と260℃との間の温度で有利に実施され
うる。反応時間は、一般に1時間と50時間の間、特に2
時間と12時間との間である。いくつかの場合には、最初
に比較的低い温度、例えば180℃と220℃との間の温度で
予備ゲル化を行ない、その後、高温、例えば240℃と300
℃との間の温度で重合を完結させることにより、2工程
で重合を行なうのも有利である。
樹脂の形態であり、重合化すると、優れた性質を有する
架橋生成物が得られる。これらは種々の方法で、例えば
耐熱性接着剤、電子部品及び電気技術における絶縁材、
そして特に複合材料のためのマトリックス樹脂として使
用しうる。式Iのイミドは単独で、または他の不飽和イ
ミドと共に重合化しうる。重合は、180℃と300℃の間、
好ましくは200℃と260℃との間の温度で有利に実施され
うる。反応時間は、一般に1時間と50時間の間、特に2
時間と12時間との間である。いくつかの場合には、最初
に比較的低い温度、例えば180℃と220℃との間の温度で
予備ゲル化を行ない、その後、高温、例えば240℃と300
℃との間の温度で重合を完結させることにより、2工程
で重合を行なうのも有利である。
従って、本発明はまた、少なくとも1種の式Iのイミ
ドを180℃と300℃との間の温度に加熱することにより得
られるポリマーにも関する。
ドを180℃と300℃との間の温度に加熱することにより得
られるポリマーにも関する。
本発明によるイミドの好ましい使用は、他の不飽和イ
ミドとの混合物としての使用であり、硬化したポリマー
は高いガラス転移温度、耐熱性及び優れた靭性を有す
る。
ミドとの混合物としての使用であり、硬化したポリマー
は高いガラス転移温度、耐熱性及び優れた靭性を有す
る。
高いガラス転移温度を有する硬化性プラスチックは、
通常脆い。驚くべきことに、本発明による下記の物質の
混合物を硬化することにより得られるポリマーは、個々
の成分のポリマーよりもさらに靭性が高い。ここにおい
て、本発明による式Iのイミドは強化剤として作用す
る。
通常脆い。驚くべきことに、本発明による下記の物質の
混合物を硬化することにより得られるポリマーは、個々
の成分のポリマーよりもさらに靭性が高い。ここにおい
て、本発明による式Iのイミドは強化剤として作用す
る。
従って、本発明はさらに、 (a) 少なくとも1種の式Iのイミド10〜90重量%、 (b) 90〜10重量%の少なくとも1種の(a)以外の
不飽和イミド、 (c) (a)及び(b)の合計に対して0ないし30重
量%の(a)及び/または(b)の成分と反応しうる少
なくとも1種の化合物からなる熱硬化性混合物に関す
る。
不飽和イミド、 (c) (a)及び(b)の合計に対して0ないし30重
量%の(a)及び/または(b)の成分と反応しうる少
なくとも1種の化合物からなる熱硬化性混合物に関す
る。
成分(b)として使用される不飽和イミドは、例えば
ヨーロッパ特許第105,024号及び152,372号明細書に記載
されたタイプのもの、または、例えば合衆国特許明細書
第3,562,223号、第3,658,764号、第3,380,964号及び第
4,038,251号またはドイツ連邦共和国特許公開第2,350,4
72号明細書に記載されたポリマレイミド類でありうる。
ヨーロッパ特許第105,024号及び152,372号明細書に記載
されたタイプのもの、または、例えば合衆国特許明細書
第3,562,223号、第3,658,764号、第3,380,964号及び第
4,038,251号またはドイツ連邦共和国特許公開第2,350,4
72号明細書に記載されたポリマレイミド類でありうる。
成分(b)としての特別なイミドの例を下記に示す:
アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジ
カルボン酸N−メチルイミド、アリル−ビシクロ〔2.2.
1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−アリルイ
ミド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−
2,3−ジカルボン酸N−(2−エチルヘキシル)−イミ
ド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3
−ジカルボン酸N−シクロヘキシルイミド、アリル−ビ
シクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸
N−フェニルイミド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−ベンジルイミ
ド、N,N′−エチレン−ビス−(アリル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミド)、
N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(アリル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミ
ド)、N,N′−ドデカメチレン−ビス−(アリル−ビシ
クロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イ
ミド)、ビス〔4−(アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェニル)〕
−メタン、ビス〔4−(メタリル−ビシクロ〔2.2.1〕
ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェニ
ル)〕−メタン、N,N′−p−フェニレン−ビス−(ア
リル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸イミド)、ビス〔4−(アリル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェ
ニル)〕−エーテル、ビス〔4−(アリル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド
フェニル)〕−スルフォン、アリルメチル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−ア
リルイミド、アリルメチル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ
−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−(2−エチルヘキ
シル)イミド、アリルメチル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−フェニルイミ
ド、N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(アリルメチル−
ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン
酸イミド)、ビス〔4−(アリルメチル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェ
ニル)〕−メタン、並びにビス〔4−(メタリルメチル
−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボ
キシイミドフェニル)〕−スルフォン。
アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジ
カルボン酸N−メチルイミド、アリル−ビシクロ〔2.2.
1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−アリルイ
ミド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−
2,3−ジカルボン酸N−(2−エチルヘキシル)−イミ
ド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3
−ジカルボン酸N−シクロヘキシルイミド、アリル−ビ
シクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸
N−フェニルイミド、アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−ベンジルイミ
ド、N,N′−エチレン−ビス−(アリル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミド)、
N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(アリル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イミ
ド)、N,N′−ドデカメチレン−ビス−(アリル−ビシ
クロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸イ
ミド)、ビス〔4−(アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェニル)〕
−メタン、ビス〔4−(メタリル−ビシクロ〔2.2.1〕
ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェニ
ル)〕−メタン、N,N′−p−フェニレン−ビス−(ア
リル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸イミド)、ビス〔4−(アリル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェ
ニル)〕−エーテル、ビス〔4−(アリル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド
フェニル)〕−スルフォン、アリルメチル−ビシクロ
〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−ア
リルイミド、アリルメチル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ
−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−(2−エチルヘキ
シル)イミド、アリルメチル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプ
テ−5−エン−2,3−ジカルボン酸N−フェニルイミ
ド、N,N′−ヘキサメチレン−ビス−(アリルメチル−
ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボン
酸イミド)、ビス〔4−(アリルメチル−ビシクロ〔2.
2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミドフェ
ニル)〕−メタン、並びにビス〔4−(メタリルメチル
−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボ
キシイミドフェニル)〕−スルフォン。
本発明による混合物中に成分(b)として存在しうる
マレイミドの特別な例を下記に示す:N,N′−エチレン−
ビス−マレイミド、N,N′−ヘキサメチレン−ビス−マ
レイミド、N,N′−m−フェニレン−ビス−マレイミ
ド、N,N′−p−フェニレン−ビス−マレイミド、N,N′
−4,4′−ジフェニルメタン−ビス−マレイミド、N,N′
−4,4′−3,3′−ジクロロジフェニルメタン−ビス−マ
レイミド、N,N′−4,4′−ジフェニルエーテル−ビス−
マレイミド、N,N′−4,4′−ジフェニルスルホン−ビス
−マレイミド、N,N′−m−キシリレン−ビス−マレイ
ミド、N,N′−p−キシリレン−ビス−マレイミド、N,
N′−4,4′−2,2−ジフェニルプロパン−ビス−マレイ
ミド、4,4′−ジアミノトリフェニルホスフェートのN,
N′−ビス−マレイミド、4,4′−ジアミノトリフェニル
ホスファイトのN,N′−ビス−マレイミド、4,4′−ジア
ミノトリフェニルチオホスフェートのN,N′−ビス−マ
レイミド、トリス−(4−アミノフェニル)ホスフェー
トのN,N′,N″−トリス−マレイミド、トリス−(4−
アミノフェニル)ホスファイトのN,N′,N″−トリス−
マレイミド、トリス−(4−アミノフェニル)チオホス
フェートのN,N′,N″−トリス−マレイミド。
マレイミドの特別な例を下記に示す:N,N′−エチレン−
ビス−マレイミド、N,N′−ヘキサメチレン−ビス−マ
レイミド、N,N′−m−フェニレン−ビス−マレイミ
ド、N,N′−p−フェニレン−ビス−マレイミド、N,N′
−4,4′−ジフェニルメタン−ビス−マレイミド、N,N′
−4,4′−3,3′−ジクロロジフェニルメタン−ビス−マ
レイミド、N,N′−4,4′−ジフェニルエーテル−ビス−
マレイミド、N,N′−4,4′−ジフェニルスルホン−ビス
−マレイミド、N,N′−m−キシリレン−ビス−マレイ
ミド、N,N′−p−キシリレン−ビス−マレイミド、N,
N′−4,4′−2,2−ジフェニルプロパン−ビス−マレイ
ミド、4,4′−ジアミノトリフェニルホスフェートのN,
N′−ビス−マレイミド、4,4′−ジアミノトリフェニル
ホスファイトのN,N′−ビス−マレイミド、4,4′−ジア
ミノトリフェニルチオホスフェートのN,N′−ビス−マ
レイミド、トリス−(4−アミノフェニル)ホスフェー
トのN,N′,N″−トリス−マレイミド、トリス−(4−
アミノフェニル)ホスファイトのN,N′,N″−トリス−
マレイミド、トリス−(4−アミノフェニル)チオホス
フェートのN,N′,N″−トリス−マレイミド。
成分(b)として好ましく使用されるイミドは次式IV
またはV: (式中、R′は次式: で表わされる基を表わし、nは2または3を表わし、そ
してTは、nが2の場合には−CH2−、−O−、または を表わし、nが3の場合には を表わす)で表わされる。
またはV: (式中、R′は次式: で表わされる基を表わし、nは2または3を表わし、そ
してTは、nが2の場合には−CH2−、−O−、または を表わし、nが3の場合には を表わす)で表わされる。
特に好ましい成分(b)は、ビス−〔4−(アリル−
ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキ
シイミドフェニル)〕−メタン及びN,N′−4,4″−ジフ
ェニルメタン−ビス−マレイミドである。
ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−ジカルボキ
シイミドフェニル)〕−メタン及びN,N′−4,4″−ジフ
ェニルメタン−ビス−マレイミドである。
成分(c)としては、原則として不飽和イミド(b)
及び/または式Iのイミドと反応することのできる所望
の公知化合物を使用することができる。特に適する成分
(c)は次式VI:HQ−R3−QH(VI)(式中、QはOまた
はNHを表わし、そしてR3は炭素原子数2ないし30の2価
の有機の基を表わす)で表わされるジアミンまたはジオ
ール、並びにフェノール及びクレゾールノボラック、ま
たはそれらの化合物の混合物である。
及び/または式Iのイミドと反応することのできる所望
の公知化合物を使用することができる。特に適する成分
(c)は次式VI:HQ−R3−QH(VI)(式中、QはOまた
はNHを表わし、そしてR3は炭素原子数2ないし30の2価
の有機の基を表わす)で表わされるジアミンまたはジオ
ール、並びにフェノール及びクレゾールノボラック、ま
たはそれらの化合物の混合物である。
式VI中、R3は好ましくは次式:−CnH2n−(式中、n
は2〜20を表わす)で表わされる基、特に次式:−(CH
2)n−(式中、nは2〜12を表わす)で表わされる
基、炭素原子数6ないし10のアリーレン基、特にm−も
しくはp−フェニレン基、キシリレン基、シクロペンチ
レン基、シクロヘキシレン基、1,4−ビス−(メチレ
ン)シクロヘキシレン基、ビシクロヘキシルメタンの基
または次式VII: (式中、T1はメチレン基、イソプロピリデン基、−CO
−、−O−、−S−または−SO2−を表わす)で表わさ
れる基である。特に好ましいR3は式VIIの基が4,4′−位
に結合しているものである。
は2〜20を表わす)で表わされる基、特に次式:−(CH
2)n−(式中、nは2〜12を表わす)で表わされる
基、炭素原子数6ないし10のアリーレン基、特にm−も
しくはp−フェニレン基、キシリレン基、シクロペンチ
レン基、シクロヘキシレン基、1,4−ビス−(メチレ
ン)シクロヘキシレン基、ビシクロヘキシルメタンの基
または次式VII: (式中、T1はメチレン基、イソプロピリデン基、−CO
−、−O−、−S−または−SO2−を表わす)で表わさ
れる基である。特に好ましいR3は式VIIの基が4,4′−位
に結合しているものである。
R3は炭素原子数1ないし12の直鎖もしくは枝分かれ鎖
のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、
2−エチルヘキシレン基、デシレン基及びドデシレン基
であることができ、好ましくは炭素原子数1ないし8の
アルキレン基である。
のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、プロ
ピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、
2−エチルヘキシレン基、デシレン基及びドデシレン基
であることができ、好ましくは炭素原子数1ないし8の
アルキレン基である。
好ましい成分(c)の他の群は、アルケニル置換フェ
ノール及びポリオール類である。例を下記に示す: 次式VIII: (式中、T2は直接の結合、メチレン基、イソプロピリデ
ン基、−O−、−S−、−SO−または−SO2−を表わ
す)で表わされる化合物。そのような化合物の例として
は、o,o′−ジアリル−ビスフェノールA、ビス−(4
−ヒドロキシ−3−アリル)ビスフェニル、ビス−(4
−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)メタン及び2,2−
ビス−(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)プロパ
ンが挙げられる; 次式IX: (式中、R4、R5及びR6は各々独立に水素原子またはアリ
ル基もしくはプロペニル基を表わし、R4、R5及びR6のう
ちの少なくとも1個がプロペニル基を表わす)で表わさ
れるプロペニル置換されたフェノール; 次式X: (式中、R4、R5、R6及びR7は各々独立に水素原子または
アリル基もしくはプロペニル基を表わし、R4、R5、R6及
びR7のうちの少なくとも1個はプロペニル基を表わし、
そしてT1は上記式VIIで定義した意味を表わす)で表わ
される化合物。
ノール及びポリオール類である。例を下記に示す: 次式VIII: (式中、T2は直接の結合、メチレン基、イソプロピリデ
ン基、−O−、−S−、−SO−または−SO2−を表わ
す)で表わされる化合物。そのような化合物の例として
は、o,o′−ジアリル−ビスフェノールA、ビス−(4
−ヒドロキシ−3−アリル)ビスフェニル、ビス−(4
−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)メタン及び2,2−
ビス−(4−ヒドロキシ−3−アリルフェニル)プロパ
ンが挙げられる; 次式IX: (式中、R4、R5及びR6は各々独立に水素原子またはアリ
ル基もしくはプロペニル基を表わし、R4、R5及びR6のう
ちの少なくとも1個がプロペニル基を表わす)で表わさ
れるプロペニル置換されたフェノール; 次式X: (式中、R4、R5、R6及びR7は各々独立に水素原子または
アリル基もしくはプロペニル基を表わし、R4、R5、R6及
びR7のうちの少なくとも1個はプロペニル基を表わし、
そしてT1は上記式VIIで定義した意味を表わす)で表わ
される化合物。
次式XI: (式中、R8、R9、R10、R11、R12及びR13は各々独立に水
素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、アリル基
またはプロペニル基を表わし、R8、R9、R10、R11、R12
及びR13のうち少なくとも1つはプロペニル基を表わ
し、そしてaは0ないし10の値を表わす)で表わされる
化合物。
素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、アリル基
またはプロペニル基を表わし、R8、R9、R10、R11、R12
及びR13のうち少なくとも1つはプロペニル基を表わ
し、そしてaは0ないし10の値を表わす)で表わされる
化合物。
式Xの化合物において、好ましくはR4及びR6は各々プ
ロペニル基を表わし、R5及びR7は各々水素原子を表わ
し、そしてT1はメチレン基、イソプロピリデン基または
−O−を表わす。
ロペニル基を表わし、R5及びR7は各々水素原子を表わ
し、そしてT1はメチレン基、イソプロピリデン基または
−O−を表わす。
プロペニル−及びアリル−置換された単価もしくは多
価のフェノールも、使用しうる。使用される異性体混合
物は、好ましくは式Xのプロペニル−及びアリル置換さ
れたフェノールの混合物であり、特に次式Xa: (式中、T1はメチレン基、イソプロピリデン基または−
O−を表わす)で表わされるアリル置換フェノールの部
分異性化により得られるものである。そのようなアルケ
ニル置換されたフェノール及びポリオールは、例えば合
衆国特許第4,100,140号及び合衆国特許第4,371,719号明
細書に記載されている。
価のフェノールも、使用しうる。使用される異性体混合
物は、好ましくは式Xのプロペニル−及びアリル置換さ
れたフェノールの混合物であり、特に次式Xa: (式中、T1はメチレン基、イソプロピリデン基または−
O−を表わす)で表わされるアリル置換フェノールの部
分異性化により得られるものである。そのようなアルケ
ニル置換されたフェノール及びポリオールは、例えば合
衆国特許第4,100,140号及び合衆国特許第4,371,719号明
細書に記載されている。
他の使用されうる成分(c)は、次式XIIまたはXIII: (式中、R14は水素原子または一価の炭化水素基を表わ
し、R15及びR16はR14で定義した意味のうち、水素原子
を除く意味を表わすか、またはR14とR15はそれらが結合
している炭素原子と一緒になって脂環式系を形成し、そ
してR3は式VIで定義した意味を表わす)で表わされるア
ゾメチン類である。そのような化合物は、例えば英国特
許第1,443,067号明細書に記載されている。
し、R15及びR16はR14で定義した意味のうち、水素原子
を除く意味を表わすか、またはR14とR15はそれらが結合
している炭素原子と一緒になって脂環式系を形成し、そ
してR3は式VIで定義した意味を表わす)で表わされるア
ゾメチン類である。そのような化合物は、例えば英国特
許第1,443,067号明細書に記載されている。
R14が水素原子を表わし、R15及びR16がフェニル基を
表わし、そしてR3が次式:−(CH2)m−(式中、mは
2ないし8の数を表わす)で表わされる基、m−もしく
はp−フェニレン基または式VIIの基を表わす式XII、特
にXIIIの化合物が好ましい。そのようなアゾメチン基の
例としては:1,6−ベンジリデン−ヘキサメチレンジアミ
ン、N,N′−ベンジリデン−4,4′−ジアミノジフェニル
メタン、N,N′−ベンジリデン−p−フェニレンジアミ
ン及びベンザルアニリンが挙げられる; 次式XIV: (式中、Dは直接の結合または2価の有機の基、特に脂
肪族、脂環式または芳香族ジカルボン酸の基を表わす)
で表わされるジヒドラジド。式XIVの化合物の例として
は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、テトラフタル酸、イソフタル
酸及び2,6−及び2,7−ナフタレンジカルボン酸及びそれ
らのジヒドラジドの混合物が挙げられる。
表わし、そしてR3が次式:−(CH2)m−(式中、mは
2ないし8の数を表わす)で表わされる基、m−もしく
はp−フェニレン基または式VIIの基を表わす式XII、特
にXIIIの化合物が好ましい。そのようなアゾメチン基の
例としては:1,6−ベンジリデン−ヘキサメチレンジアミ
ン、N,N′−ベンジリデン−4,4′−ジアミノジフェニル
メタン、N,N′−ベンジリデン−p−フェニレンジアミ
ン及びベンザルアニリンが挙げられる; 次式XIV: (式中、Dは直接の結合または2価の有機の基、特に脂
肪族、脂環式または芳香族ジカルボン酸の基を表わす)
で表わされるジヒドラジド。式XIVの化合物の例として
は、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、セバシン酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、テトラフタル酸、イソフタル
酸及び2,6−及び2,7−ナフタレンジカルボン酸及びそれ
らのジヒドラジドの混合物が挙げられる。
次式XV: (式中、D1は2価の有機の基を表わす)で表わされるヒ
ドラジド、例えば下記のアミノ酸のヒドラジド:アミノ
酢酸、アラニン、ロイシン、イソロイシン、フェニルア
ラニン、バリン、β−アラニン、γ−アミノ酪酸、α−
アミノ酪酸、ε−アミノカプロン酸、アミノバレリアン
酸、m−アミノ安息香酸、及びアントラニル酸、または
次式XVI: (式中、T3は直接の結合、−O−、−S−、−SO2−ま
たは−CH2−を表わし、R1及びR2は各々独立に水素原子
またはメチル基を表わす)で表わされるアミノ酸のヒド
ラジド; 最後に、合衆国特許4,089,845号及び第4,247,672号に
記載されたタイプのアミノクロトン酸誘導体。
ドラジド、例えば下記のアミノ酸のヒドラジド:アミノ
酢酸、アラニン、ロイシン、イソロイシン、フェニルア
ラニン、バリン、β−アラニン、γ−アミノ酪酸、α−
アミノ酪酸、ε−アミノカプロン酸、アミノバレリアン
酸、m−アミノ安息香酸、及びアントラニル酸、または
次式XVI: (式中、T3は直接の結合、−O−、−S−、−SO2−ま
たは−CH2−を表わし、R1及びR2は各々独立に水素原子
またはメチル基を表わす)で表わされるアミノ酸のヒド
ラジド; 最後に、合衆国特許4,089,845号及び第4,247,672号に
記載されたタイプのアミノクロトン酸誘導体。
好ましくは、本発明による物質の混合物は、成分
(c)として、フェノールまたはクレゾールノボラッ
ク、次式VIa: (式中、Q及びT1はそれぞれ上記の式VI及びVIIで定義
した意味を表わし、T1は特にメチレン基またはイソプロ
ピリデン基を表わす)で表わされる化合物、または式VI
II中、T2がイソプロピリデン基を表わす化合物、並びに
上記の好ましい化合物の混合物を含有する。特に好まし
い成分(c)は、4,4′−ジアミノジフェニルメタンで
ある。式VIないしXVIの化合物は公知であるか、または
それ自体公知の方法により製造することができる。
(c)として、フェノールまたはクレゾールノボラッ
ク、次式VIa: (式中、Q及びT1はそれぞれ上記の式VI及びVIIで定義
した意味を表わし、T1は特にメチレン基またはイソプロ
ピリデン基を表わす)で表わされる化合物、または式VI
II中、T2がイソプロピリデン基を表わす化合物、並びに
上記の好ましい化合物の混合物を含有する。特に好まし
い成分(c)は、4,4′−ジアミノジフェニルメタンで
ある。式VIないしXVIの化合物は公知であるか、または
それ自体公知の方法により製造することができる。
好ましくは、成分(a)は20〜50重量%の量で、成分
(b)は50〜80重量%の量で使用される。成分(c)の
比率は、(a)+(b)の合計に対して有利には0〜25
重量%、特に0〜15重量%である。
(b)は50〜80重量%の量で使用される。成分(c)の
比率は、(a)+(b)の合計に対して有利には0〜25
重量%、特に0〜15重量%である。
本発明による物質の混合物は、それ自体公知の方法に
より、成分を磨砕及び配合、または溶融することにより
製造されうる。慣用の添加剤、例えば充填剤、可塑剤、
顔料、染料、離型剤、及び難燃剤もまた、本発明による
混合物に添加しうる。
より、成分を磨砕及び配合、または溶融することにより
製造されうる。慣用の添加剤、例えば充填剤、可塑剤、
顔料、染料、離型剤、及び難燃剤もまた、本発明による
混合物に添加しうる。
物質の混合物の硬化または加工は、不活性有機溶媒中
で行なうことができるが、好ましくは溶融状態で、所望
によっては硬化触媒の存在下で行なわれる。適する不活
性有機溶媒の例は、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン、トルエン、キシレ
ン、メチルエチルケトン、並びにアルキル部分が炭素原
子数1ないし4であるエチレングリコールモノアルキル
またはジアルキルエーテルである。使用される成分
(c)及び目的とされる旋用に依存して、可能な硬化触
媒は、例えば有機過酸化物、例えばジ−第三ブチル過酸
化物、ジクミル過酸化物または第三ブチル過安息香酸、
または塩基性触媒、特に第一、第二及び第三アミン、例
えばジエチルアミン、トリブチルアミン、トリエチルア
ミン、ベンジルアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−
4,4′−ジアミノジフェニルメタン、N,N−ジイソブチル
アミノアセトニトリル、N,N−ジブチルアミノアセトニ
トリル及びキノリン、N−メチルピロリジン及びイミダ
ゾールのような複素環式塩基である。特に成分(c)と
して、フェノールまたはポリオールを使用する場合は、
上記のタイプの塩基性触媒の添加が勧められる。硬化は
通常150℃と350℃の間の温度、特に180℃と300℃の間の
温度で行なわれる。
で行なうことができるが、好ましくは溶融状態で、所望
によっては硬化触媒の存在下で行なわれる。適する不活
性有機溶媒の例は、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン、トルエン、キシレ
ン、メチルエチルケトン、並びにアルキル部分が炭素原
子数1ないし4であるエチレングリコールモノアルキル
またはジアルキルエーテルである。使用される成分
(c)及び目的とされる旋用に依存して、可能な硬化触
媒は、例えば有機過酸化物、例えばジ−第三ブチル過酸
化物、ジクミル過酸化物または第三ブチル過安息香酸、
または塩基性触媒、特に第一、第二及び第三アミン、例
えばジエチルアミン、トリブチルアミン、トリエチルア
ミン、ベンジルアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−
4,4′−ジアミノジフェニルメタン、N,N−ジイソブチル
アミノアセトニトリル、N,N−ジブチルアミノアセトニ
トリル及びキノリン、N−メチルピロリジン及びイミダ
ゾールのような複素環式塩基である。特に成分(c)と
して、フェノールまたはポリオールを使用する場合は、
上記のタイプの塩基性触媒の添加が勧められる。硬化は
通常150℃と350℃の間の温度、特に180℃と300℃の間の
温度で行なわれる。
本発明による物質の混合物は、溶融状態から、特に低
揮発性の溶媒を添加することなく、例えば含浸用ガラス
繊維、炭素繊維またはアラミド繊維織物、例えばKevlar
の商標で知られているポリ−(1,4−ポリフェニレン
テトラフタルアミド)の繊維織物に容易に適用される。
揮発性の溶媒を添加することなく、例えば含浸用ガラス
繊維、炭素繊維またはアラミド繊維織物、例えばKevlar
の商標で知られているポリ−(1,4−ポリフェニレン
テトラフタルアミド)の繊維織物に容易に適用される。
本発明による物質の混合物は、多くの方法により、例
えば積層品または電気用樹脂として、高温接着剤とし
て、または塗料または成形品、例えばプレプレグ及び複
合材料の製造のために使用される。本発明はまた、本発
明による混合物の硬化により得られる成形品、塗料、ま
たは接着剤にも関する。
えば積層品または電気用樹脂として、高温接着剤とし
て、または塗料または成形品、例えばプレプレグ及び複
合材料の製造のために使用される。本発明はまた、本発
明による混合物の硬化により得られる成形品、塗料、ま
たは接着剤にも関する。
下記の実施例により、本発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
製造実施例 実施例1 アリル−ビシクロ〔2.2.1〕ヘプテ−5−エン−2,3−
ジカルボン酸無水物(合衆国特許第3,105,839号明細書
により製造されるアリルナド酸無水物)306gを、下降冷
却器(descending cooler)、撹拌器、滴下ろうと、ガ
ス封入管及び温度計を備えた撹拌フラスコに入れ、次
式: で表わされる化合物0.219gを添加し、得られた混合物
を、撹拌及び窒素の通過を行ないながら120℃に加熱す
る。その後、BASFから得られる4,7−ジオキサデカン−
1,10−ジアミン132gを65分間かけて滴下する。反応はわ
ずかに発熱性である。温度を200℃に下げ、水25gを留去
し、圧力を4Paに下げて、これらの条件を5時間と15分
間維持する。これにより粘度が80℃で1.5Pa.sであり、
非常に靭性の高い淡褐色の樹脂が得られる。
ジカルボン酸無水物(合衆国特許第3,105,839号明細書
により製造されるアリルナド酸無水物)306gを、下降冷
却器(descending cooler)、撹拌器、滴下ろうと、ガ
ス封入管及び温度計を備えた撹拌フラスコに入れ、次
式: で表わされる化合物0.219gを添加し、得られた混合物
を、撹拌及び窒素の通過を行ないながら120℃に加熱す
る。その後、BASFから得られる4,7−ジオキサデカン−
1,10−ジアミン132gを65分間かけて滴下する。反応はわ
ずかに発熱性である。温度を200℃に下げ、水25gを留去
し、圧力を4Paに下げて、これらの条件を5時間と15分
間維持する。これにより粘度が80℃で1.5Pa.sであり、
非常に靭性の高い淡褐色の樹脂が得られる。
元素分析: C32H40N2O6としての計算値 実測値 %C: 70.05 69.87 %H: 7.35 7.44 %N: 5.11 5.04 赤外線スペクトル:1130cm-1エーテル基 1180cm-1エーテル基 1640cm-1アリル基 1698cm-1カルボニル基 1767cm-1カルボニル基 2890cm-1CH振動 2944cm-1CH振動 実施例2: 実施例1に記載した方法により、アリルナド酸無水物
306gを、BASFから得られる4,7,10−トリオキサトリデカ
ン−1,13−ジアミン165gとを反応させる。210℃、2.6Pa
で、2時間と50分間かけてイミド化を完結させる。これ
により、80℃で1.53Pa.sの粘度を有する非常に靭性の高
い褐色の樹脂418.5g(理論量の94.3%)が得られる。
306gを、BASFから得られる4,7,10−トリオキサトリデカ
ン−1,13−ジアミン165gとを反応させる。210℃、2.6Pa
で、2時間と50分間かけてイミド化を完結させる。これ
により、80℃で1.53Pa.sの粘度を有する非常に靭性の高
い褐色の樹脂418.5g(理論量の94.3%)が得られる。
元素分析: C34H44N2O7としての計算値 実測値 %C: 68.90 68.32 %H: 7.48 7.45 %N: 4.73 4.82 実施例3: 実施例1に記載した方法により、アリルナド酸無水物
102gをBASFより得られる4,9−ジオキサドデカン−1,12
−ジアミン51gと反応させる。200℃、5Paでさらに1時
間とと50分間縮合する。これにより、80℃で0.40Pa.sの
粘度を有する淡褐色の樹脂141.2g(理論量の98%)が得
られる。
102gをBASFより得られる4,9−ジオキサドデカン−1,12
−ジアミン51gと反応させる。200℃、5Paでさらに1時
間とと50分間縮合する。これにより、80℃で0.40Pa.sの
粘度を有する淡褐色の樹脂141.2g(理論量の98%)が得
られる。
元素分析: C34H44O6N2としての計算値 実測値 %C: 70.81 70.82 %H: 7.69 7.70 %N: 4.86 4.81 n 576.4 628 w −−− 04 実施例4: 実施例1に記載した方法により、BASFより得られるビ
ス−(3−アミノプロピル)−ポリテトラヒドロフラン
750の563.9gを、酸化防止剤1の0.435gの存在下で、ア
リルナド酸無水物306gと反応させる。200℃、5Paでさら
に3時間45分縮合する。これにより、下記に示す特性デ
ータを有する非常に粘稠な樹脂830.5g(理論量の98.5
%)が得られる。
ス−(3−アミノプロピル)−ポリテトラヒドロフラン
750の563.9gを、酸化防止剤1の0.435gの存在下で、ア
リルナド酸無水物306gと反応させる。200℃、5Paでさら
に3時間45分縮合する。これにより、下記に示す特性デ
ータを有する非常に粘稠な樹脂830.5g(理論量の98.5
%)が得られる。
η80=265mPa.s n=1335 w=2964 旋用例 方法: 混合物AないしIを約150℃で、それぞれ一緒に溶融
する。赤褐色の均一な混合物を減圧下で脱ガスし、120
×120×4mm3の鋼製の型に注型し、200℃で3時間、220
℃で3時間、そして250℃で12時間硬化する。これによ
り完全な板が得られ、これを切断して標準試験棒を製造
する。
する。赤褐色の均一な混合物を減圧下で脱ガスし、120
×120×4mm3の鋼製の型に注型し、200℃で3時間、220
℃で3時間、そして250℃で12時間硬化する。これによ
り完全な板が得られ、これを切断して標準試験棒を製造
する。
混合物AないしIから製造された固体の性質
Claims (12)
- 【請求項1】次式I: (式中、R1及びR2は各々独立に水素原子またはメチル基
を表わし、そしてRは次式: (CpH2pO)s(CqH2qO)tCrH2r で表わされる(ポリ)オキサ−アルキレン基を表わし、
そしてp,q及びrは各々独立に2ないし6の整数を表わ
し、sは0または1を表わし、そしてtは1ないし30の
数を表わす)で表わされるイミド。 - 【請求項2】上記式I中、R1及びR2が水素原子を表わす
特許請求の範囲第1項記載のイミド。 - 【請求項3】上記式I中、sが1を表わし、p及びrの
値が等しく、tが1ないし20の数を表わす特許請求の範
囲第1項記載のイミド。 - 【請求項4】上記式I中、p及びrが各々2を表わす
か、または特に3を表わし、qが2ないし4を表わし、
そしてtが1ないし10の数を表わす特許請求の範囲第3
項記載のイミド。 - 【請求項5】上記式I中、sが0を表わし、q及びrが
等しく、そしてtが1ないし20の数を表わす特許請求の
範囲第1項記載のイミド。 - 【請求項6】上記式I中、q及びrが各々2、3または
4を表わし、そしてtが1ないし10の数を表わす特許請
求の範囲第5項記載のイミド。 - 【請求項7】上記式I中、Rが次式: −(CH2)3OCH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3OCH2CH2CH2CH2O(CH2)3−、 −(CH2)3O(CH2CH2O)2(CH2)3−または −(CH2)3O(CH2CH2CH2CH2O)9(CH2)3−で表わさ
れる基を表わす特許請求の範囲第4項記載のイミド。 - 【請求項8】上記式I中、Rが次式: −(CH2CH2O)tCH2CH2−、 −(CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2−、 または−(CH2CH2CH2CH2O)tCH2CH2CH2CH2−で表わされ
る基を表わす特許請求の範囲第6項記載のイミド。 - 【請求項9】次式II: (式中、R1及びR2は後記式Iで定義する意味を表わす)
で表わされる無水物を、高めた温度で、反応中に生じる
水分を留去しながら、次式III: H2N−R−NH2 (III) (式中、Rは後記式Iで定義する意味を表わす)で表わ
されるジアミンと反応させることからなる次式I: (式中、R1及びR2は各々独立に水素原子またはメチル基
を表わし、そしてRは次式: (CpH2pO)s(CqH2qO)tCrH2r で表わされる(ポリ)オキサ−アルキレン基を表わし、
そしてp,q及びrは各々独立に2ないし6の整数を表わ
し、sは0または1を表わし、そしてtは1ないし30の
数を表わす)で表わされるイミドの製造方法。 - 【請求項10】(a) 少なくとも1種類の次式I: (式中、R1及びR2は各々独立に水素原子またはメチル基
を表わし、そしてRは次式: (CpH2pO)s(CqH2qO)tCrH2r で表わされる(ポリ)オキサ−アルキレン基を表わし、
そしてp,q及びrは各々独立に2ないし6の整数を表わ
し、sは0または1を表わし、そしてtは1ないし30の
数を表わす)で表わされるイミド10〜90重量%、 (b) 90〜10重量%の少なくとも1種の(a)以外の
不飽和イミド、 (c) (a)及び(b)の合計に対して0ないし30重
量%の(a)及び/または(b)の成分と反応しうる少
なくとも1種の化合物からなる熱硬化性混合物。 - 【請求項11】成分(b)が次式IVまたはV: (式中、R′は次式: で表わされる基を表わし、nは2または3を表わし、そ
してTは、nが2の場合には−CH2−、−O−、または を表わし、nが3の場合には を表わす)で表わされる化合物である特許請求の範囲第
10項記載の混合物。 - 【請求項12】成分(c)が、次式VI: HQ−R3−QH (VI) (式中、Qは−O−または−NH−を表わし、そしてR3は
炭素原子数2ないし30の2価の有機の基を表わす)で表
わされるジアミンまたはジオール、並びにフェノール及
びクレゾールノボラック、またはそれらの化合物の混合
物である特許請求の範囲第10項記載の混合物。
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